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夏こそドロドロ血が危険!サラサラ血液を目指す女性のためのお血対策

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貴女の周りにもいると思います。毎年のように夏を迎えると体調が悪くなる人が…。大抵は「頭痛」「肩こり」「首こり」などの症状ですが、中には「めまい」や「痛み」など日常生活に支障をきたす場合もあります。

本来、このような症状は寒い冬に起こることが多く、その原因として考えられるのは寒さによる血管の収縮ではないでしょうか?

しかし暖かい夏にも同じような症状が起きる場合があり、多くの女性が悩まされているのです。

ドロドロ血液の基準って何?想像以上に危険なドロドロ血の正体

ご存知の通り、私達の身体には血液が循環しています。血液は体中の細胞に栄養や酸素を運ぶと共に、細胞から出された老廃物を回収する大切な役目があります。

血液に問題がありその循環に異常が出た場合、細胞の活動は低下して様々な悪影響を与えることになります。

そしてその血液の問題こそが「ドロドロ血液」なのです。

血小板や白血球が…!?ドロドロ血液の正体とは

ドロドロ血液と聞いてどの様なイメージを持ちますか?「ヘドロのようにドロッとした液体」「スライム上の固まった液体」などのイメージを持っているのならそれは間違いです。

実際のドロドロ血液とは血液が固まってしまう形態ではなく、血液自体に含まれている成分のバランスが崩れることで起こる症状です。

特に有名なのが脂質異常であり「高脂血症」を発症すると、血液中の脂質成分が増加してしまいます。

この脂質成分とはコレステロールや中性脂肪であり、血管に沈着して細くしてしまう「動脈硬化」の原因になります。

血管が細くなると血液が十分に循環できなくなることから、疲労、頭痛、肩こりなどの症状が出てくるのです。

脂質成分以外に血液をドロドロにさせる要因を紹介します。

  • 赤血球が増加してしまう
  • 赤血球が硬くしなやかでなくなる
  • 血小板の粘着性が強くなる(血小板凝集能が高まる)
  • 白血球の粘着性が強くなる

このように血液の成分に何らかの異常が起こることで、ドロドロ血液と呼ばれている状況が生み出されているのです。血液を目で見て「ドロドロしている!」などと言う話ではなかったのですね。

放置すると怖いドロドロ血液

自分の血液がサラサラかドロドロかなんて、なかなか自分では判別できませんよね?一般的な血液検査でも「ドロドロ判定」などの項目は見つかりません。

しかし、ドロドロ血液を放置すると様々な病気の原因となってしまい、最終的には命に関わる症状を引き起こす原因になる可能性もあります。自分の血液の状態を理解することは重要な健康管理法だったのです。

自分の血液がドロドロ血液なのかを以下のチェック項目で判定してみましょう。

  • 健康診断でコレステロールや中性脂肪の値が高いと指摘された
  • 食生活は脂っこいものが好き
  • お菓子やケーキが大好き
  • 運動はあまりやらない
  • 朝食は基本的に食べない
  • 食生活が不規則になっている
  • 普段から便秘気味だ
  • どちらかと言えば太り気味
  • 仕事やプライベートでストレスを感じている
  • 一日に2リットル以上の水分を飲んでいない
  • タバコを吸っている

今回紹介したチェック項目は「何個以上当てはまれば該当」と言うものではなく、このような生活を行っている人は血液にも十分な注意が必要であると言うことを理解して下さい。

ドロドロ血液は放置しても改善されることはありません。静かに進行してある日、重篤な病気が発症してしまうのです。

これも「お血」が原因の不調?お血が原因で起こるいや~な症状

あなたは「お血(おけつ)」と言う言葉をご存知でしょうか?なかなか聞き慣れない言葉ですが、これは東洋医学の漢方で使用されている言葉です。

西洋医学と同様に漢方においても血液の異常は体調を崩す原因として考えられており、改善することで様々な病気を治すことができるとされているのです。

「血」に「お」付けた言葉のお血ですが、何も血をお上品に言っている訳ではありません。漢方で言うお血とは「何らかの原因で血液の流れが悪くなった状態」を言います。

何らかの原因とは「ドロドロ血液のような血液成分の問題」もありますが、「血液の流れが阻害される血液の滞留」の場合もあります。

また、お血は身体全体の血液循環を指す場合もありますが、ある一部分の滞留をさす場合もあるのです。

お血が発症することで身体の様々な部分に異常が起こる可能性があります。それでは代表的な症状を紹介します。

肩こり、首こり、腰痛

漢方において「肩こり、首こり、腰痛」などの症状は、血液の循環に問題があることで起こると考えられています。これは血液循環が悪くなることで、筋肉に十分な酸素や栄養が行き渡らなくなることが原因と見られます。

さらに筋肉から排出された老廃物を回収できずに筋肉内に蓄積させてしまいます。老廃物が蓄積することで筋肉は硬くなり、ますます血液循環が悪くなってしまうのです。

このような症状を改善するためには、硬くなった筋肉を対処するだけではなく、身体全体のお血状態を改善する必要があります。

身体の冷え、冷え性

男性よりも女性に多い冷え性ですが、これもお血が原因であることが多いと思われます。特に夏場に冷えを感じる人は、血液の流れに何らかの支障があることが多く、それを改善することで症状も治まるようです。

中には足先や指先に冷えを感じる人もいますが、この場合も「ふくらはぎ」や「わき」で血液が滞留している可能性があります。

周りを見渡して自分だけが冷えを感じている場合は、お血状態になっている可能性があります。

月経痛、婦人病

お血の中でも女性特有の症状が「月経痛、婦人病」です。子宮や卵巣はもともと大量の血液が集まる臓器であり、ここでお血が起こることで婦人科病の症状を引き起こしてしまいます。

特に「月経痛」と「月経不順」はお血の代表的な症状であり、スムーズに経血が排出されないことで起こります。

漢方の考え方では多くの婦人科病はお血が原因と考えられており、「子宮筋腫」や「子宮内膜症」なども血液の流れが原因とされています。

慢性的な便秘

女性に多い「慢性便秘」ですが、この症状も漢方ではお血が原因とされています。便秘の主な原因は血液が滞留していることで、腸の機能が低下してぜん動運動が弱くなることが原因となります。

また、便秘薬や下剤で便秘対策を取る女性も多いと思いますが、日常的に薬を使用すると腸が硬くなり、ますます血流が阻害される可能性もあります。

漢方の考え方では便秘であっても腸だけを対処しても効果は得られず、身体全体のお血を改善することで解消されるとされています。便秘対策でも身体全体を見ることが大切です。

肌荒れやくすみ

急に肌が荒れてしまったり、何となくくすみが目立ったりすることってありますよね。このような症状はお血が原因かも知れません。

お血の状態では血流が悪くなるために、皮膚まで十分な栄養や酸素が供給できなくなります。そのために肌が荒れたり、ブツブツの吹き出物ができてしまったりするのです。

また、目の下にクマができたり、シミが大きくなったりするのもお血が原因の可能性があります。

知人に「目の下にクマができているよ!」って言われたら、それはお血のサインかも知れません。普段から注意することが大切です。

生活習慣病

西洋医学と同様に漢方においても生活習慣病の大きな原因に血液が関係しているとされています。

  • 高脂血症
  • 動脈硬化
  • 高血圧
  • 脳血管疾患
  • 心臓疾患
  • 糖尿病

などと沢山の病気が血液の異常によって発症しています。これらの病気を予防するには、お血を解消して血液の流れを改善することが重要と考えられています。

夏こそ血流促進!今から始める生活習慣で行うお血対策

このように様々な病気と関係があるお血ですが、日常生活の中で予防することが可能です。今から始めるお血対策を紹介します。

水分をしっかり摂取してお血対策

最近の女性の中には水分をあまり摂取しない人がいます。このような生活を行っていると血液がドロドロになって、お血の症状を引き起こしてしまいます。

一日で最低でも1.5リットルの水分を摂取するように心掛けましょう。またアルコールは水分を排出させる作用がありますので、アルコールを水分としてカウントしてはいけません。

アルコールを飲んだ日は普段よりも多くの水分補給が必要と思って下さい。

身体を温めないとお血が増えちゃいますよ!

お血の原因の一つが「身体の冷え」にあります。「身体が冷えて血流が悪くなり、血流が悪くなることで更に身体が冷える。」という悪循環に陥ってしまいます。

夏場でも冷たい飲み物を控えて、なるべくなら常温か温かい飲み物を飲むようにしましょう。またシャワーで済ますのではなく、湯船に浸かって身体を温めることも重要です。

また、ファッションも身体を冷やす原因になります。極端に短いスカートや露出の多い服装は、身体を冷やしてお血を発症させてしまいます。服装にも注意が必要ですね。

お血対策に運動する癖をつける

お血対策として運動は効果のある予防法の一つです。高負荷の運動を行う必要はなく、ウォーキングなど有酸素運動を心掛けて下さい。

ここで重要なのは血液の循環を促進するために、両手や足を大きく動かすことです。関節を動かすことは血液の循環を促し、滞留を予防する効果が期待できます。

特にふくらはぎは「第2の心臓」とも呼ばれている重要な筋肉なので、十分に伸縮させて血液を循環させましょう。

お血対策になる野菜、魚、食生活は?

ドロドロ血液対策として行われる指導では、脂質を制限する食生活が推奨されています。特に悪玉コレステロールや中性脂肪が多い食品を制限することが多く、野菜や魚類の摂取を推奨しています。

漢方のお血対策も同様に肉食よりも野菜、魚類を多く食べるように推奨されています。

更に漢方では身体を温める食品がお血対策に有効であり、「陽」の食品を多く食べることで身体を温めることを勧めています。

漢方の考え方では食品には「陰」と「陽」があり、陰は身体を冷やし陽は身体を温める作用があります。一般的には寒い地方で採れる作物は陽性で、暖かい地方で採れる作物は陰性となります。

陽性の食品例

  • ゴボウ、ニンジン、サツマイモ、レンコン、生姜などの野菜
  • リンゴなどの果物
  • 大麦、玄米など穀物
  • サケ、ニシン、イワシ、マグロなど魚類
  • ワカメ、コンブなど海草
  • その他

普段から食生活の中心を陽性食品にすることで自然と身体が温まり、血流の流れを促進することでお血対策となるのです。

お血対策に定期的なマッサージは効果的

お血が起こる原因の一つとして筋肉の硬直が考えられます。これは肩や腰と言った一部分ではなく、血が滞留している部分を改善する必要があります。

身体の中には血が溜まりやすい部分があり、そこをマッサージでほぐすことで血液循環が改善されます。またマッサージはリラックス効果もありますので、ストレスの軽減にも効果があります。

血のめぐりが悪いと感じたら、マッサージを試してみるのも良い方法です。

桂枝茯苓丸などの漢方薬でお血対策

自然の植物で作られる漢方薬は副作用も少なく、安心して服用できる薬です。お血対策で有名な漢方薬は「桂皮(けいひ)」で、身体を温めて血液の循環を改善させます。

「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」は利水作用があり、身体の水を循環させる働きがあります。血行を促進するので、お血対策にはコレ!という漢方として有名です。

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桂枝茯苓丸料エキス顆粒 – ツムラ漢方

また「丹参(たんじん)」は、中国でもお血対策として古くから使用されています。

漢方薬はその人の症状を見て配合されますので、膨大な種類と組み合わせがあり、一概に紹介することはできません。

最近では漢方薬を処方している病院も増えてきましたので、お血対策として相談してみるのも良いのではないでしょうか?

お血を見逃すな!サラサラ血液になろう

西洋医学の世界では「ドロドロ血液」を病気としては捉えていません。血液検査で脂質に問題があることが判明しても、軽度であれば食事の指導を受けるくらいです。

しかし、漢方においてのお血は血液だけの問題ではなく、身体全体の問題として病気の源とされているのです。

遅くはありません。今からお血対策を実践してサラサラで綺麗な血液を手に入れましょう。

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