健康生活TOP 健康管理 熱中症は湿度に注意!増え続ける室内で起こる熱中症の予防法

熱中症は湿度に注意!増え続ける室内で起こる熱中症の予防法

熱中症で救急搬送される人は年間5万人にものぼります。そして、屋外だけでなく、室内でも熱中症になる人が増えています。

熱中症というと炎天下の屋外で起こるものと考えている人が多いのですが、実は、室内でも多くの人が熱中症になっているのです。室内で起こる熱中症の原因と予防の方法についてご紹介します。

室内で起こる熱中症の原因

熱中症は屋外だけで起こるものではありません。実は室内で熱中症にかかる人は増加し続けています。その理由は、ひとつには節電の影響です。これは、節電への意識が強く、エアコンなど冷房設備を使用することを極度に控えた場合に起こります。

いくら、節電のためとは言え、体を壊しては何にもなりません。無理をせず、適切にエアコンを利用するようにしましょう。

次に、湿度の影響が考えられます。室内の湿度が高いと、汗が出にくくなり、体温が発散されにくくなるため、熱中症にかかりやすくなります。

例えば、気温が高くても、空気が乾燥していると、それほど暑く感じないことがあります。これは、乾燥した空気に、体の水分が自然に蒸発して、その時に生じる気化熱と一緒に体の表面が冷やされるため、それほど暑さを感じないのです。

逆に、気温がそれほど高くなくても、湿度が高い場合は汗が蒸発しにくいので、気化熱も生じず、暑さが体から逃げないのです。つまり、熱中症の予防には、気温だけでなく湿度にも注意しなければならないのです。

室内で起こる熱中症を予防する方法

まず、熱中症は屋外の炎天下の時に起こるもの、という思い込みをなくしましょう。室内でも湿度が高く蒸し暑い状況なら、気温や日光に関わらず、熱中症にかかりやすいのです。

特に、風通しの悪い室内では熱中症にかかる危険性が高まります。空気がこもると湿度が高くなりますので、できるだけ空気の流れを良くして、空気中の水分を拡散するようにすると、湿度が下がり熱中症の予防につながります。

エアコンが使用できない場合でも、扇風機などを使って常に風通しを良くしておくことが大切です。

職場などでは、パソコンやプリンターなどOA機器をたくさん使用している部屋も、室内の温度が高くなりやすいので注意して下さい。

室内でも水分補給をしっかり行う

室内にいても、こまめに水分補給をしましょう。熱中症の啓蒙活動が浸透し、外出する時には、水筒やペットボトルを持ち歩いて、水分を補給する人は増えてきました。しかし、室内にいる時には、水分補給に気を使う人は少ないようです。室内にいる時でも、こまめに水分補給をすることが大切です。

その際、できればスポーツドリンクや経口補水液のように、体に吸収されやすく塩分やミネラルが補給できるもので水分を補給するほうが良いでしょう。

経口補水液は、水道水を使って家でも簡単に作れます。水1リットルに対して、砂糖を40g(大さじ4杯半)、塩を3g(小さじ半分)入れてかき混ぜます。レモン果汁などを絞ると飲みやすくなります。

また、通気性や吸湿性の高い肌着や衣類をつけることも熱中症の予防になります。特に、お年よりは、暑さを感じる機能が衰えるため、普段よりもこまめに肌着を替えるようにしたり、水分を多めに摂ることが必要です。

子供も体温調節機能が未熟なため、暑さを発散することができにくくなっています。小さな子供は、自分で暑さを訴えることができないので、汗をかいていないか、暑さで苦しそうでないか、こまめに状態を確認しましょう。

熱中症は屋外や直射日光だけで起こるわけではありません。室内にいる時でも油断せず、十分な予防を心掛けましょう。

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