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寝起きにかかとが痛い!足底腱膜炎の意外な原因やすぐできる対処

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体のどこかに痛みを感じたり、痛みが走ったりする時、それには必ず原因があります。怪我をしたとか傷ができた場合は自分でも自覚がありますし、原因に応じて適切な対処ができますね。

しかし目に見えない部分の炎症やトラブルが起こり、痛みが出ても一瞬だけの痛みの場合はあまりに気にしないものです。

何かの動作をした時だけ痛みが出るという時は、症状からある程度病名を予測する事ができます。寝起きにかかとに痛みが出るという人は、もしかしたら足底筋膜炎の可能性が高いかもしれません。

かかとや足裏に痛みが出やすい足底筋膜炎とは?

毎日の生活の中で足裏って意外と気にしないものです。女性なら素足で過ごすような時期はペディキュアをしたり、かかとのケアをしたりしますが、それ以外はほとんどノーマークという人も多いと思います。

普段はほとんど意識していないだけに、急にかかとに痛みが走ると不安になってしまいますね。

足底筋膜炎はその名前からも想像できるように、足裏にある足底筋膜に起きた炎症です。

足底筋膜はちょうど土踏まずのところにありますが、踵骨と足の指の動きを支えている筋膜です。

寝ている間は体もリラックスしており、筋肉も休息できますが、足底筋膜炎の場合は起き上がり歩こうとした時、足裏にかかる負担が大きいので痛みを感じやすいのです。

寝起きに一瞬だけ強い痛みが出るのが特徴ですが、すぐに痛みは引くので、寝起きでボーっとしていて足を付ける角度が悪かったのかな?と自己解決してしまいがちです。

足底筋膜炎になりやすい人に共通している特徴

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足底筋膜炎という病名自体あまり聞きなれないので、難しく考えてしまいがちですが、例えば腱鞘炎の場合は手首を酷使した時に起こる腱鞘の炎症ですね。

足底筋膜炎も同じように、足底筋膜に強い負担がかかり続ける事で起こる炎症です。原因はいくつかありますが、足底筋膜炎になりやすい人には特徴もあります。

  • マラソンやウォーキングをしている人
  • 仕事で重い荷物の持ち運びをする人
  • 太っていて体重が重い人
  • 偏平足の人
  • 運動不足の人
  • 50歳以上の人

足底筋膜炎になりやすい人の特徴を見るとわかるように、根本的な原因は足裏への負担です。

筋肉や筋も使わなければ硬くなり柔軟性を失うので、咄嗟の動作に追いつかず負担が大きくなってしまいます。

普段から運動不足の人が急にジョギングやウォーキングを始めたりすると、足底筋膜も硬くなっているので炎症を起こしやすくなります。

偏平足だから必ず足底筋膜炎になるとは限りませんが、歩き方や体重のかけ方によっては、なりやすい条件を作ってしまいます。

年齢とともに筋力が低下していくのは仕方ない事ですが、50歳以上になると老化現象による筋力の低下と、それまで蓄積されてきた負担が足底筋膜炎となって現れる場合もあります。

あなたは大丈夫?足底筋膜炎の意外な原因

現在では靴やスリッパなど足に履く物の性能も良くなっていますね。足が疲れにくいハイヒールやスニーカーを履いていると、靴が衝撃をカバーしてくれるので足底筋膜が鈍ってしまう事があります。

室内で履くスリッパも足が疲れないようにと、クッション性の高い物が好まれます。

しかし足底筋膜には足裏の衝撃を和らげるクッションの役目もあるため、性能のいい靴やスリッパが足底筋膜炎の原因になる事もあるのです。

足底筋膜炎は治療しなくても治るって本当?

足底筋膜炎は、足指と踵の動きを支えている筋膜ですが、大きな負担がかかると裂けてしまいます。これが痛みの原因となりますが、時間の経過ともに体が持っている治癒力で回復していきます。

安静にしていれば回復も早いのですが、仕事やスポーツを続けている限り原因は解消されませんので、負担がかかる度に断裂を繰り返します。

回復していてもスピードが追いつかず、やがて完全に断裂します。これ以上裂けようがない状態まで行けば痛まなくなります。

足底筋膜炎になる人も多いのですが、そのほとんどは自然治癒していくので痛みが消える場合は特に治療しなくてもいいと考えられています。

ただし日に日に痛みが増すとか、他の部分まで痛みが広がるような場合は、他に原因があるかもしれません。3週間以上強い痛みが続くような場合は、病院に行く事をおすすめします。

足底筋膜炎になった場合にすぐ実践できる対処法

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足底筋膜炎になってもほとんどは自然に回復していきますが、炎症が起きていれば痛みは感じますし、寝起きの度に痛むのもつらいものです。

足底筋膜が完全に断裂しきってしまえば痛みも消えますが、踵の骨が棘のようになってしまう事もありますので、放置せず何らかの対処はしておくのがベストです。

ストレッチは効果的だけど無理は禁物

炎症を起こしているので無理は禁物ですが、ストレッチである程度は痛みを軽減できます。

運動をする前のウォーミングアップでアキレス腱を伸ばすストレッチがありますね。足底筋膜炎にも効果的なので痛みが出た場合は、アキレス腱を伸ばすストレッチをしてみましょう。

テーピングで痛みを軽減できる

テーピングをすると足を固定できます。固定する事で足底筋膜にかかる負担を軽減できますが、足底筋膜に沿ってテーピングしていくので、知識がないと自分では難しいかもしれません。

巻き方にもコツがあり、圧迫しすぎると痛みが増す事もありますので、必ず専門家の指示を仰ぎましょう。

ただしテーピングは一時的に痛みを軽減する目的で使用する物で、根本的な治療にはなりません。

他にも痛み止めの薬や注射、マッサージなど対処法はいくつかありますが、どれも対処療法に過ぎません。

よくある勘違いとしては、炎症だから冷やそうとする事です。足底筋膜炎は筋膜が硬くなるのが痛みの原因となるので、冷やすと血行不良を起こし痛みが増します。

足底筋膜炎の痛みが強い場合は、冷やさずに温めるのが正しい対処法です。

一番いいのは安静にしている事ですが、これもなかなか難しい事です。対処法もやり方を間違えると症状を悪化させる恐れがありますので、そのうち痛みは消えるとしても、医師に相談して正しい対処法を実践していきましょう。

足を酷使する人は疲れを貯めないようにする事、適度なストレッチをして足底筋膜が硬くならないようにするなど、自分できる事はあります。

足底筋膜炎になってからでも対処できますが、そうなる前に少しだけ足裏の事を意識して生活してみてください。

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