健康生活TOP 健康管理 座りっぱなし立ちっぱなしで寿命が縮む!?数値でみる危険性

座りっぱなし立ちっぱなしで寿命が縮む!?数値でみる危険性

デスクワークの疲れた女性

みなさんは一日にどれくらいの時間座っていますか?あまり気にしたことないかもしれませんが、よくよく考えてみると結構な時間を座ったままの態勢でいるかもしれません。

仕事中、通勤時間、そして帰宅した後も座りっぱなし…実は、座りっぱなしだと寿命が縮む可能生があります!

「何をバカな」と思うかもしれませんが、実際に座りっぱなしは死亡率を高くするというデータが出ています。自分には関係のないことだと考えないで、きちんとした対策が必要です。

とはいっても、少しの心構えさえあれば座りっぱなしは改善できます。本記事ではその方法について、ご紹介させていただきます。

座りっぱなしは特に体に悪い!座りっぱなし、立ちっぱなしの影響

あなたの仕事中の姿勢は、どんな風になっていますか?

外回りの営業があったり、倉庫や工場の中を動き回ったりする人は、立ったり座ったり歩いたりと、体を動かす機会はわりとあるのではないでしょうか。

こういった仕事に就いている人は、肉体疲労は大きいかもしれませんが、体を動かすことで基礎体力ができていたり、代謝が良かったりします。体は適度に動かすことで健康度を高めることができるのです。

しかし、店頭での販売職や社内でのデスクワークなど、立ちっぱなし、座りっぱなしで1日を過ごさなければならない人もたくさんいます。

その「立ちっぱなし」「座りっぱなし」が、どんな影響を体に与えるのかが、考えたことはありますか?

座るという姿勢は、ひざを折り曲げて、または腰をかけて席につくことを意味します。この姿勢はとても楽ですよね。疲労も少ないので、デスクワークをしている人は必ずといっていいほど座っていると思います。

しかし、楽な姿勢が必ずしも体に良いかと言われたらそうでもないです。

日本人の「座っている」状況

日本人のテレビ視聴時間は平均で1日2.5時間ほどで、パソコンやスマートフォンの利用は平均で1日1時間だそうです。また、職種にもよると思いますが、仕事中には平均で3時間、移動のための自動車運転では0.5時間ほど座っているという調査結果が出ています。

調査により、日本人の一日の平均総座位時間は8~9時間程度。世界で最も座位時間の長い国となっているそうで、多くの国民が座り過ぎていると指摘されています。

また、活動量計という身体活動に関するデータを測定・記録するデバイスによって測定されたデータでは、中高強度身体活動の時間が覚醒している時間のうちわずか0.5%程度しかないそうです。

ほとんどの時間が低強度身体活動、もしくは座位活動であることが明らかになっています。つまりは、あまりにも動いている時間が少なすぎていることが問題視され、危惧されているわけですね。

座りっぱなしによる死亡率

一日の総座位時間の多寡が総死亡リスクに及ぼす影響について検討した研究があります。これによると、一日に座っている時間が11時間以上の成人は4時間未満の人と比べて、死亡のリスクが1.4倍高くなると報告されています。

また、テレビ視聴に座っている時間が1日2時間未満の人と比べると、4時間以上の人は死亡リスクが1.46倍、冠動脈疾患という心臓の筋肉へ流れる血液が遮断される病気のリスクが1.8倍高くなります。

そして、テレビの視聴をするために1時間座り過ぎるごとに、平均余命が推定で22分も短くなるという結果も出ています。

加えて、自動車移動で座っている時間が一週間に10時間以上の成人男性は、一週間に4時間の男性と比べて冠動脈疾患の死亡リスクが82パーセント高くなります。

成人女性においては、立っている仕事と比べて座りっぱなしの仕事をしている女性は死亡リスクが32パーセント、がん死亡のリスクが42パーセントも高くなるというデータも出ていました。

データでみると、座っているだけなのに結構死亡のリスクが高くなっています。具体的な数値で表してみると、なかなか怖いものがありますね。

どうして座りっぱなしだと寿命が縮むのか

座り過ぎが死亡率の上昇につながる理由は、簡単に説明すると運動不足によるものです。座っている時間だけ運動していないということですから、それだけ体に良くないということなのでしょう。

座り過ぎによって危惧される病気は、次のようなものがあります。

  • 肥満・過体重、体重増加
  • 糖尿病
  • 悪性腫瘍(がん)
  • 冠動脈疾患
  • 抑うつなどの精神疾患
  • 腰痛、首、肩こりなど

こうしてみると、座り過ぎと運動不足が大きく関係していることが分かりますよね。何せ、どれも運動不足を解消することで罹患する可能性を低くすることができます。

肥満や体重増加はもちろん、糖尿病も体内の糖が原因ですから運動によって消費できます。大腸がんなどの一部のがんは運動することで予防できますし、冠動脈疾患もコレステロールなどが原因なので、運動することで改善できます。

うつなどの心の病気には、運動療法が効果的ともいわれています。腰痛や首、肩こりも運動不足によって解消できますよね。要するに、座り過ぎだと運動不足による肉体的悪影響を助長するということです。

座りっぱなしの改善法

座り過ぎによって死亡率が高くなるのなら、単純な話座る時間を短くすれば死亡率は低くなります。これって、全く難しい話ではありませんよね。座りっぱなしではなく、立ち上がることを意識すれば良いのです。

少なくとも1時間に1度、できれば30分に1度は立ち上がった方が良いとされています。テレビ番組は大抵30分、もしくは1時間で終了しますよね。

終わるごとに数分立ち上がってストレッチなどをすると、肉体的悪影響も緩和します。

仕事中であったとしても、集中力は50分しか持続しないといわれています。集中が切れたら効率も下がりますから、ちょっと休憩がてら立ち上がってあげてください。それだけで、大分改善できます。

立ちっぱなしのリスクと改善法

立ちっぱなしで仕事をしている人は、脳梗塞や心臓病のリスクが高まると言われています。

長時間立っていることで血が下半身へ下がりやすく、また、運動量が少ないと上半身へ血を押し戻す力も弱まるため、充分な血が脳や心臓に回りづらいためと考えられます。

一番のNGは一ヶ所から動かないことです。足に合わない靴で立っていると姿勢そのものが歪みますので、履き物にも注意して下さい。

トイレに立った時や休憩時間を使って

  • こまめに屈伸をする
  • ふくらはぎを揉む
  • 足をなるべく上げる

などをして、膝下に溜まった血を上へ流してあげるよう心がけましょう。

長生きして、十分な人生を過ごせるように。健康を維持できるのは他の誰でも無く、自分だけなのです。そのためにも、少しだけ立ち上がることを心がけてみてください。

体に溜まった悪影響は年を取ってから表面に現れます。そうなる前に、日頃の姿勢を意識して予防策を続けておきましょう。
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