健康生活TOP 泌尿器・肛門のトラブル

【頻尿、膀胱炎、痔ほか】受診が必要な泌尿器・肛門のトラブルの特徴

排尿や排便のトラブルは、気恥ずかしさもあってつい受診をためらってしまいがちです。しかし、早く病気の中身を確定して適切な治療を開始しないと、どんどん酷くなってしまうことも少なくありません。

お尻の問題は肛門科へ、尿に関する問題は泌尿器科へ、どこを尋ねたら良いのかが分からない時は、まず内科を受診して相談して下さい。

白衣を着ている時のお医者さんにとって、人間の身体はどの部分であっても、ただの「診断対象の物体」に過ぎません。診てもらうことに対して、恥ずかしがる必要はないのです。

「頻尿」とは排尿回数が多いこと!その回数の目安は?

頻尿というのは、文字通り排尿の回数が多いことです。具体的な回数として、1日8回とか10回とかいう数値は存在しますが、それより重要なのは「自分にとって回数が多すぎて生活に不便がある」かどうかです。

また、頻尿の背後には病気が隠れていることもありますので、気になったら一度受診して検査を受けてみて下さい。

頻尿と多尿の関係

頻尿で切り分けが必要なのは、尿量が増えて回数も増えているのか、尿量が増えずに回数だけが増えているのかと言うことです。

例えば、糖尿病の症状として有名な「多飲多尿」は、血糖値の上昇によって喉が渇き、たくさんの水分を摂ってしまい、その結果尿量が増えることが原因です。膀胱の量には上限がありますから、尿量が増えれば当然回数も増えます。

一方、炎症や精神的な原因などで膀胱に刺激が加わり、尿が溜まっていないのに尿意を催して回数が増える場合もあります。こうしたケースでは、1日の合計尿量は増えていません。

▼関連記事
頻尿の原因とは?回数だけで判断せず多尿との関係を見て対策しよう
膀胱炎だけじゃない!頻尿を引き起こす恐ろしい病気一覧
頻尿は市販の薬で治る!?頻尿に関する5つのQ&A

この切り分けは、一日の尿量を測定することから始めないといけません。受診して測定の方法を指導してもらいましょう。多くの場合、測定した尿の一部を検尿用に病院に提出します。

それで、多尿なのか、尿量に異常がないのかを見極め、検尿の結果と合わせて原因を探り、治療を開始することになるでしょう。

▼関連記事
飲水を我慢するのは危険な行為!老人性の頻尿の原因をおさえよう
トイレの回数増えてる?40歳からの頻尿セルフチェック
頻尿でお悩みの方必見!4つの方法で頻尿改善!
頻尿予防は日常生活で可能!?4つのポイントで頻尿改善!

夜間頻尿は多すぎると生存率低下

夜間頻尿も、夜間睡眠中に1回でもトイレに起きたら夜間頻尿と見なす場合と、2回以上とか、あるいは睡眠に悪影響がある場合とかの場合に夜間頻尿と診断される場合とがあります。

夜間頻尿の悩みは、やはり高齢者に多いのですが、気になるのは健康への影響です。夜間頻尿と診断され、1晩に3回以上の夜間頻尿の場合、有意に生存率が下がるというデータもあります。

これは病気によるものももちろんあるでしょうが、寝ぼけ眼でトイレに起きて、転倒してケガをするというケースも無視できないでしょう。

高齢者の転倒事故は、余命に大きな影響を与えることが判っています。

▼関連記事
朝までぐっすり!女性に多い夜間頻尿の原因と早く解消するための対策
女性に多い夜の頻尿の原因と睡眠中に感じる尿意への対処法
夜中に何回もトイレで目が覚める貴女!冬の頻尿対策は冷えを予防せよ

女性の頻尿で悩む人は多い

女性は頻尿で悩む人が多くなっています。これは様々な条件が複雑にからまりあっていると言えます。女性の場合、男性よりずっと尿道が短いため、あまり尿意を我慢できません。

それだけでもトイレの回数が多くなりがちなところに加えて、トイレ事情を見た場合、女性用トイレの数のほうが少ないため、「チャンスがあれば出しておく」という習慣のある人も多いことも一因です。

さらに、別の項目で紹介する膀胱炎についても女性の方が多いため、それによって膀胱が刺激され、頻尿になりやすくなることもありますね。

▼関連記事
【20代の頻尿】女性に多くみられる原因とその対策方法!
頻尿で悩む更年期世代の女性がトイレの回数を減らすための3つの方法

子供の頻尿の影に重病の恐れ

子供の頻尿は注意を要するケースがあります。特に注意しなければいけないのは1型糖尿病です。1型糖尿病は、生活習慣病である2型糖尿病とは全く異なる病気です。

1型糖尿病は自己免疫疾患で、自分の免疫の異常によって膵臓のランゲルハンス島にあるβ細胞という、インスリンを分泌する組織が破壊されてしまう病気で、多くの場合子供の時に発症します。

現れる症状は血糖値の上昇によるものですので、2型糖尿病と同じですが、2型にように徐々に上がるのではなく、割合急速に症状が進みます。

早期に発見して、インスリンの自己注射という、子供には少々荷が重いかもしれない治療を開始すれば、合併症を招くことなく成長できます。しかし、インスリンの自己注射は一生打ち続けることになります。

一つの目安として、学校で休み時間にトイレに行ったのに、その直後の1校時の授業時間の間、トイレを我慢できないといったことがあれば、すぐに小児科を受診して下さい。

▼関連記事
意外と多い小さな子供の頻尿!原因と考えられる病気6つとその対処法
頻尿は大人の悩みではない!子供の頻尿の原因と正しい対策

頻尿はさまざまな原因で起こり、その中には重病も隠れていますので、気になったらすぐに受診して下さい。泌尿器科系統の病気の中でも、比較的恥ずかしさは少ない方だと思いますよ。

尿失禁はこころを傷つける病気

ある程度の年齢になると、ふとしたはずみで尿もれを起こしてしまうことがあります。これは、身体の構造の関係で女性に多い症状ですが、男性でもないわけではありません。

適切な対応で、改善することもできますし、生活に影響が出ないように工夫することも可能です。しかし、これも治療対象だと考えて、一度は受診されることをお勧めします。

尿失禁で落ち込まないで

「漏らしてしまう」と言うことは、いたくプライドを傷つけられることです。しかし、だからこそ「治療しなければならない病気」と考えて受診しましょう。

もちろん「加齢によるもので病的ではない」と診断されるかもしれません。そうした場合でも、ちゃんとした病院なら、自己トレーニング法など、対策に関するアドバイスをパンフレットなどで指導しています。

また、病的なものが見つかったら、それはきちんと治療しないといけません。

▼関連記事
生薬で頻尿や尿失禁が治る!?治療に効果的な生薬一覧
頻尿や尿失禁はどうやって治す?自宅ケアVS病院での治療
実は4種類あった!尿失禁の種類別特徴と予防法について
どうして尿失禁を起こすの!?尿失禁を起こす3つの原因

過活動膀胱は加齢で起こる一般的なもの

過活動膀胱は、尿もれや、切迫した尿意の原因になることが多い病気で、性差はそれほど多くありません。

40歳以上では8人に1人くらいの割合で症状を持つ人がいるというデータがあり、決して珍しいものではありません。年金世代になれば、ほぼ4~5人に1人という高率で見られます。

医薬品による治療が有効ですが、まずは過活動膀胱であるという診断が必要ですので、切迫した尿意が我慢できずに漏らしそうになる、漏らしてしまったという場合は、泌尿器科の受診をお勧めします。

▼関連記事
どこへ行くにもトイレを探してしまう過活動膀胱と頻尿の違いは?

大人の夜尿症は医薬品で治療

大人なのにおねしょと言うのは、当の本人が一番悩んでしまう症状でしょう。この夜尿症については、まだ充分に判っていないこともありますが、治療方法は確立されています。

いわゆる行動療法・生活習慣の見直しなどですが、重症の場合には薬物治療もできます。もちろん、大人になって始まってしまったものも、子供の頃からのおねしょが治らないというものも、治療の対象です。

また、先の項目に挙げた、過活動膀胱も夜尿症と無縁ではないものですので、そちらからのアプローチで治療が行われることもあります。

▼関連記事
大人のおねしょの原因は?夜尿症は病気なので治療も薬もある
大人なのにおねしょをしてしまう!男性に多い夜尿症の原因と対策

尿トラブルは意外なほど多くの人が悩んでいます。ですから、ごく普通の病気だと考え、風邪を引いた時の気軽さで、まずは医療機関を受診して下さい。

膀胱炎は女性に多い病気

膀胱炎は痛みを伴い、非常に不快な病気です。膀胱炎は女性に多い病気で、人によっては繰り返し発病するケースも少なくありません。

また、膀胱炎は、その手前の臓器である腎臓に波及して重症化することもありますので、必ず完治させてしまうようにして下さい。

膀胱炎についての一般情報

膀胱炎は女性の病気と言ってもいいほど、女性に多く見られる病気です。これは急性単純性膀胱炎という、もっともポピュラーな膀胱炎は、最近が尿道を遡上して膀胱に入ってしまうことで起こるからです。

20cmくらいある男性の尿道に比べて、女性の場合、3~5cmしかないため、細菌が入り込みやすいのです。男性の場合、細菌が膀胱に辿り着く前に、排尿によって押し流されてしまいます。

急性単純性膀胱炎は、細菌によって引き起こされるので、抗生物質の投与で治療できますから、受診して抗生物質の処方を受け、出された分は最後まで飲みきって下さい。また、ちゃんと細菌をやっつけられたかどうかの検査も受けてくださいね。

一方、間質性膀胱炎というのは、原因になる細菌が見つからず、原因不明で発生する膀胱炎です。これも女性に多い膀胱炎です。

▼関連記事
1日に10回以上で膀胱炎かも!膀胱炎の症状と原因、治療法と予防法
繰り返す膀胱炎は要注意!腎臓まで細菌感染してしまう危険あり
膀胱炎は何科が専門?専門科と治療方法について!
女性は一生に一度膀胱炎にかかる?膀胱炎にかかり易い3つの理由
海外旅行先で膀胱炎になっても慌てずにすむ出国前の準備とは?

子供の膀胱炎

子供の膀胱炎というと、小学生ぐらいでは血尿がよく見られます。症状や治療は基本的に大人と同じですが、例えば女の子で、初めての膀胱炎の場合は、症状が消えたら通院や再検査の必要はありません。

もちろん、反復性になってしまったらしっかりした治療と検査が必要になります。

一方、2歳までの赤ちゃんでは、かかりやすさに男女差はありません。発熱や不機嫌と言ったこと以外、特に目立った症状がないので、発熱があったら小児科を受診して下さい。

また、その後の就学前年齢では、排尿痛や学童などと同じように血尿が出る場合もあります。熱が高い場合は、腎臓に波及していることもありますので、できるだけ早く病院へ行って下さい。

▼関連記事
男の子も注意!子供の膀胱炎で親が注意すべき大人と異なる症状と原因
女性だけではなく子どもも要注意!子どもの膀胱炎の症状と予防法

膀胱炎の予防

膀胱炎は不快なものですので、予防が大切です。特に女性では排尿後、生理の時などのお手入れ次第でかかりやすさが大きく変わります。

とは言え、温水洗浄便座のビデ機能の使い過ぎはよくありません。かえって尿道へ菌を押し込む結果になったり、本来デリケートな部分を保護してくれている、常在菌のデーデルライン桿菌まで洗い流してしまい、逆に感染機会が増えることもあります。

基本は清潔さを維持することと、栄養をしっかり摂って免疫力をキープしておくことが重要になります。また、一度かかった時に、中途半端な治療で終わらせると慢性化することがありますので、出されたお薬はしっかり全部飲んでおいて下さい。

▼関連記事
女性の5人に1人は膀胱炎に!なぜ多いの?原因から考える予防策
膀胱炎は簡単に予防できる!日常生活の中で始められる4つの予防法
20代の女性に多い膀胱炎!膀胱炎を予防する3つの心掛けとは?
膀胱炎がクセになって困っている女性必見!日頃からできる予防法

膀胱炎の民間療法

膀胱炎は、排尿の際に痛みがあったり、体調が悪いと熱が出たりする非常に不快な病気です。

また、慢性化することで、何かの機会ですぐ再発して、不快な症状がぶり返すことも少なくありません。もちろん病院に行ってしっかり治療することが基本です。

しかし、予防的に使える民間療法を上手に組み込むのも、快適な生活を維持する上で有効かもしれません。

▼関連記事
膀胱炎を薬に頼らないで治せるか?クランベリーは予防には効果がある
美味しい花オクラで改善!排尿時に痛みのある膀胱炎の治し方

膀胱炎は菌が上行してしまうと、腎盂腎炎の原因になります。そうなると高熱が出たり、ひどい腹痛が出たりして苦しむことになりますし、入院治療が必要にもなります。膀胱炎のうちにしっかり治しましょう。

尿路結石の一番の特徴は激烈な痛み

尿路結石は「痛みの王様」と言われるぐらい強烈な痛みがあります。病院に運ばれた場合、NSAIDsの筋肉注射で痛みを抑えると思われます。これは、麻薬系の痛み止めより効果があるとされる報告があるからです。

しかしこのことは、麻薬系の痛み止めが検討されるぐらい、強烈な痛みであるということの裏返しなのです。

尿路結石は成因がある程度わかっている病気

尿路とは腎臓から尿管を通って膀胱に至り、尿道を通って排尿するところまでの一連の経路です。その発生部位によって、腎結石・尿管結石・膀胱結石・尿道結石に分かれますが、腎結石・尿管結石がとても多くなっています。

成因はともかく、尿の流れに乗って出ていってくれれば、それで解決です。ですので、治療に関しては「溶かす」「砕く」などの方法で、自然排出を促すことになります。

有名な体外衝撃波破砕法は、女性の一部では施術できないケースもありますので、医療機関とよく話し合って治療方針を決めて下さい。

▼関連記事
激痛を伴う尿路結石!男性でこんな初期症状があったら泌尿器科へ
尿路結石のよくある疑問!5つのQ&Aで徹底解説
閉経後の女性は尿路結石になりやすい?尿路結石に関する3つの豆知識
尿路結石の治療法とは?病院での主な4つの治療法
突然の痛みの原因は尿路結石!?尿路結石の知っておきたい4つの事
それは人生最強の激痛?!男性は注意したい尿管結石について

尿路結石は排出を促すことで治療するわけですから、尿量の確保が重要になります。適切な水分摂取を心がけて下さい。

▼関連記事
夏に増える尿路結石!原因は意外にも水分の摂り方にあった?
猛暑の夏においしいビール!尿道結石を悪化させるって知ってました?

尿路結石の予防

あまりにも激しい痛みですので、できれば一生経験したくないですね。尿路結石には様々な成分がありますから、一種類の予防法では予防しきれません。

しかし、基本的には生活習慣において注意すべき点を押さえておけば、かなり高確率で予防できます。その中で最も注意すべきはシュウ酸です。シュウ酸は植物に広く含まれています。

その中でも、ほうれん草やスイスチャード(ふだん草・うまい菜)などには高濃度で含まれています。一方、シュウ酸は水溶性ですので、こうした葉野菜は必ず下茹でして水晒してから調理すれば、全く問題はありません。

近年、サラダほうれん草と言ったものも見受けられますが、シュウ酸含有量について確認できない限り、あまり大量に食べないほうが良いでしょう。

また、ほうれん草は、生育期間によってシュウ酸が少ないタイミングが存在しますが、そのときには硝酸態窒素が多くなっていますので、やはり下湯がきした方がいいでしょう。

▼関連記事
結石予防は飲み物でできる!結石に効くお茶は麦茶とほうじ茶
ほうれん草が結石の原因に!予防の為の食べ合わせにはカルシウム
突然の激しい痛み 尿管結石の症状と予防法
七転八倒の痛みと言われる尿路結石!簡単に予防する5つの方法
痛みが出る前にまずは予防!尿路結石にならないためにできる事

尿路結石と栄養

尿路結石は、シュウ酸によって起こるケースが多く見受けられます。シュウ酸は先にお話した通り、水溶性ですので小腸で吸収されて体内をめぐり、腎臓で排出される際に結石を作ります。

一方、シュウ酸はカルシウムとよく反応して不溶性のシュウ酸カルシウムを作ります。シュウ酸カルシウムは胃酸によって胃の中ではシュウ酸とカルシウムに分かれていますが、弱アルカリ性環境の腸の中ではシュウ酸カルシウムに戻ります。

ですので、シュウ酸を含む食べ物と、カルシウムを同時に摂ると、シュウ酸の害が減らしやすくなるわけですね。コーヒー・紅茶・ココアなどはシュウ酸を含みますが、ミルクを一緒に摂りやすい飲み物です。

カフェ・オ・レやミルクティー、ミルクココアにして飲みましょう。一方、嗜好品飲料の中で最も多くシュウ酸を含むのは抹茶です。茶席で抹茶にミルクを入れるわけには行きませんので、お点前の前後に牛乳をお勧めします。

それほど大量に飲む必要はありません。100mLも飲めばお釣りが来るレベルです。

▼関連記事
突然倒れてしまうほどのお腹の激痛が!尿路結石は肉好きに多い?
尿路結石には食事療法が効果的!4つの栄養でしっかり予防
尿路結石に良くない栄養がある?これだけは気を付けたい5つの栄養
人生で最も痛い病気、尿路結石を溶かす「流石茶」とは?

実際に、茶道の先生は尿路結石罹患率が高いそうです。ある種の職業病といえるかもしれませんね。

前立腺トラブルは中高年男性の宿命

男性は尿道が長いため、細菌の侵入が起こりにくく、膀胱炎にかかりにくいという身体的特徴があります。一方、その男性の尿道は、膀胱の出口のところで前立腺という器官に取り囲まれています。

精液の成分を作ることが主な仕事ですが、その働きは未解明の部分もあります。この前立腺、加齢で大きくなってきて、尿道を締め付け、排尿を困難にすることが割合良くあります。

50歳になれば前立腺肥大症は普通

前立腺肥大と言えば男性の加齢による症状の、最も有名なものの一つです。前立腺肥大自体は、症状がなければ病気ではありません。

一方で、排尿時に「なかなか出ない」「途中で止まる」「残尿感がひどい」など、さまざまな不具合も発生しますから、そうした場合は治療の対象です。

また、民間薬であるノコギリヤシには、薬効が認められていますので、サプリ的に利用されている人も多いと思いますが、できれば薬局で購入し、使い方については薬剤師さんに相談されたほうが良いでしょう。

▼関連記事
前立腺肥大の原因と症状は?日常生活での改善法と病院の検査・治療法
カボチャの種から絞ったオイルは前立腺肥大に悩む男性の強い味方
男性に朗報!植物ステロールは動脈硬化に加えて前立腺肥大も改善

前立腺炎は若くても起こる

前立腺炎は、前立腺に炎症が起こる病気で、若者にも少なくありません。多くは原因不明ですが、急性前立腺炎では細菌性のものがあります。

これが膀胱炎と同じように尿道を通して侵入してきた細菌が、前立腺に感染して発生するものです。

排尿困難や発熱など、膀胱炎より激しい症状が出ることもありますので、排尿時の痛みや下腹部痛に発熱がある場合はすぐに受診して下さい。入院対応になることも少なくありません。

▼関連記事
前立腺炎の症状・原因・予防法は?若い男性も残尿感や頻尿に

前立腺のトラブルは男性の宿命ですね。また、前立腺がんは、罹患者がすごい勢いで増えていますから、50歳を超えたら、1~3年に1回はPSA検査を受けましょう。

痔は肛門トラブルの代名詞

日本人には痔を持っている人が多いと言います。痔は肛門近辺に起こるトラブルで、悪化すると思わぬ重病につながることもあります。

お尻の病気だけに、自分で見えないから軽視しがちですが、しっかり治療しないと後悔することになりかねませんよ。

痔は3種類に大別される

痔は、肛門にイボができる痔核(じかく:イボ痔)、肛門が切れる裂肛(れっこう:切れ痔)、肛門近辺に穴が開く痔瘻(じろう:あな痔)の3種類があります。

痔瘻は色んなパターンがありますが、直腸内部と肛門の隣をつなぐ穴ができて、そこから臭い液体が漏れ出して下着を汚すケースもあります。

もちろん、手術で治すことになりますが、治療をためらっているとどんどん悪化します。このことは、痔瘻だけでなく、痔核や裂肛でも同じですので、異常があったら肛門科を受診して下さい。

▼関連記事
3タイプの痔の症状と原因は?切れ痔、いぼ痔、痔瘻の予防&改善法
【誰にも聞けないお尻の悩み】痛いイボ痔予防改善の三大原則とは
恥ずかしいからといって放置しては危険な痔、通院時の見極め
実は痛みの無い痔がある!?痔の種類と特徴について
日本人の3人に1人が痔!?その原因と5つの予防法

痔と食生活

辛いものを食べた時「明日のトイレが怖い」などと、ちょっと下品なジョークが飛ぶことがありますね。みなさん、食べたものが肛門に与える影響は経験則でよくご存知のようです。

また、便が硬いとお尻が切れることもありますね。あまりに便の状態が悪く、菌が繁殖してしまうと、肛門内部を傷めることもあるでしょう。

このように、食べ物に注意して、便の状態を良くしておくことが、痔にならないための重要なポイントなのです。

▼関連記事
ダイエットも痔の原因だった!?痔になりやすい人の5つの特徴
痔は生活習慣病!原因は座りっぱなしではなく食生活にあった
痔になりやすい体質を食生活で改善する方法
食事で痔を徹底予防!痔によい食品と食べてはいけない食品について

女性の痔は便秘と強いつながりがある

女性に便秘が多いことは、女性に痔が多いことをよく説明しています。また、生理に関連したホルモンの変動も影響があります。さらに、妊娠出産は痔を発症する機会になることもまた事実です。

このように女性には時になる機会が多いため、普段から充分な注意を払っておいていただきたいです。

ダイエットで食べる量が少なくなることが便秘に繋がり、それが痔を呼ぶというのも悲しいものがありますね。

▼関連記事
痔は男性より女性の方が多い!?その理由と治療することの重要性
妊婦さんの痔の症状を改善する最もお奨めしたい身近な食べ物
貴女も「痔主」かも?!20~30代女性に多い痔疾患の意外な予防法

痔に似た病気に注意

お尻にトラブルがあると「痔が出た」と感じる方がほとんどじゃないでしょうか。しかし、肛門出血は痔だけが原因じゃありません。

中には生命に関わりかねない病気が隠れていることもあるので、安易に痔だと決めてしまわないで下さい。

直腸脱やポリープでも鮮血の出血はありえますし、直腸がんでも同じです。ですので、痔であってもなくても、まずは受診することが大切なのです。

▼関連記事
実は痔じゃないかもしれない!肛門出血に隠された3つの病気
お尻のトラブルの原因は?痔と間違えやすい主な病気6つについて

いわゆる「シモ」の部位の病気は、恥ずかしさから受診をためらう人が多いですが、医者にとって、お尻や尿道口あたりは顔と一緒で、皮膚と粘膜に過ぎません。恥ずかしがらずに受診して下さいね。

新着記事はこちらになります!気になる記事は要チェック!

キャラクター紹介
ページ上部に戻る