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肌荒れ・顔がかゆいのは花粉が原因?花粉症皮膚炎の特徴と予防対策

「木の芽時」と呼ばれる3~4月は、体調が不安定になりやすい時期です。春先に起こりやすい不調のひとつが肌荒れで、毎年春は肌がかゆくなったり化粧ののりが悪くなったりするという人も少なくありません。

せっかく暖かくなってお出かけが増える時期が来たのに肌の調子がいまいちだと、イライラしたり気持が沈んだりしてしまいますよね。

実は、春先に起こる肌荒れは花粉が原因になっていることが多いのです。花粉症の人も花粉症ではない人も、春は肌荒れに注意が必要。

女性を中心に増加している「花粉症皮膚炎」について、特徴や対策法を説明いたします。

花粉症の女性の9割が経験?花粉症皮膚炎とは

花粉が原因で起こる肌荒れを「花粉症皮膚炎(花粉皮膚炎)」といいます。スギ花粉が大量に飛散する春に起こりやすく「スギ花粉皮膚炎」と呼ばれることもあります。(夏や秋にブタクサやイネ科植物の花粉で起こる人もいます。)

花粉症の人は年々増加していて、日本人の4人に1人が花粉症を発症するほどポピュラーな病気になっています。

それに伴い花粉症皮膚炎も増加しているため、目や鼻の症状だけでも辛いのに肌荒れが重なって憂うつな気持ちでやり過ごす人が多くなっているのです。

ドクターシーラボが花粉症の女性を対象にアンケート調査を行ったところ、約9割の人が花粉症の時期に肌荒れを起こしていて、23%がかゆみ、15%が乾燥、13%の人が化粧のりの悪さに悩んでいることが分かりました。

(参照…ドクターシーラボ「美肌総合研究所」花粉皮膚炎にご注意!肌を守るためにできること)

しかし、春先に起こる肌荒れは、ホルモンや自律神経のバランスの乱れで起こる肌のゆらぎ、紫外線、空気の乾燥などが原因でも起こりやすいため、花粉が肌荒れの原因として注目されることは少なかったのです。

花粉症皮膚炎の症状

花粉症といえば、くしゃみ、鼻水、目のかゆみ、涙といった目や鼻のアレルギー症状が一般的で、顔などの皮膚症状を伴うこともあまり知られていません。しかし実際には、多くの人が花粉症による皮膚トラブルを経験している可能性があります。

特に花粉症皮膚炎は男性より女性に起こりやすいので、春先に肌荒れを起こしやすい女性は、通常の肌荒れではなく花粉症皮膚炎を引き起こしている可能性があります。

花粉が飛散する2~5月に以下のような症状があれば、花粉症皮膚炎かもしれません。

  • 炎症は顔、首、手に起こる
  • 顔では目の周り、鼻の周り、頬に炎症が起こりやすい
  • 皮膚が乾燥して部分的に粉をふく
  • 赤み・かゆみを伴う
  • まぶたが腫れぼったくなる
  • こすれるとヒリヒリする
  • 化粧品がしみる
  • 化粧ののりが悪くなる
  • 顔に腫れぼったい蕁麻疹が出ることもある

花粉症皮膚炎と通常の肌荒れは症状が似ているので、自分でも判別しにくい場合があるでしょう。そのような時は、次に挙げる特徴の有無で判断してみると良いでしょう。

花粉症皮膚炎の特徴
  • 肌を露出していて花粉が付着する場所に起こる
  • 特に目の周りに症状が出やすい
  • 花粉が飛散しない時期には肌荒れが起こらない

花粉症皮膚炎は目の周りから炎症が始まったり、他の場所より赤みや腫れが強く出ることが多くなるのも特徴の一つです。目の周りの皮膚は薄くデリケートで、ほかの場所よりも炎症が起こりやすいのです。

▼引用:花粉症皮膚炎の症例写真

(出典…花粉症皮膚炎 – 服部皮膚科アレルギー科)

また、アトピー性皮膚炎の約3割の人は花粉が飛散する時期に皮膚の症状が悪化し、花粉症皮膚炎の症状が出やすくなります。

花粉症皮膚炎は花粉症やアトピー性皮膚炎の人だけに起こるトラブルというわけでもありません。中には、目や鼻の花粉症がないのに肌荒れだけが起こる人もいます。

また、花粉症皮膚炎は幼児から高齢者まで幅広い年代で起こり得るトラブルですが、20~50代の女性に起こりやすいのも特徴です。

花粉症皮膚炎の原因は「肌のバリア機能低下×花粉」

花粉が飛散する時に起こる肌荒れは「肌のバリア機能低下」と「花粉」の2つの条件が揃った時に起こります。また花粉症皮膚炎には大きく分けて2つのパターンがあります。

  1. 花粉症の鼻水や目のかゆみによって肌を傷めてしまう
  2. バリア機能が低下している肌に花粉が付着して刺激を感じてしまう

まず、これらの理由で肌荒れが起こるメカニズムを簡単に説明しておきたいと思います。

そもそも「肌荒れ」とは?バリア機能の低下と肌荒れ

私達が「肌荒れ」と呼んでいる肌の不調とは、肌のバリア機能が低下した時にささいな刺激に反応して起こる皮膚症状のこと。乾燥による皮膚のカサカサ感や粉ふき、赤み、かゆみ、ヒリヒリした痛みなどを伴います。

ちょっとした肌荒れは、誰もが日常的に経験し得るものです。肌のバリア機能が弱くなっている時には、刺激の強い化粧品や洗剤、紫外線、こする、掻くといった手の摩擦を刺激と感じて皮膚の炎症を起こします。

春先のよく晴れた日には花粉がたくさん飛んでいるので、外出すると体には容易に花粉が付着してしまいます。

しかし誰もが花粉で肌荒れを起こすわけではなく、肌がすこやかな人は肌に花粉が付着してもなんともありません。これは、肌の表面ではたらくバリア機能が花粉をブロックしてくれているためなのです。

私達の皮膚表面にある「角質層」は、角質細胞がセラミドという脂質で満たされて整然と並び、その表面が薄い皮脂膜に覆われていることで、肌を守るバリアの役割を果たしています。

角質層のバリア機能がしっかりはたらいているおかげで、ウイルスや細菌、紫外線、ゴミなど病気の原因となる異物の侵入を防ぐことができています。 同時に肌内部の水分が蒸発するのを防ぐので、肌の細胞もすこやかに保ちます。

しかし、肌の乾燥によって角質層をセラミドで満たすことができなくなったり、皮膚の炎症によって角質細胞が傷つけられたりすると、角質層がめくれてすき間が生じてしまいます。

角質層にすき間ができると、肌内部に異物が容易に侵入するようになり、赤みやかゆみといった炎症が起こりやすくなります。これが肌荒れです。

花粉症の鼻水や目のかゆみが原因で起こる花粉症皮膚炎

花粉症の人は鼻水をティッシュでかんだり、かゆみで目元をこすったりして皮膚を傷めてしまい、目や鼻の周りを中心に肌荒れが起こりやすくなります。肌荒れは、花粉症の二次的なトラブルともいえます。

鼻をかんだり目をこすったりする物理的な刺激で角質層がめくれ、目や鼻の周りの肌のバリア機能が低下します。

バリア機能が低下している状態で繰り返し鼻をかんだり目をこすったりするので、その物理的な刺激が肌に大きな負担をかけ、目や鼻の周りの赤み、ヒリヒリした痛み、皮膚のゴワつきを引き起こすのです。

また花粉に対してアレルギー反応を起こす体質のため、バリア機能が低下した肌に花粉が付着することで肌にアレルギー反応を起こし、アレルギー性のかぶれ(アレルギー性皮膚炎)によるかゆみ、蕁麻疹状の腫れ、発疹も起こりやすくなります。

バリア機能が低下しているために起こる花粉症皮膚炎

一方、花粉症の有無に関係なく花粉が飛散する時期に肌荒れが起こる人もいます。これは、一時的に肌のバリア機能が低下しているところへ花粉が付着し、花粉を刺激だと感じることが原因です。

春先は、もともと肌のバリア機能が低下しやすい時期です。冬の乾燥した空気で角質層が荒れやすく、季節の変わり目でホルモンや自律神経のバランスが乱れて肌質が敏感肌にゆらぎやすいためです。

乾燥しやすい頬、目の周り、口の周り、首など広範囲の肌荒れが起こりやすい場合は、肌のバリア機能が低下しているために起こる非アレルギー性のかぶれ(接触性皮膚炎)を起こしている可能性があります。

非アレルギー性の肌荒れはそれほどひどくならず、かゆみ、赤み、乾燥感といった症状ですむことが多いようです。

ただ、いったん肌のバリア機能が低下してしまうと、春に増える紫外線、ほこり、汗までも肌荒れの原因になるため、花粉がそれほど飛散していなくても肌荒れを起こしてしまう可能性が出てくるので注意が必要です。

また、花粉症皮膚炎は、花粉症の二次的なトラブルで起こる場合、花粉症に関係なく花粉が肌を刺激して起こる場合、両方が入り混じる場合、と人それぞれで発症の仕方が異なります。

どの花粉症皮膚炎も共通して肌のバリア機能の低下が原因になっています。もし春先に肌荒れを起こしたら肌のバリア機能が低下していることを自覚し、対策として肌の調子を回復させるスキンケアが必要になります。

春の肌荒れが花粉症皮膚炎かもしれないと感じたら

花粉症皮膚炎を起こしているかもしれないと感じたら、その日からすぐに対策を始めましょう

花粉症皮膚炎の予防・治療に必要な対策
  • 花粉をブロックする
  • 肌のバリア機能を改善する

まずは、花粉症や肌荒れを引き起こす花粉を寄せ付けないこと、そして肌のバリア機能をしっかりキープして花粉の刺激に負けない肌を作ることが大切です。

肌にはある程度の自然治癒力があるので、赤みやかゆみといった軽い症状なら、これらの対策をしばらく続けることで改善させることができます。

花粉をブロックする方法:マスクやゴーグルなどを着用する

花粉症の人、春先に肌荒れを起こしやすい人は、花粉が飛散する時期に入ったらすぐ花粉のブロック対策を始めましょう。

肌に花粉を付着させない、また花粉症の人は花粉症の症状をなるべく軽くすますことが花粉症皮膚炎の予防につながります。

マスク、花粉症専用のゴーグルは花粉症ケアの基本アイテムです。外出時に着用しましょう。花粉症専用のゴーグルはドラッグストアなどで購入できます。さらに帽子をかぶると髪の毛や顔に花粉がかかるのを防ぐこともできます。

かゆみや発疹が起こりやすい首は、ストールを巻いたりタートルネックを着たりすることで花粉の付着が防げます。首に炎症が出ている人、アトピー性皮膚炎の人は、肌触りの良い素材を選んでください。

帰宅した時は、玄関に入る前に帽子、上着、マスクなどに付着した花粉を払い落としてから家の中に入りましょう。

また花粉が飛散する時期は、身に付ける衣類もこまめに洗濯し部屋干しをし、花粉の付着を防ぎます。

花粉をブロックする方法:帰宅したらすぐ花粉を洗い流す

花粉が肌に付着したままだと肌荒れが起こりやすくなるので、外出から帰ったらすぐ肌を洗って花粉やほこりなどの刺激物を取り除きます。

顔、首、手など花粉が付着しやすい所はぬるま湯でよく洗い流しましょう。メイクもすぐ落とします。できれば入浴をして髪、顔、体を洗うのが一番です。

お湯は40℃以下のぬるめのお湯を使いましょう。熱いお湯を使うと皮脂が洗い流されて肌の乾燥まねきます。

肌のバリア機能を改善する方法:肌を保湿する

肌が乾燥すると角質細胞が荒れて敏感肌に揺らぎやすくなります。

一年の中でも最も肌が乾燥しやすいのが冬です。冬の間に肌の保湿ができていないと、木の芽時に敏感肌へ傾きやすくなります。

春になってから慌てないよう、冬の間に保湿力の高い基礎化粧品を選んで肌を十分に保湿し、バリア機能を高めておきましょう。

肌を十分に保湿するため、洗顔後に化粧水で肌を整えたらすぐに乳液またはクリームを塗って肌の水分を閉じ込めます。

冬は、エアコンの暖房による空気の乾燥もお肌の敵となります。湿度計を設置して部屋の湿度をチェックし、加湿器を使って最低でも40%を下回らないように湿度を保つと良いでしょう。

部屋の湿度を上げると、エアコンの設定温度を下げても温かく感じる節電効果、風邪やインフルエンザのウイルスの増殖を抑える効果も得られます。

肌のバリア機能を改善する方法:肌を洗い過ぎないようにする

肌を清潔に保つことはスキンケアの基本ですが、洗い過ぎで肌の皮脂を過剰に奪うのは良くありません。角質層の油分が不足してバリア機能が弱くなってしまいます。

洗顔のたびに洗顔石鹸を使うと、乾燥肌の人は肌に必要な皮脂まで洗い流される可能性があります。

そこで乾燥肌の人は肌のバリア機能を保つために、夜は石鹸やクレンジング剤を使ってメイクや皮脂汚れを落とし、朝はぬるま湯だけですすぎ洗いをするのがおすすめです。

顔の汚れをしっかり落とそうと肌をゴシゴシこするのも角質層を傷めるのでNGです。

手のひらで直に肌をこするのではなく、泡立てた石鹸の泡またはぬるま湯が肌を包んで撫でるようなイメージでやさしく洗うようにすると、汚れをきちんと落としながら肌を傷めることもなくなります。

肌のバリア機能を改善する方法:敏感肌用の化粧品に切り替える

肌のバリア機能が低下している時は、普段使っている化粧品で刺激を感じて炎症が起こりやすくなります。

化粧品がしみるなどの刺激を感じる場合は「アレルギーテスト済み」と表示のある敏感肌用の化粧品に切り替え、肌にかかる負担を抑えます。

肌を刺激する成分が使われておらず、テストによってアレルギーが起こりにくいことが証明されているので、敏感肌に揺らいでいる人も安心して使えます。

また敏感肌用の化粧品は保湿成分や薬効成分が配合されているので、スキンケアを続けていくと角質層を満たしてバリア機能の回復を促進することができます。

アレルギーテスト済みでも人によっては肌に合わない場合があるので、パッチテストをしてから肌に使いましょう。

肌のバリア機能を改善する方法:ワセリンを塗る

花粉症や肌荒れの人に試していただきたいのが、ドラッグストアで販売されているワセリン(白色ワセリン)です。

ワセリンは、軟膏や化粧品の基材として使われている油性の保湿剤です。肌を刺激しないので副作用の心配なく使うことができ、皮膚をしっかりコーティングし、乾燥肌の保湿や皮膚の炎症の保護に適しています。

乾燥が進んでいる人、目のこすり過ぎや鼻のかみ過ぎで皮膚がごわごわしている人、敏感肌用の化粧品も肌に合わない人の保湿に適しています。

また顔や首など露出している肌や鼻の穴の入り口にワセリンを塗ると、花粉が直接肌に付着するのを防ぐブロック効果も得られます。

ワセリンの欠点はややベタつくところで、人によって好みが分かれやすいアイテムです。ベタつきを押さえるには、少量を手に取り、手の温度でゆるめてから肌に薄く伸ばすのがポイントです。

ワセリンは安価で使い道が多く、何より肌の保護効果が高いので1つは常備しておくと良いでしょう。

肌のバリア機能を改善する方法:肌をかいたりこすったりしない

目のアレルギー症状や肌荒れのかゆみがあると、ついかいたりこすったりしてしまいがちです。しかし皮膚を摩擦して余計に角質層が傷つけてしまうので、肌のバリア機能の回復が遅れてしまいます。

皮膚にかゆみのある時は、冷たいおしぼりを当てて冷やしたり、かゆみ止めの軟膏を塗ったりして、かかずに早くかゆみをしずめましょう。

特に目の周りは、皮膚の厚さが顔のほかの部分の1/3しかなくとてもデリケートなので、なるべくこすらないようにします。かき過ぎると色素沈着の黒ずみの原因にもなるので注意してください。

かくと気持ちが良いのですが、かくことにかゆみを治す作用はありません。かけばかくほど、かゆみを引き起こす物質「ヒスタミン」が増えて、かゆみが止まりにくくなるので、かきたくても我慢しましょう。

髪の毛が触れるとチクチクしてかゆみがぶり返すので、髪の毛をすっきりまとめるなどヘアスタイルの工夫も必要です。

肌のバリア機能を改善する方法:なるべくメイクを控える

花粉症皮膚炎になってしまったら、メイクはお休みするのが一番です。

花粉症皮膚炎が女性に多いのは、メイク落としが肌のバリア機能を弱くするためです。クレンジング剤は洗浄力が高いため、メイク落としで角質層の油分を過剰に奪いやすいのです。

特にアイメイク用のクレンジング剤は落としにくいアイメイクを落とすために洗浄力がより高くなっているので、使い続けると目元の皮膚に大きな負担がかかり、肌荒れが起こりやすくなります。

濃いアイメイクはもちろん、洗浄力の高いクレンジングが必要なしっかりメイクも控えましょう。

仕事中やフォーマルな場面でノーメイクというのは厳しい場合は、クレンジング剤を使わずに洗顔石鹸だけで落とせるタイプのファンデーションに切り替えると良いでしょう。

肌のバリア機能を改善する方法:紫外線もしっかりブロックする

肌のバリア機能が低下している時に紫外線を浴びると、乾燥が進んで肌荒れが悪化しやすくなります。また、シミ、しわも増えやすくなってしまうので、肌を露出する部分はUVカット剤を塗ってしっかり紫外線をブロックします。

肌の負担を押さえるため、UVカット剤は紫外線吸収剤を使用していない低刺激性のものや石鹸で落とせるものを選びましょう。

肌のバリア機能を改善する方法:体調を整え、肌に良い栄養素を摂る

自律神経やホルモンのバランスが乱れると、ストレスに対抗する力や肌の新陳代謝が低下して肌トラブルが起こりやすくなるので、春先は規則正しい生活を心がけてなるべく体調を整えることも大切です。

3~4月は一年の中でも一番慌ただしくストレスを感じやすい時期ですが、あえて睡眠をしっかりとって肌の新陳代謝を促進させましょう。

また栄養バランスのとれた食生活を心がけて肌の調子を整えることも大切です。花粉症皮膚炎の予防・改善におすすめの栄養素はビタミンA、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンDです。意識して食事から摂取するようにしましょう。

栄養素 効能 含有量の多い食品
ビタミンA 皮膚の乾燥を防ぐ
免疫力を高めアレルギーを防ぐ
にんじん・レバー
ほうれんそう・ 乳製品
ビタミンB2 肌荒れを防ぐ レバー・卵
納豆・乳製品
ビタミンC 炎症をしずめる
ストレスに抵抗する
かんきつ類・いちご
ブロッコリー・パプリカ
ビタミンD 免疫力を高めアレルギーを防ぐ しらす・鮭
きくらげ・干ししいたけ
花粉が飛散する時期に入ったら、花粉予報情報をこまめにチェックし、花粉の飛散量が多い日は特に対策をしっかり行うようにしましょう。

症状が強い場合は皮膚科の薬で治しましょう!

セルフケアで肌荒れが改善されない場合は皮膚科を受診しましょう。たかが肌荒れと思って受診を敬遠していると、肌のバリア機能がどんどん低下して炎症がひどくなってしまうおそれがあります。

また、痛みやジュクジュクした炎症がある場合は、アレルギー性の強い炎症を起こしている可能性があるので、すぐ受診しましょう。

皮膚症状の治療には、一般にステロイド剤の外用薬が処方されます。かゆみや蕁麻疹のある場合は抗ヒスタミン剤の内服薬、アレルギー性の皮膚症状があれば抗アレルギー剤も処方されます。

去年の春まで花粉症ではなかった人で初めて花粉症皮膚炎のようなかゆみや赤みがが起こった場合は、花粉アレルギー、非アレルギー性のどちらの皮膚トラブルか分からないので、病因でアレルギー検査を受け、原因を特定しておきましょう。

花粉症の人は、耳鼻科で処方されている薬や市販薬を使って鼻水や目のかゆみなどの症状を抑えることで、顔や首の皮膚に起こる花粉症の二次的なトラブルを予防することができます。

花粉症の治療に処方されることもある抗アレルギー剤の「タリオン錠」や抗ヒスタミン剤の「ヒスポラン錠」は、アレルギー性鼻炎や蕁麻疹・かゆみに処方される内服薬で、花粉症皮膚炎が原因で起こる皮膚症状にも有効です。

ただし花粉症の人も皮膚症状の治療は皮膚科で別途に受け、専用の薬を処方してもらうことがのぞましいです。

早めに花粉対策を始めて春の肌荒れを回避しましょう

花粉症皮膚炎をいったん発症すると、肌のバリア機能が低下していることから些細な刺激に敏感に反応するようになり、次々と肌トラブルが起こりやすくなるのが厄介です。

ただし季節的な病気なので、花粉症皮膚炎そのものが長く続くわけではありません。

花粉の飛散が終わるまで大変かもしれませんが、予防でも十分に回避できる病気なので、早めに花粉対策を始めて明るい気分で春を過ごせるようにしたいですね。

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