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急性胃腸炎で下痢・嘔吐・腹痛!病院に行けない時自宅でできる治し方

腹痛で横たわる女性

突然起こる腹痛や下痢、嘔吐に悩まされたことはありませんか? そんなときに限って夜中だったり、休日でかかりつけ医が休みだったり…。タイミングが悪いことは重なるものですよね。

急に襲ってくるお腹のトラブル”急性胃腸炎”の原因と対処法をまとめてみました。

腹痛、下痢、嘔吐、発熱が起こる急性胃腸炎

急性胃腸炎とは、その名のとおり、胃や腸など腹部に起こる急性の痛み、下痢、嘔吐、発熱などの症状のことです。多くの場合、症状は一過性のもので、原因となる細菌やウイルスがなくなれば、症状も治まります。

胃と腸は別々の臓器ですが、食べ物を消化・吸収するという意味では、互いに影響しあって一つの役割を果たしていることから、一般的に、胃と腸の症状を合わせて「胃腸炎」と呼んでいます。

胃腸炎には、慢性の症状と急性の症状があり、原因や対処法が異なりますが、この記事では急性の胃腸炎について取り上げます。

急性胃腸炎の主な症状

急性胃腸炎の症状は、主に次の4つの症状が代表的です。原因となる病原体によって、起こる症状や程度、回復までの時間などが異なります。

  1. 急な腹痛
  2. 下痢(水状の便や血便)
  3. 吐き気や嘔吐
  4. 発熱

このほかにも、頭痛や筋肉痛の症状が起こることもあります。

急性胃腸炎で考えられる5つの原因

急性胃腸炎の原因は、次の5つに分類されます。この中でもとくに多いのは、食中毒など細菌の感染によって起こるものと、ノロウイルスなどウイルスの感染によって起こるものの2種類で、急性胃腸炎の原因の約80%を占めています。

  • 細菌によるもの(感染型と毒素型)
  • ウイルスによるもの
  • キノコなど自然毒によるもの
  • 寄生虫によるもの
  • 化学物質によるもの

急性胃腸炎は、病気の名前というよりも、急性の胃腸の症状のことを全般的に指していいます。専門的には、感染性胃腸炎や腸管感染症などといいます。詳しい原因を素人判断で特定するのは難しいですが、考えられる原因をあげてみます。

急性胃腸炎の原因1.細菌の感染によるもの

急性胃腸炎の原因で最も多いのは、魚介類や食肉、乳製品などから発生する細菌に感染して起こるものです。簡単にいえば、食あたりや食中毒が原因で起こる症状です。病原体となる細菌にもいくつかの種類があり、それぞれに特徴があります。

病原体 潜伏期間 症状・特徴
カンピロバクター 2~5日 水状の下痢、腹痛、嘔吐、発熱
黄色ブドウ球菌 2~4時間 下痢、腹痛、嘔吐
サルモネラ菌 約12時間 下痢、嘔吐、腹部にキリキリトした痛み
ウエルシュ菌 8~20時間 腹痛、下痢、加熱調理しても死なない
O-157 3~5日 下痢、腹痛、胃酸で死なない
ノロウイルス 1~2日 腹痛、下痢、嘔吐、発熱、ピークは冬
ロタウイルス 2~4日 下痢、嘔吐、3歳未満の乳幼児に多い

    

細菌の種類1.カンピロバクター(細菌・感染型)

細菌が原因で起こる急性胃腸炎の中で、最も多いものがカンピロバクターという細菌によるものです。

カンピロバクターは、牛、鶏、豚、羊、犬、猫、カラスなど、多くの家畜や動物、ペットの体内に住み着いている細菌です。鶏肉や牛のレバーから感染する例がとくに多くなっています。

一般的に、急性胃腸炎が起こるには、病原体となる細菌の数が10万~100万個くらいまで増えなければ症状が起こらないのですが、カンピロバクターは感染力が強く、細菌が100個くらいの少ない数でも発症するのが特徴です。なので、最も感染が多いのです。

また、カンピロバクターは温度の変化にも強い細菌で、冷蔵庫に入れておいても増殖力が低下しません。さらに、熱にも強いため、食材に火が十分に通っていなければ、菌は死にません。

つまり、カンピロバクターは感染力が強いうえ、低温にも高温にも強い性質があるのです。食材などを冷蔵庫で保存したからといって安心できませんし、調理の際は、十分に加熱しなければいけません。

カンピロバクターは、2~5日の潜伏期を経て発症し、腹痛、水状の下痢、嘔吐、発熱などの症状が起こります。完全に回復するまでには、おおむね1週間程度かかります。とくに子供や高齢者が感染すると重症になることが多いので要注意です。

発症時期は通年ですが、とくに5月~6月、9月~10月頃に発症数が増加します。

カンピロバクターは、急性胃腸炎を引き起こす最もとても手ごわい細菌です!

細菌の種類2.黄色ブドウ球菌(細菌・毒素型)

次に多いのは、黄色ブドウ球菌によるものです。黄色ブドウ球菌は、比較的どこにでもいる細菌で、人や家畜、動物、ペットなどの皮膚や粘膜に付着しています。

とくに、人の手のキズや膿の中など、ケガをした部分に多く住み着くのが特徴です。手に切り傷などがあるときに調理をして感染する例が多く、とくにおにぎりやサンドイッチなど加熱をせず、手で調理する場合に感染することが多いです。

黄色ブドウ球菌は、人の体内に入るとエンテロトキシンという毒素を分泌し、約1時間~3時間の潜伏期間を経て急性胃腸炎を発症します。潜伏期間が短いので、食べたり飲んだりした直後に症状が起こる場合の多くは、黄色ブドウ球菌が原因と考えられます。

細菌の種類3.サルモネラ菌(細菌・感染型)

サルモネラ菌も、牛や豚、鶏などの家畜や、ペット、動物など、自然界に広く存在する細菌です。とくに、鶏や鶏卵から感染することが多く、生卵を使った料理などで感染する例が多いです。

親子丼など半熟の卵をトロリとかけるような料理にはとくに注意が必要です。

感染力はそれほど強くありませんが、子供や高齢者など免疫力の弱い人に感染しやすいので注意が必要です。また、ペットから感染することも多いので、ペットの衛星管理や過剰な触れ合いは避けたほうが良いようです。

潜伏期間は12時間ほどで、下痢、腹痛、嘔吐などを伴いますが、とくにお腹のあたりにキリキリとした鋭い痛みが起こるのが特徴です。

細菌の種類4.ウエルシュ菌(細菌・感染型)

ウエルシュ菌は、主に食肉に付着した菌によって感染します。菌の表面が「芽胞(がほう)」と呼ばれる特殊な膜で覆われ、煮沸してもなかなか死なないことが特徴です。

そのため、加熱調理をしたカレーやシチュー、スープなどでも菌は簡単には死滅しません。家庭では、前の日に残ったカレーなどを食べたときに感染することが多いです。飲食店などで集団感染を起こすのも、ウエルシュ菌による場合が多いといえます。

「食材は加熱調理すれば大丈夫」ということを過信しないことが大切です。カレーやシチューなどの料理は、できるだけ残らない分量を調理することや、残ったものをそのままにせず、すぐに冷蔵庫に入れて保存するようにしましょう。

細菌の種類5.O-157〔腸管出血性大腸菌〕(細菌・毒素型)

O-157は認知度が高く、皆さんも聞いたことがあると思います。正確には腸管出血性大腸菌感染症といい、細菌の種類もO-111やO-26などいくつかの種類があるのですが、日本ではO-157の感染がとくに多いので、通称で0-157と呼ばれています。

O-157は感染力が強力で、感染するとベロ毒素という強い毒素を作り出すので、重症になるケースが多く、感染者が死亡することも少なくありません。

O-157の細菌のほとんどは、牛の腸の中に住み着いています。ステーキや焼肉、ハンバーグ、ローストビーフなどを食べるときに、十分に火が通っていないと感染することが多いです。

3~5日の潜伏期のあと、激しい下痢と腹痛が起こります。細菌によって腸の壁が傷つけられるため、出血を伴う下痢の症状が起こることも特徴です。

O-157は酸に強い性質があり、胃酸では死なないため、少しの菌でも感染しやすいのです。集団感染を起こしやすく、毎年数千人が感染して話題になることも多いです。

2012年には、牛のレバーを生食で食べることが禁止され、話題にもなりましたね。

急性胃腸炎の原因2.ノロウイルスなどウイルスの感染

急性胃腸炎の原因で、細菌の次に多いのはウイルスの感染によるものです。代表的なものはノロウイルスがですが、これも広く認知されていると思います。

ウイルスの種類1.ノロウイルス

2014年の厚生労働省の調査では、食中毒としての患者数が最も多かったのが、ノロウイルスによるものです。患者数は、年間1万人以上との統計もあります。

ノロウイルスは、人間の腸の中だけに住み着くのが特徴です。人から人へ感染するウイルスで、人の糞便や嘔吐物が、下水から海

へ流れ、牡蠣などの二枚貝の中に濃縮され、それを食べることによって感染することが多いです。

また、ホテルや病院、介護施設などで、糞便や嘔吐物を処理する時に感染することもあります。感染者が調理した食べ物を口にすることで感染する場合もあります。基本的には、人の体内で増殖するので、食べ物の中で増えることはありません。

潜伏期間は1~2日で下痢、嘔吐、腹痛、発熱の症状を伴います。感染していても、症状が出ない不顕性感染といわれる状態もあります。人から人へうつりやすいので、二次感染には十分注意が必要です。

ノロウイルスは空気感染することもあるので、要注意です。人のし尿や嘔吐物が床に残り、それが乾燥して空気中に舞い上がり、人が吸い込んで感染するのです。そのため、集団感染が起こることもたびたびあります。

ウイルスの種類2.ロタウイルス

ロタウイルスも人の腸の中に生息するウイルスです。とくに乳幼児に起こりやすい特徴があります。感染力が極めて強く、たった10個ほどのウイルスでも感染します。

潜伏期間は24~72時間です。手すりやドアのノブなどを通して接触感染することが多いです。激しい下痢や嘔吐を伴います。

細菌・ウイルス以外の急性胃腸炎の原因

急性胃腸炎のおよそ8割は、細菌やウイルスが原因で起こりますが、その他にも症状を引き起こす原因があります。

その他の原因1.寄生虫による急性胃腸炎

寄生虫による急性胃腸炎の代表格は、アニサキスです。アニサキスは、サバやサンマ、イカなどの魚の身や内臓に住み着いている寄生虫です。

サバやイカの刺身などを食べたとき、アニサキスが胃や腸の内壁に侵入することで、激痛や嘔吐をもよおします。潜伏期間は8時間以内です。

熱に弱いため、60℃以上で5秒間ほど加熱すれば死滅するのですが、刺身や寿司など魚を生食で食べる習慣がある日本人にはとくに多く発症するといえます。

その他の原因2.キノコなど自然にある毒も注意

キノコの毒が急性胃腸炎の原因になることもあります。日本にはおよそ2000種類のキノコがありますが、そのうち毒キノコといわれるのは、ツルヨタケ、クサウラベニタケ、カキシメジの3つで、全体の3分の2を占めています。

症状は、嘔吐、腹痛、下痢のほか、しびれや痙攣、発熱、幻覚の症状が現れることもあります。市場に出回っているキノコが毒キノコの可能性はほとんどありません。

ほとんどの場合、山に自生するキノコをキノコ狩りなどで持ち帰り、誤って食べてしまうことで起こります。

その他の原因3.ジャガイモの芽の部分の毒素

ジャガイモの芽の部分も、ソラニンという有毒な成分のため、嘔吐や下痢、腹痛、めまい、呼吸困難などの症状が現れます。身近な食べ物にも、急性胃腸炎を引き起こすことがあります。

ジャガイモを使って料理することは多いと思いますが、ありふれた食材だからこそ注意を怠りことがあるので注意が必要です。

その他の原因4.化学物質による場合

食べ物を加工したり洗浄したりするときに使われる化学薬品などで急性胃腸炎が起こることもあります。

ドレッシングやサラダオイルと間違えて、洗剤を使ってしまう事故も少なくありません。銅の鍋を使うことで銅が溶け出して胃腸炎の症状が起こることもあります。

その他の原因5.ヒスタミンによる場合

  • マグロ
  • ブリ
  • サンマ
  • イワシ

などの魚に含まれるヒスチジンという成分がヒスタミンを産生して起こる場合もあります。ヒスタミンは100mg以上接種すると、嘔吐、下痢、発熱、じんましん、などの症状が起こります。アレルギーの一種と考えられます。

急性胃腸炎と思われる症状が起こったときの対処法

急性胃腸炎の原因はさまざまですが、その多くは食べ物や飲み物から病原体が体内に入って起こる一時的なものです。その病原体が死滅するか排出されれば症状は治まります。

下痢や嘔吐の症状は、その病原体をからだの外へ排出しようとするからだの反応なのです。ただし、下痢や嘔吐の症状は、体内の水分を大量に失うことにつながりますから、注意すべきこともあります。

急性胃腸炎の対処法1.何よりもまず水分を十分に摂る

急性胃腸炎の場合、ほとんどが激しい下痢や嘔吐を伴います。このとき、最も注意しなければいけないのが脱水症状です。

人間のからだは60~70%が水でできているため、急激に水分を失うと血圧が低下したり血流が滞ったりして、脳や臓器に酸素や栄養が行き渡らず、意識障害や臓器不全、脳機能障害など重篤な病気を引き起こす場合があります。

急性胃腸炎のほとんどの場合、下痢や嘔吐を伴いますので、水分を十分に摂り、脱水症状を防ぐことが何よりも大切です。

とりあえずは、水道の水で構いませんが、スポーツドリンクや経口保水液があれば、浸透圧が体液に近く水分の吸収が早くなりますし、不足したナトリウムなどのミネラルも補えるので、脱水症状を防ぐ効果が高くなります。

また、水分を十分に補給することは、体内にいる病原体の排出を早くすることにもつながります。夜中でも、コンビニや自動販売機で手にはいるのであれば、ぜひとも買いに行ったほうが良いです。

乳幼児など小さな子供の場合で、水を飲みたがらない場合はジュースでも構いませんし、果物やゼリーのような水分の多い食べ物でも構いません。小さな子供ほどからだに水分を蓄える力が弱く、脱水症状を起こしやすいので十分注意して下さい。

最近ではミネラルウォーターを飲み水として使っている人も多くなりました。ミネラルウォーターには軟水・硬水・炭酸水などの種類がありますが、このうち、軟水で水分補給するのは良いのですが、硬水は胃腸を刺激するので飲まないようにして下さい。

炭酸水もあまり好ましくありません。また、最近流行している「水素水」は、飲んでも悪い影響はありませんが、良い効果があるともいえません。

急性胃腸炎の対処法2.温度と湿度を保ち安静にする

急性胃腸炎の症状は、下痢や嘔吐など体力の消耗が激しくなるので、できるだけ安静にして体力を失わないようにしなければいけません。

体力が落ちると、免疫力が低下するので、胃腸炎以外の病気を併発しやすくなってしまいます。二次感染を防ぐという意味においても、からだに負担がかからない状態を保つ必要があるのです。

暑さ寒さを考慮して、からだに負担がかからないように部屋の温度と湿度を適度に調整することが必要です。

【 適切な室内の温度と湿度 】

季節 温度 湿度
22~26℃ 45~60%
18~22℃ 40~55%

発熱がある場合は、からだを冷やします。ひたい(頭部)、わきの下、足の付け根の部分を冷やしましょう。

急性胃腸炎の対処法3.出せるだけ出す!下痢止めは使わない

下痢の症状がひどいからといって、下痢止め(止寫薬)は使わないようにして下さい。下痢止めは、腸の蠕動運動を抑え、水分を腸に吸収させる働きをします。下痢止めを服用すると、体内にある病原体や毒素が排出されにくくなってしまうのです。

そのため、症状が長引き病原体がさらに繁殖して、回復が遅れてしまいます。急性胃腸炎の対処法は、できるだけ早く病原体を外に出すことだと心得ましょう。

急性胃腸炎の対処法4.腸内環境をプラスの状態に戻す

腸の中にはさまざまな細菌がいます。通常は善玉菌が多く腸内環境はプラスの状態を保っていますが、何らかの原因によって急性胃腸炎が起こると、腸内環境が急激に悪い状態になります。

急激に悪玉菌が増え、善玉菌の勢力が衰えるため、腸の中の免疫機能が弱くなります。免疫機能が弱くなると、病原体の増殖や毒素の産生が活発になるため、症状の程度が激しくなり、回復までの時間も長くかかってしまいます。

そこで、腸内の状態を少しでも改善するため、善玉菌を補充することが必要になります。

腸の状態をプラスに改善するには、”プロバイオティクス”を摂ることが有効です。プロバイオティクスとは、乳酸菌やビフィズス菌など、腸の状態をプラスにする微生物のことです。

乳酸菌にも多くの種類があり、摂りかたもさまざまですが、お奨めしたいのは腸まで届く乳酸菌飲料を飲むことです。錠剤など固形の乳酸菌製剤では、溶けるまで時間がかかりますが、液剤であれば吸収されやすく、水分補給という点でも一石二鳥です。

吐き気の症状がひどい場合は、飲んでもすぐに吐き出してしまいますから、少し症状が治まってきたら、飲むようにすると良いと思います。

急性胃腸炎の対処法5.食べてはいけないものを控える

急性胃腸炎の症状が完全に治まるまでは、次のような胃腸に刺激を与える食べ物を控えなければいけません。

  • 熱いもの
  • 冷たいもの
  • 辛いもの
  • 脂っぽいもの
  • コーヒー
  • アルコール

食べてはいけないものを控えると共に、栄養を補給することも必要です。胃腸に負担をかけないヨーグルトやプリンなどで栄養補給をします。あるいは、液状かゼリー状の栄養補助食品でエネルギーを補給するのも良い方法です。

家族などへの二次感染を防ぐために

急性胃腸炎は、原因によっては家族や周りの人へ二次感染することがあるので注意しなければいけません。次のようなことに気をつけましょう。

  • 本人だけでなく家族や周りの人も手洗いをこまめにしっかりする(とくにトイレの後は入念に)
  • タオルやバスタオルを共有しない
  • 下着や衣類を一緒に洗わない
  • 患者のお風呂は一番最後にする

急性胃腸炎に良く似た症状の病気

急性胃腸炎に似た症状の病気もいくつかあげられます。症状はそれぞれで、最終的に医師の診断と治療が必要です。こうした病気かもしれないと、頭に入れておくことも必要です。

病名 症状・特徴
急性膵炎 みぞおちのあたりを中心に、我慢できないほど激しい痛みが起こる
虫垂炎(盲腸) 右下腹部にズキズキとした痛みが継続して起こる
過敏性腸症候群 突然の胃の痛みなど、ストレスが原因で起こることが多い
便秘・ガス腹 お腹が張り、お腹全体に鈍い痛みが継続して起こる
急性胃潰瘍 みぞおちや胃のあたりに鋭い痛みが起こる、吐血することもある

旅行者下痢症について

海外旅行などで不衛生な地域に渡航したときにかかる急性の胃腸炎が旅行者下痢症です。大腸菌、ノロウイルス、ロタウイルス、ランプル鞭毛虫などが主な原因菌ですが、コレラや赤痢、O157など地域によっては重症となる場合もあります。

海外渡航時に起こる胃腸症状は、日本にいるときはない原因で起こることもあります。命に関わることもありますから、油断は禁物です。

処置に迷ったら…救急相談センターへ連絡する

急な腹痛や嘔吐などの症状が起こった場合、救急車を要請するかどうか迷うこともあると思います。東京都では、電話で「#7119」に連絡すると、医師や看護師など専門の職員が対応について判断してくれるサービスがあります。

お住まいの各自治体で、同様の対応窓口がないか、万一にそなえて調べておくと良いと思います。

病気は人と時間を選びません。いつどこで起こるか誰にも分かりませんから、普段から心構えを持っておくことが大切ですね。

キャラクター紹介
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