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花粉症の症状が悪化する!花粉症の人が食べてはいけない7つの食べ物

ティッシュで鼻をかむ女性

立春を過ぎ日差しが少しずつ暖かくなり始める季節。寒い冬も終わり春が待ち遠しくなる時期ですが、もしかすると花粉症の人にとっては一年で一番苦手な季節かもしれません。

ある調査では、日本人の4人に1人以上が自分は花粉症だと自覚していました。その中でも特に多いのはスギ花粉症です。あなたの身近にも、花粉症で悩んでいる人がいるのではないでしょうか。

花粉症の人にとって辛いこの季節を少しでも楽に乗り切るために、まず食事を見直してみませんか。花粉症の症状を悪化させてしまう食べ物についてみてみましょう。

花粉症の症状を悪化させてしまう食べ物に注意

近年、花粉症患者は増加傾向にあります。その中でも特にスギ花粉症は非常に増えてきていることがわかってきます。

スギ花粉症が増えてきている原因のひとつには、スギ花粉の飛散量が増えたことがあります。スギは戦後の植林対策によって植えられていて、そのスギがちょうど今、花粉をつける樹齢になってきているのです。

その他に花粉症患者が増えた原因としては、自動車の排気ガスによる大気汚染が進んでいること、生活のリズムが不規則になったりストレスが増加していることなども関係しているでしょう。

そして食生活が大きく変化したことも関係していると考えられます。現在は飽食の時代と言われ、昔と比べると常に栄養過多の状態になっています。タンパク質や脂肪の摂取量が多過ぎると、免疫機能が過剰に働き花粉症の症状が出やすくなるのです。

以下のような食べ物は花粉症の症状を悪化させてしまいます。花粉が飛んでいる時期には、なるべく控えるように心がけてみてください。

  1. 高タンパク、高脂肪な食事
  2. 砂糖
  3. リノール酸を多く含むサラダ油を使った揚げ物や炒めもの
  4. ファストフード
  5. 加工食品
  6. 香辛料
  7. コーヒー

さっそく、それぞれについて詳しく解説していきます。

花粉症の症状を悪化させてしまう食べ物1.高タンパク、高脂肪な食事

現代の欧米化した食生活は、花粉症患者が増えた原因のひとつと考えられています。高タンパク、高脂肪な食事は免疫機能が過剰に働きやすくなり、花粉症になりやすくなってしまうのです。

もちろん健康な体のためにはタンパク質が必要ですし、適量の脂肪も必要になります。タンパク質は免疫機能を向上させるために重要な栄養素でもあるのです。

しかし過剰な摂取が続いてしまうと、IgE抗体が作られやすくなってしまいます。IgE抗体は花粉症などのアレルギー反応に深く関係している物質です。

花粉が体内に侵入したとき、花粉を異物と認識した体が作るのがIgE抗体です。しかしこのIgE抗体がたくさん作られ過ぎてしまうと、花粉症を発症してしまったり症状を悪化させてしまったりしやすくなるのです。

肉料理中心の食事は高タンパク、高脂肪で、花粉症になりやすかったり症状を悪化させやすくなってしまいます。肉はなるべく脂肪分の少ない赤身や鶏のササミなど選ぶようにしましょう。

また肉料理よりも魚料理のほうがおすすめです。魚にはEPAやDHAといった脂肪酸が多く含まれるのですが、これらにはアレルギー症状を抑える働きがあります。

花粉症の症状を悪化させてしまう食べ物2.砂糖

砂糖をたくさん使ったケーキや甘いお菓子も、花粉症によくありません。ジュースやコーラなどの清涼飲料水にも砂糖がたくさん入っています。砂糖をたくさん入れたコーヒーも控えるようにしましょう。

砂糖を多く摂ると腸内環境が悪化し、それによって免疫機能が低下するために、炎症やアレルギー症状を起こしやすくなります。

また普段よく使われる白砂糖は精製されていて、精製の過程でミネラル分は全て取り除かれてしまっています。しかし砂糖を消化するためには、ビタミンやミネラルがたくさん必要になります。

ビタミンやミネラルは筋肉や神経といった体の機能を正常に保ち、健康を維持するためには不可欠です。それなのに白砂糖(グラニュー糖も同じです)をたくさん摂取してしまうと、ビタミンやミネラル分が不足しがちになってしまうのです。

また砂糖には体を冷やす性質があり、そのために血行が悪くなって花粉症の症状が悪化するともされます。アイスクリームは砂糖をたくさん使っていますし、冷たいですからさらに体を冷やしやすくなります。花粉症の季節は控えるようにしておきましょう。

どうしても甘いものが欲しいときには、黒糖やオリゴ糖、ハチミツなどに変えてみてもよいかもしれません。もちろん摂り過ぎてしまってはいけません。

注意していただきたいのは、三温糖の栄養成分です。やや茶色がかった色をしているため、白砂糖よりもミネラル分を多く含んでいると思われてしまうことがあります。

しかし白砂糖と三温糖の製造工程はほぼ同じで、その栄養成分もほぼ変わりません。三温糖のほうがミネラル分を多く含んでいるわけではないのです。三温糖のほうが体によいからと、白砂糖から切り替えてもあまり意味はありません。

花粉症の症状を悪化させてしまう食べ物3.リノール酸を多く含むサラダ油を使った揚げ物や炒めもの

少し前まで「リノール酸はコレステロールを下げる体に良い油」であるとされていました。しかし研究が進むにつれて、摂り過ぎると善玉コレステロールも下げてしまい健康に悪いことがわかってきました。

その上、リノール酸の摂り過ぎはアレルギー症状を悪化させてしまうこともわかってきたのです。

リノール酸は体内に入ると代謝され、「アラキドン酸」に変わります。このアラキドン酸からはアレルギーを引き起こす「プロスタグランジン」や「ロイコトリエン」などが作られてしまいます。これによりアレルギーが悪化してしまうのです。

近年アレルギー性の病気が増えている原因のひとつに、リノール酸の摂り過ぎがあるのではないかとも言われています。

普段の料理によく使われるサラダ油には、リノール酸が多く含まれています。揚げ物や炒め物はもちろん、マヨネーズやドレッシングといったものにもたくさん使われています。花粉症の時期はこれらを少し控えるようにしたほうがよいでしょう。

しそやえごまなどに含まれる脂肪酸はα-リノレン酸です。これは体内で代謝されるとEPAやDHAになります。EPAやDHAは魚に多く含まれる脂肪酸でもあります。

α-リノレン酸やEPA、DHAにはアレルギー症状を抑える働きがあります。(アレルギーを引き起こす物質も作りますが、量は少なく問題ありません。)なるべくこれらを摂るようにしましょう。

リノール酸とα-リノレン酸については、その摂取量のバランスが重要とされています。リノール酸も健康のためには必要な脂肪酸ですが、通常の生活では過剰になってしまていることが多いのです。

リノール酸の摂取を減らし、α-リノレン酸の摂取をもっと増やすことを心がけていってください。しそ油やえごま油を使うようにしてもよいかもしれません。酸化しやすいため、そのままでドレッシングとしてかけるとよいでしょう。

またなるべく魚を食べるようにしましょう。高タンパク、高脂肪の肉は花粉症の症状を悪化させてしまいます。特に花粉症の時期は、肉より魚を食べるようにしてみましょう。

花粉症の症状を悪化させてしまう食べ物4.ファストフード

ファストフードなどで使われる油はリノール酸が多く、またすでに酸化した油を使っていることも多いでしょう。そのような油は健康に良くなく、アレルギー症状を引き起こしやすくなってしまいます。

花粉の飛んでいる時期は、ファストフードはなるべく控えましょう。

花粉症の症状を悪化させてしまう食べ物5.加工食品

加工食品に使われている油にもリノール酸が多いでしょう。また食品添加物も多く使われています。

このようなものは花粉症の症状が悪化させてしまいやすいため、なるべく控えるようにしましょう。

花粉症の症状を悪化させてしまう食べ物6.香辛料

唐辛子などの香辛料は鼻の粘膜を刺激してしまい、花粉症の症状がひどく出てしまうことがあります。花粉症の時期には少し控えるようにしておきましょう。

花粉症の症状を悪化させてしまう食べ物7.コーヒー

コーヒーについては、花粉症に悪いとも良いとも言われます。飲み方によっても、その影響のしかたが違ってくるようです。

まずコーヒーに砂糖やミルクをたっぷり入れた飲み方は花粉症を悪化させてしまいます。先ほども言ったように、砂糖は花粉症によくありません。牛乳も花粉症を悪化させると言われます。

コーヒーフレッシュのようなコーヒー用ミルクも、花粉症を悪化させます。コーヒーフレッシュは植物性油脂と水と乳化剤を混ぜ、香りをつけたりしたものです。植物性油脂とはサラダ油で、これにはリノール酸が多くまたトランス脂肪酸も多いでしょう。

またコーヒーにはカフェインが多く含まれるため夜に飲むと眠れなくなり、睡眠不足から次の日に鼻の具合が悪くなるということもあるようです。しかしカフェインには、花粉症によってボーッとしてしまったような症状の改善も期待できます。

そしてコーヒーにはクロロゲン酸というポリフェノールが含まれています。ポリフェノールにはアレルギーや炎症を抑える効果もあり、花粉症にも良い影響があるかもしれません。

このようなことから、花粉症の時期には砂糖やミルクをたっぷり入れたようなコーヒーは止めておき、適量で飲むようにすれば大丈夫と思われます。寝る前に飲むのは止めておきましょう。

【番外編】花粉症の症状を悪化させてしまうもの、アルコールとタバコ

アルコールは鼻の粘膜の血流量を変化させてしまいます。それが鼻づまりを引き起こして、花粉症の症状が悪化してしまいます。

花粉症の時期にはアルコールは控えるようにしましょう。

花粉症の時期には、タバコも控えましょう。タバコの煙が鼻の粘膜を刺激して、花粉症の症状を悪化させます。

タバコの煙は、吸っている本人だけでなく周りの人にまで及んでしまいます。自分は花粉症でないから大丈夫と思った喫煙者の方、あなたの煙が周りの花粉症の人に影響してしまっているかもしれないことも忘れないでください。

花粉が飛んでいる時期には、花粉症の症状を悪化させないために食生活も気をつけたいですね。大好きなスイーツも、ちょっと控えるようにしましょう。

▼逆に花粉症の症状を和らげる食べ物は?詳しくはこちらの記事をご覧ください。
花粉症に効く食べ物、飲み物がある!花粉症対策に摂りたい食品

何より大切なことは、規則正しい生活を送ること

花粉症の症状を和らげるために、食べることを控えた方がよいもの、逆に食べるようにした方がよいものなどいろいろありますが、何より大切なことは規則正しい生活を送ることです。

基本的なことですが、次のような生活を心がけてください。

  • 規則正しい生活をする
  • バランスのとれた食事をする、ビタミン・ミネラルをしっかり摂る
  • 睡眠不足にならないようにする
  • お酒は飲み過ぎないようにする
  • タバコは止める
  • ストレスをためない
  • 適度な運動をする
  • 外出先から花粉を持ち込まない
  • 花粉症用のマスクやメガネを使う
  • 無駄な外出を控えたり、花粉の多い時間帯の外出は控える
  • コートは花粉がつきにくい素材のものにする

これらのことをいろいろ気をつけても症状が辛いときには、我慢せず病院へ行くようにしてください。

花粉症の薬は眠くなるイメージがあって飲みたくないという人もいますが、今はいろいろなタイプのものがあり、眠くなりにくいものもあります。受診して医師に相談してみるとよいでしょう。

花粉症の薬はどんどん新しいものが開発されていて、眠くなりにくいタイプもあります。以前眠くなったから飲みたくないという人も、一度受診してみるとよいでしょう。もちろん、規則正しい生活をすることが基本なことを忘れないでください。
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