健康生活TOP 痛風 【即効】痛風の痛みを緩和する応急処置4段階!悪化させるNG行為は

【即効】痛風の痛みを緩和する応急処置4段階!悪化させるNG行為は

「風が吹いただけで痛む」という痛風発作、話を聞いただけでも痛くて厄介そうですし、できたら経験したくはないですよね。

しかし、高尿酸血症の患者数は年々増加しています。以前は珍しかったはずの病気が、現在では「ありふれた病気」になってしまいました。残念ながらあなたも、ある日突然堪え難いほどの痛風発作に襲われるかもしれないのです。

しかもその発作は、病院のやっていない夜中から明け方にかけての時間帯に起こることが多いとされています。

何の前触れもなく突然に痛風発作が起きた場合、どう対処すればよいのでしょうか。そのときの対処法について、やるとよいこととやってはいけないことをみていきましょう。

突然の痛風発作!まずは冷やして安静に、その後の正しい応急処置

はじめて突然の痛風発作に襲われたとき、もちろん一番ベストなのは病院へ行くことでしょう。ただ痛風発作は病院のやっていない夜中に起こることも多いですし、昼間だとしてもあまりの激痛に動けず病院どころではないことだってあります。

そんなときには、次のような対処をおこなってください。

まずは冷やす!

痛風発作で激痛に襲われている最中には、まずは患部を冷やして下さい。氷水やケーキなどについていた保冷剤、冷湿布などで冷やすとよいでしょう。下手に動かず、とりあえずは冷やすことです。

発作が起きた当日は、お風呂に入るのは止めておきましょう。温めるのはよくありません。

患部は心臓より高くする

痛みがひどいときには、患部を冷やして横になりましょう。そして横になったときには、患部を心臓より高くしておきましょう。

痛風発作はほとんどの場合、左右どちらかの足の親指のつけ根に起きているでしょう。ですので足の下に座布団などを折り畳んでいれ、足先の位置を少し高くさせるようにしてください。

靴下などは脱ごう

靴下のように患部を圧迫させてしまうものは、脱いでしまいましょう。患部は締め付けのない状態のほうが楽です。

痛みがある程度ひいて動かせるようになった後も、病院などへ行くときにはサンダルのようなゆるめの履き物を履いて行ってください。

とにかく安静に

痛風発作が起きている最中にできることは、なんだかんだ言っても、とにかく安静にしておくことだけです。氷水などで冷やし、横になって足を上げ、靴下は脱いで、後はひたすら痛みに耐えることくらいしかできないのです。

痛みがひどいときには、動かさず横になっていましょう。無理に歩くことは止めて、仕事もお休みしてください。

痛みのピークを過ぎれば少し動かせるようになりますが、動かせたからといって仕事へ行くのではなく、まずは病院へ行きましょう。

痛みがひいたとしても、今、体の中では尿酸値の高い状態が続いています。そのままほったらかしてしまっては、またいつ同じような発作が起こるかわかりません。痛みがなくなっても、必ず病院へは行きましょう。

痛風発作時にやってはいけないことは?マッサージはしないで!

では、痛風発作が起きているときにやってはいけないことは何でしょうか。痛いからといって次のようなことをしてしまうと逆効果になってしまいます。気をつけてください。

マッサージはしない!

痛みがあると、つい患部をもんだりさすったりとマッサージしたくなるかもしれません。しかし痛風発作時にマッサージは厳禁です。

痛みがあるときには患部に負担をかけないよう、指を曲げたりといったことも避けておきましょう。マッサージをしてしまうと、逆に痛みは悪化してしまいます。

アルコールもダメ!

痛みがあまりに辛いと、アルコールに逃げたくなるかもしれません。しかしアルコールを飲んだりしては絶対にダメです。

アルコールで痛風の痛みが忘れられることはないですし、逆にもっと悪化してしまうだけです。

市販の鎮痛剤を適当に飲まないで

痛みが辛いとき、家に常備されている市販の鎮痛剤をとりあえず飲みたくなるかもしれません。しかし鎮痛剤の成分によっては痛風の痛みを余計に悪化させてしまうこともあり、適当に飲んでしまっては危険です。

実は鎮痛剤として有名なアスピリン(アセチルサリチル酸)は尿酸値に影響を与えてしまい、発作を長引かせたり悪化させたりしてしまうのです。

アスピリンは市販の鎮痛剤にもよく含まれている成分です。例えば次のような鎮痛剤に入っています。

  • バファリンA
  • ケロリン
  • バイエルアスピリン
  • エキセドリンA

もしも痛みがどうしてもひどくて、とりあえず市販薬を使いたいというときには「ロキソニン」を選ぶようにしてください。薬局でもそのことを相談してみるとよいでしょう。そしてできるだけ早く病院へ行くようにしてください。

普段から尿酸値が高く、いつ痛風発作が起きてしまうか心配だという人は、あらかじめ主治医に使っても問題のない鎮痛剤を確認しておくとよいでしょう。痛風発作を予防する薬をもらっておいてもよいかもしれません。

痛風発作を一度でも経験していると、次に発作が起きるときにはその前兆を感じることも多くなります。そのときに「コルヒチン」という薬を服用することで発作を予防することが出来ます。

コルヒチンは発作の前兆を感じたときにすぐ服用すると、発作の予防が出来る薬です。ただし発作が起きてしまってからでは効果がなくなってしまいます。

発作が起きてしまってからは、コルヒチンではなく鎮痛剤で痛みを和らげていってください。もちろんその後に、尿酸値を下げるための治療も続けましょう。

ちなみに、痛風発作時に使用される保険適用の鎮痛剤は以下のようなものです。

  • インドメタシン(商品名:インテバンSPなど)
  • オキサプロジン(商品名:アルボ)
  • ナプロキセン(商品名:ナイキサン)
  • プラノプロフェン(商品名:二フランなど)

ただしジクロフェナックナトリウム(商品名:ボルタレンなど)やロキソプロフェンナトリウム(商品名:ロキソニン)などのように、保険適用外でも痛風発作の際に使われる薬もあります。

痛風発作が起きたときに、マッサージが逆効果だなんてなんだか意外ではありませんか?発作が起きたらもんだりせず、とにかく冷やして安静にしておきましょう。

痛風発作があった時には、必ず病院へ行こう

痛風発作が起きたときには、必ず病院へ行くようにしてください。

ただ痛みのピーク時には、あまりに痛すぎて動けず、病院どころではないかもしれません。そのときにはとりあえず安静にし、動けるようになったらなるべく早く病院へ行きましょう。

痛風発作が起きているときには、尿酸値が下がっていることもある

実は痛風発作が起きている最中に尿酸値を測ると、発作を起こす前よりも下がっていることがあります。

そのため健診などで以前から尿酸値が高いと言われているのであれば、そのことを医師に伝えるようにしてください。できれば健診の結果を持って行くとよいでしょう。

また痛風発作中の検査では尿酸値が正常値以下だったとしても、後日痛みが落ち着いてから再検査をするよう医師に言われるかもしれません。その際には必ずまた受診し、再検査を受けるようにしましょう。

痛みが治まっても必ず受診!治療を続けよう

痛風発作の最中はあまりの激痛に、今まで尿酸値を高いまま放置してしまったことを反省するでしょう。

ただ発作が起きても安静にしていることで、しばらくすると痛みは治まることがほとんどです。痛みが治まったからといって、あの激痛を忘れてしまってはいけません。

痛みがなくても尿酸値は高い状態が続いています。忙しいからと病院へ行かず尿酸値を下げる治療をしなかったり、今までと同じような生活を続けていたのでは、またいつ痛風発作が起きてしまっても不思議ではないのです。

しかも次第に発作の頻度は増えてきます。そして痛風発作だけでなく、全身に影響が出るようになります。尿酸値を放置したせいで、腎臓病や脳梗塞、心筋梗塞のリスクまでも高まってしまうことになるのです。

痛風発作が起きたときには、必ず病院へ行くようにしてください。

痛みが治まっても、ちゃんと尿酸値を下げる治療を続けていくことが大切です。

腎臓病、脳梗塞、心筋梗塞のリスクまで高まるなんてドキッとしますよね?甘く見ちゃダメなんです。

痛風発作が起きたとき、いつも飲んでいる尿酸降下剤はどうする?

普段から尿酸値を下げる薬をもらっていた人が痛風発作を起こしてしまった場合、少し気をつけていただきたいことがあります。

尿酸降下剤をいつもきちんと服用していた人は、痛風発作が起きても今までどおりに尿酸降下剤を続けるようにしてください。

ただし尿酸降下剤をもらっているけれどサボって飲んでいなかったという人の場合には、慌てて飲み始めたりはしないでください。尿酸降下剤を飲むことで、かえって痛みが悪化することがあります。

尿酸値が高い状態が続いていると、関節には徐々に尿酸の結晶が溜まっていきます。そして何らかの刺激により(飲酒や激しい運動など)この結晶が剥がれ落ちたことで、痛風発作が起きてしまいます。

実は尿酸値を急に下げると、それが刺激になって尿酸の結晶がもっと剥がれ落ちてしまうと考えられています。そして痛風発作の痛みは悪化し長引いてしまうのです。

痛風発作の最中は、尿酸値を変動させないことが大切です。そのため尿酸降下剤を飲んでいた人はそのまま飲み続け、飲んでいなかった人は痛みがなくなるまでは飲まないほうがよいのです。

わかりやすくまとめると、次のようになります。

尿酸降下剤をきちんと服用していた人

痛風発作が起きても、今まで通りに続けてください。

尿酸降下剤をもらっていたけれど、サボって服用していなかった人

痛風発作が落ちつくまでは、尿酸降下剤を飲まないでください。痛みがなくなったら医師に今までのことを伝え、今後は必ずきちんと服用を続けていくようにしてください。

今まで尿酸降下剤による治療をしていなかった人

痛風発作中は痛み止めで様子をみてください。痛みがなくなったら一度きちんと検査をし、尿酸値を下げる治療を行ってください。

痛風発作は暴飲暴食をしたり、激しい運動をした後などに起こりやすくなります。また夜中や明け方が多くなります。

仲間と楽しく運動をして汗を流し、打ち上げの飲み会で暴飲暴食をしてしまった日の夜中などは気をつけておきましょう。

また尿酸値が高いと言われると、慌てて運動をしなくてはと考えられることも多いと思いますが、実は激しい運動は痛風発作にとっては逆効果になってしまいます。激しい運動、無酸素運動などは余計に尿酸を増やしてしまうのです。

ウォーキングのような軽い運動、有酸素運動を無理せず長期間継続して行うのであれば、尿酸値にも効果があります。張り切ってやり過ぎてしまわないように注意しましょう。

もちろんお酒を控えたりストレスを解消したりといったことは、尿酸値を下げるために重要なポイントです。食事を気をつけて体重を落とすことも大切です。そして水分を十分に摂るようにもしましょう。ジュースや清涼飲料水ではダメです。

なお痛風発作のうち60~70%は、左右どちらかの足の親指のつけ根に起こります。ただ他にも足の親指以外の指のつけ根、かかとやくるぶし、アキレス腱、膝や肘の関節などいろいろなところで起こる可能性があります。

足の親指以外に痛みが出た場合には痛風だと気がつきにくいかもしれませんが、そのような場所で痛風発作が起きることもあるということを覚えておいてください。

痛風になったら運動をしなくちゃいけないと考えがちですが、無理にがんばって激しすぎる運動をしても良くないんです。
ウォーキングを続けることが一番いいですね。

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