健康生活TOP 発熱 【子供の発熱時】月齢ごとの対処・救急車を呼ぶ目安と救急電話相談の勧め

【子供の発熱時】月齢ごとの対処・救急車を呼ぶ目安と救急電話相談の勧め

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どんなベテランママも最初は皆初心者でした。子供と一緒に時には失敗もしながら、いろいろな経験をして成長していくものです。

子供はよく熱を出しますが、こういう時の対処法も経験によって変わってきます。ベテランママなら、熱だけで判断せずに、他の症状や子供の様子などを見てどうするか決められますが、新米ママは慌ててしまうでしょう。

子供が熱を出した!救急車を呼ぶべき?様子を見るべき?

まだ言葉も話せない赤ちゃんの場合は、熱があっても苦しいとかどこが痛いと言葉で伝えられません。

子供は大人よりも平熱が高めなので、少し着せすぎてしまったり、室内の温度が高すぎたりすると暑さから体温が上昇する事があります。

暑いのを不快に感じれば赤ちゃんも泣いてそれを訴えますが、真っ赤な顔をして泣いている我が子に触れた時、熱がある!とわかるとパニックを起こしてしまう事もあるでしょう。

ここですぐに救急車を呼ぶのはあまりいい判断とは言えません。もしも熱の他に発疹や下痢、耳垂れや呼吸が明らかにおかしいという症状が見られるならすぐに救急車を呼ぶべきです。

ここでポイントとなるのが、熱だけの場合子供は大人よりも体温が高いので、必ずしも熱が重篤な病気のサインとは限らないという事です。

もしかしたら寒い時期に風邪をひかないようにと、ママが赤ちゃんにたくさん服を着せすぎていたとしたら、単なる着すぎで暑がっているだけかもしれません。赤ちゃんや乳幼児は大人が思うよりも1枚少ないくらいがちょうどいいのです。

おでこや体に触れて熱いと感じても実際に熱を計ると、37度前半だったという事も珍しくありません。ただし38度以上の高熱の場合は、体温が高めの子供でも少し高熱になるため様子を観察する事は必要となってきます。

実際に子供が熱を出した事で慌てて救急車を呼び、病院で診てもらったが大した事はなく、家でも十分に対応できたというケースが多いのです。

経過を見てもいい状態と緊急の見分け方

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何事もなく無事なのは親として安心ですが、救急車を出動させるためにも経費がかかりますし、もしも他に重篤な患者がいた場合そこにいけなくなるリスクを考えたとき、安易に救急車を呼ぶことに対し様々な意見があるのも覚えておきましょう。

こればかりは見極めが難しいのですが、ある程度の判断基準はありますから、それを覚えておけば判断に迷った時に参考にできます。

子供は大人よりも平熱が高い事はみなさんも理解していると思いますが、体温計で熱を計って見極めるポイントとなるのが、38度のラインです。38度以下で特に変わった様子も見られないようなら、安静にして様子をみましょう。

38度以上だった場合は、年齢や月齢によって対処法も判断基準も変わってきます。言葉が話せて痛いとか気持ち悪いと症状を伝えられるなら子供にどんな様子か聞けますが、言葉を話せない赤ちゃんは判断が難しくなります。

乳幼児で救急車を呼んだほうがいいケース

  • 38度以上の熱がある
  • おでこを冷やしても熱が下がらない
  • おでこを冷やし熱が下がったが嘔吐や下痢をしてぐったりしている

こういう場合は救急車を呼んだほうがいいケースです。

幼児で救急車を呼んだほうがいいケース

  • 38度以上の熱がある
  • 鼻水や発疹など他にもいくつか症状が見られる
  • 食欲がなく元気もない

全てに該当する場合は、救急車を呼んだほうがいいでしょう。熱があるだけで他の症状はない場合でも、なかなか熱が下がらない時は救急車ではなく、かかりつけの病院で診てもらいましょう。

子供の場合は熱があっても普段と変わらずに元気もあり、ご飯もモリモリ食べる事があります。熱もすぐに下がるようなら知恵熱という可能性もありますが、念のため病院を受診しておくと安心です。

月齢ごとにみる発熱時の対処法

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発熱は自己免疫といっても、子どもの場合は体力が弱く、発熱によっての消耗が激しい場合がありますので、月齢に合わせた処置が必要です。

0歳

まだ免疫力や抵抗力がついていないばかりか、重症化しやすい月齢です。具合の悪いサインも“泣く”ことで読み取るしかないので、とても判断が困難です。平熱より高く、機嫌が悪いときは自己判断せず受診しましょう。

~3歳ごろ

外界との接触が増えて繰り返し病気にかかる時期です。元気があれば様子を見ますが、十分に体を冷やしたり、大人しく寝かせたりするのは難しい月齢です。家庭で解熱を試みると、かえってお世話をする人の負担になる場合がありますね。

大きくなってきたように思えますが、未発達で体力もありません。重症化して肺炎を起こすことが多い年ごろでもありますので、赤ちゃん同様と考え、高熱でなくても無理せず受診をしましょう。

~6歳~

ホームケアが有効な年ごろになります。熱が出ていても遊んでいたり、良く眠れたりしていればそのまま様子を見ましょう。

38度以上になるようでしたら体を冷やします。ただし、熱が上昇している最中は冷やしても効果がありません。汗をかき始めたら熱が上がりきった状態ですので、様子を見て冷やし始めましょう。

まずは濡れたタオルで汗をふきとります。気化熱によって体温を下げられるのでこまめに拭くと良いでしょう。そして太い血管がある首筋、わきの下や足の付け根を氷枕等で冷やします。

布団を沢山かけて汗をかかせると熱が下がるというのは全く根拠がありません。かえって体に熱をこもらせてしまい逆効果なのでご注意を。

子供の熱にもいろいろな原因がありますから、熱があるからと即救急車を呼んでしまうと、子供を思っての行動も、時には非常識な母親だと思われる可能性もあります。

しかし中にははっきりと判断できず、どうすべきか真剣に悩んでしまう人もいます。救急車を呼ぶべきか、様子を見るべきか自分で判断できない場合は、小児救急電話相談に相談してみましょう。

小児救急電話相談のメリットはたくさんあります!

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小児救急電話相談は厚生労働省も推奨しているサービスの事です。夜間に子供が急に熱を出したり、休日に病院に行けなかったりした時にどう対処していいかわからないママの心強い味方となってくれます。

小児救急電話相談は、#8000にダイヤルすれば、各自治体の相談窓口に繋がるようになっています。

電話に対応するのは小児科医や看護師ですが、症状を説明しどうしたらいいかを相談できますし、すぐに救急車を呼ぶべきかどうかもアドバイスしてもらえます。

電話に対応してくれるのが医師や看護師という事もあって、的確な指示が受けられるのはメリットですし、救急車を呼ぶほどではないとわかればママも安心できますね。

翌日には病院を受診したほうがいい場合もありますが、その時は病院に連れて行けばいいですし、対処法を教えてもらい熱が下がれば子供も辛い思いをせずに済みます。

救急車を呼べば安心と大人は考えますが、サイレンの音や、知らない人が家に入ってきたり、いろいろな事を聞かれたり、体に触れたりというのは、状況がわからない子供にとっては大きなストレスになる事があります。

それが必要な処置なら仕方ありませんが、安易に救急車を呼んだばかりに、子供に余計な負担をかけてしまったらママも落ち込んでしまうでしょう。そうならないためにも困った時には、小児救急電話相談を活用してください。

小児救急電話相談を利用する際の注意点

#8000というわかりやすく覚えやすい番号ですが、地域により電話の受付時間が異なります。携帯電話の普及に伴い固定電話からも、携帯電話からもかけられますが、24時間対応ではありません。

夜から翌朝まで対応しているところも多いので、夜間の緊急時には助かりますが、中には23時で受付を終えてしまうところもあります。

詳しい時間などは厚生労働省のホームページからも確認できますが、念のため受付時間はどこかにメモをしておきましょう。

小さい子供を持つママさんの中には、小児救急電話相談の存在を知らない人もいます。知らずに救急車を呼んでしまう事もありますが、知っておけば適切な対応ができますし、安易な救急車の乱用も避けられますね。

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