健康生活TOP 健康管理 便の硬さ、色、臭いで健康チェック!良い便と悪い便の特徴とは

便の硬さ、色、臭いで健康チェック!良い便と悪い便の特徴とは

「うんち」の話、なかなか普段の生活の中ではしづらいですよね。最近、自分の「うんち」がいつもと違うと気になっていても、なかなか身近な人には相談できないかもしれません。

そんなちょっと人には言いづらい便についてのいろんなことをまとめてみました。便は健康のバロメーターです。毎日手軽にできる健康チェックのために、ぜひこの記事を役立ててください。

健康な便はバナナのような便!色は臭いの特徴は?

頭の切れる天才や誰もが振り返るほどの美人に出会ったとき、つい「神様って不平等だなぁ〜」と思いたくなってしまうかもしれません。けれどどんな人でも平等に行っていること、それが排泄でしょう。

食事によって口から入った食べ物は、途中の食道・胃・小腸・大腸などを通過しながら消化吸収をされ、残りカスは便として排泄されていきます。

便の状態は、体調や食事によっても影響を受けやすくなります。ちょっとしたことで便秘したり下痢してしまったりということもあるでしょう。便秘や下痢はどんなに健康な人でもたまに起きる、ありふれた症状です。

では健康的な便とはどんな便なのでしょうか。「バナナのような便が理想的」とも言われますが、もう少し詳しくみてみましょう。

硬さ・形状・量 硬すぎずやわらかすぎないこと
(少しやわらかめのバナナくらい)
 バナナ1~2本分くらいの量
黄土色~茶色
臭い 不快な臭いはない
(赤ちゃんは甘酸っぱい臭いのこともあり)
その他 あまり力まずスムーズに排便でき、残便感はない
粘液や血液などがついていない
できれば毎日規則正しく排便されること

このような便が毎日出ていれば健康状態は良く、腸の中では善玉菌が活躍してくれていると言えるでしょう。排便したときに便器の中で軽く水に浮くような便が、一番理想的ともされています。

ただし排便の回数は人それぞれです。2−3日に1回しか排便がなくても、スムーズに排便できて残便感などがなければ問題ありません。逆に毎日排便があっても便が硬くて力まないと出なかったり、排便後もスッキリしないということがあれば問題です。

一般的には、3日以上排便がない場合に便秘と定義されることが多くなります。ただし2日に1回排便があってもお腹が張ったりして不快感があれば便秘と言えるでしょう。

便の硬さをチェック!健康な便は硬すぎずやわらかすぎず

では、便の硬さや形状についてみてきましょう。理想的な便は少し柔らかめのバナナのような硬さです。型くずれすることなく、スムーズに出てくれます。

たまには腹痛があって下痢してしまったり、また便秘気味になってしまうこともあるでしょう。それらの症状がすぐ治まって、その後は不快感も残らないようでしたら心配ありません。

でももしも次のような硬さや形状の便が長く続いているようでしたら、注意が必要になるかもしれません。

コロコロとした硬い便、よくみられる「機能性便秘」

便が出にくくて、出てもコロコロとした硬い便になるといった症状は便秘の人にみられます。お腹が張ったり、やっと出てもスッキリした感じがしないということもあるでしょう。

便通には個人差も大きいため、毎日排便がなくてもスムーズに理想的な便が出ていれば便秘とは言いません。逆に毎日排便があってもコロコロした硬い便で、力まないと出なかったり不快感があるということでしたら便秘と言えるでしょう。

便秘といっても、腸自体に異常はないものの大腸の動きが悪いために起きる「機能性便秘」と、大腸などに炎症やガンなどの異常があるために起きる「器質性便秘」とがあります。

一般的によくみられる便秘は、腸の動きが悪いために起きる「機能性便秘」です。この機能性便秘は、便秘を引き起こしてしまう原因によって3つのタイプに分けることができます。

直腸性便秘
便意が起きてもそれを我慢したりすることでだんだんと便秘になってしまうタイプ。太くて硬い、コロッとした便になる。
弛緩性便秘
大腸の動きが弱くなり、便をスムーズに送り出せないために便秘になるタイプ。高齢者や出産経験の多い女性に多い。排便があるときには、あまり硬くない便のこともあり。
けいれん性便秘
ストレスなどにより大腸が過度にけいれんしてしまうことから起きる便秘。ストレスの多い生活をしているとなりやすい。過敏性腸症候群でみられる便秘はこのタイプ。

ウサギのようなコロコロした便になり、また便秘と下痢とを繰り返しやすい。このタイプの便秘では、ゴボウやキノコなどの不溶性食物繊維を摂ると逆に症状を悪化させてしまうため注意が必要。

便秘が続いてウサギのようなコロコロした硬い便になる、または便秘と下痢とを繰り返してしまうという場合には「過敏性腸症候群」かもしれません。下痢を繰り返してしまうというタイプの人もいます。

この病気の原因ははっきりとはわかっていませんが、ストレスによって自律神経がバランスを崩したために起きるとも考えられています。特に働き盛りの世代に多く、日本人の5−10人に1人がこの病気にかかっているともされています。

過敏性腸症候群を改善するためには、規則正しい生活をして朝食もきちんと食べる習慣をつけることが大切です。またストレスを発散するためにリラックスできる時間を作ったり、軽い運動をしたりすることもよいでしょう。

コロコロとした硬い便、病気が隠れている「器質性便秘」

そして便秘を解消するために食事を気をつけたり体を動かしたりしてみたが良くならないといった場合には、「器質性便秘」の可能性もあります。

器質性便秘とは腸に炎症や腫瘍といった問題があり、それが原因で起きてしまっている便秘です。

例えば大腸がんやポリープ、クローン病、潰瘍性大腸炎などが原因で起きている便秘かもしれないのです。これらの場合にはすぐに病院へ行かなくてはいけません。

器質性便秘の場合には、便秘以外に次のような症状も伴うことが多くなります。

  • 激しい腹痛
  • 便に血や粘液が混じっている
  • 食欲不振
  • 吐き気や嘔吐

気になる症状があるようでしたら、まず一度、病院を受診してみるとよいでしょう。

細い便

やわらかくて細い便が続く、排便した後もスッキリしないといった症状が続く場合には痔や大腸がんの可能性が考えられます。

痔を繰り返していると肛門の周りは何度も炎症を起こしてしまい、肛門は拡がりにくくなってしまいます。肛門が狭くなるために便は細くなってしまったり、排便した後もスッキリせず残便感があるようになるのです。

もし今までは普通の便だったのに急に細くなってしまったというときには、大腸がんかもしれません。便の太さは鉛筆くらいになります。肛門近くにガンがあるためうまく排便できず、細い便になったり残便感があったりするのです。

細い便が出るからといって、必ずしも大腸がんの恐れがあるというわけではありません。しかしその可能性もあるため、一度きちんと検査を受けておいたほうが安心でしょう。

なお無理なダイエットをしている場合にも、食事量が少ないために便は細くなってしまいます。ダイエットが原因のときには、硬くて細い便になります。

下痢や軟便

水のような下痢便や泥状の軟便は、便の水分量が増えてしまっている状態です。これは大腸の働きに問題が起きているために現れる症状です。

通常、口から入った食べ物は胃や小腸で消化吸収が行われます。そして大腸では食べ物の残りカスからの水分吸収が行われ、それによって便は適度な硬さになっていきます。

しかし大腸の機能に問題があると、水分吸収が上手く行えず水分の多い便になってしまいます。その原因としてはいろいろなことが考えられるのですが、多いのは暴飲暴食や消化不良、おなかの冷えによるものでしょう。

原因に心当たりがあり、一時的な症状で治まるようでしたら心配ありません。このような経験は、誰でも何度かされているでしょう。

風邪やインフルエンザ、食中毒などでも下痢症状が現れます。このときには発熱や腹痛、嘔吐なども伴うでしょう。便に血が混ざることもあります。下痢が続いたり、下痢以外の症状も出ているようなときには早めに病院へ行くようにしましょう。

その他、下痢を起こしてしまう原因として次のようなことが考えられます。

下痢を起こしてしまう原因

  • 精神的ストレス
  • 食物アレルギー
  • 過敏性腸症候群
  • 潰瘍性大腸炎
  • クローン病
  • 大腸がん、ポリープ
  • 抗生剤など薬の副作用
  • 下痢を繰り返してしまう
  • 腹痛を伴う激しい下痢だったり便に血液が混じっている
  • 嘔吐など下痢以外の症状もある
  • 便の色が白・緑・黒など
  • 普通と違う、腐ったような異様な臭いがする

などというときには早めに受診してください。

下痢続くと脱水状態になりやすくなります。水分はしっかり摂るようにしておきましょう。規則正しい生活をし、油っぽい食事やアルコールは控え、リラックスできる時間を作ってストレス解消を心がけましょう。

便の色をチェック!健康な便は黄土色

黄土色から茶色の便でしたら(もちろん柔らかいバナナのような硬さと量も大切な条件ですが)、健康的な便と言えるでしょう。

便の色は食べたものによっても変わり、肉類が多いほど便の色は黒っぽい濃い色になってきます。野菜をよく食べるほど黄土色に近くなります。

また腸内細菌によっても便の色が変わります。善玉菌が多いほうが便は黄色っぽくなり、悪玉菌が多くなると黒っぽい濃い色に変わってきます。

便の色によって、次のような健康状態であると考えられます。

赤っぽい便
大腸がん
大腸ポリープ
赤痢など感染性腸炎
虚血性大腸炎
潰瘍性大腸炎 など
黒っぽい便 胃・十二指腸潰瘍
食道静脈瘤破裂
便秘
イカスミ料理
鉄剤・ビスマス剤・薬用炭など薬の影響 など
白っぽい便 ロタウイルス感染
コレラなどへの感染
肝臓や胆のうなどの異常(閉塞性黄疸)
バリウム服用後 など
緑色の便 母乳栄養の新生児
緑黄色野菜を大量に摂取している
抗生剤の服用
サルモネラ腸炎 など

では、詳しいことをみていきましょう。

「赤っぽい便」は痔か、とても危険な血便かも!すぐに診察を受けて

赤っぽい便は血便です。便に血液が混じっている状態で、すぐに医療機関を受診したほうがよいでしょう。

血便が出た場合に、一番可能性が高い病気は痔です。痔の場合には便の表面に血液のついた鮮血便になります。もし痔でしたら、きちんと治療をすることで治りますから心配はいりません。

ただしもっと危険な病気によって血便が出てしまっていることも考えられます。例えば大腸がんということもあるのです。そのような病気を見逃してしまわないためにも、赤っぽい便が出たときにはすぐに受診するようにしてください。

赤っぽい便の場合には次のような可能性が考えられます。

  • 大腸がん
  • 大腸ポリープ
  • 赤痢など感染性腸炎
  • (血性下痢)虚血性大腸炎
  • 潰瘍性大腸炎 など

どこから出血しているのかによって、便の「赤さ」は違ってきます。肛門に近い場所での出血の場合には、出血していることがはっきりわかる「鮮血便」になります。痔による出血では、きれいな鮮血が多くなります。

肛門から遠い食道や胃からの出血の場合には、血液が胃酸と混ざり黒くなるため「タール便(黒色便)」になります。黒っぽい便については、後で説明します。

出血量が少ないと、出血していてもそのことに気がつかないということもあります。大腸がんや大腸ポリープでは出血量が少ないため、検査で初めて出血に気がつくということもあります。

また大腸がんで出血していても、痔で出血しているだけだと勘違いしてしまっている場合もあります。手遅れにならないように、出血があったらまず診察を受けるようにしておきましょう。

潰瘍性大腸炎、赤痢や食中毒の感染性腸炎などでは便に粘液や血液が混ざったような粘血便や出血性の下痢になってしまいます。ただ潰瘍性大腸炎の症状の現れ方は人によってもそれぞれ違います。

虚血性大腸炎では突然激しい腹痛が起き、出血性の下痢や血便になります。嘔吐や発熱があることもあります。

「黒っぽい便」は上部消化管の出血かも!

黒っぽい便は「タール便」「黒色便」と呼ばれます。タール便は光沢のある黒い便、黒色便は光沢のない黒い便をさします。

黒っぽい便の場合には次のような可能性が考えられます。

  • 胃・十二指腸潰瘍
  • 食道静脈瘤破裂
  • 便秘
  • イカスミ料理
  • 鉄剤、ビスマス剤、薬用炭など薬の影響 など

黒っぽい便になった場合に、一番気をつけなくてはいけないのは食道、胃、十二指腸などからの出血の可能性があることです。上部消化管からの出血では血液は胃酸に混ざって黒くなり、そのため黒っぽい便になります。

黒っぽいため血液が混ざっていることに気がつかないこともあります。しかしこのままでは危険な状態です。出血がひどくなると貧血になってしまうこともあります。黒っぽい便が続いてしまうようなら、すぐ医療機関を受診してください。

ただ黒っぽい便でも特に心配のないものもあります。便秘のときにも、便の水分が少なくなるために黒っぽくなることがあるのです。心当たりがあるようなら、水分を摂ったり体を動かしたりして便秘を解消させるようにしてみてください。

またイカスミ料理を食べた後も、便は黒くなってしまいます。鉄剤、次硝酸ビスマスなどのビスマス剤、薬用炭などの薬の服用によっても黒くなります。

「白っぽい便」は感染症から胆汁の異常まで

うんこは茶系の色のイメージがあるかと思いますが、白色から灰白色の便になってしまうこともあります。

白色から灰白色の便の場合には次のような可能性が考えられます。

  • ロタウイルス感染
  • コレラなどへの感染
  • 肝臓や胆のうなどの異常(閉塞性黄疸)
  • バリウム服用後 など

冬期に乳幼児の間で集団感染してしまいやすいロタウイルス感染症では、白っぽい色の下痢になります。嘔吐、発熱などの症状もあります。便や嘔吐物から他人へと感染しやすいため、汚物の処理にも気をつけなくてはいけません。

コレラなどへの感染でも米のとぎ汁のような白っぽい便になります。海外からの帰国後であればコレラの疑いもあるため、すぐ医療機関へ行ってください。

肝臓や胆のうなどに異常がある場合にも灰白色の便になります。また脂肪吸収が障害されて、軟膏状をした脂肪便になることもあります。

便が黄土色をしているのは、便の中に排泄された胆汁に含まれる黄色い色素の「ビリルビン」のためです。肝臓や胆のうに異常が起こると胆汁が便の中にうまく排泄されなくなり、便にも色がつかなくなってしまうのです。

そしてそれ以外にも皮膚の色が黄色くなる、尿の色が濃くなってしまう、身体がかゆくなるといった黄疸症状も出ます。早めに医療機関を受診しましょう。

バリウム検査の後の便も白くなります。バリウム検査後には白い便が出ないと逆に問題ですから、そのようなときには必ず検査を受けた病院へ連絡するようにしましょう。

「緑色の便」は赤ちゃんによく見られる

便の色が緑というのもあまりイメージが湧かないかもしれませんが、赤ちゃんにはよくある症状になります。まれに大人になってからも緑色の便になってしまうことがあります。

緑色の便の場合には次のような可能性が考えられます。

  • 特に母乳栄養の新生児
  • 緑黄色野菜を大量に摂取している
  • 抗生剤の服用
  • サルモネラ腸炎 など

新生児、特に母乳栄養の場合には便が緑色になることがよくあります。これは便の中に排泄された胆汁中のビリルビンが、酸化されるためです。

母乳の場合には乳酸菌の影響によりビリルビンは酸化されやすいため、緑色になりやすくなります。また乳酸菌が多いために便は甘酸っぱいような臭いになります。

緑黄色野菜を大量に摂取している場合にも、便は緑色になります。また抗生剤服用によって腸内細菌のに影響が出たときにも緑色の便になることがあります。

サルモネラ腸炎などによっても、やや緑がかった便になることがあります。

便にもいろいろな色があるのです。普段見慣れない色の便が出たら、恥ずかしがらずにまずは病院へ行きましょう。

便の臭いをチェック!健康ならばほとんど臭わない

では次に、便の臭いについてみていきましょう。「うんこは臭い」というイメージが普通ですが、実は健康な状態の便でしたら気になるほどの臭いはあまりありません。

ただ食べ物の影響を受けやすいため、ニンニクなど臭いのキツいものを食べた次の日の便は臭くなりがちです。

そして肉食の多い生活をしていると、便は臭くなってきます。日本人の食事は昔に比べて欧米化してきています。野菜が少なく肉が多い食生活になってきているため、便の臭いは昔よりも臭くなっているとも言われています。

便の臭いは腸の状態に左右される

人の消化器官には100兆個もの細菌がいて、そのほとんどが大腸に住んでいます。これが腸内細菌で、小腸から送られてきた食べ物の残りカスを分解・発酵させ、便やガスを作ってくれています。

腸内細菌が次の3つに分類されることはご存知かと思います。

  • 善玉菌:体に有用な働きをする細菌
  • 悪玉菌:体に有害な働きをする細菌
  • 日和見菌:普段は無害だが、悪玉菌が優勢になるとそれに加勢する細菌

ちなみに健康な状態の大腸では、善玉菌と悪玉菌は8:2の割合になっています。日和見菌はわずかしか存在していません。

通常、腸の中は善玉菌のほうが優勢なのですが、肉食が増えると悪玉菌のほうが優勢になってきてしまいます。タンパク質や動物性脂肪を多く摂るようになると、それをエサにしている悪玉菌が、元気に増殖するようになってしまうのです。

悪玉菌はタンパク質を分解・発酵させてインドール、アンモニア、硫化水素といった腐敗物質を作り出します。これが悪臭の元です。

つまり肉を多く食べる生活は悪玉菌のエサとなるタンパク質や動物性脂肪を多く摂ってしまうため腸の中で悪玉菌が優勢になり、臭いの元となる有害物質もどんどん作られていってしまうのです。

生まれたばかりの赤ちゃんの便は、母乳やミルクに含まれるビフィズス菌のおかげでヨーグルトのような甘酸っぱい臭いをしています。しかし離乳食が始まると、だんだん大人の便の臭いに変わってしまうそうです。

便の臭いを抑えるには腸内環境が鍵!善玉菌を増やそう

便やオナラの臭いを抑えるためには、善玉菌の数を増やして優勢にさせ腸内環境を整えることが重要です。そして消化から排泄までがスムーズになることも大切です。体内に長く留まるほど、臭うようになってしまうのです。

善玉菌を増やすには、まず善玉菌のエサとなる食物繊維をたくさん摂るようにしましょう。食物繊維には、悪玉菌や有害物質を減らして腸内をきれいにしてくれる働きもあります。

乳酸菌の多いヨーグルトやぬか漬けといった、発酵食品を摂ることもおすすめです。食品に含まれる乳酸菌を生きたまま大腸まで届くようにさせることは厳しいですが、善玉菌のエサになることで善玉菌を優勢にすることができます。

善玉菌のエサになるオリゴ糖もなるべく摂りましょう。善玉菌が増えていくと大腸の働きが良くなり、免疫機能も良くなります。

スムーズに消化を進めるにはよく噛むことも大切です。そして体を動かして腸の運動を活発にし、排便を促すようにしましょう。ストレスが溜まると腸の働きは悪くなるので、ストレス解消していくことも大事です。

ちなみに健康な便に含まれる水分は80%、固形分は20%です。

固形分の1/3は食べカス、1/3は腸内細菌やその死骸、1/3は剥がれた腸粘膜になります。思っていたより食べカスが少なく、腸内細菌や腸粘膜が多いのですよ。

異常な便の臭いは酸性腐敗便が原因かも?危険なこの便の特徴とは

酸性腐敗便とは、食べた物が腸内で腐り、強い酸性を示す便の状態です。酸性腐敗便の大きな特徴は酸性が強く、軟便、そして異常な便臭というものです。

普段の食生活がお肉中心の人は酸性腐敗便になりやすく、身体の中で腐敗発酵が発生してしまいます。腐敗発酵が発生しなおかつ便秘に陥ってしまうと、身体のいたるところで害が及びます。

便秘で腸内に便が蓄積してしまうと、多量の有害成分となる腐敗便が悪さをはじめます。悪さをはじめた腐敗便は次第に血液中に浸入し、身体のいたるところに浸潤してしまうのです。

酸性腐敗便の有毒な成分は人体への影響も強く、細胞への障害も大きくなってきます。

通常、私たちの身体はこうした有害なものを一刻も早く体外に出してしまおうとします。これが下痢という症状です。

しかし便秘などにより排出しきれなかった有害な成分が血液中や細胞に吸収されてしまったとき、昏睡症状を起こしてしまうほど危険なのです。

普段の食生活が動物性たんぱく質や脂肪分ばかりを多く摂るお肉中心の人は酸性腐敗便になりやすいため、とくに注意していく必要があります。

また、生活習慣病のリスクが高い人も酸性腐敗便になりやすく、日頃の生活習慣をこの機会に見直していく必要があります。

大腸がんのサインは、便の状態に現れる

便にはその時々の体調や病気のサインが現れますが、大腸がんの際にも便通異常があったり血便が出たりといった症状が現れます。これを見逃してしまわないことが大切です。

大腸がんになると、次のような症状が現れます。

  • 便秘と下痢を繰り返す
  • 便が鉛筆のように細くなる
  • 血便や下血がある
  • 貧血になる
  • 残便感がある、排便してもスッキリしない
  • 腹部に痛み、しこりがある

ただしこれらの症状が現れるのは、ガンが少し進行してからです。早期の段階では自覚症状はほとんど現れません。大腸が早期発見するためには、健診を受けることが一番大切です。

40歳を過ぎたら、年1回は便に血液が混じっているかどうかを調べる「便潜血検査」を受けるようにしておきましょう。大腸がんは早期に発見できれば、治すことができるようになっています。自分を過信せず、検査をしっかり受けましょう。

大腸がんは早期に発見することが大切で、そのためには健診が欠かせないのです。私も年1回、ちゃんと受けるようにしていますよ。
キャラクター紹介
ページ上部に戻る