健康生活TOP C型肝炎 C型肝炎を克服!100%治療できる新薬ハーボニーとは

C型肝炎を克服!100%治療できる新薬ハーボニーとは

世の中には「不治の病」と言う言葉があり、中にはその病気にかかると間違いなく命を落としてしまうものもあります。しかし、不治の病にも様々な種類がありまして、もしかしたらなかなか治らない「水虫」なども該当するかもしれません。

現代医療の中で最も命を脅かしている病気は「がん」です。がんは日本人の死因のトップであり命に直結する病気です。しかし、現代医療の発達はがんによる死亡を減少させており、いつかはがんを克服する時代もやってくるでしょう。

日本におけるがんが原因による死亡数で多いのが、肺がん、大腸がん、胃がんです。

そして次に多いのが肝臓がんや乳がんなのですが、もしかしたら肝臓がんはこれから大幅に減少する可能性が出ています。

それはある新薬の効果によるもの…さてその実態とは?

C型肝炎が肝臓がんの大きな原因だった

肝臓がんの原因は色々とありますが、中でも慢性的な肝炎が引き金になることが専門家から指摘されています。肝炎とは何らかの原因で肝臓に炎症が起こり、肝臓の機能が低下してしまう病気です。

一時的に肝臓の機能が低下しただけであれば問題はありませんが、その症状が慢性化すると肝臓に大きな負担がかかり、最終的に細胞が悪性腫瘍化してしまうのです。

中でもウイルス感染によって発症する「C型肝炎」は慢性化しやすく、肝臓がんが発症する最大の要因になっているのです。

貴方はC型肝炎を理解していますか?

C型肝炎は肝臓に炎症を引き起こす「C型肝炎ウイルス(HCV)」に感染することで発症する病気です。特に長期間(半年以上)に渡り肝臓に炎症が起こり、慢性化することで少しずつ肝臓の機能を低下させます。

先ほどC型肝炎は肝臓がんの原因になると説明しましたが、その流れは以下の通りです。

  1. C型肝炎ウイルスに感染
  2. 肝臓の慢性炎症が発症(C型肝炎の発症)
  3. 慢性化して長期間に渡り発症
  4. C型代償性肝硬変の発症
  5. 肝臓がんの発症

このようにC型肝炎から直接肝臓がんになるのではなく、その間に「C型代償性肝硬変」と呼ばれる症状が発症するのが特徴です。しかし、C型肝炎は放置すると間違いなくこのような流れで症状が進行し、最終的には肝臓がんになり命を脅かすことになります。

反対に考えるとC型肝炎を完治することができれば、肝臓がんのリスクも大幅に縮小するとも言えます。その意味でC型肝炎の治療は、肝臓がんによる死亡を減少させることに繋がるのです。

肝炎を甘く見ている人もいるようですが、C型肝炎は最終的に肝臓がんになることを忘れないことが大切です。

そもそも肝臓ってどのような仕事をしているの?

肝臓はお腹の右上に位置しており、私達の身体のなかでは一番大きい臓器です。重さで言いますと1.2kg~1.5kgもあり、大体体重の2.8%あると言われています。

このように大きい臓器である肝臓は様々な働きをしており、「代謝作用」「解毒作用」「胆汁の生成」などが主な仕事と言えます。

肝臓が行っている代謝作用とは

代謝とは「分解と再結合」を行うことですが、肝臓ではさらにそれを「蓄積」することでコントロールしています。人間は食べ物を食べると、胃や腸で消化して栄養素を吸収します。

ここで栄養素であるブドウ糖は「グルコース」に代謝されて「グリコーゲン」として肝臓に蓄積されます。血液中の栄養が少なくなった場合には、肝臓に蓄積してあるグリコーゲンが代謝されてグルコースとして血液中に放出するのです。

つまり、余分なエネルギーを蓄積して必要な時に形を変えて放出していたのです。

成人病の中に「脂肪肝」と呼ばれる病気がありますが、これは肝臓に蓄積したグリコーゲンが多くなり肝臓の機能が低下した状態です。脂肪肝は栄養の取りすぎが原因ですが、これにより肝臓には蓄積ばかりで放出がない状態が生まれてしまいます。

正常な肝臓とは蓄積と放出が適度に行われている状態を指しているのです。

毒なんて飲んでいないのに解毒作用が必要な理由

肝臓には解毒作用がありますが、一般的に毒を飲むことは滅多にありませんよね。「毒なんて飲んでいないのに解毒作用なんて??」と不思議に思うことは当たり前ですが、実は知らない間に体内に毒が入っていたらどうですか?

いやいやスパイに毒を飲まされる話でありません。実は毒の正体は「細菌」「ウイルス」「化学物質」などで、気が付かない間に身体に入り込む物質なのです。

どんなに清潔な生活を心掛けていても、私達の周りには細菌やウイルスが一杯潜んでいます。それらは日常的に体内に入りこんでおり、それらは無毒化して体外へと排出する必要があるのです。

同じように食べ物の中にも有害物質は含まれており、特に食品添加物には様々な化学物質が含まれていることから、これらを分解して無毒化することも重要です。

お酒(アルコール)と肝臓には大きな関係があることは有名ですが、これはアルコールの代謝で発生する有毒物質「アセドアルデヒド」が関係しています。肝臓はアセドアルデヒドを分解して体外へ排出させる働きを行っています。

「お酒の飲み過ぎで肝臓を悪くした」なんて話がありますが、これはアセドアルデヒドの分解負荷が高すぎて肝機能が低下したことが理由です。

このように毎日の生活の中でも毒は身体に入り込んでいるようです。肝臓に感謝しなくてはいけないですね。

栄養の消化吸収には胆汁が大きな役割を持っていた

あまり聞き慣れない「胆汁」ですが、一体どのような働きに使用されているのでしょうか?肝細胞で生成させる胆汁は、「胆汁酸」と呼ばれる消化液が主成分のアルカリ液体です。

1日に生成される胆汁は600ml~800ml程度であり、凝縮された後に十二指腸で膵液とともに脂肪の分解を行います。特に胆汁に含まれる胆汁酸は分解だけではなく、脂肪の吸収やビタミンなどの吸収にも大きな役割を持っています。

また胆汁は肝臓で処理された老廃物を排出させる働きがあります。つまり、胆汁が生成されないと脂肪の消化吸収が阻害されるだけでなく、老廃物の排出にも影響が出て「黄疸」などの原因にもなってしまいます。

つまり胆汁とは老廃物を排出する際に作られたリサイクル製品と言えるのではないでしょうか?

肝臓は「肝心要(かんじんかなめ)と言う言葉にも使われているように臓器の中の肝(きも)であり中心です。

それだけに重要な働きをしていたのですよ。

C型肝炎の原因と症状はどのようなものか?

ウイルス性の感染症であるC型肝炎は、症状が見えにくいのも特徴の一つです。C型肝炎が発症する原因と見えにくい症状を紹介します。

HCV感染の理由の多くは過去のもの

C型肝炎を引き起こすウイルスであるHCVはインフルエンザウイルスのように、風邪や接触で感染することはありません。基本的には「血液感染」が主な原因とされており、感染者の血液が何らかの理由で入り込むことで発症します。

他人の血液が入り込む可能性のある出来事を以下に紹介します。

  • 1992年以前に輸血を受けた人
  • 手術などで血液製剤を使用した人
  • 大きな手術や臓器移植を受けた人
  • 予防接種での注射針の使いまわし
  • 他人と共用したピアスの穴あけ器具の使用
  • 使い捨て鍼を使用していない鍼治療
  • 医療機関以外での刺青
  • 覚せい剤の使用などでの注射器の共用使用
  • 性行為(感染する可能性は低い)
  • 母子感染(感染する可能性は低い)
  • その他

このように他人の血液が直接入り込む行為がHCV感染の原因になります。しかし、現在では輸血用血液や血液製剤については、事前にウイルスのチェックを行っておりHCV感染リスクはありません。

また医療機関での注射針の共用なども現在ではありえない行為です。したがって現在新たにHCV感染者が生まれる原因は限られており、ちょっとした注意でそれを防ぐことも可能なのです。

刺青(タトゥ)などの医療機関以外における針刺し行為は、未だに残るHCV感染のリスクと言えます。リスクを十分に理解してから行うようにしましょう。

C型肝炎の症状は地味だった

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれることがあります。これは肝臓に問題があっても中々自覚し辛いことが理由で、C型肝炎においても当初は全く自覚症状がありません。

日本には未だに110万人~125万人ものC型肝炎患者がいるとの想定がありますが、実際に治療を行っているのは約50万人でありその多くが治療を行っていません。

中には症状が軽く放置している人もいるようですが、自分がHCV感染者でC型肝炎を発症していることに気が付いていない人も相当数いるようです。

「最近疲れやすくなった」とか「身体が重だるい」などはよくある状態であり、改善しなくても慣れてしまうことも珍しくはありません。また、その状態を加齢が原因と決め付けてしまうこともあることから、まさかC型肝炎が発症していると思わないのです。

症状が地味なC型肝炎を見つけるには、病院など医療機関での血液検査が最も有効です。市町村での健康診断においてもHCV感染検査は多く行っていますので必ず一度は受けるようにしましょう。

慢性肝炎が進行すると肝硬変が発症する

C型肝炎が発症すると少しずつ肝細胞がウイルスによって破壊されてしまいます。この時に血液中に多く見られるのがAST(GOT)、ALT(GPT)と呼ばれる酵素で、これらを測定することで肝臓の状態を知ることができます。

しかし、慢性肝炎の状態ではこの数字も若干の異常であることが多く、特に気に留めない人も大勢いるでしょう。そして、放置した結果最悪の状態を迎えるのです。それが「C型代償性肝硬変(肝硬変)」の発症です。

HCVの感染から肝硬変へと悪化するのは10年~30年程度かかると言われており、その進行がいかに遅いかが解ります。

肝硬変は肝臓の炎症により傷ついた肝細胞が繊維化することで、ゴツゴツと硬く小さくなってしまう病気です。肝硬変が発症すると肝機能は低下してしまい、消化器不良を起こします。

また悪化すると解毒作用なども働かなくなることから、「黄疸」「腹水」「クモ状血管種」「肝性脳症」などが発症します。

慢性的な炎症を長期間続けたことで、肝臓が繊維化してしまい働かなくなることが肝硬変なのです。

そして肝硬変から肝臓がんへと移行する

肝硬変は肝臓の機能が低下する大きな原因ですが、それよりももっと大きな問題があります。実は日本の肝臓がんの80%はC型肝炎が原因とされています。

つまり、HCVに感染してC型肝炎が発症、そして肝硬変、最終的には肝臓がんが発症していることが解明されていたのです。

肝硬変から肝臓がんに進行した場合では、肝臓の状態は末期的に悪化しており、治療が難しく改善する可能性は低くなってしまいます。肝硬変の発症は肝臓がんへの招待状を受け取ることと理解して早期に治療を行うことが重要なのです。

治療を行わないとC型肝炎→肝硬変→肝臓がんへと進行するのはほぼ確実です。

未だに治療をしていない人が多く21世紀は肝炎の時代と指摘する専門家もいます。

今までのC型肝炎の治療法は患者負担が大きかった

このようにウイルスの感染によって引き起こされるC型肝炎ですが、その治療はどうなっているのでしょうか?

これまではインターフェロンが中心だった

インターフェロンと言う薬をご存知でしょうか?1992年に日本でも認可されたインターフェロンは、C型肝炎における画期的な薬でした。

しかし、インターフェロンにも問題があります。実はHCVにはジェノタイプと呼ばれる「1型ウイルス」と「2型ウイルス」があり、インターフェロンの効果が高いのは2型ウイルスと言われています。

日本では1型ウイルスが多いのが実情で、その意味から日本において画期的な効果を生むまでにはなりませんでした。

初期のインターフェロンの問題点をまとめてみました。

  • 頭痛、発熱、倦怠感、脱毛などの副作用がある
  • 初期は週に三回程度の通院が必要だった(注射のため)
  • 辛さと比較して効果が少ない
  • 高額な医療費が必要(100万円~)
  • その他

このようにインターフェロンはC型肝炎治療にとって画期的な薬ではあったのですが、患者にとっては問題も多かったのが事実でした。

インターフェロンの進化と現在の治療

現在行われているC型肝炎の治療もインターフェロンによる治療が基本です。初期のインターフェロンと違い新しいペグインターフェロンは、週に3回必要だった注射を1回で済むように効果を持続させています。

週に3回も病院に行かなくてはいけない患者が、週1回で済むのですから患者の負担は大幅に減少しました。また別の抗ウイルス薬である「リバビリン」を併用して投与することで、1型ウイルスにも大きな効果があることが解明されたのです。

このペグインターフェロンとリバビリンの併用治療では、2型ウイルスによる感染患者で90%、1型ウイルスによる感染患者では60%でHCVの消滅が見られました。

また、治療費用についても前進があります。2008年にはC型肝炎におけるインターフェロン治療について、国が助成を開始しました。それまでは高額だった治療費が保険適用となり、収入によって月に1万円~2万円程度に抑えられるようになったのです。

このような状況は初期と比較して画期的な進歩と言えますが、1型ウイルスでは治療を行っても40%の人には効果がありません。そこに新たな新薬が登場しました。

インターフェロンは治療が辛いことに対して効果が微妙でした。これにより治療を途中で止めたり、始めから拒否したりする人も大勢いたのです。

治癒率が100%の新薬登場!C型肝炎が過去のものに

C型肝炎の治療薬は日々進歩しています。そしていよいよ夢のC型肝炎特効薬が誕生したのです。

HCVの遺伝子情報をブロックする方法をついに解明!

感染症には細菌性のものとウイルス性のものがあります。微生物である細菌は細胞を持っており、自分の力で増殖を繰り返すことが可能です。

しかし、ウイルスは細菌のように細胞は持っておらず、タンパク質の外壁と内部に遺伝子情報(RNA)を保持しているだけの構造になっているのです。いわゆる単純構造体と言うものです。

細菌は環境の条件が合えば自ら分裂を繰り返して増殖していきます。しかし、ウイルスは複製するための「設計図(RNA)」を持っているにすぎないので、自分だけで増殖することはできません。

そのために人間の細胞に入り込んでRNAを放出して、遺伝子を書き換えて増殖する方法を取っているのです。

HCVで説明しますと「肝細胞に入り込んだHCVが肝細胞の遺伝子を書き換えて増殖する」と言うことになります。この時に重要な働きを行うのが、「NS5Bポリメラーゼ」と呼ばれるタンパク質であることも解明されたのです。

つまり、NS5Bポリメラーゼを抑えることができれば、肝細胞に対してHCVがRNAを書き換えることができなくなり、ウイルスの増殖を阻害できることが判明したのです。

そこでNS5Bポリメラーゼの働きを抑える新薬「ソホスブビル」が開発されました。

ソホスブビルはHCVの複製を阻害する

新薬である「ソホスブビル(製品名:ソバルディ)」はウイルスを直接攻撃するのではなく、増殖に必要な材料を抑えることで徐々に弱らせる薬です。

ソバルディはアメリカのギリアド社が開発した薬でNS5Bポリメラーゼの働きを阻害してHCVの増殖を防ぎます。インターフェロンと違い注射ではなく薬の服用で済み、治療期間(服用期間)も「1日1錠を12週間」と短いのも特徴と言えます。

ソバルディの特徴をインターフェロンと比較してみました。

  1. 注射の必要がなく薬の服用で済む
  2. 毎週病院へ行く必要がない
  3. インターフェロンのような副作用が少ない
  4. ソバルディとリバビリンの併用治療でウイルス排除率96%(2型ウイルス)

インターフェロンでは間違いなく発症する重度な副作用がありましたが、ソバルディでは「貧血」「頭痛」が僅かに報告されているだけで大きな副作用は確認されていません。

そしてHCV 2型ウイルスに対しての治癒率は96%であり、ほぼ全員のウイルスが消滅したことになります。ソバルディはC型肝炎の完治だけではなく、今まで辛かったインターフェロンによる治療から患者を解放した夢の新薬なのです。

ソバルディはインターフェロン治療でも使用されている抗ウイルス薬リバビリンと併用投与が基本です。しかし、日本に少ない2型ウイルスと比較して、1型ウイルスには効果が低いのが問題とされていました。

そこでソバルディを改良して1型ウイルスに100%効果のある新薬「ハーボニー」が生まれたのです。

いよいよ誕生!1型ウイルスに100%効くハーボニー登場

効果の高いソバルディですが、この新薬は2型ウイルスに対して大きな効果を生みます。日本では1型ウイルスが多く、これではあまり意味が無いようにも感じてしまいますが、実はそうではありません。

このソバルディを改良することで、1型ウイルスにも効果の高い薬が開発されたのです。

ギリアド・サイエンシズ株式会社のハーボニー配合錠写真

「ハーボニー」はソバルディの有効成分であるソホスブビルとレディパスビルと呼ばれる「NS5Aポリメラーゼ阻害薬」を組み合わせて開発された新薬です。

前述したとおりソホスブビルはHCVが増殖する際に利用するNS5Bポリメラーゼを阻害する薬です。これは2型ウイルスには大変効果的でしたが、1型ウイルスでは効果が少なかったのです。

そこでNS5Bポリメラーゼだけでなく、同じくウイルスの複製に必要なNS5Aポリメラーゼも阻害する方法を取り入れたのです。

C型肝炎の1型と2型にそれぞれ使用される治療薬の図解

ハーボニーの凄いところは治験段階で100%のウイルス除去率をたたき出したところで、薬を投与した全ての人でHCVが消滅したのです。また副作用もソバルディと同様に僅かになっています。

ハーボニーもソバルディと同様にアメリカのギリアド社が開発しており、これからの普及が期待される夢の新薬と言えるでしょう。

発売開始直後に保険が適用されたハーボニー

100%のウイルス除去率を誇る夢の薬ハーボニーですが、この薬は1日に1錠、12週間服用するのが基本です。しかし、驚かないで下さいね、薬代にあたる薬価がなんと約8万円なのです。

つまり7日×12週で84日間服用する必要があります。1日1錠ですから84錠の薬が必要になり、その総額は672万円にもなります。

「ひぇーそんなに払えないよ」って驚いてしまうのも無理はありません。ハーボニーはべらぼうに高額な薬と言えるのですね。

安心して下さい。ハーボニーは2015年8月末に薬価決定の後、厚生労働相の諮問機関である中央社会保険医療協議会で保険適用の承認を受けました。つまり健康保険での使用が可能になったのです。

健康保険は3割負担ですから、それでも200万円程度の負担が必要になる計算になりますよね。しかし、ハーボニーによるC型肝炎治療には国の助成制度が利用できます。

得割課税年額が235,000円以上 自己負担額2万円
得割課税年額が235,000円未満 自己負担額1万円

平成20年度からB型・C型肝炎のインターフェロン治療に対する医療費助成を開始し、平成21年度からは、一定の条件を満たした方には助成期間の延長を認める等の運用変更を行いました。

平成22年度からは、自己負担限度月額の引下げや、核酸アナログ製剤治療を助成対象に追加する等の運用変更を行いました。平成23年度からはテラプレビルを含む3剤併用療法等を、

平成26年9月からはインターフェロンフリー治療を助成対象に追加するなど、より利用しやすい制度となっています。

ハーボニーが高額な理由は解りませんが、私の予想では100%完治してしまう薬が故に、将来の患者数が激減してしまう予測ができます。

製薬会社としてはそれまでに開発費用や利益を回収する必要があるのです。そこで1錠8万円と言う価格が生まれたのではないでしょうか?

面白いことにハーボニーを製造しているアメリカのギリアド社は、当初ソルバディやハーボニーの開発により株価が大きく上がりました。

しかし、肝炎患者が少なくなると売上が減少するとの話が広まり、その評価は妥当な線にまで下がったそうです。本当かどうかは責任持てませんが、何となく納得の話ですよね。

C型肝炎は血液製剤、予防接種事業など国の管轄内で拡大した病気であるとの認識があり、そのために対応も他の病気よりも早い印象を受けます。また、C型肝炎を早期に抑えることで将来発生する肝臓がんの健康保険負担を減らす目的もあります。

せっかくの夢の新薬が高価なことで、一般的な患者に普及しないのであれば意味がありません。ハーボニーについてはこのような心配はないのです。

1錠で8万円なんてビックリな薬です。高いかどうかは個人の考え方ですが、完治するなら…ですね。

C型肝炎撲滅で肝臓がんの未来予想に変化が

説明した通り肝臓がんの発症原因の8割はC型肝炎です。言い換えるとC型肝炎が完治することで肝臓がんが発症しないことになりますよね。

日本には100万人以上のC型肝炎患者がおり、その多くが肝臓がんになる可能性がありました。しかしソルバディやハーボニーの登場により、このような未来予想が変わるのです。

きっと数年後には肝臓がんの罹患数は大幅に少なくなるでしょう。

新薬ハーボニーはC型肝炎だけでなく肝硬変や肝臓がんも間違いなく減少させてくれます。健康診断でC型肝炎を指摘されていてまだ治療を開始していない人は、直ぐに専門医での治療をオススメします。

なぜなら治るからです。

キャラクター紹介
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