健康生活TOP 健康管理 日本の狂犬病対策の真実!狂犬病は犬固有の病気ではなかった

日本の狂犬病対策の真実!狂犬病は犬固有の病気ではなかった

ここ数十年の間に日本で発生していない病気がいくつかあります。これらの病気は撲滅された病気と考えられており、ポリオや天然痘などが代表と言えます。撲滅された病気の中には、日本では数十年も発生していないが、世界では発生している病気もあるのです。

狂犬病はその中の一つであり、日本においては約60年間も国内での感染はありません。狂犬病はとても致死率が高い病気として有名ですが、皆さんは狂犬病をどのくらい理解していますか?

狂犬病と恐水病のややこしさ

日本で狂犬病とされている病気は、世界では恐水病と呼ばれることが多いようです。もともとこの病気はウイルス性の感染症であり、感染することで「水を飲むと痙攣が起こる」「音や光に過敏になる」などの症状が現れます。

このことから恐水病として名づけられて、世界中に広まった病気だったのです。色々な考え方があると思いますが、本来は恐水病であるはずが狂犬病という名称に変わったことで、日本ではちょっと変な状況が生まれているのではないでしょうか?

私は昔から室内犬を飼っており、家族のように可愛がっています。日本には狂犬病の予防接種を義務づける法律があり、年に一回の接種を行わなくてはなりません。初めての犬を飼った時に何の疑いもなく予防接種に出かけた私は、その後大きな疑問に出会うのです。

予防接種を終えた愛犬にちょっとした変化が起きました。それまで全くの健康状態だったのが、定期的な痙攣を起こすようになったのです。いわゆる「てんかん発作」と言われるもので、狂犬病の予防接種の副作用かも知れないと言うのです。

発作は相変わらずでしたが、法律で義務づけられているので翌年も狂犬病の予防接種に行くことにしました。しかし、会場の獣医に昨年の予防接種後に発作が出るようになったと説明したところ、「今年から予防接種はいいです」と一言で断られたのです。

その後「狂犬病の予防接種って何なんだろう」と考えた私は色々と調べて、狂犬病は犬の病気ではなく恐水病と言われる哺乳類全ての病気だと知ったのでした。

恐水病は哺乳類全てがかかる病気だった

恐水病(狂犬病)は全ての哺乳類が感染する病気で、犬だけが危険因子ではありません。ネコ、ネズミ、サル、ハムスターなど身近なペットも同様に感染する病気です。

なぜ犬だけが恐水病の予防接種の対象になっているのかは不明ですが、もしかしたら戦後多くいたであろう野良犬が関係しているのかも知れません。

現在の日本では野良犬を見かけることは、ほぼ無いと思います。また犬よりもネコの方が、野良化している確率も高いのではないでしょうか?その意味では犬と同様にネコにも予防接種が必要とも思えてしまいます。

犬への接種だけで恐水病の再上陸は阻止できない

世界中で恐水病を長期間撲滅している国は、日本、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどです。これらの国は島国であることから、検疫を行うことで侵入を防いでいるようです。

犬に対する恐水病の予防接種においても、イギリスは任意、オセアニア諸国では禁止となっているようです。禁止の理由は副作用が強く、私の犬と同様にてんかん発作などの症状が出ることがあるそうです。最悪では接種後の死亡もあるのです。

日本では法律によって決められているので、予防接種は受ける義務があります。これは守りましょう。しかし、本当にこれで恐水病の上陸を防げるのかは疑問に感じています。

日本に恐水病が再上陸するシナリオは色々ありますが、どれもが海外から感染した動物が入り込むというものです。ペットとして輸入された動物や、船員のペットとして無検疫で上陸した動物などが該当します。

しかし、これらの動物が日本の犬だけと接触するのでしょうか?ネコかもしれないし、ネズミかも知れません。今の犬だけを対象にしている恐水病対策には疑問を覚えます。

日本の「狂犬病予防法」は戦後まもなく作られた法律で、その頃のペットは犬やネコだけであり、小型犬などの室内犬も考慮されていませんでした。現在の多様化したペット環境などは、想像もしていない時代の法律なのです。

私の犬のように、この予防接種は大きな障害を与える可能性があります。だからこそ本当に犬だけの予防接種で、恐水病(狂犬病)の再上陸が防げるのかを議論してもらいたいと感じています。

本当にこの病気の再上陸が日本の脅威になるのであれば、犬ではなく人間にこそ予防接種が必要なのかも知れません。

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