健康生活TOP 精神障害 おなら恐怖症を改善する2ステップ。私はこの方法で克服しました

おなら恐怖症を改善する2ステップ。私はこの方法で克服しました

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おならが出るのか気になってしかたがない、出たらどうしよう、不安でしょうがない、こう言った症状をおなら恐怖症と言われています。人前で気になるところから、対人恐怖症、不安でしょうがないところから、不安神経症。大きなカテゴリで言えば神経症です。
 
試験会場などの静かな場所でおならをして、恥ずかしい思いをしたのがきっかけだったり、ストレスからなのか、ふと現れた症状で頭を悩ませたりと人それぞれです。おなら恐怖症と思ったら、心療内科か精神神経科を受診しましょう。問診票に記入し、初診を受けることになります。

この時に、手紙を書いておくと良いでしょう。いつから悩み始めたか、現在はどんな状況なのか、なるべく詳しく書き、医師に見せましょう。この方が、後に医師が他の病院に移った時、新しい医師が理解しやすいですし、現状と照らし合わせて的確な判断をしてもらえます。

おなら恐怖症の原因はその音と臭い

おなら恐怖症とは、外出先などで「おならをしてしまったらどうしよう…?」という心配から、自宅にいる時間以外はずっとその恐怖感が払拭できないような心理状態を指します。

例えば、おならが出る時に何も音がしなくて、周囲の誰にも聞こえる心配がないのなら、それほど神経質にはならないかもしれません。

実際こっそり「クス~」としている人もいるのでは…?

しかし残念なことに、ほとんどの人がおならを出す時には周りにそれと分かってしまうような音を出してしまいます。

また非常に不思議な傾向として、おなら恐怖症の人が自宅で過ごしている時間帯には、お腹にガスが溜まってくることも、おならを出したくなることも、ほとんど起こりません。

おなら恐怖症になってしまう理由として、音以外にもう1つ、臭いでバレてしまうのでは?という恐怖心が原因にあげられます。

おならというものがイヤ~なイメージであることは、それ特有の「音」と「臭い」が原因でしょう。いずれにしても、あまり良いイメージでないのは一般に共通した認識ではないでしょうか?

それではここで、もしも自宅以外でおならをしてしまったら、困るであろう状況を考えてみたいと思います。

例えば授業中や試験中、もしくは社会人であれば会議中など、静寂で密室になっていて、さらに退室しにくい状況というのは、おなら恐怖症でなくても不安になるシーンです。

もしもこのような状況下でおならが我慢できなくなると、その音や臭いで周囲の人に「あっ」と思われてしまいますよね。

それが嫌だ!恥ずかしい!と強い恐怖を感じてしまうのがおなら恐怖症です。

我慢したおならは身体に悪い!なんとがんになるかも…?

おならを我慢してしまうと、外に出ることができなかったガスは腸内にとどまり、身体に悪影響を及ぼしてしまいます。

まず腸内のガスがあらゆる内臓を圧迫してしまうため、時に痛みを発します。特に横行結腸にたまったガスは胆のうや膵臓を圧迫し、キーンと強い痛みを感じます。

また、たまったガスが腸壁を通り血液に流れ出てしまうと、血液が濁り、これをろ過してくれる肝臓の負担が大きくなってしまいます。

もっとも注意したいのは、おならを我慢し続けることで腸の環境が悪くなり、発がん性のある菌が増殖してしまうことです。

おならを我慢することがこんなにも怖いことだったなんて…!でも待ってください。おならに対して、怖いものだと思い込むのはもうやめてください。

「おならというものの考え方をかえる事」と、「腸が健康な身体作り」をすれば、あなたのおならに対する恐怖心はなくなるでしょう。

おなら恐怖症を克服する方法

おなら恐怖症は心のトラブルです。心の持ちようで、きっとあなたのおならへの恐怖心も消えてくれるでしょう。

とにかく心配しすぎたり、神経質になりすぎたりはダメです。おならは生理現象、出さない人なんていないのです。

おなら恐怖症を克服する方法1.考え方を変える

まず大切なことは、おならが出るのは生理現象の1つである、ということを自分に言い聞かせる事。また、自分自身は決して異常な体質ではない、と考えてみることです。

万一おならが出てしまっても「ごめんね!ちょっとお腹の調子が悪くて…」と、周囲の人たちへ軽く言葉かけができるくらいの気持ちでいられると最高ですね。

おなら恐怖症を克服する方法2.腸を健康にする

おならに怯えるのなら、まずはおならが頻繁に出ない身体作りから始めてみませんか?

腸に優しい生活を続ければ、「おならがたまりにくいわたしだから、大丈夫。」と自信を持てますよ。

まず、ストレスがたまるとおならがつくられやすくなります。イライラしていると胃や腸の動きを整えてくれる副交感神経が十分に働かなくなってしまうから。

また、イライラや不安を感じる、緊張する場面が多いと、つばと空気を飲む事が多くなります。これらは腸にたまり、ガスの原因になってしまいます。

やはりストレスになるような環境はなにより避けたいものですし、ストレスを感じていると思ったのならそれを取り払うことが必要です。

できるならばその場で、ゆっくり深呼吸をしてみましょう。わたしはストレスなんて感じない~と大草原で小躍りするイメージをしてみてくださいね。

おならが怖い、とストレスを感じ、ストレスを感じるとおならがたまる…こんな悪循環とはさようならしましょう。

また早食いや急にたくさんのものを食べる、いわゆるドカ食いはやめましょう。就寝時間の直前に食事をするのもいけません。できる限り就寝の4時間には食事を終えておきたいものです。

食べるときはゆっくり、よく噛んで食べましょう。早食いは空気も同時に取り込んでしまうので、ガスの直接的な原因になります。

お仕事などで難しいかもしれませんが、毎日の食事時間は規則正しく。腸に負担をかけるような食生活はNGですよ。

朝食か夕食にヨーグルトや納豆などの発酵食品を取り入れ、腸に優しいものを積極的に食べましょう。

他、腸のために摂ってほしいのは

  • チーズ、バターなどの乳製品
  • 味噌、しょうゆなどの豆製品
  • おから
  • キャベツ
  • バナナ

などなど。おからクッキーやバナナのヨーグルトがけ、キャベツたっぷりのスープなんていかがでしょうか?

おなら恐怖症の治療法は色々!投薬療法やカウンセリングのお話

精神安定剤の服用ですが、人によっては眠気が強くなる場合もありますし、基本、飲酒はできません。安定剤を服用しただけでも、体の力が抜け、お腹など、どれだけ緊張していたのかが分かります。学生でテストの時に気になって仕方ない、社会人で事務所が静かで気になって仕方ない。そんな状態だったのが、随分と気が楽になります。

ただし、安定剤は長期に渡って服用していると、効果が薄れてくる場合があります。ですので、日記を書くことをお勧めします。通院は多くても月2回ですし、診療時間も限られます。

例えばですが、最近、薬が効かなくなってきておならも以前より気になる、と書いた日記を見せることでスムーズな診察ができますし、医師も量を増やすか考えてくれるでしょう。

心理療法(カウンセリング)の効果とは

カウンセリングは投薬療法と並行して行われることが多く、カウンセラーと一対一で話します。経験や悩みを話して気持ちが楽になることができますし、どうしたら気にならないで済むのだろう、ということをカウンセラーと一緒に考えることができます。

時間は45分程度なので医師よりも長く話せます。ただ、病院によってはカウンセリングをしていないところもありますし、カウンセリングをしたいと医師に言っても必要がない、と言われる場合があります。

どうしても受けたかったら、医師に紹介状を書いてもらい、カウンセリングルームへ行くことになりますが、保険が効かないところがほとんどです。月2回程度ですが、一回8千円など費用がかかります。苦しい胸の内を聞いてほしい、それだけであれば、総合相談室があります。

カウンセラーの資格を持っていなくても、精神神経科の患者さんから話を聞く、エキスパートのケースワーカーがいます。カウンセリングでは、「どうして気になるのか」など自分の内面と見つめ合う作業をすることがあります。

ケースワーカーはそう言った療法を用いないので気軽に話を聞いてもらうことができますし、おならにまつわる悩みなど、どうしたらいいのか困ると言えば、医療行為に関わらない簡単なアドバイスはもらえます。

医師にケースワーカーと話をしていると言っておきましょう。ケースワーカーの間でどんなやりとりをしたか医師は知ることになりますから、より適切な診断をしてもらえます。

認知知行動療法も視野にいれて

カウンリングが進み、ある程度症状が良好であると判断されてからです。「おならが気になる時の状況」、「その時自分はどんな風に感じたか」、「自分の感じ方は正しいか」、とおならの気になる状況下から、もう一歩内面に足を踏み入れることになります。

「あなたがおならを気にして周囲を見渡していても、周囲はあなたのことを気にしているのか」と客観的な事実も出てきます。「気になるんだから、みんなが見ているはずだ」、「それは事実なのか」と言う風に、認知していくわけです。ある程度できるようになったら、自分で用紙に記入して、話し合うことになります。

以上が主な療法です。早く治したい、と焦ってはいけません。全くの逆効果です。ある種、仕方のないことだと割り切る心の余裕も必要です。心の余裕がなくなってしまったから、おなら恐怖症になってしまったとも言えるのです。また、どうしておならが気になるようになったのか、過去をほじくり返すのも良くありません。

どのくらいで良くなるかは、人それぞれですが、悩んだ時間が長い場合は、どうしても時間がかかります。医師にどのくらいで良くなるのか、同じ症状の人はどれくらいで良くなったのか、と聞いてみる積極さも時には必要です。

医師も人間です。ただ漠然と病院に来て薬をもらって帰るよりも、良くなりたいという思いを伝えれば、良いアドバイスをくれるでしょう。医師の指導の元、治療を続けていれば、良くなります。

おならをしない人間なんていない!まわりはそんなに気にしてませんよ

おならの恥ずかしさは男女共通ですが、女性はたしなみや恥じらいが強くあるため余計に気になってしまう方が多いようです。

また、神経質、繊細、ストレスをためやすい、こう言った性格や性質は男性でも同じですし、特にストレスはおならをより一層気になるものにしてしまいます。
 
どんなところで気になるのかと言えば、テスト会場だったり、会社の事務所だったり、と静かで人がいる場所です。とは言え、同じ場所で静かでも人がいなければどうしてか気にならない、おならもそれほど出ない、そう言う人も多いです。

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