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脇腹のつるような痛みは病気かも!?左右で異なる原因と症状

腹部が痛く横になる男性

お腹が痛いと言う症状はあまりにも普遍的過ぎて病気を特定するのは非常に大変です。また原因不明のまま治ってしまうと言うことが多いのも腹痛の特徴ですよね。

今回は腹痛の中でも脇腹の痛みと言うことに特化してお話ししますが、それでも非常にたくさんの可能性があります。

そこで、お医者さんたちが「急性腹症」と呼んでいる腹痛から、脇腹の痛みについて見てみることにしましょう。


急性腹症とは迅速な対応が必要な腹部疾患のこと

お腹が痛いと言った時に、その原因が判るのを待っていたのでは手遅れになるかもしれないぐらい多くの原因が考えられます。

そこでお医者さんたちは発生して間もなく、しかも急を要する可能性のある腹痛に「急性腹症」と言う診断名を付けて治療に当たられるのです。脇腹の痛みもこの急性腹症に含まれます。

急性腹症は、例えば痛みがひどすぎる場合に手術を前提としてCTやMRIなどで検査をして患部を特定しますが、同時に問診によって病気の見当を付けることも重要になります。

ですのでお腹が痛くてたまらない場合でも、お医者さまからの質問に答えられるよう心の準備はしておきましょうね。決して「痛くてそんなこと答えてる余裕はない」などと怒らないで下さい。

病気によって発生する3種類の腹痛

腹痛には3つの種類があります。

内臓痛
炎症の発生や虚血を原因として、胃腸などの臓器が痙攣したり拡張したりすることや、肝臓などの臓器が腫れて表面を覆っている被膜が引っ張られることで起こる。
体性痛
腸間膜や壁側の腹膜、横隔膜などに炎症が起こったり、外から入ってきた物質や体内で発生した物質などによる様々な刺激を受けることによってお腹が痛む。
関連痛
そして内臓痛が強くなりすぎた時、その痛みの信号が脳脊髄神経側に漏れ出し、同じ神経分節に属している皮膚近辺の痛みとして脳に伝わってしまう。

この3つが腹痛の分類ですが、例えば内臓痛のうち胃腸などの痙攣が強すぎる場合には「疝痛」と呼ばれたり、関連痛のうちお腹以外の場所が痛くなるものは「放散痛」と呼ばれることもあります。

3つに分類される腹痛のそれぞれの特徴

これらの痛みにはそれぞれ特徴があります。

内臓痛は胃痙攣などの疝痛発作を除けば、だいたいが鈍痛であることが多く、間欠的に痛むことが特徴です。つまり、痛みっ放しになることはあまりないと言うことです。

さらに、姿勢を変えると痛みが楽になるポイントがあります。痛む場所が身体の中心線上または左右対称に存在し、広い場所が痛んだり、お腹以外の場所が痛む放散痛を伴なったりすることもあります。

お薬はブスコパンなど、胃薬に含まれる鎮痛鎮痙剤が効くことが多いのも特徴ですね。

一方、体性痛は刺すような鋭い痛みであることが多く、痛みが切れ目なく持続します。緊急手術になるのは、こちらの痛みの方が多くなっています。

さらに、楽になる場所を探して姿勢を変えると、かえって痛みがひどくなることが多いと言う傾向があります。痛む場所は「ここ」と指摘できる場合が多く、左右非対称に表れます。

お薬はNSAIDsのような解熱鎮痛剤が効くことが多いです。

関連通は皮膚領域の痛みとして感じるため、内臓の痛みなのか筋肉痛なのか、あるいは皮膚のトラブルなのかが判りにくいのですが、いわゆる脇腹と言うエリアに現れる関連痛は限られています。

腎臓や大腸にトラブルがある場合に、脇腹からお腹の端の方にかけて関連痛が起こります。痛む側の内臓に病気があると考えて良いでしょう。

但し、これは関連痛であって、お腹の奥が痛む痛み方では異なる病気との関連がありますので注意して下さい。

お腹には多くの臓器が詰まっていますので、痛む場所もその原因もさまざまです。

痛み方のパターンにも種類がありますので、単純にお腹が痛いと言って来院されても原因の特定には時間がかかることが多いのです。

「右わき腹の痛み」は脇腹が痛む病気の代表格、胆嚢炎

脇腹と言ったら、ほぼ身体の側面を指すと思いますが、「脇腹が痛い」と言った場合、腹直筋の外側あたりから、いわゆる「背中のすじ」の外側あたりまでを指すと考えられます。

真横が痛むことと言うのは比較的少ないので、大づかみに右側・左側と背中まで含めた脇腹と言う風に見て行きましょう。しかし、その脇腹が痛いと言う症状から疑われる病気は実に多くのものがあります。

そこで、まずは代表的なものを紹介して、のちほど可能性が考えられるものを痛む部位ごとに見ることにしましょう。

右わき腹が痛むのは胆嚢炎の可能性がある

胆嚢(たんのう)炎と言ってもさまざまな病気があり、一番有名なところでは胆石症による胆嚢炎ですね。胆嚢自体は肝臓の下、みぞおちと右わき腹を結ぶ線の真ん中あたりにあります。

人体における胆嚢の位置

ですので、胆嚢炎が起こると右の肋骨の下の端あたりに痛みが響く場所が現れます。

右の肋骨の一番下あたりから脇にかけての場所に手のひらを当てて押えながら深呼吸すると、痛みで一瞬息が止まることがあります。言葉にすると「ひくっとなる」感じです。

脇腹の痛みに加えてこうした兆候があった場合は、胆石の可能性を含む胆嚢炎を疑っても良いでしょう。さらに

  • 発熱
  • 吐き気
  • 嘔吐

もよくある症状ですね。胆嚢炎の患者さんの7割が吐き気や嘔吐を訴えています。

また、6割以上の患者さんが発熱を伴っていますが、38度を超えるような高熱はそのうち半分以下です。

胆嚢炎にもいろいろあって最悪生命に関わる

胆嚢炎の確定診断には超音波エコーやCT・MRIなどによる画像所見が必須です。しかし。

条件1.
上に書いた呼吸による症状の他、右肋骨の下が痛い、みぞおちのあたりが痛い、お腹を押さえると痛い、お腹を押さえると筋肉に力が入って硬いと言うことのうち、どれか一つの症状があること。
条件2.
熱があること、白血球が増えていること、CRPと言うたんぱく質が増えていることのうち、どれか一つの症状があること。

この二つの条件を満たせが胆嚢炎の疑いが濃くなります。さらに、私たちが見ても判る症状である「黄疸」が現れている場合、重症と診断され緊急手術になる可能性が高くなります。

胆石で胆嚢の摘出術を受けられる人は割合多く、決して珍しくありませんね。

また腹痛で病院に行った人の3~10%くらいは胆嚢炎であったと言うデータもありますから、かなり一般的な病気だと言えるでしょう。

「左上の痛み」血管系兼消化器系の臓器である脾臓の病気

脾臓(ひぞう)と言うのは、古くなった赤血球をリサイクルしたり、血液を一時的にプールしたり、免疫機能をになったりと、血液と関係の深い臓器です。ですので血管系の臓器なのですが、消化器系の肝臓とも密接な関係を持っています。

ただ、脾臓の持っている機能は他の臓器や血管でも代替可能なので、がんなどの病気で脾臓を摘出しても生命に関わることはありません。

ねじれたり詰まったり破裂したりと様々な病気がある脾臓

この脾臓は身体の左端で肋骨の内側にありますが、痛みが出る時は左の脇腹の痛みと感じることが多いようです。

人体における脾臓の位置

  • 脾梗塞
  • 脾腫
  • 脾破裂
  • 脾膿瘍
  • 脾捻転
  • 脾動脈瘤

これらの脾臓の病気は左側の上腹部痛をもたらします。

脾臓の病気は他の内臓からもたらされることが多い

肝硬変になると、糖尿病の診断で使われるHbA1cの値が低くなることは良く知られています。これは肝硬変によって脾臓の機能が亢進してしまい、赤血球を本来の寿命の120日より早く破壊してしまうからなんですね。

つまり、肝硬変になると脾臓に大きな負荷がかかってしまうと言うことです。この状態を引き起こしているのが上のリストにある「脾腫」、つまり脾臓が大きく腫れている状態なのです。

脾腫を引き起こすものとしては、肝硬変の他、感染症や貧血、がんなどがありますので、脾臓のトラブルはしっかり原因を突き止める必要があります。

普段あまり意識することのない脾臓ですが、トラブルが起こると痛みから意識せざるを得なくなると言うことですし、意外なほど重病とのかかわりも深いのです。

「上腹部の右側」が痛む場合に考えられる病気

上腹部と下腹部の位置

さて、ここからはそれぞれの場所の痛みで考えられる様々なものを列挙してゆきましょう。上腹部と下腹部の切り分けは、概ねおへその位置ぐらいと考えてもらって差し支えないです。

その時、その痛みが上に広がって感じられれば、おへそのあたりの痛みでも上腹部痛、腰骨の方に広がって感じられれば下腹部痛と考えて下さい。

食道や胃・十二指腸の病気のほか肝臓や胆道の病気が多い

上腹部の右側

やはり脇と言ってもお腹ですから、消化器系の病気によって痛むことが多いですね。可能性が考えられる病気を見てみましょう。

  • 胃潰瘍
  • 十二指腸潰瘍
  • 大腸炎
  • 虫垂炎
  • 胆嚢炎
  • 胆石症
  • 胆管炎
  • (慢性)膵炎
  • 肝炎
  • 肝腫瘤
  • 肝膿瘍
  • 憩室炎

憩室と言うのは、消化管の一部が袋状に飛び出している状態です。普通は全く無症状ですし、無症状のうちは治療の必要もありません。

しかし憩室が炎症を起こしたり破れたりすると強い痛みが出ることがありますので、そうした場合は治療対象になります。

一般に憩室炎と言うと大腸憩室炎を指しますが、憩室は胃や十二指腸にもできることがあります。胃には珍しいのですが十二指腸の憩室は比較的多く見られます。

肝腫瘤と言うのは肝臓にできた塊全体を指します。肝臓がんも、腫瘤の下に書かれている肝膿瘍(肝臓の一部に膿がたまっている状態)も肝腫瘤に含まれます。

心臓・腎臓やそれに関わる部位から生殖器感染症まで

お腹の痛みと言っても消化器だけじゃありません。可能性は意外に広い範囲に及ぶのですが特に心臓と腎臓に絡む病気が多いですね。

心臓に絡むものは次の通りです。

  • 急性冠症候群
  • 心筋炎
  • 心内膜炎
  • 心外膜炎
  • 大動脈解離
  • 上腸間膜動脈解離

急性冠症候群と言うのは不安定狭心症と心筋梗塞を合わせた呼び方です。いずれの病気も急を要することが多いですので、見落とさないようにしなければいけませんね。

また、この症状は左側にも、心窩部(みぞおちのあたり)にも出ることのある症状ですので、右の脇腹だけに出る症状じゃないことにも注意が必要です。

さらに、腎臓・尿路系にも注目しましょう。腎臓は左右に1つずつありますので、右側に出た場合、右の腎臓の系統と言うことになります。

  • 腎結石症
  • 腎盂腎炎
  • 尿管結石
  • 腎梗塞
  • 副腎梗塞

そして、さらには肺炎や肺塞栓症、気胸なども脇腹の上の方の痛みを伴うことがあります。肺塞栓症は「エコノミークラス・シンドローム」として一時話題になった、肺の血管が詰まる病気です。

女性に注意して頂きたいのは「フィッツ・ヒュー・カーティス症候群」です。これはクラミジアや淋菌の他、様々な細菌が生殖器から体内に侵入、肝臓の近くにまで炎症を起こす病気なのです。

大きく息をした時や右の上腹部を軽くたたいたときに痛みが出るのが特徴です。

結構多いですね。ですからこうした病気に思い当たる人は、常日頃から脇腹の痛みが出る可能性を考えておきましょう。

いざという時お医者様に正確に伝えられて適切な治療が受けやすいのです。

「上腹部の左側」が痛む場合に考えられる病気

上腹部の左側

左のわき腹が痛む場合に考えられる病気も右側と共通のものが多いのですが、脾臓関係の病気とすい臓がんは左側に痛みが出やすいようです。脾臓は左わきに近いところにあるので当然なのですが、すい臓がんは理由不明です。

膵管にできることが多いので、特に左右に偏りがあるとは思えないのですが、鑑別診断のマニュアルには左上腹部の痛みに膵臓腫瘍が当てはめられているのです。

やはり消化器系が多いが食道のトラブルは左に出る

  • 食道炎
  • 食道痙攣
  • 食道破裂
  • 胃潰瘍
  • 胃炎
  • 憩室炎
  • 虚血性腸炎
  • 腸閉塞
  • 左側虫垂炎
  • 膵炎
  • 膵腫瘍

ほぼ中央を通っているのに、食道で起きるトラブルは左上腹部痛として現れることが多いようですね。これは左と言っても、脇腹ではなく中央寄りになると思われます。

そしてもう一つ気になる言葉がありますね、「左側虫垂炎」。いわゆる内臓逆位ではなく、虫垂炎によって大きく腫大した虫垂が左側や肝臓の方にまで伸びることがあるのです。こうした場合、左上腹部痛が出ることがあります。

心臓や腎臓の病気は右側の上腹部痛と同じ病気が疑われる

リストを繰り返すのもなんですから省略しますので、右上腹部痛の所を参照してください。ただ、腎臓関連の病気については、左側の腎臓に起こっていると見て下さいね。

さらに、肺の病気についても右側の上腹部痛と共通です。左葉に病変があると考えればいいでしょう。

しかし、肝臓は右側の方が大きいので、フィッツ・ヒュー・カーティス症候群では左上腹部痛は出ないようです。

左も右も上腹部と言うと肋骨のあたりの痛みになるので、心臓の病気を心配する人も多いでしょう。もちろんその可能性も排除はできませんが、やはり消化器系が多いのです。

「下腹部の右側」が痛むと言えば虫垂炎が代表

虫垂炎は、最初みぞおちや上腹部のわき腹に痛みが出て、徐々に痛む部位が下に下がり、最終的に右下に痛みが落ち着くと言うパターンですね。

実際、消化器系以外の疾患は、左右の下腹部で共通するものがほとんどです。

右下腹部痛に特有の病気

一部の例外はありますが、右側にだけ出る、または左右に出るが右側の方がずっと多い下腹部痛の原因になる病気には次のようなものがあります。

  • 虫垂炎
  • 胆嚢炎
  • 過敏性腸症候群
  • 鼠径ヘルニア(右が多い)

一方、次のような消化器に関する痛みは左右の下腹部に共通します。

  • 大腸炎
  • 大腸憩室炎
  • 炎症性腸疾患

消化器系以外の病気は左右どちらにでも出る下腹部痛を伴う

場合によっては両方とかお腹の中央部まで一緒に痛むこともあります。

泌尿器系疾患

  • 前立腺炎(男性)
  • 精巣上体炎(男性)
  • 尿管結石症
  • 尿路感染症

産婦人科疾患(女性)

  • 異所性(子宮外)妊娠
  • 子宮内膜症
  • 子宮筋腫
  • 卵巣出血
  • 卵巣嚢胞破裂
  • 卵巣茎捻転
  • 骨盤腹膜炎
  • 卵管膿瘍
  • 卵管炎
  • 卵巣膿瘍
  • 卵巣炎

血管系・その他疾患

  • 動脈解離
  • 動脈瘤破裂
  • 腸腰筋膿瘍
  • 後腹膜出血
下腹部になるとさすがに原因疾患が多いですね。

でもほとんどが左右どちらにでも痛みが出るだけに、普段から自分の体調については良く知っておく必要がありそうです。

「下腹部の左側」の痛みは強い便秘や大腸がん

左下腹部の位置

便秘でお腹が痛いと言う時、それほど場所を意識することはありません。しかし、ひどい便秘で腸が完全に閉塞するようなことになると、左下腹部に痛みが起こるのです。

先に書いた右下腹部と、多くの原因疾患は共通しますが、左下腹部に特有の病気を見てみましょう。

大腸がんは左下腹部が痛むことが多い

大腸が詰まってしまう系統の病気は左下腹部が痛むことが多いようです。左下腹部に痛みが出る原因疾患を見てみましょう。

  • 大腸がん
  • 便秘による腸閉塞
  • ヘルニア嵌頓を含む腸閉塞
  • 大網感染
いずれも急を要する病気ですね。しかし、大腸がんは便秘と下痢の繰り返しや血便、ひどい便秘は普段の排便状況を見ていれば予測がつくはずです。がん検診を含めて、普段から自分のおなかの具合には注意を払っておきましょう。

こうした病気の確定診断には内視鏡検査や細胞診が必須になります。内視鏡検査を受けるには事前準備を含めてある程度の時間が必要になりますし、痛みがとても強いとか全身状態が悪い場合は入院しての検査もあり得ます。

大網と言うのは腸の前に垂れ下がった膜組織で、動きやすくできているため、腹腔内で炎症が起こった時その部位を包み込んで他の場所に影響を広げないような役割を持っています。この項目は大網膜自体が感染した場合を指しています。

その他の下腹部痛を引き起こす病気は右下腹部痛の項目と共通ですので、そちらを見て下さい。

いわゆる普通の便秘(機能性便秘)ではなく、腸の癒着などが起こってしまったことが原因の便秘(器質性便秘)では手術対応になることもあるんですよ。

便秘を侮ってはいけません!

「背中にまで響く脇腹の痛み」は特に注意が必要!

痛みが脇腹から背中にまで響いたり、お腹と背中が同時に痛くなるような腹痛は危険なものが多いので注意が必要です。まずは病名から列記してみましょう。

  • 大動脈瘤破裂
  • 大動脈解離
  • 急性膵炎
  • 慢性膵炎
  • 胆石症
  • 急性胆嚢炎
  • 脾梗塞
  • 腎梗塞
  • 尿管結石
  • 腎結石
  • 腸腰筋膿瘍
  • 圧迫骨折
  • 帯状疱疹

かなり重病と呼ばれるものが多いですね。

「胸からお腹にかけての痛み」は大動脈疾患

大動脈瘤破裂や大動脈解離はどの項目にも登場していますが、これはその病変が発生した位置によってどこで感じ取れるかが変化するためです。

場合によっては、全身を動き回るような激痛が感じられる場合もあると言うことです。生命の危険に直結する症状ですので、普段から注意しておきましょう。

大動脈解離は原因疾患が明らかではありませんが、高血圧が誘因になっていることは間違いありません。大動脈解離を患った人の90%くらいに高血圧が見られたと言うデータもあります。

一方、大動脈瘤破裂は救急搬送された場合ですら、病院到着前に半数が亡くなると言う超緊急疾患です。全体の死亡率は92%に上ると言うデータもあります。

大動脈瘤のできる原因は動脈硬化です。そして、喫煙・高血圧・肥満・糖尿病・脂質異常症がこの病気を促進する因子です。ですのでこうしたことに思い当たる人は機会あるごとに検査を受けられることをお勧めします。

年配の女性は圧迫骨折に気を付けて

脇腹が痛むから何か悪い内臓の病気じゃないかと心配して検査を受けたら、骨折だったと言うケースが骨粗鬆症の女性に多くなっています。

圧迫骨折と言うのは尻もちをついたりした時に発生しやすいけがで、多くは腰痛と言う形で痛みが出ますが、場合によって脇腹に痛みが出ることも少なくないのです。

ですので、背骨に衝撃や強い力がかかったような時は、その時それほど痛くなくても、念のためX線撮影を受けておく方が良いですね。

痛みが強くなくても持続する痛みの場合受診をためらわない

例えば急性膵炎や腎臓・尿管結石のような強烈な痛みが出るものでは、誰も受診をためらわないでしょうし、救急車を呼ぶ人も多いのではないかと思います。

むしろ懸念されるのは慢性膵炎のような、持続するけれど強くない痛みと言う物です。しかし、これらも決して軽い病気ではありませんので、痛みが数日続くと言った症状があれば、一度は受診しておかれることをお勧めします。

お腹の中には大切な臓器がみっちり詰まっていますので、ひどくない腹痛であっても継続する痛みと言う物は、徒や疎かにしてはいけない物なのです。

お腹の痛みはあまりにも範囲が広すぎて大変なのですが、食中毒や食べ過ぎのほかにもたくさんの病気があって注意を要すると言うことだけはしっかり認識しておいて下さいね。
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