健康生活TOP 扁平足 足裏の痛みや足の疲れの原因は扁平足?靴と足指でみる治し方

足裏の痛みや足の疲れの原因は扁平足?靴と足指でみる治し方

足裏扁平足

1日中立ちっぱなしの仕事や1日歩き回った後は、足のだるさや疲れを感じますよね。その疲れの原因は扁平足にあるかもしれません。

足の疲れやすさだけでなく体の歪みにもつながる扁平足は、生まれつきではなく筋力不足でなる場合がほとんど。

中には放置すると骨に異常が出るほど危険な扁平足も存在するので、扁平足だから仕方がないと済ませてしまってはいけません。危険な症状が出る前に、扁平足の予防と改善法を見ていきましょう。

なぜ土踏まずが必要なの?重要なアーチがなくなる扁平足の特徴

筆者は、ヨガや足のオイルマッサージの講師を10年以上しています。毎日様々な足を見てきて、それぞれの足のトラブルを改善してきました。毎日多くの方の足を見させて頂いていますが、足の形やトラブルの出方は千差万別。

ひとつとして同じ足がないのが不思議ですが、大まかに分けていけば簡単なパターンと傾向を発見することが出来ます。以下、簡単に分けてみました。

  • 土踏まずがしっかりあって、足のバランス力が長けている
  • 土踏まずが潰れていて、足のバランスが取り辛くふらつきやすい
  • 足が疲れやすくいつも浮腫んでいる

大雑把ではありますが、簡単に分けるとこんな所でしょうか?

疲れにくい足にはきれいな土踏まずがある!扁平足の原因は?

健康的な足の裏には、しっかりとした土踏まずがあります。足を横から見た時に地面に接触しない部分、アーチ型になっている部分が土踏まずです。このアーチが、体を動かした時に足にかかる衝撃をクッションのように吸収して守ってくれます。

土踏まず

しかし、運動不足による筋力不足や様々な要因で土踏まずのアーチが崩れてくると、足の裏が平らな状態になってしまい疲れやすい足になります。これが扁平足です。

扁平足は遺伝という説もありますが、ほとんどの場合は後天的な生活習慣によるものだと言われています。扁平足になる理由は大まかに分けると

  • 子供の頃の運動不足
  • 合わない靴を履き続ける事による変形
  • 立ちっぱなしで疲れた足のケアを怠ってきた
  • 歩く時にうまく足の裏が使えない歩き方を続けてきた

といったことでなってしまう場合が多いです。

土踏まずがしっかりしている人は、足が疲れにくく、体にかかる衝撃や体重を土踏まずのアーチがクッションの役割をして守ってくれます。土踏まずのアーチは足の指がしっかり動くかどうか、足の指の筋力があるかどうかにかかっています。

つまり、土踏まずのアーチを作るのも、崩すのも、足指にかかっているのです。

二人ペアでできる足の踏ん張りチェック

お世話になっている整体師の先生が、土踏まずのアーチがしっかりある人と浅い人とでは、どれくらい足の踏ん張りに差が出るかを実験してくれました。

実験台は筆者の足です。私の足はしっかりと土踏まずがあり足の踏ん張りも十分に効くタイプなのですが、ちょっと一手間加える事で足の裏のアーチに変化が出ます。

1. 二人ペアになります。両足で踏ん張って立った状態で相手の方に体を押してもらいましょう。その時の踏ん張る感覚を覚えておきます。

4_01_二人ペアでできる_足の踏ん張り_チェック

2. 次に、座った状態で足の裏の踵側と指側を両手で握ります。雑巾を絞る要領で踵側を内側へ。指先側を外側へ捻って土踏まずの部分を平らにします。

4_02_二人ペアでできる_足の踏ん張り_チェック

3. 何度か続けたら、もう一度立ちます。

4. 両足を踏ん張ってもう一度相手の方に体を押してもらいましょう。

5. 最初の踏ん張りとの差を比べてみます。

※ 実験が終わった後は、足の裏を逆方向に捻って(踵側を内側へ。指側を外側へ捻る。)元の状態に整えておきましょう。

その結果…最初は踏ん張りが効いた足でしたが、少し足の裏を捻って土踏まずのアーチを潰すだけで踏ん張りが利かなくなりよろけてしまいました!

4_03_二人ペアでできる_足の踏ん張り_チェック

土踏まずのアーチがいかに体を支えているか、この実験をした事で土踏まずの大切さを体感する事が出来たのです。

あなたも隠れ扁平足かも?放置で手術が必要になる危険な場合も

扁平足と聞くと、足の裏が平らで地面と足との間に土踏まずの空間が空いている状態をイメージしますよね。しかし、土踏まずアーチがあると思っていても、実は扁平足である場合があるのです。

私たち一般から見ると見分けがつきませんが、専門家が見ているのは土踏まずの面積で、扁平足の足の特徴は、「土踏まずの面積が小さく、足の骨の位置が低い状態」の事をいうのだそうです。

足が疲れやすいのも、立ちっぱなしや歩きすぎた時に足の靭帯が緩んで骨の位置が下がってくる事がある為なのです。

骨や腱、筋繊維に障害がでてしまう危険な扁平足がある!

扁平足は筋力不足や老化で起こる場合がほとんどですが、中には骨に異常をきたす危険な扁平足があります。

それは上記のように足の骨の位置が下がった状態から元に戻らなくなってしまう症状です。酷くなると痛みを伴い、手術が必要になる事も…。

土踏まずのアーチを作っている腱が扁平足になる事で血流が滞り、腱や筋繊維などを傷つけてしまうのです。

中には腱や筋繊維が切れてしまう事もあるので、しっかり扁平足予防と対策が必要です。

予防には足指を鍛える事が大切!靴選びのポイント

男女靴

筋力不足や老化などで土踏まずのアーチが変形し扁平足になってしまったり、危険な扁平足を予防したりする為にも、足の指を動かして鍛える事が大切です。

土踏まずのアーチを取り戻すには、指を鍛えるしかありません。

試しに足の指を使ってみましょう。立ち上がって足の指にぐっと力を入れると、土踏まずにも同時に力が入るのが分かると思います。この指の力が土踏まずのアーチを形作るのです。

あなたの靴は偏平足の原因になっているかも!?チェックしたいポイント

扁平足になる原因には、靴の状態も大きく関わります。足に合わない靴を履き続ける事は足にとって非常に不健康な事です。

扁平足になりやすい靴とはどんな靴なのでしょうか?皆さんが日々履いている靴の状態と比べてみてください。

扁平足の原因になりやすい靴

  • 足の指が締め付けられて靴の中で指が重なってしまう
  • 靴の底が硬すぎて歩く時に足の裏が反りにくい
  • 足の甲の幅に余裕がありすぎる

上記で上げた三つの靴は、足が疲れやすく、足の指に踏ん張りが利きません。土踏まずと足の指の関係は切っても切れないので、足の指がしっかり踏ん張れる靴というのが靴選びの大切な条件となります。

三つ目の足の甲の幅に余裕がありすぎる靴も、歩く時に足がぶれやすくやり不安定です。足の甲のアーチにも支障をきたし、足の形を崩しやすくなります。

では、足の健康の為に選ぶべき靴の条件とはどんなものでしょうか?上記にあげた逆の物であればいいのですが、簡単に上げてみます。

きれいな足をつくる靴

  • 足の指が靴の中である程度の自由があり、踏ん張りが効く
  • 歩く時に靴底が適度に反る柔らかさがある
  • 足の甲の幅にぴったりと合う
  • 踵が高すぎたり、低すぎたりしない、安定感のある靴

踵が高く細いヒールが足に負担をかける事は一目瞭然ですが、踵が低すぎて靴底が薄い靴も足に負担をかけます。理想は2~3センチほどのしっかりした踵です。しっかり足を支えてくれる物を目安としましょう。

きれいな土踏まずをつくろう!足指を鍛えるストレッチ

足の使い方で危険な扁平足になってしまうのは怖い事です。しかし予防や改善は可能です。足指をしっかり動かして土踏まずのアーチを取り戻しましょう。

土踏まずのアーチの筋力不足を改善させる方法をご紹介します。足指は普段意識して動かす事がない部位なので、最初は足の指が意思に反して動かない事に驚くかもしれません。それでも、一つ一つの動きを丁寧に行う事が大切です。

足の指の力は体を支える力とイコールです。足の指が自由に動くようになり力が入れやすくなると、いつの間にか体のバランスも取りやすくなっているという相乗効果もあります。これをやらない手はありませんよ!

足指じゃんけんストレッチ

足ジャンケン
(画像出典…足指の冷えを解消したい!簡単ストレッチで厚手靴下とサヨウナラ – 女性の美学)

1. 椅子、または床に座って両足を投げ出しておきましょう。

2. 両足の指を指の股からしっかりと開きます。最初は開かないかもしれませんが自分のできる範囲で開き続けましょう。

3. 今度は開いた両足の指を握るようにします。(じゃんけんのグーの形)

4. 再び両足の指を指股からしっかりと開きます。

5. 1~3をしばらく続けます。

6. 両足の指がほぐれたら、今度は両足の親指と残りの四指を逆方向に反らせます。(親指が手前、自分側だとしたら、四指は逆に反らす。じゃんけんのチョキの形)

7. 両足の親指と四指の反らす向きを変えます。

8. 最初はゆっくりなスピードで。慣れてきたら速度を上げて10回程度行います。

9. 次に、じゃんけんの「グー」「チョキ」「パー」の要領で、足の指をリズミカルに動かします。(2の動きがパー/6の動きがチョキ/3の動きがグー)

10. 指が疲れるまで行いましょう。

タオル掴みストレッチ

タオル掴み
(画像出典…足指の冷えを解消したい!簡単ストレッチで厚手靴下とサヨウナラ – 女性の美学)

1. 椅子に座ります。

2. 足の下に、薄くゴワゴワしているタオルを置いておきます。

3. 両足の指を交互に動かすようにしてタオルをたぐり寄せます。一握りずつ丁寧に、着実にたぐりよせましょう。

足の裏は体の土台!扁平足は早めの改善を

  • 最近足の裏が疲れやすくなってきた
  • 歩き続けると足の裏が痛む
  • 歩く時にふらふらしやすくなった

などの自覚がある方は、土踏まずのアーチが乱れてきているかもしれません。

手術をしなくてはならなくなるような危険な扁平足を避ける為、自覚症状が出たら足裏の筋力不足を解消していきましょう。

足の裏は体の土台です。整えれば全体のバランスも良くなります。

お洒落の心意気や仕事で靴を選べない…という場合は簡単なストレッチで予防改善も可能ですので、是非続けてくださいね。

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