健康生活TOP てんかん 慌てないで!子どもの突然のてんかん発作の知っておくべき対応法

慌てないで!子どもの突然のてんかん発作の知っておくべき対応法

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私自身がてんかんを持っているわけではありませんが、何度かてんかん発作を起こした場面に遭遇しているので他人事とは思えない部分があります。

てんかんは脳に原因がある事がわかっていますが、詳しい原因はまだ解明されていない部分も多いといいます。

今回はてんかんとは何か、から、子供がもし突然てんかん発作を起こしたらとるべき、正しい対処法までをご紹介します。

もしものとき慌ててしまわないためにも、知っておいてほしい情報ばかりです。

私の周りで起こったてんかん発作のお話

私が遭遇したのは、子供の頃に姉妹のように仲良くしていた従姉妹と、飼っていた犬のてんかん発作です。少し対象は違いますが、前兆や症状、発作の時間や状況などがとても良く似ていました。

犬のてんかんは大人になってからの経験でしたが、子供の頃に従姉妹のてんかん発作に対応する叔母の様子を見ていたので、それが役に立ちました。

てんかん発作にも個人差はあるので、それぞれ症状の出方や前兆なども違います。中には前兆もなく突然発作を起こす場合もありますが、共通しているのは数秒~長くても数分で発作が治まる事です。

人による違いもありますし、犬と比べるなと思われるかもしれませんが、対応はほぼ同じだったのでそれを元に何か役に立つ事ができればと思い、体験を通してお話をしようと思います。

もしも自分の子供が突然、てんかん発作を起こしたらほとんどの親御さんは慌ててしまいパニックになると思います。しかし対処法を知っていれば、すぐに適切な行動が出来ます。

突然の嘔吐と震え…てんかん発作には前兆があった!

不思議な事に私の従姉妹も、犬も発作を起こす前に同じ前兆がありました。それぞれに何度も遭遇していますが、毎回同じ前兆だったので人と犬にも共通しているところはあると思っています。

あくまでも個人的な考えですし、医学的知識があるわけではないので参考程度にしていただければと思います。

直前まで普通にしていて、むしろ元気いっぱいだったのですが、突然嘔吐しその後体が小刻みに震え出します。次の瞬間その場に倒れこみ全身をこわばらせ、激しいけいれんを起こします。

従姉妹のてんかん発作は小さい頃の記憶でしたが、数年後自分の犬が全く同じ状態になった時、最初は死んでしまうのではないかとかなり取り乱しました。

子供の頃に見た光景ととても良く似ていたので、とりあえず無理に動かしたりせずそのまま見守りました。

というよりも見守る事しかできなかったと言ったほうが正しいかもしれません。しかし発作は1分もしないうちに治まりました。その後は何もなかったようにケロっとしており、普段と変わら過ごしています。

私の場合は犬でしたが家族同然の存在ですし、とても不安になりました。これが自分の子供だったらと思うと想像しただけでも怖い気持ちになります。

きっと叔母は我が子のてんかん発作の度、不安になり自身も辛い思いをしていたと思います。

どちらの場合も前兆があったので、すぐに適切な対処ができました。私の場合は犬を安全な場所に移し発作に備えていただけですが、失禁するのでペットシーツなどを用意して対処しました。

叔母の場合は歯を食いしばるので、舌や口の中を噛んでしまわないように口に割り箸のような物を入れていた記憶があります。前兆があるとすぐに口に割り箸を入れて、後は抱き抱え発作が治まるのを待つという感じでした。

「すぐ救急車!」はちょっと待って、慌てず様子を見よう

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もしも自分の子供が突然てんかん発作を起こしたら、原因もわからず、全身をこわばらせている子供を見てショックを受けると思います。

誰だってこのような状況では慌ててしまうし、気が動転して冷静に判断できなくなるので、大丈夫?と声をかけながら体を揺さぶってしまうかもしれません。

しかし、発作が起きている間は、揺さぶったり、動かしたりするのはNGです。

すぐに救急車を呼ぶ人もいるかもしれませんが、おそらく救急車が到着する頃には発作も治まっているのでケロっとしているところに、救急隊員が到着する事になります。

ただしてんかん発作にも人によって違いはあるので、なかなか発作が治まらない場合は救急車を呼ぶ必要があります。

発作を目の当たりにすると動揺してしまいますが、とりあえず少しの間見守り発作がすぐ治まるようなら、救急車は呼ばずに病院に連れて行く方がいいでしょう。

てんかんは治る?ナイーブなてんかんは薬でコントロールする

てんかんは治療もできます。ただしてんかんそのものを完治するのは難しいので、発作が起きないように薬を飲みます。

薬の種類もいくつかありますし、症状や発作の頻度によってどの薬を使うかも変わってきます。

ちなみに犬の場合も発作を抑える薬で治療できますが、一生涯飲み続けなければいけません。私の場合は発作の頻度が軽かったので経過観察で済みました。

人の場合は薬物療法で発作をコントロールできるので、安定すれば薬の服用を中止する事が出来ます。ただし再発する可能性もあるので、経過観察は必要です。

てんかん発作を起こす原因を考えて、遠ざける!

これも個人差はありますが従姉妹も、犬も思い当たる原因がいくつかありました。中には全く原因も前兆もなく、突然発作を起こすケースもありますが、ある程度原因がわかっていればそれを排除する事で発作は防げます。

従姉妹も犬も、発作を起こす前には極度の興奮や緊張がありました。てんかんは脳が関係しているので、緊張や興奮が強すぎて脳に刺激を与えてしまい、発作を起こしたと考えられます。

従姉妹の場合ははっきり覚えていないのですが、叔母があまり興奮させないようにと言っていた記憶があります。

テレビでアニメの放送や、記者会見でカメラのフラッシュが多くたかれるよう場合に、必ず画面に「部屋を明るくしてテレビから離れてご覧下さい」という注意書きが出ますが、これもてんかん発作の原因になる可能性があるからだそうです。

目から入る刺激が脳に伝わり、発作の引き金になるからです。

犬の場合は冬に散歩に行く時、暖かい部屋から外に出たときの急激な温度変化や、いたずらをして叱った後にてんかん発作を起こしていました。これも緊張や興奮が関係しています。

犬は何度か発作を起こしましたが頻度は低く、なんとなく原因がわかってきたので、それに注意した事でその後は発作が起きなくなりました。

原因が分かっている場合は、できるだけ発作の引き金になりそうな事を遠ざけておくのも予防につながります。これは人にも共通しています。

知っておくと役立つ対処法

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てんかん発作を起こしても大抵はしばらくすると発作も治まりますが、前兆があってもその直後に発作が起こるので安全を確保する事が大切です。

発作を起こすと全身が硬直しますので、体を伸ばせるスペースを確保します。身近に危険な物がある場合はそれを遠ざけてあげましょう。

発作自体は短時間ですが仰向けになっていると、唾液や嘔吐物、舌が入り込み喉を詰まらせる事があるので、横向きにさせます。

発作が治まると本人もケロっとしていますが、発作を繰り返す場合もあるのでしばらくは安静にして様子を見守るようにするといいようです。

実際にてんかん発作に遭遇すると気が動転してしまいますが、やるべき事を思い出し冷静に対処してくださいね。

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