健康生活TOP 緑内障 コーヒーやお茶が緑内障の原因!?ノンカフェインで緑内障を予防

コーヒーやお茶が緑内障の原因!?ノンカフェインで緑内障を予防

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日本人が失明する原因で最も多いのが緑内障です。緑内障は症状に気がつきにくく、気づいたときにはもう手遅れという人が多い病気です。

そして緑内障を引き起こす危険因子の1つには、私たちが普段飲むお茶やコーヒーといった身近な飲み物が影響しています。お茶やコーヒーが緑内障の原因になるかもしれないのです。

まずは緑内障を知ることから!他人事ではない緑内障を理解しよう

緑内障という名前は知っていても、どのような病気なのかはよく分からないという人も多いと思います。それもそのはず、緑内障は相当悪化しないと症状が現れないので、何の症状もない人で緑内障に関心がある人は少ないと考えられるからです。

緑内障は30代位から少しずつ進行していて、年齢とともに少しずつ悪化。その後、60歳前後から症状が出るというケースが多い病気です。

ここで重要なことは、緑内障は30代という比較的若いときから病気が始まっているということです。ですから緑内障は自分には関係ないと思っている人にこそ、知っておいてほしい病気です。

そもそも緑内障とは?

目を真正面から見たとき、一番外側にあって光を取り込む入り口にあたるところが角膜です。角膜の奥にはレンズの働きをする水晶体がありますが、角膜と水晶体の間には房水という液体が流れています。

これは角膜や水晶体に酸素や栄養を補給したり、目の内側から外に向かってかかる眼圧を調節したりする働きをしています。

その房水の出入り口に老廃物などが詰まって房水がスムーズに流れなくなると眼圧が上がり、目の奥にある視神経を圧迫するようになります。

視神経が圧迫されると目で見た映像が正確に脳に伝達されず、視野の一部が欠けて見えなくなります。これが緑内障です。

緑内障をそのまま放っておけば、さらに眼圧が上がり視界はどんどん狭くなり、やがて失明するという事態に陥ってしまいます。

緑内障の潜在患者

驚くべきことに、緑内障の状態であるにもかかわらず、治療を受けていない潜在患者の割合は9割と推計されています。

ほとんどの人がすでに緑内障の兆候があるにもかかわらず治療をしていないのです。これでは発症したときにはすでに手遅れという緑内障の特徴も納得がいくところです。

では、なぜ治療が遅れるかというと、やはり症状に対する自覚が不足していることが大きな要因です。緑内障の兆候や症状を知らないということと、自覚症状を感じにくいという2つの理由が重なっています。

緑内障を悪化させる要因にカフェインが!

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緑内障の根本的な原因は房水の排出が悪くなって眼圧があがることにありますが、それと同時に眼圧をあげるもう1つの理由は、お茶やコーヒー、紅茶などに含まれるカフェインの影響です。

カフェインを多く摂る人ほど眼圧が高くなる傾向があり、緑内障を悪化させる1つの要因になっています。

1日のカフェインの摂取量が200mg以上になると眼圧が上がるといわれています。カフェインを含む飲み物とおよそ1杯あたりのカフェインの含有量をあげてみます。

【飲み物(1杯あたり)に含まれるカフェインの量】

  • コーヒー(150ml) 90mg
  • 玉露(150ml) 200mg
  • 緑茶(150ml) 40mg
  • 紅茶(150ml) 50mg
  • ほうじ茶(150ml) 40mg
  • ウーロン茶(150ml) 40mg
  • 玄米茶(150ml) 20mg
  • コーラ(150ml) 45mg
  • ドリンク剤(100ml) 50mg

コーヒーなら1日2杯まで、緑茶や紅茶なら1日に4~5杯飲むくらいの量ということになります。お茶のペットボトル(500mk)なら1本分で約100mlのカフェインが含まれることなり、限度目安の半分程度を摂ることになります。

カフェインフリーで緑内障予防!カフェインもお酒も賢く飲もう

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緑内障を悪化させる要因の1つには、若い頃からたくさんのカフェインを摂る習慣にあります。短期間で大量にカフェインを摂るというよりも、何年、何十年という長い時間をかけてカフェインを摂る習慣が緑内障を発症させる要因になり得るのです。

今では、カフェインフリーの飲料も増えていますので、できるだけカフェインが入っていない飲料やドリンクを飲むことを心掛けていれば、緑内障の発症要因を減らすことにつながります。

どうせ飲むならカフェインが少ない次のような飲みものを飲むようにしましょう。

【カフェインが少なく緑内障予防になる飲み物】

  • 麦茶・・抗酸化作用があり全般的な眼病予防に良い。
  • 黒豆茶・・黒豆の皮に含まれるアントシアニンに強い抗酸化作用がある。
  • 杜仲茶・・視神経や網膜の末梢神経の血流を高める。
  • ハーブティー・・眼圧を下げる働きがある。
  • ルイボスティー・・ビタミンCが豊富。緑内障の予防のほか、美容にも良い。
  • 熊笹茶・・ビタミンAが豊富で目の老化を防ぐ。

特に高齢の人はお茶を飲むにしても、できるだけこうした飲み物を選んで飲むようにすると緑内障の予防につながります。もちろんノンカフェインやカフェインフリーと表記されていれば、それでも構いません。

飲酒も眼圧をあげてしまう!1日の飲酒適量を守ろう

カフェインだけでなくアルコールを短時間に多量に飲んでも眼圧が上がります。一晩で大量にお酒を飲むような人は眼圧が急激にあがるので注意しなければいけません。

【緑内障予防のための1日の飲酒適量】

  • ビール 中ビン1本 500ml
  • お酒 1合 180ml
  • 焼酎 0.5合 90ml
  • ウイスキー シングル2杯 60ml
  • ワイン 1~2杯 120~240ml

緑内障を発症しやすい人の特徴

カフェインやアルコールだけでなく、次のような人は緑内障を発症しやすい傾向がありますので注意が必要です。

  • 糖尿病の人・・網膜や視神経に異常が生じやすい
  • 強い近視の人・・網膜が伸びて薄くなっているので視神経が傷つきやすい
  • 親族に緑内障の人がいる・・遺伝的な要素がある

危険な要因をつぶしていこう!目のために生活習慣で気を付けるべきポイント

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目は非常に複雑で精密に作られている器官なので1つの要因だけをとらえて病気を説明することは難しいのですが、1つ1つの要因が積み重なるようにして病気が引き起こされるのは間違いありません。

予防としてできることは、その危険な要因を1つでも取り除くことが大切です。次のようなことも緑内障の危険因子となりますから普段の生活習慣の中で気をつけましょう。

【生活習慣の中で気を付けたいポイント】

  • 水分の摂りすぎ
  • 冷たいもの飲みすぎ
  • 短気な性格(興奮しやすい性格)
  • ストレスが多い生活
  • 暗い部屋で本を読むこと
  • 長時間のスマホの使用
  • 長時間下を向いて作業をする姿勢
  • 喫煙の習慣

緑内障の危険因子に、お茶やコーヒーが含まれるというのは驚きかもしれませんが、お茶は昔から健康に良いという既存の常識や、コーヒーはポリフェノールが入っているから健康に良いというような一面的な見方をしてはいけないのかもしれません。

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