健康生活TOP 食中毒 知っておくと役立つ!海外旅行先での食中毒予防と対策について

知っておくと役立つ!海外旅行先での食中毒予防と対策について

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夏休みのように普段はなかなか取れないまとまった休みには、海外旅行に行く人も増えますよね。旅行の目的も人による違いはありますが、現地でしか味わえない食事も楽しみの一つです。

しかし楽しいはずの食事もちょっとした油断で、食中毒を起こすリスクが潜んでいる事まではあまり考えないものです。

初めての海外旅行という人はもちろんですが、海外旅行上級者でも海外での食事には十分注意が必要です。

生水は絶対に飲むべからず!知らず知らずのうちに口にしてしまう場合もあるので注意が必要

海外旅行に行った事がない人でも、海外では生水を飲んではいけないと言われるのを耳にした事くらいはあると思います。

日本の水道水は殺菌処理されていますので、浄水場で殺菌処理された水はカルキ臭や塩素臭がする事もありますが、見方を変えればきちんと処理されている証拠です。

味については各地域による違いもあり、飲料水はペットボトル入りの水や家庭にウォーターサーバーを導入するという人もいます。しかし蛇口から出た水を飲んでも、水あたりを起こす心配はありません。

海外では国により水道に関する管理方法が異なるため、日本とは違うという危機感を持っていないと、水あたりを起こすリスクが高まります。水あたりは、海外旅行でも最も多いトラブルと言ってもいいくらいです。

私も何度か海外旅行に言っていますが、母からいつも「生水は飲まないように!」と念を押されます。

詳しい理由はわかっていませんでしたが、なんとなく海外の水は飲んではいけないという意識があったので水道水を口にした事はありませんが、つい油断をしてしまい苦しい思いをした経験があります。

危険なのは蛇口から出る水だけじゃない!

飲料水は現地のコンビニでペットボトル入りの水を買えば安心なのですが、知らない間に生水を口にしている事も多いのです。

意外と見落としがちであり、海外旅行先で辛い目に合う理由として最も多いものを紹介します。

  • レストランで出される氷
  • サラダなど生野菜を洗う水
  • 歯磨や洗顔の時に使う水
  • シャワーや手洗い

ホテル内のレストランで食事をする時、飲料水はペットボトル入りのミネラルウォーターがボトルのまま出てくる事がありますが、キャップが未開封の物以外は水道水を使っている可能性があります。

キャップが未開封のペットボトルなら安心できますが、氷には水道水を使う事が多く、レストランで出される氷にも注意が必要です。ジュースに入っている氷も同じです。

暑い国に行くと屋台のかき氷などもおいしそうに思えますが、生水を使った氷だった場合はお腹を壊す可能性もあると覚えておきましょう。

サラダに使う野菜は道水で洗いますから、知らない間に生水を口にしてしまいます。一見安全に思えるサラダは、意外とリスクが高いのです。

飲まなければ水あたりはしないと考えがちですが、歯磨きやうがい、シャワーや洗顔時に微量の水が入り込む事があり、これも水あたりの原因になります。

旅先でも手洗いとうがいは病気予防に欠かせませんが、生水を口に含まないよう注意も必要です。

シャワーやお風呂は仕方ない部分もありますが口を閉め、水を含まないよう注意すれば大丈夫です。

少しもったいないような気もしますが、歯磨きやうがいに使う水はコンビニなどで購入したペットボトル入りの水を使うのもいい方法です。

ペットボトルの水は必ずキャップが未開封かどうかを確認しましょう。開封されていた場合は飲まないくらい徹底しておく事も大切です。

日本は水に関して先進国とも言われているので、あまり危機感を持たない人も多いのですが、開発途上国の場合は特に注意が必要です。

日本と海外では違う!様々な食品に潜む食中毒のリスク

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旅行先で水に注意していても、食事で思わぬトラブルに見舞われる事があります。大丈夫だろう、という思い込みをしやすいので注意しましょう。

加熱調理していれば大丈夫そうに思えますが、調理に使う油が古かったり、食材自体が傷んでいたりという可能性もあります。

発酵させて作る調味料も注意が必要です。現地の人は食べ慣れているので抵抗力や免疫力もありますが、耐性がないと食中毒を起こす可能性が高まります。

日本にはない調味料も海外には多く存在しており、食中毒までは行かなくとも刺激の強い物や普段食べ慣れない物を口にすると、胃や体がびっくりしてしまい体調不良の原因になります。

場所による違いはありますが、海外は日本と時間も気温も違いますね。長時間飛行機に乗って移動すると機内で睡眠をとっていても、体には疲労が蓄積されています。

さらに時差や温度差などの環境の変化が加わり、体には想像以上にストレスがかかっているので、免疫力が低下しやすい状態です。

海外旅行では気分も開放的になりつい無茶をしてしまう事もありますが、自分の体調管理も怠らない事が大切です。

食中毒で一番多いのが魚介類などの生物ですが、魚介類の場合は加熱調理をしていても、死滅しない菌などもあるのです。これは日本でも起こりうる事ですが、海外では特に注意しましょう。

乳製品も種類によっては食中毒を起こす可能性が高くなります。ナチュラルと名が付く物は体に良さそうですが、乳製品の場合は加熱処理をしないと細菌の温床になっている事もあるので避けておいた方がいいと思います。

ナチュラルと名が付くミルクやバターはこれに該当しますが、生ハムなども念のため注意しましょう。

加熱調理せず長期保存が可能な食材は、冷蔵庫で保存していても食中毒のリスクが高くなる傾向があります。

旅行先で食中毒になったら?海外旅行傷害保険という選択肢

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敢えてリスクのある食材は口にしないのも予防策の一つですが、どんなに気をつけていても、食中毒になる事があります。

こういう場合は体がウイルスや細菌といった毒素を排出しようとするので、熱が出たり、下痢や嘔吐をしたりという特徴的な症状が現れます。

食中毒は菌による症状の違いもありますが、大抵はすぐに何らかの症状が出ますので、体が排出しようとしている場合は無理に止めようとせず、辛くても全部出してしまいましょう。

整腸剤や下痢止め、抗生物質など普段から飲み慣れている薬を持っておくのもイザというとき役に立ちます。

下痢と嘔吐はある程度毒素を出し切れば治まってきますが、脱水状態になるので水分補給も心がけましょう。

水をガブ飲みすると下痢を悪化させますから、イオン系のスポーツドリンクなどを少しずつ飲むのがおすすめです。安全な水を携帯ポットで沸かして、白湯を飲むのもいいと思います。

病院に行った方がいいの?

大抵は1日か2日安静にしていれば回復していきますが、旅行の疲れがたまっていたり、時差の影響で体内時計のリズムが崩れたままでいたりすると、免疫力も低下してしまいダメージが大きくなる事があります。

こういう場合は人により症状が重篤化する可能性もあるので、明らかな異常を感じた場合は無理をせず病院に行く事をおすすめします。ただし海外では医療制度が日本とは違うという事は覚えておいてください。

海外旅行に健康保険証を持っていく人もいますが、海外では日本の保険は使えません。海外旅行中に病院にかかった場合の医療費はすべて自己負担になります。

海外旅行に行く前に万一の事を考え、海外旅行傷害保険に加入しておきましょう。何も問題がなければ保険料が無駄になってしまうので、保険には加入しない人も多いと思います。

保障内容が良いほど保険料も高くつきますが、海外で病院にかかると診察と薬の処方だけでも数万円かかりますし、入院が必要となれば何十万という医療費を請求される事も珍しくありません。

旅行前に海外旅行傷害保険に加入しておけば、海外療養費制度が適用され、後から払い戻しもできます。ただしこの場合は日本の医療費を元に計算するので、全額保証してもらえるわけではありません。

症状が重く手術が必要になる場合は、医療費も数百万円になる事があります。国によっては海外旅行傷害保険に加入している事を証明できないと、処置さえ受けられないケースもあります。

海外では何があるか予測するのは難しい部分もありますので、たかが食中毒と軽く考えず万一への備えも大切です。この場合は海外旅行傷害保険でも費用無制限のプランなら安心です。

加入時の保険料は高くつきますが、保険料を惜しんだばかりに後から大金を請求され支払う羽目になったケースもたくさんあるので危機感は持っておくべきでしょう。

海外では言葉が通じない事がネックになりますが、ガイドブックに載っている単語を覚えておくだけでもかなり役立ちますし、電子辞書も意外と使えます。

高額の医療費もそうですが、何より大切なのは自分の体と健康です。症状が軽くても食中毒になれば観光どころではなくなりますので、せっかくの楽しい時間も寝て過ごす事になってしまいます。

  • 生水
  • 生物(特に魚介類)
  • 生野菜
  • 加熱せず食す物

は食中毒のリスクが高まります。普段は食べられないような珍しい物を食べるのも楽しみではありますが、口にする以上安全かどうかは見極めも大切です。

屋台やマーケットなど気軽に食事ができる場所には、リーズナブルで美味しい物もたくさんありますが、衛生管理が行き届いていないような場合は注意してください。

海外では生活や環境全てが日本と違うという事も忘れてはいけません。海外旅行は開放的な気分になる傾向がありますが、自身での危機管理も大切ですね。

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