健康生活TOP 女性ホルモン 更年期とは違う若年性更年期の症状は「食・体・心」でケアする

更年期とは違う若年性更年期の症状は「食・体・心」でケアする

shutterstock_207997252

若年性更年期障害で悩む方が増えています。プチ更年期とも言いますが、更年期障害の症状とは似てはいても別ものです。

更年期障害は卵巣の老化から来る不調です。しかし若年性更年期障害の主な原因は、ストレスや不規則な生活などから不調が来る場合が多いのです。

不調をそのまま放置しておく事で、不妊や更年期の症状が早まってしまう可能性もありますので、甘く考えずしっかりとした意識と共に、生活を見直してほしいところ。

その為に若年性更年期障害の症状を改善する「食・体・心」のケア方法を教えます。

更年期の障害とは?

若年性更年期障害の特徴を見る前に、まずは更年期障害の症状と原因を先に知っておきましょう。

更年期は誰にでもやってくるものですが、更年期の障害といわれる不調は誰にでも起こるものではなく、また不調の重軽度や出る症状も人により異なります。

更年期の不調

「更年期障害」という言葉を聞くと、マイナスイメージがつきまとい、老年にさしかかる頃に起こる障害に憂鬱になってしまうかもしれませんが、これはあくまでも”不調”です。

更年期障害は病気という認識ではなく、老年への移行期の時期に起こるかも知れない不調だという認識でいてほしいと思います。

更年期は、閉経前後の40代後半から50代中盤あたりに起こるホルモンバランスの急激な変化が関係します。

心的要因も大きい

更年期障害は、女性ホルモンを分泌する卵巣の老化によるホルモンの激減でバランスを崩し起こる不調です。めまいや動悸、のぼせや倦怠感など身体的不調から、気分の浮き沈みや鬱っぽいなど症状は様々です。

女性としての生き方から老年へと入っていく不安や、更年期障害という言葉のマイナスイメージからくる精神的な負担も、この時期の不調に大きく関わります。現にこの時期を何の問題もなくあっけらかんと過ごされる方も沢山いらっしゃいます。

不調は自然と消えていきますが、不安感がつきまとい症状の重軽度が分かれたり、長引かせてしまうのも、精神面が大きく関わると言っても言い過ぎでは無いでしょう。周りの人の理解などこれらの事情も汲み取る必要があります。

若年性更年期障害とは?

若年性更年期障害、またはプチ更年期という症状は、閉経前後の更年期に起こりやすい症状が若い世代にも起こる状態の事を言います。20代であったり30代であったりと年齢は様々です。

若年性更年期障害が起こる主な理由は、ストレスや不規則な生活から起こる栄養のバランスや、冷え、睡眠不足などが理由となりますが、心的ストレスの問題も大きく関わります。

不規則な生活は大敵

体力のあった20代と同じように無理が効くといつまでも思って、体調のケアをせず無理をし続けて過ごしてしまうと30代に入って不調が現れる場合があります。筋力低下や、体が中年へと変化していくこの時期は体調も揺らぎやすく過信は禁物です。

不規則な生活は自律神経のバランスを崩します。疲れやすかったり慢性的に体が冷えていたり、その不調は確実にホルモンバランスも崩しますので、不規則な生活を改めるのがまず一歩目です。

生理を軽く考えないで

毎月やってくる生理。お腹が痛くなったり気分の浮き沈みやイライラしやすくなったりと、生理を面倒臭いものと考える人が多いのではないでしょうか?しかし、生理は毎月子宮内を綺麗にしてくれる掃除の役割をしています。

毎月、妊娠ができるように体を整えられるようにリニューアルしてくれる生理をおざなりに考えてはいけません。生理が毎月順調にきていてもホルモンバランスが悪くなっている人もいるので、自分の生理について意識を改めてみましょう。

あなたの生理は大丈夫?

生理の事を真剣に考えてみた事がありますか?毎月平均して28~35周期でやってきて、一週間以内に終わるもの。生理前や生理中は肌が荒れやすくイライラしがち。

そんな感覚で捉えていませんか?生理は掃除期間だと考えると、不調も仕方ないような気もしますが、実際に健康で順調な生理を迎えている方は、ホルモンバランスも整って生理中こそ肌ツヤが良くなり精神的にも穏やかな気持ちになります。

イライラや体調の崩れは、骨盤まわりの軋みや普段の生活の不摂生などがたたって、スムーズな生理期間が与えられない体が、頑張って生理をスムーズにさせようとする訴えと言ってもいいでしょう。

生理を知ろう

生理周期は、前の生理が始まった日から次の生理が始まる前日までの日数で数えます。一週間程度のズレならば問題はありませんが、不規則にくる周期や一週間以上長引く生理はホルモンバランスが乱れている可能性があります。

生活を改め直す必要があります。不調が病気になる前に改善していかないと、婦人科系の疾患が隠れていても気がつかなかったり、いざ妊娠を望んだ時に困難になる場合もありますので甘く考えてはいけません。

更年期と若年性更年期は違う

更年期障害と若年性更年期障害の症状はとても似ていますが、不調が出る理由に違いがあります。

更年期障害は卵巣の老化から

女性ホルモンの分泌は、脳の視床下部が命令を出して卵巣から分泌されます。更年期になると卵巣の老化により命令がきても卵巣が応えられなくなります。その状態に体が混乱し、自律神経が乱れたりホルモンバランスを崩し不調が出ます。

若年性更年期障害は逆

一方若年性更年期の不調はストレスや日常の不摂生からくると書いてきましたが、ストレスなどを抱えると脳の視床下部の働きを低下させます。女性ホルモンを分泌させる命令が脳から卵巣に届きにくくなるのです。

これらによって自律神経が乱れ、ホルモンバランスが崩れ不調がでます。更年期の不調と似た症状が出ますが、その不調の起こる原因は違うものなのです。

ホルモンバランスを良好にする3つのアプローチ

若年性更年期の症状を起こさない為には、ストレスを溜めないようにして不規則な生活態度を改める事が必要です。実際に何に気をつけて行けばいいのでしょうか?

ここでは、体、食事、心の3つのアプローチ方法を見ていきましょう。

体から整える

shutterstock_263461445
まずは、体編!一番に気をつけたいのが冷え対策です。冷えは体の機能を低下させ不活発にさせます。特にお腹から腰回りの子宮に近い部分を冷やす事は避けましょう。

冷えはホルモンバランスを悪くさせます。体からホルモンバランスを整える為に気をつけていきたいポイントはこれ!

  • お風呂は必ず湯船につかる
  • 冬は湯たんぽを利用してお腹と足を温める
  • ウォーキングや階段を利用して下半身に筋肉を増やす

毎日シャワーで済ます事は避けましょう。体を芯から温める為には38~40度ほどのお湯にゆっくり浸かる事。これにより汗腺を開かせて体温調整がしやすい体にしておくと自律神経のバランスも整います。

自律神経が乱れ、体温調節がしにくくなるとのぼせや火照るなどの症状が出やすくなるので、毎日湯船に浸かり体を温め汗腺の状態も健全にしておきましょう。また寒い冬は湯たんぽを利用してお腹や足を冷やさないことを心掛けましょう。

湯たんぽはじんわりと体を温めます。暖房による乾燥が避けられますし、じんわり温まる事で長く保温効果を得る事が出来ます。

さらに、ウォーキングなどにより無理なく下半身に筋力を付けるのが効果的です。筋肉は熱を生みます。下半身には大きな筋肉が集まっていますので、下半身に筋肉を付ける事によって温まる体を目指しましょう。

また体を動かすことはストレスの解消にも効果的です。体からのアプローチと共に、心のケアにも役立ってくれます。

食事から整える

shutterstock_157935026
食事を気をつけて、体に栄養のあるものを取る事は何よりも大切です。当たり前の事ですが、食べた物が体を作っているのです。食事からホルモンバランスを整えるポイントはこれ!

  • 老化を早める活性酸素に気をつける
  • 根菜を上手に取って体を温める
  • 朝食を抜かない

脂っこいものや、スナック菓子など油を多く含む食べ物は活性酸素を生みます。活性酸素は摂りすぎると体を酸化させ老化を促します。もちろん卵巣にもダメージは大きいです。

全く食べるなと言われても難しい事なので、ほどほどを心掛けましょう。特に生理前は脂っこいものやスナック菓子は避けましょう。

反対に、生理前や生理中に上記の物が食べたくなる事があります。これは骨盤の軋みがある事で生理がスムーズに進められない時に、内臓を疲れさせて骨盤を緩ませる為に食べたくなるという説も。

そんな時は、股関節を動かし骨盤の動きをスムーズにさせる為に、歩いて下半身を動かす事も試してみて!体に悪い物を取りすぎない為には体からのアプローチも大切です。

そして二つ目と三つ目は、朝食と根菜です。朝食は、食べる事によって寝ている体を目覚めさせ、交感神経と副交感神経のバランスを上手に切り替えさせるスイッチになります。

自律神経の働きはホルモンバランスに関わりますので、一杯のお味噌汁だけでも取るようにしていきましょう。朝食のお味噌汁の具は根菜である大根やレンコン、ニンジンなどを試してみて。

根菜は体を温める効果があるので、大豆製品である味噌と合わせて体を温め、ホルモンバランスを整えるのに力を貸してくれます。

心から整える

shutterstock_214878040
ホルモンバランスや自律神経を乱れさせる最もたる理由は心のストレスです。ストレスは知らない間に溜め込まれていて、ある日突然不調として現れます。

ストレスは自分では気がつかないもの。自分の状態をいつも気にかけてあげる優しさを持っていきましょう。いつも人の事を優先し、気遣って頑張っているその優しい気持ちを自分自身に向ける事は忘れてしまいがち。

自分を大切にする。という意識はなかなか難しいものですが、何よりも大切な事です。そんな心のケアで大切なポイントはこれ!

  • ゆっくり深い呼吸を心がける
  • 歩く事によって脳を活性化させる
  • 何もしない時間を作る

ストレスを軽減させる方法や、自分を大切にする為に何をしたらいいのか分からない方が多いです。それだけ人の為に頑張っている証拠なのかもしれませんね。そんな時は体を動かす事によって、精神的なストレスを癒す方法がお勧めです。

一つ目のゆっくり深い呼吸をする癖を付けると、自律神経のバランスが整いやすくなり気持ちを穏やかにしてくれます。普段の自分の呼吸を観察してみてください。イライラしたりストレスを感じると呼吸が浅くなっていませんか?

呼吸を自分でコントロールする事によって、ストレスを癒す事が出来ます。また、ストレスを感じる前に予防として呼吸をゆっくりと取る方法もお勧めです。

さらに、二つ目のポイントの「歩く事」に呼吸を組み合わせるのも効果的です。歩く事によって脳が活性化されます。呼吸と同じようにストレスを軽減する効果がありますので、是非生活に取り入れてみてください。

自分の為に少しの時間でも何もしない時間を取ることは難しいかもしれませんが、買い物の途中や、帰路などを散歩のようなつもりで歩く事に切り替えるだけで変化はあります。

体からのホルモンバランスの整え方でもあげた湯船に浸かる事もその一つ。ぼーっとする時間をわざわざ取る事が難しく感じる方には、生活の中の一部分をその時間にあててみてくださいね。

体と食事と心の3つを重ねる

体と食事と心のケアの3つを取り上げてきましたが、これらは別々に作用しあうわけではなく、それぞれが密接に関係し合っています。歩く事が体と心に効果があったり、食べ物を気をつける事によってイライラが軽減されたり。

3つを別々に実行に移して頑張ろうとするとハードルが高いですが、それぞれが作用し合っている事が分かれば生活に取り入れやすいのではないでしょうか?

ホルモンバランスは、目に見えるものではないので意識がおざなりになりがちですが、放置しておけば必ずツケが回ってきます。

女性の体はデリケート!あなた自身がそれに気づいて気にかけてケアをしてあげる事を忘れないようにしましょう。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る