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蜂に刺されたら&刺されない為に!アナフィラキシー症状と対処法

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「蜂は2回目に刺されると危ない」ということを知っていますか?さらに2回目からはアナフィラキシーショックを起こす確率も上がってきます。命に危険が及ぶ怖いアナフィラキシーショック。

蜂に襲われた時や刺された時は誰でもパニックになります。このような事態に、アナフィラキシーショックなどの怖い症状に慌てず対処するには、まず蜂の種類や生態の知識を持ち、さらにその時に行える最適な対処法を知っておくことが大切です。

1時間以内で死に至る蜂毒のアナフィラキシーショックの危険性

蜂毒によるアナフィラキシーショックで命を落とす人は年々増えており、最近では年間30~40人もいるといわれています。しかし、早とちりしてはならないのが、誰でも蜂に刺されたからといって決して命にかかわる重大な事故になるわけではありません。

ですが、稀にアナフィラキシーというショック症状を起こすことがあり、最悪では死に至る場合もあるということです。蜂毒でアナフィラキシーショックを起こしてしまった場合、刺されてから約1時間以内に死亡してしまいます。

そのため、刺されてから一分一秒を争う迅速な対処が重要であり、正しい知識と心構えが運命の分かれ道となります。蜂刺されは決して他人事ではありません。私たちが日々暮らしている中で、気がつきにくいもっとも身近な危険なのです。

身体を守る免疫機能が暴走してしまうアナフィラキシーショック

アナフィラキシーショックとは、特定のある物質が体内に入った時に抗体ができ、再び同じ物質が入ってきた時にその初回で産生された抗体に対して必要以上に過敏に反応することで起きてしまうアレルギー反応のことです。

インフルエンザの予防接種などでは、わざと体内に抗体を作るためにワクチンを事前に体内に入れることでインフルエンザに対する防御をします。しかし蜂毒によってできる抗体は身体を防御してくれることはありません。なぜでしょうか?

それは抗体の種類の違いであり、また蜂毒が直接的な原因になるわけではないからです。蜂毒アナフィラキシーとは2回目に刺されることで抗体が過剰に反応するショック症状であり、インフルエンザのウィルスに感染する状態とは異なります。

ですが、同じ免疫機能であることには変わりありません。しかし、アナフィラキシーショックは、本来ならば身体を守るために働く免疫機能が過敏に反応しすぎてしまい逆に暴走し、身体にとって不利に働いてしまうために起こるといわれています。

しかし、すべての人が2回目からアレルギー症状を起こすわけではなく、約3~12%だといわれています。ですが、それでも2回目からは約50~60%の人が初回よりも症状が悪化するといわれ、複数回の蜂刺されは誰でも決して油断することができません。

アナフィラキシーショックの症状と対処と注意点

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突然襲ってくるアナフィラキシーショックに適切に対応するには、まずその症状をしっかりと把握しておかなければいけません。実際には2回目ではなくても初めて刺された人もアナフィラキシーショックを受けてしまい死に至る人もいます。

また、逆に何回も刺されてもショックを起こさない人もいます。2回目が危険というのは基本ですが、例外があるということを心構えしておくことで、適切な対応ができれば、ショック症状を起こしたとしても死に至るという最悪な事態を未然に防ぐことが可能です。

どのような症状が出るのか?

では、具体的にどのような症状が出ると身体にとって重大な危険信号なのかしっかりと把握しておきましょう。

  • 刺された所いがいにも全身にじんましんが出る
  • 腹痛
  • 嘔吐
  • 寒気
  • めまい
  • 呼吸困難
  • 意識がもうろうとする
  • 意識不明

これらの症状が現れた場合は体内に侵入した蜂毒によって、アナフィラキシーショックを起こしている可能性があります。

どのような対処をするのか?

アナフィラキシーショックを起こさなくても、蜂に刺された時には適切な処置をしたあと早めに病院にいくようにしましょう。蜂に刺されてすぐに行う対処は以下になります。

  1. 人差し指と親指で刺された皮膚を絞り、毒をできるだけ出す
  2. 冷水で洗う
  3. 毒が体内に巡らないように安静を保ちながら病院に向かう

毒を出す時は絶対に口で吸い出さないようにしてください。口の中というのは気がつかないうちに小さな傷ができていることがあります。そこから毒が体内に侵入すると危険です。また頭などに刺された場合は皮膚が固くて吸い出すことはできません。

蜂毒は慌てず、指を使ってしぼり出すようにしてください。

ショック症状があらわれた時は迅速に救急車を呼ぶ

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蜂毒アナフィラキシーショックの症状は刺された後、約15分以内には症状があらわれるという特徴があります。とくに症状があらわれるのが早ければ早いほど重症になってしまう可能性があります。

またショック症状があらわれてから心停止までは約15分といわれ、発症してから30分以内に病院に到着することが重要です。そのため、クルマでの搬送ではなく、症状があらわれた場合は躊躇することなく救急車を呼びましょう。

たとえ、刺された部位の痛みに耐えることができても、一度ショック症状を起こしてしまえば、もはや自力でコントロールすることは不可能です。すぐに救急車を呼ぶか、周りの人に頼んでください。

油断できない2回目以降、刺された時の注意点

初回で刺された時と違う種類の蜂に刺された場合でも油断してはいけません。たとえ刺された蜂の種類が違っても蜂毒の成分には同じものが含まれています。また初回の時にどのような抗体ができたかはわかりません。

したがって、2回目以降は、たとえ蜂の種類が違っていても油断できないということを覚えておいてください。

噂にすぎない間違った民間療法の注意点

「蜂に刺された時に尿(アンモニア)かければ良い」という噂がありますが、それは全くの間違いです。また柿の汁や、玉ねぎの汁、アロエの汁などを刺された部位に塗れば良いというのも間違いです。これらの民間療法にたよるのは誤解であり注意が必要です。

筆者の母もスズメバチに刺されました

じつは今年の夏に筆者ではありませんが、母が蜂に刺されました。庭仕事をしていて、突然「蜂に頭を刺された!」と家の中に飛び込んできました。頭だったので、皮膚をつまんでしぼることはできず、とにかくすぐに病院に連れていきました。

処置してもらった治療は注射と服用の薬です。母の場合は幸いにアナフィラキシーショックなどの症状を起こしたわけでなく、刺されたのも初めてであり、また1匹だけだったので、しばらくして症状はおさまりました。

筆者の母のように初めてで一匹だけならば、刺された部分のするどい腫れ痛みだけで終わります。しかし1匹だけですみ、腫れや痛みだけを起こしたわずかな毒も、何10匹から何100匹になると猛毒になります。

またそのような場合はアナフィラキシーショックを起こすリスクが跳ね上がってしまうことを忘れてはいけません。パニックになっていて何匹に刺されたのかわからない時もあります。とにかく蜂に刺された時点で早めに病院にいきましょう。

蜂毒アレルギーの検査方法

蜂毒に対するアレルギーがあるかどうか検査するには、皮膚検査と血液検査があります。これらの検査を受けて、もしも蜂毒アレルギーがあることがわかれば、治療することによってアレルギー反応を低くすることが可能です。

減感作療法といって、注射により、体内に少しずつ蜂毒を入れていき、慣らしていってアレルギー反応を治療していく方法です。この治療は専門の医療機関において、自由診療で受けることができます。

蜂毒アレルギーのある人は必ず厳重な対策をしておく

蜂毒の検査でアレルギーがあることがわかっている人は、普段から蜂に対する厳重な対策をしておくことが大切です。とくに登山やキャンプなど、蜂と遭遇してしまうリスクが高い場所に行く時は万が一、蜂に襲われた時のために入念な準備をしておくことです。

かかりつけの病院から処方してもらった自己注射や塗り薬を携帯します。そして蜂に襲われた時に使う蜂駆除用殺虫剤スプレー、また刺されてしまった時に毒を吸い出す、吸引器なども用意しておきましょう。(インターネットの通販でも手にいれることができます)

蜂は種類によって針の使い方も性格も異なる

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蜂に刺された時の対処法を覚えておくのも大切ですが、それ以上に大切なのは、どのようにしたら蜂に刺されないで済むのか?ということです。しかし、それにはまず蜂の種類とそれぞれの生態の知識が必要となります。

刺す蜂と刺さない蜂の違い

ひとくちに蜂といってもじつにたくさんの種類に分かれます。日本だけでも約3000種もの蜂がいるといわれ、その中で人間を攻撃し、刺してくるのは

  • スズメバチ系
  • アシナガバチ系
  • ミツバチ系

だけです。では刺す蜂は刺さない蜂と何が違うのでしょうか?

違いは持っている針の形とその役割です。蜂の針はもともと産卵するための管が進化したもの。刺さない蜂はその針をそのまま産卵するための管として使っているため毒はありません。

しかし刺す蜂は針を攻撃するための武器として進化させていったため、毒を持つようになりました。ですが、同じ刺す蜂であるスズメバチ系とアシナガバチ系、ミツバチ系は針の性質や、また性格もそれぞれ異なります。

最も攻撃的なスズメバチ

刺す蜂の中でも、最も性格的に攻撃的で、蜂毒の強さが高いのがスズメバチです。スズメバチは日本では16種類いるといわれ、中でも蜂毒による被害件数が多いのがオオスズメバチとキイロスズメバチです。

<オオスズメバチ>

体長30~40mm、世界最大といわれる大きさ。山の中でもっとも蜂毒の被害件数が多い蜂

<キイロスズメバチ>

体長20~25mm、家の軒先などに巣を作るため、近年増えてきている蜂毒による被害の大半を占めている蜂

スズメバチの針は一度刺しても、さらに何度も刺すことができます。攻撃性のある性格と強い毒も合わさり、刺す蜂類の中ではもっともアナフィラキシーショックを起こしやすく、非常に危険な蜂です。

スズメバチの黄色と黒のコントラストはとても不気味であり、目立ちます。これは警告色といって、見ただけで「毒をもった危険な虫」であることを周りに知らせる役目があるといわれています。

アシナガバチとミツバチ

アシナガバチもスズメバチと同じく、何度も刺してくる針をもった怖い蜂ですが、幾分、スズメバチよりは攻撃性が低い蜂です。また樹木の害虫を食べるため、人間にとって役に立つ一面ももっています。

ミツバチの針は一度きりです。一度刺すと体がちぎれてしまうため、ミツバチが攻撃してくる時はよほど追い詰められた状況だといえます。針はノコギリ状になっていて抜けなくなるためとてもやっかいです。

基本、おとなしい性格のミツバチですが、巣に攻撃を受けるといっせいに集団で襲ってくることもあるため、スズメバチやアシナガバチの蜂毒被害と同じように、刺されてしまうと危険な蜂だといえます。

蜂に刺されないために事前にできる予防策

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では、できるだけ蜂に刺されないための予防策をくわしくみていきましょう。蜂の習性などから適切な予防策は以下になります。

  • 服装は白っぽい色や明るい色の長袖を選ぶ。なるべく肌を出さない。
  • 黒いバッグ、黒いカメラなど、黒いものは持たない。
  • 花柄の服装、花柄のバッグなども避ける。
  • 甘い香りのする香水や整髪料はつけない。

刺してくる蜂の共通点として、黒いものに向かってくるという習性があります。また甘い香りに誘引される習性もあり、それは果実以外でも人間がつける人工的な香水の甘い香りにも寄ってきます。

蜂のこのような習性を考えて、登山をする時や、キャンプをする時など、蜂と遭遇するリスクが高い場所に行く時は、これらの予防策を守るだけでかなり蜂毒の被害に合うリスクを低くすることができるでしょう。

また、この他にも、重要なことはとにかく巣にはむやみに近づかないことです。たとえ攻撃性の強いスズメバチであっても人間が必要以上に巣に近づいてこなければ攻撃してきません。そのことは蜂の巣を家の軒先などで発見した時にも伺えます。

軒先などで蜂の巣を発見した時はたいてい、すでにかなり大きくなっています。ということはその間、蜂は人間に害を与えることなく同居していたということになります。蜂は怖いですが、決して理由なく攻撃してくることはないのです。

もしも蜂に遭遇してしまったら?もしくは周りを囲まれたら?

蜂と遭遇してしまった時はまず落ち着きましょう。蜂がまだ遠くにいて、こちら側に気づいていない場合は、ゆっくりとその場から立ち去ります。もしも蜂に囲まれてしまった場合は、決して大声を出したり、物を振り回したりしてはいけません。

蜂は巣を守っているゾーンに人間が踏み込まない限り襲ってはきません。ですから、まず慌てずとにかく落ち着くことです。蜂は決していきなり襲ってくるわけではなく、たいてい以下のような警告をうながしてきます。

  • ついてくるようにまとわりついてくる
  • 空中で止まり、こちらを見てくる
  • アゴをカチカチとならす

このような動作を蜂がおこなっている時は、巣の近くに侵入してしまった可能性があります。絶対に追い払おうとしてはいけません。巣の近くに侵入したのは人間の方であり、巣を守る立場である蜂は、追い払われても決して逃げることはありません。

蜂をできるだけ、刺激しないよう静かにゆっくりとその場から離れましょう。その時に白い帽子やタオルなどをもっていれば頭にかぶってください。そのほうがかなり安全にその場から逃げれることができます。

また黒い物に向かってくるという習性から、刺さなくても目に毒を飛ばしてくることもあります。その場から離れる時は顔を上げずに下を向くようにしてください。

スズメバチの生態系から攻撃性について考察する

蜂毒の怖さと、蜂の攻撃性をみてきましたが、そもそもなぜ刺す蜂は毒をもち、そして強い攻撃性をもっているのでしょうか?刺す蜂の中でももっとも凶暴なスズメバチの生態をくわしくみていきましょう。

一匹の女王蜂から始まる

スズメバチの巣は、春先になり、冬眠から目覚めた女王蜂となるメスが、一匹で活動をすることから始まります。女王蜂は雨や風を防ぐことができて、閉鎖的な場所を探します。しかしキイロスズメバチは寒さには強いため、家の屋根の下などの場所も選びます。

場所を決めた女王蜂は、木のクズを自分の唾液とまぜて小さな巣を作り始めます。そして働き蜂となる幼虫が生まれると彼らが立派に育つまではすべての仕事を自分自身でやります。最初の働き蜂が成長したあとは、産卵に専念するようになります。

夏が終わり秋になる頃には巣がもっとも大きくなります。このころに次の世代を引き継ぐオスとメスの蜂が生まれ、巣から旅立ちます。旅立ったオスとメスは交尾をし、オスは死に、メスだけが次の女王蜂となるべく冬眠に入ります。

もっとも攻撃的になる時期は夏から秋

このようなスズメバチの生態系をみていくと、蜂が一番攻撃的になるのは夏から秋にかけてだということがわかります。蜂からすれば次の世代を継ぐオスとメスを巣立たせることが第一の目的であり、その時を目の前にしている大切な時期なのです。

ですから、何としてでも、巣を守り通さなければならないと必死です。そして無事に次の世代を継ぐオスとメスを巣立たせた後、残った女王蜂や働き蜂は冬を越すことはできず、そのまま死に絶え、そして巣は空き家となります。

このようにスズメバチが攻撃性をもって巣を守るのも、必死に次の世代に引き継ぐための生態系によることがわかります。しかし、そのスズメバチの攻撃性はやはり人間にとっては時としてアナフィラキシーショックを起こすほど危険きわまりないものです。

必死に巣を守る蜂には申し訳ない気もしますが、もしも、家の軒先や庭など、人間が暮らす生活の身近な場所で巣を発見した時には駆除してしまうのが安全です。

自力で巣を駆除する時のやり方と注意点

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家の軒先や庭でスズメバチの巣を見つけた時にはできるだけ早く駆除してしまうことです。自力で駆除をすることもできますし、業者に依頼するという方法もあります。

自力の駆除は充分な用意を!

まずは、充分な蜂駆除用の殺虫剤を用意しておきます。いざ、巣を駆除してみると、スズメバチが襲ってくる恐怖から必要以上にスプレーを散布しがちです。ですから、殺虫剤は多めに用意しておきましょう。また万が一刺された時のために毒吸引器も用意します。

さらに大切なのが、蜂を駆除する時には専用の防御服を着てしなければいけません。これらの用意がすべて整えることができて、初めて自力で巣を駆除することができるといえます。

駆除を行う時間帯

「蜂は夜は目が利かない」という噂がありますが、それは間違いです。蜂は暗くてもしっかり攻撃してくるので、このような間違った知識は夜だからといって油断して駆除を行いがちであり、危険度を増すことになります。

しかし、夜に駆除をした方が効果的なのは事実です。昼間に駆除を行ってしまうと、エサを集めて不在していた働き蜂たちが夕方になり巣に戻ってくるため、一掃することができません。ですから、すべての蜂が揃っている夜間に駆除は行います。

巣が大きい時は必ず業者へ

春先や夏になる前などで巣が小さければ自力で駆除することもできますが、夏から秋にかけて巣が大きくなってしまった時は業者に頼みましょう。筆者の家もスズメバチの駆除に困り、市役所に電話をし、業者を紹介してもらって駆除を依頼しました。

料金は2万円と少し高めでしたが、やはり蜂駆除のプロだけあって、手際よく、安全に、そして巣と蜂をきれいに一掃してくれました。

やはり安全が第一です。巣が大きい場合、もしくは蜂駆除用の殺虫剤や、毒吸引器、防護服を用意できない場合は、業者に依頼して駆除してもらうことを強くおすすめします。

蜂が生き残ってしまった場合

いくら夕方を見計らって駆除を行ったとしても、何匹かは生き残ってしまう場合があります。筆者の蜂駆除の時も何匹か残っていて家に入ってきました。見つけた時には「復讐される!」と慌てしましたが、よくみると元気がなくすでに弱っていました。

というのも、蜂は巣がなくなれば食べる物もなくなってしまうからです。スズメバチはイメージ的に虫などをバリバリと食べている気がしますが、じつはそれらを噛み砕いて肉団子にしているだけで自分自身は食べていません。

その肉団子を巣に運び、幼虫に与えることで、その見返りとして栄養液をもらっているのです。巣がまだ小さい時期であり、女王蜂が生き残っていれば巣を作り直す可能性もありますが、業者はきちんと女王蜂を駆除しますので残った蜂が生きていくことは不可能です。

もしも生き残りの蜂を見つけても自然と死ぬまで放っておきましょう。ただし、巣がなくなったことで中には攻撃性を増している蜂もいるので、できるだけ近寄らず、刺激しないように注意してください。

アシナガバチやミツバチの巣はどうするのか?

スズメバチの巣は発見した時点で駆除することをすすめますが、アシナガバチやミツバチの巣でしたら、放置しておくというのも選択肢にあります。アシナガバチはスズメバチほどの攻撃性はありませんし、ミツバチは花粉を運ぶという花にとって大切な役割をします。

巣が庭の隅などにある場合は、むやみに駆除をせず、放置して、できるだけ巣に近寄らないというもの、ひとつの対処法でしょう。

蜂に巣を作らせないための工夫をしておく

蜂は巣を一度、駆除してもまた同じ場所に巣を作ることが多々あります。それを防ぐ方法として、巣を作られそうな穴は防虫ネットで塞いでおきましょう。蜂駆除用殺虫剤スプレーを散布しておくのも効果的です。

また春先になり女王蜂が巣を作る場所にやってきた時に、蜂が好む甘い香りがする誘引型のトラップで捕獲してしまうのも効果的です。

最初に巣を作り出す女王蜂を捕獲してしまえば、家の軒先や庭に巣を作られるリスクがグッと低くなります。誘引型のトラップは木などに吊るしておくだけで良いので、毎年、同じ場所に巣を作られて困っている方はぜひ試してみてください。

正しい知識と適切な対処が事故を未然に防ぐカギ

ご紹介してきたように、蜂刺されというのは私たちが日常、生活する上でもっとも身近な危険だといえます。またさらに蜂毒アナフィラキシーショックという命にかかわる重大な事故に発展することもあります。それを未然に防ぐにはやはり正しい知識と対処法です。

蜂毒による被害を起こさないためにできることはたくさんあります。とくに登山やキャンプをする方は、蜂刺されによる予防策をしっかりとしておきましょう。そうすれば蜂毒アナフィラキシーショックという悲惨な事故も必ず未然に防ぐことができます。

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