健康生活TOP 食中毒 ワサビやヨーグルトで食中毒が予防できる!食品5つと摂取のコツ

ワサビやヨーグルトで食中毒が予防できる!食品5つと摂取のコツ

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食中毒菌は目に見えませんが、自然や私達の身近に存在しているものがほとんどで、多くの人が一度は食中毒を経験しているのではないかと思います。

とは言え、中には危険な食中毒菌も存在するため、食中毒予防のためにはまず食品から食中毒菌を取り込まないよう、消毒するなどの衛生管理が必要です。

今回は食中毒を予防する作用を持つ食品についてまとめてみました。調理や食事の際に活用していただけたら幸いです。

食中毒予防と殺菌の工夫

衛生的に調理した料理に食中毒の心配はありませんが、時間の経過と共に料理には菌が増殖しやすくなります。そのため食中毒は、弁当や作り置きの料理で起こりやすくなるのです。

当然ながら出来上がった料理に消毒薬をかけることはできませんし、生で食べる刺身やサラダは加熱殺菌すれば別の料理になってしまいます。

そこで料理の菌の増殖を抑えるには、昔から使われてきた殺菌作用のある食品を活用するのが有効です。例えば酢に殺菌効果のあることは、多くの人がよく知っていると思います。

殺菌作用のある食品

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酢をはじめ、弁当や生ものには次のような食品を使うと食中毒を防ぐ効果を高めることができます。成分とその特徴も参考にしてみてください。

酢は殺菌作用がとても高い調味料。殺菌作用を持っているのは酢に含まれる「酢酸」です。酢酸の酸性度が高いので、酢に食品を漬けると数分でほとんどの食中毒菌が死滅するともいわれています。

そこで菌が増殖しやすいおにぎりを作る時には、手のひらに薄めた酢をつけてご飯を握るのがおすすめです。

またご飯を炊く時に、水に酢を少々加えて普通にスイッチを入れるだけでも、炊きあがったご飯の菌の増殖を防ぐこともできます。酢を入れ過ぎなければ、酢のにおいは気になりません。

酢に殺菌効果を期待して使う場合には、なるべく砂糖やしょう油は加えないことをおすすめします。砂糖やしょうゆが入るほど酢の酸性度が下がって、殺菌効果が弱まってしまうからです。

しかし酢の入っていない味付けをするよりは殺菌効果があるので、砂糖やしょう油の入った二倍酢、三倍酢、甘酢もどんどん料理に活用していくと良いでしょう。

また殺菌作用のある塩を酢に加えると、微生物を殺菌する効果がより強くなります。漂白剤が苦手な人が、酢と塩を混ぜて調理器具を消毒する時に使うこともできます。ただしカビや酵母菌にはそれほど有効ではありません。

どの酢でも殺菌作用は期待できますが、醸造酢の殺菌作用が高いと言われています。

わさび

お寿司や刺身に欠かせないわさびは、独特の辛さと香りが魚の生臭さを消すだけでなく、高い殺菌作用も持ち合わせた食品です。

わさびのツーンとした辛味のもとである「アリルからし油」に、カビ、大腸菌、黄色ブドウ球菌、緑濃菌を殺菌したり、魚に寄生するアニサキスを駆除する作用があります。また虫が嫌がるにおいで虫よけ効果も持っています。

アリルからし油は揮発成分なので、本わさびをすりおろしてから時間が経過するとその作用も弱まってしまいます。また使う量が少量では殺菌効果も小さいので、チューブのわさびを少量食べる程度では、効果抜群とまでは言えません。

しかし酢や殺菌作用のある薬味と併用することで殺菌作用を高めることができます。辛いですが、生魚を食べる時は是非わさびを使うようにしたいですね。

にんにく

にんにくには非常に殺菌作用の強い「アリシン」が含まれています。

このアリシンには風邪やインフルエンザ、大腸菌など多くの感染症の原因となる細菌やウイルスを死滅させる効果があります。他の食品での殺菌は難しい腸管出血性大腸菌O-157をも死滅させる威力を持っています。

生のにんにくは殺菌作用が大きいのですが、生のまま食べると胃を刺激するのでたくさん食べる時は加熱しましょう。生のにんにくの殺菌作用を生かしたいなら、すりおろし汁に肉や魚を漬けるなどする方法がおすすめです。

生姜

生姜も殺菌作用が高い食品として知られています。

生の生姜に含まれる「ジンゲロール」と、加熱することでジンゲロールから変化した「ショウガオール」の両方に殺菌作用があります。つまり、生姜は生でも加熱しても殺菌作用が得られるということです。

これらの成分は揮発しないのでワサビより殺菌作用が期待でき、特にすりおろすことで効果が発揮されやすくなります。

肉や魚のにおい消しや血行促進効果もあるので、すりおろした生姜をさまざまな料理に入れて食中毒を防ぎましょう。

レモン

レモンも酸を含むことから、酢のような殺菌作用を持っています。またレモンの果皮に含まれる「1,8-シネオール」も高い殺菌作用があります。

レモンで殺菌作用を期待する場合は、果実や果汁だけでなく果皮も一緒に利用するのがおすすめです。料理に果汁をかける時は果皮も一緒にしぼると良いですね。

菌に負けない体作りも大切!

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しかしながら注意していても、体内に食中毒菌が侵入してしまうこともあります。この時、免疫力の個人差により同じ菌に感染して食中毒にかかる人もいれば、無症状の人もいるといった差が生じてくることをご存知でしょうか。

免疫は体内に侵入してき悪者を発見し、駆除する役割を持っています。免疫の約70%は腸にあり、免疫力が正常なら腸内に侵入してきた食中毒菌を駆除して発症を回避させることができます。

しかし免疫力が低いと食中毒菌の増殖を抑えきれず、発症を許してしまうようになるのです。もちろん菌を体内に取り込まないに越したことはありませんが、日頃から免疫力を高めておき菌に立ち向かえる状態にしておくことも重要というわけですね。

そして腸の免疫力を高めるのが善玉菌です。善玉菌となるビフィズス菌(乳酸菌)には酪酸を出して菌を死滅させる作用があるので、腸内に善玉菌が多いほど食中毒を発症しにくくなるのです。

腸内の善玉菌は、ヨーグルトなどからビフィズス菌を取り込むことで増えていきます。またオリゴ糖がエサなのでオリゴ糖を含む

  • ハチミツ
  • バナナ
  • 玉ねぎ
  • 大豆
  • オリゴ糖シロップ

などを一緒にとるのがおすすめです。

しかしビフィズス菌は腸内に定着するまでに2週間ほどかかり、一度定着しても寿命が来たら死んでしまうことから、継続して取り込み続ける必要があります。

また一度にどか食い、ビフィズス菌の取り溜めといった食べ方は良くありません。ヨーグルトは1日100~200ml程度を、なるべく毎日食べ続けるのがおすすめです。

ヨーグルトはプロバイオティクス(腸まで生きて届く菌)の入った製品がおすすめです。パッケージを見てチェックしましょう。またヨーグルトにハチミツやバナナをプラスするとオリゴ糖が同時にとれます。

食中毒の多い時期は特に注意

食中毒は年中発生するものですが高温多湿の7~9月、ノロウイルス感染症の流行しやすい11~3月は、特に食中毒が起こりやすくなります。

食品の中にはこのように、工夫して食中毒を防げるものが多いので、上手に活用しいつでも安全な食生活が後れるように心がけましょう。

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