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コーヒーの香でボケ防止!トリゴネリンなどの認知症予防効果

コーヒーと老夫婦

コーヒーの健康効果が言われ出してどれくらいになるでしょうか?ガンのリスクを下げたり、動脈硬化を予防するなど効果は沢山。

コーヒーの健康効果は飲むだけでなく、香りにもボケ予防の効果がある事をご存知ですか?

お馴染みのポリフェノール、カフェインに加え、成分「トリゴネリン」にも注目しながら、飲むだけではないコーヒーのボケ予防効果など、自宅で出来る方法を提案していきます。

コーヒーが認知症予防に!効果のある3つの成分

カフェインは一種のアルカロイド(有機化合物)になりますが、覚醒作用や利尿作用などが見られることから健康的には論争が絶えない状態になっています。

しかし、最近ではコーヒーにはカフェイン以外にも、様々な健康成分が含まれていることが判明しています。

コーヒーの健康効果について簡単にまとめてみると、こんなものがあります。

  • コレステロール値を下げ心臓病を予防
  • ガン予防
  • B型肝炎のリスクを抑える
  • 二日酔いを軽減させる
  • 集中力を回復させる
  • 動脈硬化予防

などなど。簡単にまとめても、これだけの健康効果があります。そして今回お話する「ボケ予防」効果も見逃せないのです。

コーヒーの成分の中にはポリフェノール、カフェイン、そしてトリゴネリンが入っています。

ポリフェノール

特に植物由来の抗酸化物質であるポリフェノールには注目が集まっており、高脂血症や高血圧に対して効果が期待できるそうです。

また、ポリフェノールには体内で発生する活性酸素を除去する抗酸化作用があります。

これが何故認知症に効果があるかと言うと、活性酸素が増えると脳の神経細胞が破壊されていきます。脳の神経細胞が破壊されれば認知症のリスクも高まっていきますから、これを抗酸化作用の効果で抑え、認知症予防に効果を発揮するとされています。

カフェイン

カフェインは疲労を回復させ集中力を改善させる効果があります。さらに眠気を一時的に回復させる事も。他にはがん細胞を抑制する効果や、脳内の記憶機能を再生させる効果なんてものもあるのです。

しかし摂取量が多過ぎると興奮剤となり、眠れなくなる事やカフェイン中毒の症状が出る場合もあるので注意です。

トリゴネリン

人間の脳細胞は20歳程度をピークに減少していくと考えられています。一度死滅した脳細胞が生き返ることはなく、この減少により物忘れが起こるのではないかと言われているのです。

まだまだ若い20代後半の人が「物忘れが多くて・・・」と言っているのは、脳細胞の減少が他の人よりも激しいのが原因かも知れませんね。ちょっと怖い話になりますが、このようなことが将来の認知症に繋がることもあるのです。

そこで、カフェインと同じアルカロイドでトリゴネリンと呼ばれる成分が注目されています。トリゴネリンは神経系に作用する成分であり、特に脳神経を活性化する効果が見られます。

脳の中で記憶を制御している海馬を活性化させたり、死滅した脳細胞の変わりに樹状突起と呼ばれるネットワークを新設させたりするのです。

このように脳細胞を活性化することで、物忘れを軽減するだけではなく痴呆症やアルツハイマー症の予防効果も見込まれているのです。

飲むだけじゃない!コーヒーの香りが脳を活性化させる

杏林大学の古賀良彦教授のグループは、コーヒーの香りがもたらす脳への健康効果の実験を行いました。

実験では、

  • 挽いたコーヒー豆
  • レモン油
  • 蒸留水

の三種類を使いました。これらの香りを順番に被験者に嗅いでもらいます。その度にそれぞれの脳のα波を測定しその脳波の状態を調べ、リラックス効果の度合いを測ったのです。

するとレモン油、蒸留水に比べて、挽いたコーヒー豆の香りを嗅いだ時はずば抜けてα波の数値が高く出ました。さらに、認知機能や情報処理の機能に与える影響も調べた所、頭を働かせている状況でコーヒーの香りを嗅ぐと、脳の働きが格段に向上する事が分かったのです!

脳の認知機能や情報処理機能を活性化させる事は認知症予防にも効果がありますから、コーヒーの香りの効果は疑いようのないものだとお分かりいただけるかと思います。

焙煎の仕方で香りが変われば効果も変わった

コーヒーの香りは焙煎の仕方で変わります。焙煎の仕方によって脳への効果には変化があるのでしょうか?

α波の状態
α波が最も多く出たのは、深煎りのコーヒーの香りでした。

浅煎り、中煎りに比べ、深煎りで入れたコーヒーの香りを嗅いだ時に、情緒を司る脳の部分に多くのα波が検出されました。

α波が出ているということは、脳がとてもリラックスしているという事を意味しています。情緒を安定させる効果は、精神面の安定が得られます。

頭の回転や集中力
中煎りの香りが最も効果がありました。他二つには目立った反応は得られませんでした。
これらの実験結果をまとめると、リラックス効果が高いのは、「深煎り」の濃厚な香り。

集中力向上や頭の回転率を上げたい時には「中煎り」が良さそうです。

これらをボケ予防の為に用いるときは、中煎りに軍配が上がりそうですね。

浅煎り、中煎り、深煎りとは

コーヒー豆焙煎の違い

これは焙煎の仕方による違いで、焙煎とはコーヒーの生豆を火で煎りあげることです。これによってコーヒー独特の香りや味が引き出されます。

浅煎り
コーヒーが持つ苦味や酸味、風味をそのまま多く残すことができます。カフェインが多く含まれるので朝目を覚ますために…というのにはもってこいですね。
中煎り
浅煎りと深煎りの中間です。コーヒーの味を判断するのには中煎りが理想とされています。
深煎り
焙煎の時間を長くしたものです。豆は黒ずみ、酸味が薄く苦味の強いコーヒーになります。

コーヒーの香りを日常生活に取り入れるコーヒー風呂のススメ

コーヒーを適量飲み、カフェインやポリフェノール効果を体内に取り入れれば、ボケ防止の効果が期待できます。そして香りにも効果があると分かったら、この香りも利用してみたくなりますよね。

それでは、毎日は難しくても、コーヒーの出がらしを利用したコーヒ風呂に入ってみてはいかがでしょうか?コーヒー風呂と言えば、美肌効果やリラックス効果という美容目的では、インターネットでも沢山の検索結果が出てきます。

これを美容目的だけで試してみるのはもったいない!美容にも良くリラックス効果もある…さらにボケ予防が期待される脳を活性化できる効果が重なれば、試してみてみない手はありませんね。

コーヒー豆を大量に使う方法、出がらしをお湯に混ぜる方法、煎った豆を少量使う方法など様々なやり方がありますが、用意も簡単で、掃除も楽な方法を選んでみました。

コーヒー風呂の作り方

コーヒーを飲む時に抽出したコーヒーの出がらしをティーバックに入れなおし、湯船に浮かべるだけ。じわじわとティーバックからコーヒー色が染み出して、少しずつコーヒーの香りがお湯に溶けていきます。

リラックスしながらゆっくり香りを嗅ぐことで、アロマと同様の効果も得られます。お風呂から上がったら必ずシャワーなどで流してくださいね。

お湯がコーヒー色に染まりますので、翌日の洗濯にお風呂のお湯を使うことは出来なくなります。(お風呂の残り湯での洗濯は雑菌が多いのでもともとオススメできませんが…)

また、コーヒーをお湯で抽出した液体を大量にお風呂に流し入れる場合、風呂釜や浴槽を痛める原因になる場合がありますので注意してください。

これからはコーヒーを飲む時には落ち着いてゆっくりと香りを嗅ぐ余裕も持ってみましょう。

私もコーヒーは中煎りにして、香りも楽しんでみるとします。

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