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あなたの頭痛の種類は?肩こりから脳卒中まである原因を見極める方法

頭痛は誰しも一度は経験する症状です。それだけに原因も多く、まったく問題なく自然に治まってしまうものから、生命の心配があるような危険なものまで千差万別です。

頭痛とはなぜ起こるのか、起こった時はどう対処したらいいのか。そして繰り返す頭痛を防ぐにはどうしたらいいのか、様々な方向から見てゆきましょう。

三大一次性頭痛の筆頭は緊張型頭痛

一次性頭痛と言うのは、基礎疾患がなく頭痛そのものがひとつの独立した症状として現れるものです。痛みの強さや不快感とは裏腹に、基本的には生命に影響を与える危険のないものです。

その中で最も多く見られるのは緊張型頭痛、その次が片頭痛で、最も少ないのが群発頭痛です。痛みの強さはこの逆で、群発頭痛がもっとも強い痛みをもたらします。

緊張型頭痛は鉢巻きのように痛む

緊張型頭痛は頭が締め付けられるように痛むことから、鉢巻きを巻くところが痛いと表現する人が多いようです。緊張型頭痛の特徴は、脈打つような痛みではなく、左右どちらかに偏った痛みでもないということです。

また、吐き気や嘔吐は伴いませんし、歩行や階段の上り下りなどの日常的な活動で頭痛がひどくなることもありません。ですので、ここで否定されているような症状が出ている場合は、緊張性頭痛ではない可能性があります。

痛みは30分くらいで自然に治まることもあれば、一週間ぐらい治らないこともあります。

また、頭痛がする時は、光のまぶしさが苦痛だったり、周囲の音が不快だったりと言う過敏症状が現れることがありますが、緊張型頭痛ではあまり現れませんし、現れたとしても両方が同時に現れることはありません。どちらか一方になるでしょう。

ただし、頭痛の難しいところは、こうした条件にぴったり当てはまるとは限らないと言うことです。実際には、他の頭痛との中間型のようなものも存在していますから、不安があれば受診して下さい。

緊張型頭痛は、発生頻度に応じて3種類に分類されています。医療機関ではそれぞれに応じて治療が行われるでしょう。

患者が強く希望しない限り治療の対象にならない、または患者が受診しない可能性が高いものとしては、稀発型があります。稀発型は頭痛の発生が1か月に1日未満の発生が見られる緊張型頭痛です。

確かに1か月に1日未満の発生で、我慢していればそのうち治るとか、市販の頭痛薬を飲んでおけば治るといったレベルの頭痛であれば、受診しない人も多いでしょう。

一方、1か月に1日以上15日未満の発生が見られるものを頻発型として、さらに1か月に15日以上の頭痛があるものを慢性緊張型頭痛として治療の対象としています。

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片頭痛は前兆症状が1つのポイントになる

偏頭痛と書くこともある片頭痛と言うのは、その名の通り頭のどちらか片側が痛む頭痛ですが、例外的に「両側性片頭痛」と言うものも存在しています。

片頭痛は次のような症状が特徴です。

  • 左右どちらかに痛みが出る
  • ズキズキと脈打つように痛む
  • わりあい重度の頭痛である
  • 日常的な動作で頭痛がひどくなる

この中で、2つ以上当てはまる頭痛が5回以上起こった場合に片頭痛と診断されます。片頭痛はだいたい数時間継続することが多くなっています。

重度の頭痛と言うのは表現として難しいですが、先に紹介した緊張型頭痛を経験したことのある人であれば、それより重い頭痛だというイメージで良いと言えるでしょう。

また、日常的な動作で痛みが強くなることが判っているから、頭痛がある間は日常的な動作を避けるという場合も、この症状があると考えてOKです。

そして、片頭痛もいくつかに分類されていますが、重要なのは前兆を伴うかどうかです。

前兆現象にはいくつかのパターンがありますが、有名なのはキラキラしたものが見える閃輝暗点です。その他、言葉が出てこないとか視野の一部が見えなくなるとかの症状が出ることもあり、それが始まってから1時間以内に頭痛が起こります。

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群発頭痛は強烈な痛みが毎日発生する

群発頭痛と言うのは2日に1回から、多い場合1日に8回の激しい頭痛が、15分から3時間くらい続くものです。

頭痛発作の間は、眼が充血したり、涙が出たり、瞼がむくんだり、瞼が下がったりします。その他、鼻が詰まったり、鼻汁が垂れたりすることもありますし、顔に汗をかくこともあります。

こうした激しい頭痛発作は、一定の期間で治まってしまうこともありますが、多くの場合反復性と言って、1か月以上発作が起こらない「寛解期」を挟んで何度も繰り返すことが見られます。

頭痛発作が起こる時期を群発期と言いますが、長ければ1年近く続くこともある一方、一週間くらいで次の寛解期に入ることもあります。多くの場合、群発期は2週間から3か月くらいです。

また、この寛解期がないか、あっても1か月未満であるものを、慢性群発頭痛と呼んで区別しています。

生命に別条がないとはいえ、群発頭痛や片頭痛では仕事や家事もままならないと言った状態に陥ってしまいます。完全に治るかどうかは別にして、受診して症状が軽減できるようにしておきましょうね。

頭痛には重い疾患が原因で起こる物がある

風邪をひいたときに頭痛が起こることは良くありますね。事故で頭を強く打った時も、頭痛として症状が残る場合があります。こうした、何らかの病気やけがによる物を二次性頭痛と呼んでいます。

二次性頭痛の原因は非常に幅広くありますが、中には生命に関わりかねない危険なものもありますので注意が必要です。

バットで殴られたような痛みを感じるクモ膜下出血

危険な頭痛の原因として挙げられる筆頭は脳卒中です。その中でもクモ膜下出血と言う病気は往々にして致命的になりますので、適切な判断と早急な救急治療が必要になります。

クモ膜と言うのは、脳を包んでいる3層の髄膜のうち、真ん中の膜のことで、ここにはたくさんの血管が通っています。この血管が高血圧や飲酒喫煙などのリスク因子によって破れて出血し、脳の表面を覆う軟膜との間に血が流れだすものがクモ膜下出血です。

クモ膜下出血はおよそ半数が亡くなり、助かっても多くに後遺症が残ります。発症した人のうち、完全に回復するのは20%~30%くらいだと言うデータもあります。

この病気では、突然後ろからバットで殴られたような短く激しい頭痛が唯一の症状であることも少なくありません。クモ膜下出血の頭痛は激しいことが良く知られていますが、むしろ注意しておくべきなのは「突然起こる」と言う部分です。

バットで殴られたような強さがないからと安心すべきではないのです。普通の頭痛は、なんとなく頭が重いとか痛いとかの状態から、だんだんひどくなってゆくという経過をたどりますが、クモ膜下出血の場合はいきなり強い痛みが来ます。

そして、頭痛が始まった瞬間に痛みのピークがある場合もあれば、中程度の痛みで始まって数分でピークに達する場合もあります。いずれにせよ、痛み始めの段階で強い痛みである場合はすぐに救急車を呼んで下さい。

脳梗塞などの虚血性疾患では一部に頭痛が見られる

脳梗塞や、その前駆症状と言われている一過性脳虚血発作では、最大で全体の1/3くらいに頭痛が見られます。つまり、頭痛が起こらない方が多いのですが、「脳梗塞では頭痛はない」と思いこんでは危険だということです。

細い血管に起こるラクナ梗塞ではめったに頭痛が起こることはありませんが、動脈の内膜が剥がれて脳血管を詰まらせる病態や、脳梗塞を併発する可逆性脳血管攣縮症候群では、クモ膜下出血のような激しい頭痛が起こることもあります。

いずれにせよ、頭痛が起こっていても脳梗塞の特徴である「表情筋の片麻痺」「身体の片麻痺」「ろれつが回らない」と言う症状があったら、脳梗塞を疑ってすぐに受診して下さい。もちろん救急車でOKです。

この脳梗塞の前兆症状と言われる一過性脳虚血発作でも、脳梗塞と同じ症状が出ますが、一過性で症状が治まってしまいます。なので、大丈夫と安心してはいけません。これは脳梗塞の前兆なのです。

すぐに病院へ行って脳の検査を受ければ、発症を抑えたり、発症してしまっても後遺症を抑えたりする可能性がうんと高まります。

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頭を打って1~2か月後の頭痛は要注意

これは主に50歳以上くらいの方に多いのですが、頭を打ったという経験の数週間後~数か月後に頭痛が起こることがあります。特に1~2か月後ぐらいに多いようです。これは慢性硬膜下血腫と言う病気であることが危惧されます。

比較的男性に多く、転倒するなどして頭を打ったことが原因になることが多いです。それほど強打したというものではなく、比較的軽微な事故でも起こりうるものです。

頭をぶつけることによって、脳と硬膜の間をつないでいる橋静脈と言う細い血管が切れ、硬膜の下に徐々に血が溜まってゆくことで血腫を形成し、脳を圧迫することから頭痛が発生します。頭痛と同時に、あるいは独立して片麻痺や認知症が起こることもあります。

原因は頭を打ったことなのですが、例えば酔っぱらって転倒し、頭を打った場合などには本人が頭を打ったことを覚えていないこともあります。あるいは既に認知症症状がある人で転倒事故が起こっても、同様のケースの可能性があります。

そのため、原因不明とされるケースも一定数存在しているのです。多くは手術で完治する予後の良い病気ですが、例外的に重症化するケースがないわけではありません。

リスクファクターとしてお酒の量が多い人や高血圧・脳卒中などの治療で抗凝固薬を飲んでいるケースが挙げられます。さらに、脳の萎縮がある人や人工透析を受けている人なども注意が必要です。

いずれにせよ、頭を打ったと言う経験があれば、2~3か月は様子を注意して見ておいた方が良いですね。

受診が必要な二次性頭痛の見つけ方

二次性頭痛は必ず他に原因になるものがあるわけですから、その原因を治療する必要があるので受診しなければいけません。ではその頭痛が二次性であるかどうかを見分けるにはどうしたらいいのでしょうか。

二次性頭痛を疑った方がいい症状の現れ方と言うものには、次のようなものがあります。

  • 突然起こった中程度以上の頭痛
  • それまで経験したことがないような頭痛
  • 普段の頭痛とは様子が異なる痛み方をする頭痛
  • 頭痛が良く起こるようになってきたという状況
  • 頭痛の痛み方がだんだんひどくなってきた場合
  • 50歳以上になって初めて出てきた頭痛
  • 言葉が出てこない、ろれつが回らないと言う状況
  • 記憶に障害が出る、極度の注意散漫などの状況
  • 熱があってうなじや膝が硬直する症状の併発
  • 認知症を含め精神的な症状がある場合

こうした物に1つでも当てはまった場合、すぐに受診して詳しい検査を受けるようにして下さい。

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昔は「酔っぱらいに怪我なし」なんて言いましたが、実際には大きな事故につながるのです。千鳥足になるほどのお酒は、怪我をしなくても重病の原因ですからほどほどにしておきましょう。

子供にも頭痛が起こるし一次性も二次性もある

子供の頭痛と言うと風邪かなと思うのが普通です。実際、子供の頭痛は風邪などが原因で起こっていることが少なくありません。

一方、最近では子供の片頭痛や緊張型頭痛が問題になってきています。ただ、子供に起こる一次性頭痛は大人のものほどひどくないことが多いようですね。

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子供の一次性頭痛は生活習慣の改善で治す

子供の緊張型頭痛と言うのは、ストレスが原因で起こることが多くなっています。症状のパターンは、中程度以下の強さで、脈打つような痛みが出ることはありません。締め付けられるような痛み方が特徴です。

また、階段の昇降などの日常動作でひどくなることもありません。吐き気や嘔吐もありませんし、光や音に敏感になることがあったとしてもどちらか一つだけです。

つまり、大人の緊張型頭痛とおなじような内容の頭痛が起こります。

子供の場合、できるだけ頭痛薬を使わない方が好ましいので、まずは本来の学業のほかに課外活動や、学校外でのスポーツ・学習塾・習い事などが過重になっていないかをチェックして、適宜減らすことが大事です。

もちろん早起きを中心とした生活のリズムも大事ですし、子供なりの人間関係のストレスも、周囲の大人が注意しておく必要があるでしょう。

そうした原因を取り除いて、正しい姿勢を取らせることや体操を行うこと、入浴を利用してリラックスさせることなどが有効です。

同じ一次性でも片頭痛は生活習慣に注意が必要

子供の片頭痛の症状も大人のものとほとんど同じです。ただ、両側性に現れるケースが多く見られることと、臭いに敏感になって、嘔吐するケースもよくあります。一方、痛みは大人の片頭痛より軽いケースが多くなっています。

嘔吐は、片頭痛と連動した周期性嘔吐症の可能性もありますが、お医者さんでしっかりチェックしてもらって下さい。

子供の片頭痛も、生活習慣を見直して規則正しい生活を送らせることが治療の基本ですが、寝すぎによっても起こることがあるので、睡眠不足に注意するだけではなく、休日の「寝だめ」もダメです。1日ずつを単位として睡眠不足を避けさせましょう。

また、片頭痛の場合、食べ物が関係することがあります。チョコレートやチーズは避けた方が無難ですし、長時間の空腹もいけません。さらに換気の悪い部屋や人込みも誘因になりますし、テレビやスマホなどのゲームも光の明滅が頭痛をもたらします。

そのほか人によっては天候の影響が出ることもあるようです。

子供に多い頭痛は髄膜炎の可能性がある

子供が頭痛を訴えた場合、大抵は風邪をひいたことが原因だと考えられますし、実際にそれが多いのもまた事実です。一方、小学生ぐらいまででは無菌性髄膜炎もよく見られる病気です。

無菌性髄膜炎とは、ウイルス感染によって脳と脊髄を包んでいる髄膜に炎症が起こる病気です。症状としては、頭痛・発熱・嘔吐が起こります。しかし、この症状はかぜなど一般的な病気とも共通するので、これだけでは判断できません。

もちろんこの段階で受診すればいいのですが、症状が軽い場合受診をためらうこともあるでしょう。そうした場合、子供を椅子に座らせて、手は膝の上に置いたまま自力でうなずくように首を前に倒させます。

これが上手くできなかったり、首や背中に痛みを訴えたりした場合は、髄膜炎の兆候であるうなじの硬直が起こっている可能性がありますので、他の症状が軽くても受診した方が良いでしょう。

子供にもストレスや生活のリズムの乱れで頭痛が起こるというのも、世知辛い世の中になったものです。

薬や医療の副作用で頭痛が起こってしまうこともある

頭が痛ければ頭痛薬を飲みます。しかし、このことがさらなる頭痛を招いてしまうこともあるのです。これはかなり厄介な症状ですので、頭痛薬は慎重に使いましょう。

また、痛みを止めるための注射が原因で慢性的な頭痛が起こることもあります。諸刃の剣とでもいうべき状況ですが、意外と多く起こっているんですよ。

痛み止めを予防的に使ってはいけない

頭痛が良く起こるからと言って痛み止めのお薬を予防的に飲む人がいますが、これは絶対に行ってはいけません。頭痛の痛み止めは頓服(必要な時に一回だけ飲むこと)が基本です。

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頭痛薬の中で、片頭痛のお薬として処方されるトリプタン系製剤やオピオイド系製剤は市販薬になっていないので、お医者さんが薬による頭痛が起こらない範囲で適切な量を処方してくれると思います。

むしろ注意が必要なのは、誰でも手軽に入手できる市販薬ですね。

日本頭痛学会が紹介している診断基準によると、1か月に15日以上頭痛がある人であって、いわゆる頭痛薬を1か月に15日以上、3か月を超えて使用している場合、薬物乱用頭痛と診断されます。

そして、一部の強いお薬では1か月に10日以上と少し厳しく見られるようになります。そして条件として、お薬を飲むようになって頭痛がひどくなったか、頭痛が現れたということを加えています。

(参照…薬物乱用頭痛|日本頭痛学会)

片頭痛や群発頭痛のような激しい頭痛に対しては、鎮痛薬ではない予防薬が存在していて、お医者さんで診断をつけてもらえば処方してもらえます。こちらは予防として継続的に飲むお薬になりますが、頭痛が出た時の痛み止めにはなりません。

薬物乱用頭痛はお薬をやめればほとんどの場合治りますが、お薬をやめたことによって、もともとあった頭痛が戻ってくると言う厄介な状態に陥ります。くれぐれも痛み止めを予防的に使うことはしないで下さい。

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心臓の薬で頭痛が起きることは割合多い

狭心症の発作を抑えるお薬として硝酸薬があります。ニトログリセリン(商品名:ニトロペン舌下錠・ジェネリックのみ)が代表格でしょう。ニトロと呼ばれることが多いものですね。これは口の中の粘膜から吸収された後、代謝されて一酸化窒素になります。

一酸化窒素は血管を強力に拡張しますので、狭くなってしまった心臓の冠動脈も拡張して血流を回復させ、狭心症の発作を止める働きがあります。

ところが、同時に脳や頭の外側の筋肉などの血管も拡張させてしまうために、ズキズキと脈打つような頭痛が起こることがあります。特にこのお薬を使い始めて間もない人によく起こるようです。

ある程度使い慣れると起こりにくくなることもありますが、例えば硝酸イソソルビド(商品名:ニトロール・ジェネリックなし)など、別のお薬に変えて様子を見ることもできますから、お医者さんに必ず相談して下さい。

ただし、一酸化窒素の血管拡張作用で狭心症発作を止めていることは共通しているので、お薬を変えても頭痛が出る可能性は残ります。

食べ物に含まれる成分でも頭痛が起きる

食べ物の成分で頭痛を招くものの代表はカフェインです。しかし、カフェイン自体は血管を収縮させる作用によって、頭痛を改善する効果もあるため頭痛薬にも配合されることがあります。

ですので、コーヒーや紅茶を飲んで頭痛が起こりやすいとか、コーヒーなどを止めて麦茶にしたら頭痛が改善し他という人は、カフェインを避けるのが得策です。

ただし、カフェインをやめると、離脱症状的に頭痛が起こることもありますので、それは自分で見極めて下さい。

また、チョコレートやチーズ、ナッツ類が片頭痛を招くケースもありますので、自分の体調に合わせてコントロールしてください。

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一方で、ハーブなどを中心に頭痛を改善させる要素のある食品もありますから、うまく利用してみるのも良いですね。自分の好みと体質にあったものを見つけましょう。

ただし、一部のハーブではお薬との相互作用がありますので、必ずお医者さんや薬剤師さんと相談してから飲むようにして下さい。思わぬ副作用に見舞われることがあります。

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痛み止めの注射で頭痛が起こる

腰痛の治療などで行われる硬膜外ブロック注射や、出産の際の帝王切開で使われる脊髄くも膜下麻酔・硬膜外麻酔などでは、まれに後遺症として頭痛が残る場合があります。

これは麻酔やブロック注射を行う際の、お医者さんの技量に左右される部分が否定できませんので、できるだけ麻酔科と連動した整形外科や産婦人科での処置を行うのが良いでしょう。

最近、痛みに特化した診療科としてペインクリニックがありますが、基本は麻酔科ですのでそうしたところで相談するのも良いでしょう。

こうした治療による頭痛が起きたときは、ペインクリニックを受診して治療の相談を行って下さい。

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頭痛薬にせよ麻酔にせよ、本来は身体にとって異物ですからトラブルの可能性は常にあります。そのリスクより得られる効果(ベネフィット)が多い時にそうした治療を選択するのです。

他の症状を伴う頭痛と言うのは意外に多い

頭痛と同時に吐き気がしたり、さらには嘔吐してしまったりと言うことは割合よく見られます。めまいを伴う頭痛もありますし、肩こりと頭痛と言うのも良く見られる組み合わせですね。

これらは、時として危険な病気の兆候である場合もありますので、受診した方が良いことが多いと言えるでしょう。

たかが肩こりの頭痛でも受診が勧められる

オールドタイプの人だと「肩が凝って頭痛がするくらいで医者に診てもらうなんて」と言う人もおられるかも知れません。しかし、それはあまり正しい考え方ではないのです。

肩こりで起こる頭痛は緊張型頭痛であることが多いのですが、比較的軽度の痛みが多い緊張型頭痛であっても、1か月に1日以上、年間12日以上の頭痛がある場合は治療の対象です。

とは言え、まずは自分で身体を動かしたり温めたりするという改善方法を試してみることは行ってみる値打ちがあります。それでダメなら治療を行ってもらいましょう。

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また、こうした頭痛は市販の鎮痛薬を飲んで我慢してしまうことが多いのですが、月に15日以上3か月と言う条件を満たしてしまうと、薬物乱用頭痛の可能性が出てきます。

週に3日、1か月に12日以内にしているから大丈夫、と言うのも危険です。生理痛で同じお薬を3日飲んでしまうと15日に届きますね。

また、市販薬の例で見た場合、生理痛の時にはバファリン・ルナi、頭痛の時にはイブクイック頭痛薬を飲んでいたとしましょう。この2つのお薬は主成分がイブプロフェンと言うNSAIDsですので、薬物乱用頭痛の視点で見ると同じとみなされます。

もちろん他の市販薬でも有効成分が重複することは良く見られますので、「解熱剤や痛み止めを月に15日以上飲まない」と意識することが大切です。

肩こりで頭痛がひどく、お薬を飲まないと日常生活に支障が出るレベルであったり、生活の品質が損なわれると感じた場合は整形外科などを受診して、肩こりと頭痛の改善を図って下さい。

頭痛におう吐やめまいが伴ったらすぐに受診を

頭痛の際に吐き気やめまい、嘔吐を伴うことは少なくありませんから、これだけでは何が原因かはまったくわかりませんが、時として危険な病気が隠れていることも少なくないのです。

まずは受診して検査を受けることで、危険な病気の可能性を排除してください。もちろん危険な病気であったら直ちに治療しなくてはいけません。

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検査の結果、一次性頭痛の痛みが吐き気やめまいを引き起こしていた場合など、危険性が少ないものであった場合にも、頭痛に対して適切な治療が受けられるでしょう。

特に片頭痛や群発頭痛の強い痛みは、生活に悪影響を及ぼしてしまいます。お医者さんで適切な処置や予防薬の処方を受けることで、そうした問題の解決につながる可能性が高いのです。

痛みを我慢することは決して美徳ではありません。痛みと言うのは身体の異常を知らせる信号なので、すぐに治療を行うべきだと思ってくださいね。

頭痛は種類が多すぎるのでひとまとめに説明は困難

メジャーな頭痛について説明してきましたが、これはほんの一部にすぎません。ですから、不安に感じる痛みがあればすぐに受診して原因を突き止めて下さい。

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