健康生活TOP 物忘れ 音読と日記を書いて脳を活性化!4つの脳の老化防止方法

音読と日記を書いて脳を活性化!4つの脳の老化防止方法

ノートとペンとスマホと本

最近人の名前が思い出せなくなってきた、自分のやろうとしてたことをど忘れしてしまった、などといった物忘れに悩まされていませんか?

それって、もしかしたら脳の老化が原因かもしれません。

脳だって人体の一部です。年齢を重ねるごとに、脳もまた年をとって老化していきます。結果、脳機能も低下してしまって物忘れなどの症状を引き起こすことがあるのです。

しかし、人体と同様に脳もまた鍛えることで老化を防ぐことができます!いつまでも若々しい脳を保つために、今回の記事ではその方法をご紹介いたします。

脳の老化とは?老化を引き起こす原因とメカニズム

そもそも脳の老化とはどういった現象を意味するのでしょうか。肌でいえば「しわが増える」や「張りが無くなった」などといった目に見える変化があって分かりやすいのですが、目に見えない脳のことだと分かりにくいですよね。

脳が老化するメカニズム

脳の老化とは、ニューロン(神経細胞)の減少のことです。

このニューロンは脳の働きを助けています。これが減少することによって脳機能が低下するということです。このとき、ニューロンは記憶や判断を司る海馬や側頭葉・前頭葉から死滅していきます。

人体の脳における前頭葉側頭葉の位置

そのことによってワーキングメモリという、情報を脳にメモしながら何かしらの操作を行う機能が低下します。だから物忘れが生じてしまうわけですね。

人間の脳なのですが、実は20歳には既にニューロンの減少が始まって老化しているそうです。衰えを実感するのは40歳を過ぎたあたりといわれていますが、年齢が若いからといって油断していると老化がどんどん進行していきます。

よくよく考えてみると、若いうちから物忘れってありましたよね。これは脳が老化しているシグナルだったというわけです。

認知症と老化の違い

脳の衰えと聞いて認知症という言葉を思い浮かべた人も多いと思います。物忘れをするという点でいえば、同じように感じますからそれも無理はありません。

しかし老化と認知症はまったくの別物です。なので、物忘れが激しくなったからと言って自分は認知症だと不安を覚える必要はないのです。

認知症とは簡単に説明すると、「病気のためにニューロンが壊れることで起きる症状」のことです。つまりは病気なのです。

物忘れで例をあげますと、「何か忘れている気がするが思い出せない」のが老化で、「何か忘れていることすら思い出せない」のが認知症です。症状の重さが全然違いますよね。

老化とは人体に起きる現象のことです。何もしなくたって、ニューロンは一日に10万個から20万個ほど死滅していますから、病気とはまったくの別物ということです。

ちなみに、ニューロンは一人の人間に1000億個以上あるそうです。老化によって一生の内に死滅する数も全体の数からすれば2~3パーセント程度といわれていますので、なくなる心配もありません。

脳が老化する原因

加齢による脳の老化は仕方ないことですが、実はこの老化速度は普段の過ごし方によって違ってきます。脳も身体の一部ですからね。使わなければ、当然衰えます。

例えば、スマートフォンやコンピュータなどの電子端末に依存した生活は、脳の老化を促す一つの要因となり得ます。人の名前が思い出せない時、自分で思い出そうとせずにスマートフォンの電話帳で確認していたりしませんか?

また、テレビをぼんやり見ているだけというのもあまり好ましくありません。脳を使わない、即ち自分で考えない生活こそ老化の原因の一つなのです。

脳の老化を防ぐ!簡単な4つの方法

脳の老化とはニューロンの減少によるものです。そして何もしなくてニューロンは減っていく。なら「何をしても無駄じゃないか!」と思う人もいるかもしれません。

しかし、問題ありません。ニューロンとは年齢に関係なく新しく生まれてくることが、最近になって分かったそうです。人間はどんなに年をとっても成長できる、ということです。人体は凄いですね。

つまり、脳の老化は防げるのです!

脳の老化の症状である物忘れなどはワーキングメモリという機能が低下するためと先程説明しました。なので、このワーキングメモリを鍛えることで、脳の若返りは可能となります。

このワーキングメモリには鍛え方にはいくつかありますので、ご紹介いたします。

脳の老化を防ぐ方法1.有酸素運動

脳の機能というのは脳に流れる血流量に関係しています。認知症の予防・解消プログラムにも運動はあるそうです。有酸素運動は血流を良くしてくれるので、効果的ということです。

また、運動をすることによって脳細胞を増殖・保護する脳由来神経栄養という物質が分泌されるめ、有酸素運動はワーキングメモリという機能を良くするのにうってつけなのです。

お勧めするスポーツとしては、ウォーキングやジョギング、ランニングはもちろん、球技や武道も良いです。一日にだいたい15~30分、もしくは一週間に一時間程度の激しい運動をすると、ワーキングメモリを鍛えられます。

脳の老化を防ぐ方法2.簡単な計算やクイズを解く

ワーキングメモリとは情報を脳にメモしながら何かしらの操作を行う機能のことですので、単純に使えば使うほど鍛えられます。

例えば計算であったり、クイズであったり、パズルであったりといったところです。要は頭を使う作業がワーキングメモリを鍛えるのにとても効果的なのです。

学生時代を思い出してみてください。大人の時より、頭の回転が速かったと思う瞬間ってありませんか? 学生時代は宿題などで日常的に脳を酷使していたため、無意識の内にでもワーキングメモリが鍛えられていたのです。

ちょっと考えればできるが、考えなければできない作業。ワーキングメモリを鍛えるために、是非試してみてください。

脳の老化を防ぐ方法3.文章を読む、音読する

文章を読むこと。この作業は脳にとって非常に良いトレーニングとなります。本を読むことって、色々なところで勧められますよね。これにはれっきとした効果があるのです。

例えば、本を読むと文章から色々な情報が流れ込みますよね。主人公であったり、ヒロインであったり、伏線であったり、物語の流れであったり、そういった一連の流れを脳は記憶し、処理します。

これはつまり、ワーキングメモリを使っているということになります。文章を読めば読むだけ、ワーキングメモリは鍛えられるのです。他にも、イメージを誘因したり言語を処理したりと、あらゆる分野で脳は働きます。

読書をして疲れるという原因もこのあたりにあるのでしょう。読書をすると良いというのは、脳を上手く刺激してくれるからなのです。

特に声に出して読む「音読」は文章を目で追って確認しながら同時に声に出して間違えずに読むことになるので、「たったそれだけで?」と思われるかもしれませんがかなり効果的なのです。

一日3分から始めてみましょう。最初はゆっくりでかまいません。慣れて来たらスピードを上げて、少し早口で読むように心がけます。

音読が上手な人は脳が活発に動いています。特に前頭部がよく動き、それが記憶力を鍛えてくれるのです。刺激のない生活をしていると、慣れた動作の繰り返しになり、脳への刺激がどんどん薄れてしまいます。それを食い止める効果があるのが「音読」というわけです。

年齢に関係なくできて、座ったままでもできるので、多くの人が今すぐに始められるのがとても良いですね。

休みの日にはゆっくりできる空間で、好きな飲み物を近くに置いてのんびりと…いかがでしょう?

脳の老化を防ぐ方法4.文章を書く

文章を読むことに並んで、文章を書くこともまた色々なところで勧められますよね。この書くという作業なのですが、これはもしかすると文章を読むこと以上にワーキングメモリを鍛えるのに優れた手法かもしれません。

まず、文章を書くには過去の記憶からネタを引きださなければなりません。何かに関する感想だったり、意見だったり、評価だったり、これらの文章は思い出さなければ書くことができません。

この思い出すという作業はワーキングメモリを鍛えるのにとても有効的です。思い出した記憶を、どう使って自分の思う文章に仕立て上げるのか。この作業によってワーキングメモリが酷使されるのです。

また、書いた文章は結局読むことにもなります。書く作業は読む作業も包括していますよね。読むのも悪くありませんが、より効率を求めるなら書くことがワーキングメモリを鍛えて、脳の老化を防ぐにも非常に効果的なのです。

この文章を書く作業って、誰にでもできることですよね。運動をする、クイズを解く、などといった作業より着手しやすい面もあります。紙と鉛筆があれば良いですし、何なら手元のスマートフォンやパソコンでも文章は書けるのですから。

脳の老化を防ぐための一歩として、まずは文章を書くことをお勧めします。

脳の老化を防ぐために日記を書こう!

でも、文章って何を書けばいいんだろう? 何か書きたいけど、何を書けば良いか分からなくなってしまったという経験は誰もがあると思います。書く作業って慣れていないとなかなか戸惑いますよね。

小説を書くには技術が必要ですし、感想を書こうにも映画を見たり本を読んだりしなければなりません。しかし、文章を書きたいだけなら、わざわざ手間をかける必要はありません。

そんな場合は日記を書くことをお勧めします。

日記を書くことで脳の老化を防げる理由

日記を書く際、まずやることというのは思い出すことですよね? その日に食べたこと、体験したこと、感じたこと、などといった情報を記憶から思い出そうとします。

そして、思い出した情報をまとめて文章にすることも必要です。日記を書くには、記憶から情報を引きだして保持、それからアウトプットを繰り返す必要があります。これらの作業がワーキングメモリを鍛えるのにとても効果的なのです。

他にも、感情を言葉で表現する時は左脳の言語野を使いますし、創造性も必要なので前頭葉も活性化します。加えて、鉛筆やキーボードで文字を書くことは前頭連合野も働くことになりますので、ワーキングメモリに限らず脳が活性化するのです。

日記は誰にでも書ける

日記とは、その日にあった出来事や感じたことを記録することです。人間生きてる限り、何もないってことは絶対にありません。何を食べた、何をした、何を感じたのか、それらを文章に起こすだけなのです。

人に見せるわけでもありませんから、文章の作法や脈絡だって関係ないです。内容だって、書きたいことだけを記せばいいのです。日記は形式が自由なので、難しいことではありませんよね。

誰にでも書けるということが、日記の強みだと思います。

日記を書く、といってもSNSでも大丈夫

日記を紙に書くことはとても良いことですが、だからとって紙に書かなければ効果がないかといわれたら、そうでもありません。スマートフォンやパソコンなどの電子端末で文章を書くだけでも、効果は得られます。

近年、twitterやFacebookなどのSNSも流行っています。そういったSNSを利用して日記を投稿するのもいいです。人に見せる分、少しだけ文章を読みやすくする必要はありますが、代わりに感想を書いてくれる人がいるかもしれません。

人の反応があるとやる気がでますよね。継続は力となりますから、長く続けば続くだけ脳は若返ります。SNSを利用するのも、一つの手段です。

いかがですか? 脳の老化を防ぐために日記を書いてみるのも悪くないと思いませんか?

脳が若返るとメリットだらけ!3つの嬉しい効果

脳の老化を防ぐということ。それによって得られる恩恵は物忘れをしなくなる、だけではありません。ワーキングメモリを鍛えることは自分自身に大きなメリットがあるのです。

そもそも、ワーキングメモリとは日常生活において会話・料理、運動などをする際に働いていますので、機能が向上するとそれらの能力も必然的に高くなります。この能力の高い人は、一般的に要領の良い人といわれるのです。

例えば、複数の作業をしなければならないとき。ワーキングメモリの機能が高い人は作業に順番づけをして、効率的が終わるよう調整しながら動くことができます。

しかしワーキングメモリの機能が低い人は作業に手間取ってしまい、結果もたつくことになってしまうのです。脳の老化に防ぐ上に、ワーキングメモリを鍛えることで何事も要領よくこなす能力を手に入れることもできるのです。

では、具体的にどのようなことができるようになるのか。脳が若返ることによって得られる恩恵をいくつかご紹介したいと思います。

脳が若返るメリット1.仕事や勉強が効率良くできるようになる

先程説明した通り、マルチタスクでも効率的にこなせるようになります。これは自分がどう動けば仕事が終わるのかを常に確認、予測しながら動いているからです。

ワーキングメモリの機能が高い人は、脳のメモ帳に多くのことを記録しています。だから自分の作業量と仕事の量を把握して、効率よく終わらせるように動くことができるのです。

仕事と同様、勉強もまた効率的にこなせるようになります。勉強では蓄えた知識を応用する作業が必要不可欠です。ワーキングメモリを鍛えると、仕事も勉強もできる人になれるということですね。

脳が若返るメリット2.コミュニケーション能力が高くなる

コミュニケーションとは、相手の言いたいことを理解し、相手の知りたいことを分かりやすく説明する能力です。社会人になると口酸っぱくコミュニケーション能力が大切だといわれます。高ければ高いにこしたことはありません。

これもまた、ワーキングメモリに強く影響される能力です。相手の言ったことを脳内で記録して、思っているであろうことを予測しなければなりませんから、ワーキングメモリの機能が高ければコミュニケーション能力も高くなります。

脳が若返るメリット3.スポーツがうまくなる

対戦スポーツをするにあたって、相手の動きを予測して自分の動きを考える能力は必要です。このとっさの判断というのは、ワーキングメモリの機能が高い人ほど優れています。

過去の記憶からいかに自分を活かす動きができるのか。その判断が優れている人ほどスポーツが上手だと評価されることになります。

一流のアスリートが頭も良いなんて話は然程珍しいことではありませんよね。彼ら彼女らもまた、ワーキングメモリの機能が高いのでしょう。スポーツを上達するために、ワーキングメモリを鍛えるのも効果的だということですね。

どうでしょう? 脳の老化を防ぐためにワーキングメモリを鍛えると、副産物として色々な効果を得られることもできます。

仕事や勉強ができるようになって、コミュニケーションの能力が上がって、スポーツができるようになるのは、決して悪くないことだと思います。

そのための第一歩として、日記から初めてみるのも悪くないと思いませんか? 始めようと思ったら、今すぐにでも始められます。是非、お試しください!

キャラクター紹介
ページ上部に戻る