健康生活TOP 脂質異常症 食事の後の「冷たくて甘いデザート」は脂質異常症の原因になる!

食事の後の「冷たくて甘いデザート」は脂質異常症の原因になる!

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脂質異常症、いわゆるコレステロールが多いと言われる病気ですが、その内容は大きく分けて3つあります。今回はその中で中性脂肪が多くなる症状である、高トリグリセライド血症について見て行きたいと思います。

中性脂肪が多いと動脈硬化を引き起こします。動脈硬化は心筋梗塞や脳梗塞など生命を失う危険のある病気の原因になることはよく知られていますよね。

驚くべき数字ですが、日本人男性の半数弱、女性の3分の1がこの病気だと言われています。

中性脂肪の原因ワースト1「お酒」

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今回は冷たくて甘いデザートのお話ですが、その前にどうしてもお話ししておかないといけないことがありますので、少し長くなりますがお付き合いください。

中性脂肪、つまり単なる油ですが、これが血液中に多くなりすぎたものが脂質異常症の中のひとつ、高トリグリセライド血症です。油が多いと言うことになるので、どうしてもみなさん油を控えようとするわけですが、それは正しくありません。

まず第一に絶対口にしてはいけない物があります。それはアルコール飲料、すなわちお酒です。そのあたりから高トリグリセライド血症の対策を見て行きましょう。

お酒の行き先とは

お酒を飲むと、アルコールは肝臓で分解されますね。この時、アルコールはアセトアルデヒドと言う毒性のある物質に変えられた後、無害な酢酸へとさらに変化させられます。

お酒の問題について良く話題になるのは、アセトアルデヒドを酢酸に無害化する酵素の方ですね。日本人にはこの酵素の働きの悪い人が多くて、そういった人はお酒に弱く悪酔いしやすいのです。

でも悪酔いしやすい、つまりお酒に弱いことは、高トリグリセライド血症になりやすいと言うことには結びつきません。むしろお酒に弱い人の方が、飲めるアルコールの量が少ないから良いくらいなのです。

お酒を飲むと、アルコールのまま、あるいはアセトアルデヒドの段階でもおしっこの中に排泄される部分はありますが、お酒に強くても弱くても、お酒を飲める人であればアルコールは最終的に酢酸にまで変化させられます。

さて、肝臓でアルコールが無害化されて産まれた酢酸、名前の通り食用のお酢の酸味成分ですね。でも、もう一つ重要なことがあります。実は、酢酸は短鎖脂肪酸に分類される物質でもあるのです。

この短鎖脂肪酸である酢酸は、肝臓の中でさらに長い構造を持つ他の脂肪酸に合成されてゆき、中性脂肪として肝臓の周りや血液中にたっぷりと含まれることになるのですが、多くのお酒と健康に関する情報ではこの部分が抜けています。

ネットで調べてみても、アルコールは酢酸になって水と二酸化炭素に分解されると言う表現が多いようです。でも、酢酸から水・二酸化炭素への代謝の間に、脂肪酸と言う物質を経由していることはあまり知られていないようですね。

アルコール代謝のせいで脂肪が使われない!

普段の私たちは、お腹が減っている時や、有酸素運動でエネルギーをどんどん使っている時には、身体の中で脂肪から脂肪酸が分離され、それがミトコンドリアと言う細胞内の器官でβ酸化と言う分解方法を使ってエネルギーにされます。

一方、お酒を飲んで体にアルコールが残っている状態では、肝臓ではアルコールの代謝が続きます。アルコールの代謝が行われている間は、脂肪のβ酸化が抑えられますので、脂肪が使われなくなるのです。

つまり、お酒を飲んでいる状態では、肝臓でアルコールを原料に中性脂肪がどんどん作られ、一方では他の食べ物から得られたものまで含めて、中性脂肪が使われなくなると言うわけですね。

厚労省も禁酒を示しています

最近では、お酒の適量は2単位と言う言葉も定着してきましたね。純アルコール量で20gに相当するお酒を1単位として、2単位ぐらいが健康を害さない適量だと言うものです。

1単位に相当するお酒の量は、

  • ビール:中ビン1本
  • 日本酒:1合
  • 焼酎:6勺
  • ウィスキー・ブランデー:ダブル1杯
  • ワイン:ワイングラス2杯
  • 缶チューハイ:350ml缶1.5本

になると言うことです。しかし、HDLコレステロールが低すぎるとかLDLコレステロールが高すぎるとか言う異常を指摘された人は、飲むのは1日に1単位、1週間に2日間連続してお酒を飲まないようにしなさい、と言う指導が行われています。

そして、中性脂肪が高すぎる(150mg/dL以上)と言う検査結果が出た人は絶対禁酒です。

生命の危機!それでもやめられなければ依存症かも…

アルコールは中性脂肪の原料になると同時に、中性脂肪の消費をじゃまする物質であると言うことは、何かの健康食品と一緒に飲めば、中性脂肪対策ができると言う性質のものでないことは誰にでもわかりますね。

ですので、中性脂肪が高すぎると言われたら禁酒しかない訳です。そして、高すぎる中性脂肪の値は動脈硬化を引き起こし、生命の危険がある病気であることは言うまでもありません。

生命の危機だと言われているのに、その原因であるお酒が止められないのはアルコール依存症と言っても良いんじゃないでしょうか。もしそうなら、まずはそちらの治療から始めた方が良いかもしれません。

中性脂肪の隠れた原因「糖質」

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「私はお酒なんか口にしないから大丈夫、もちろん脂っこいものなんて、好きじゃないからなおさら安心。」そんな人の中にも高トリグリセライド血症の方はたくさんいるんですよ。

その原因は糖質です。甘いものはもちろん、ご飯やうどん、そば、パスタにパン。いわゆる食物繊維以外の炭水化物全般が中性脂肪の原因になる食べ物です。

阻害要因にはならない点だけは安心…

脂肪酸は糖質を消化吸収して余ったものを貯蔵するための経路で作られます。言い換えれば途中経路は違っても、アルコールと同じように脂肪酸の合成の道筋をたどると言うわけです。

考えてみれば、そもそもお酒自体がお米や麦などの糖質から、発酵によってアルコールを得ているわけですから当然と言えば当然かもしれません。

しかしながら、アルコールと違ってたくさん食べたからと言って、中性脂肪からエネルギーを得て分解すると言う働きを邪魔することはありませんのでそこは安心していいでしょう。

中性脂肪の原料になるからと言っても、中性脂肪の値や体重、血糖値などの異常がなければご飯などを制限する必要はありません。栄養バランスを考えて美味しく食べて下さいね。

一方、これらの数値のどれか一つでも異常がある場合は、少し野菜や繊維質の多い食品と置き換えるなどの工夫をしてみましょう。いわゆる軽い糖質制限食の導入です。

甘いものは極力減らし、主食になるものは少し我慢すると言うくらいの方向から入ってみられるのが良いでしょう。

ブドウ糖の相棒「果糖」

私たちが普段食事を摂る上で、もっともポピュラーな甘み成分と言えば砂糖ですね。高度に精製したものから黒砂糖まで、全ての砂糖は、スクロース(ショ糖)と言う化学物質を主成分とした天然甘味料です。

このスクロースはグルコース(ブドウ糖)と、フルクトース(果糖)と言う、2つの、もっとも単純な糖類である単糖が結びついてできている、二糖類と言うものに分類されています。

点滴に使われるブドウ糖が過多だと…

ブドウ糖は点滴で使われるように、身体にとって手っ取り早くエネルギーにできる優れた栄養素です。消化する必要がなく、口から摂った場合でも小腸でそのまま吸収され、エネルギーとして使われるところへ流れて行きます。

一方、このブドウ糖が血液中にたくさんあり過ぎるのが高血糖状態で、糖尿病のもっとも典型的な症状ですね。

脳には届かない果糖

一方、果糖は点滴には使われません。それにはいくつもの理由があるのですが、大きな理由は二つ、一旦ブドウ糖に変化させてからでないと余った分をグリコーゲンとして蓄えることができず、中性脂肪になってしまうことが一つ。

そして、ブドウ糖とは違って、脳に行く血液をふるいにかけて悪いものを通さない血液脳関門を通り抜けられないため、脳の栄養にならないことがもう一つの理由だと言えるでしょう。

砂糖独自の成分と言えるかも

私たちが良く目にする二糖類には四つの有名なものがあります。それぞれ単糖二つから構成されているのですが、同じ組み合わせでも結合の仕方で異なる物質になります。

  • ショ糖(スクロース):グルコース+フルクトース
  • 麦芽糖(マルトース):グルコース×2
  • 乳糖(ラクトース):グルコース+ガラクトース
  • トレハロース:グルコース×2

このように、その構造の中に果糖(フルクトース)を持っているのは砂糖の主成分であるショ糖(スクロース)だけなんですね。

単糖類であるブドウ糖(グルコース)は、果実の他ハチミツや動物の体液にも広く存在している、最もポピュラーな糖です。

一方、果糖(フルクトース)は果物、ハチミツと言うブドウ糖と共通の物に含まれていて、動物性のものはかなり少ない糖ですね。

ガラクトースはほとんどが動物性、それも乳製品から得られる単糖です。例外的に三糖類であるオリゴ糖の成分として、てんさい糖には含まれています。

果糖のメリットとデメリット

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果糖とブドウ糖はともに単糖類で、化学式も物質の重さを表すモル質量も同じですが、分子構造が異なります。そのため融点がブドウ糖の方で50℃くらい高く、水への溶解度は果糖の方がブドウ糖の8倍弱高くなっています。

このように全く性質が異なるため、身体の中でも異なる働きをしているのです。

血糖値をあまり上げない果糖

果糖のポジティブな性質として、食べても血糖値をあまり上げないことが挙げられます。ブドウ糖や果糖は、吸収されると解糖系と言うエネルギーを取り出すための一連の化学反応の流れに乗ります。

この時、ブドウ糖は10ステップ、果糖は9ステップの物質を経て、次のエネルギー取出し反応へと引き渡されます。この1ステップの差の部分が血糖値にも影響し、グリコーゲン(糖質を体内に貯蔵するための多糖類)生成にもかかわるのです。

このように、果糖はステップが1つ少ないためブドウ糖よりも早く代謝され、血糖値をほとんど上げないと言う性質を持っています。

もちろん血糖値への影響はゼロではなく、普段でブドウ糖の10%程度、空腹時にはブドウ糖により多く変換されることで、60%程度の血糖上昇効果は持っています。

一方デメリットも!中性脂肪を量産してしまう

一方、小腸で吸収された後、血流に乗って肝臓に入ったらすぐにエネルギーの取り出しにかかります。この速さはブドウ糖より早いのが特徴です。しかし、早さが故のネガティブ要因もあります。

一番に挙げられるのは、中性脂肪に変化してしまう事です。先にお話しした通り、果糖はブドウ糖とは異なり、余分になったものをグリコーゲンに合成できません。

そのため、余った果糖はすべて脂肪酸へと代謝され、中性脂肪となって肝臓の周りや血液中に増加してしまうのです。つまり、脂肪肝や高トリグリセライド血症の原因物質になると言うことです。

また、極端に多い果糖を食べた場合は、代謝自体が追い付かず乳酸性の酸性血症(乳酸アシドーシス)を引き起こしてしまうことすらあるようですね。

異性化糖は避けるべき甘味料

最近では人工甘味料と並んで危険性が指摘されている異性化糖ですが、もちろんリスクのある甘味料で、現在のように一般食品に気安く使われるのはいかがなものかと思います。

しかしながら、その危険性については怪しげな情報も少なくありません。間違いではない物の、誤誘導が目立つ情報もあります。それでも、こと中性脂肪については避けるべき甘味料と言えるでしょう。

異性化糖はすべて天然のものなのに…問題があるのはなぜ?

清涼飲料水の原材料表示を見ると、「果糖ブドウ糖液糖」と書かれているのを見たことのある方も多いでしょう。これは異性化糖の一つを示しています。

異性化糖とは、でんぷんから作り出した糖類の一つです。工業的に作られますが、原料も、製品に含まれる成分も自然に存在するものですし、使われるのは物理的な濃縮精製技術と酵素を使った反応だけです。

つまり、個々のものを取り上げて見た場合、人工的に作られたものであっても、すべて天然に存在するものと同じものなのです。それでも弊害があるのはなぜでしょうか。

異性化糖の作られ方

原料になるでんぷんは、現在では日本もアメリカもとうもろこしを使うことが多いのですが、歴史的な経緯もあって、日米を同列に並べることはできません。

詳細は省きますが、日本ではもともとサツマイモのでんぷんを使っていましたし、今でも一定量は国内産のでんぷんを使用する義務があるみたいです。

また、ヨーロッパでは製糖業の保護と言う政治的な理由から、あまり異性化糖は使われていません。このことは酪農保護のためのマーガリン規制と似たような政治的な方向性で、結果的に住民の健康に寄与しているのかもしれませんね。

その異性化糖ですが、次のような流れで作られます。

  • でんぷんを酵素を使って液状に変化させる
  • 液状でんぷんに酵素を反応させ、ブドウ糖からなる液糖にする
  • 液糖に異性化酵素を反応させ、半分くらいを果糖に異性化する
  • 水分を減らして濃縮させる
  • 分離機を使って果糖分の多い果糖ブドウ糖液糖を作り出す

これで出来上がり。

異性化糖の危険性

作られ方から見ても、含まれている成分から見ても、異性化糖には、いわゆる毒性物質として働く部分は皆無です。それでも多くの危険性を訴える声があるのはなぜでしょうか。

そこには本当の危険性と、データの取り方を意図的に誤った方向に選んでいる嘘の危険性とが同居しているのです。

異性化糖は砂糖よりも中性脂肪になりやすい!

先にお話しした通り、果糖はブドウ糖に比べて吸収と代謝が非常に早く、一方でグリコーゲンとしての貯蔵用の糖への変換が行われないため、余った果糖はすべて中性脂肪になると言う性質があります。

ですので、高トリグリセライド血症や脂肪肝について考える場合、果糖は良くない食べ物であるわけです。アメリカでは肥満の原因として社会問題になりつつあるようですね。

いま私たちが口にする異性化糖の大半は、果糖の方が多い「果糖ブドウ糖液糖」です。ブドウ糖の方が多い「ブドウ糖果糖液糖」は、最近ではあんまり見ません。

つまり、異性化糖は普通の砂糖より中性脂肪になりやすいと言うことなのです。

誤った誘導に注意!

世間ではこの異性化糖の危険を知らしめるために、果糖はブドウ糖の何倍もリスクがあるから異性化糖は危険だと言うようなデータを示して啓蒙活動をしている人たちが少なくありません。

おそらく、そのデータは全部正確なのだと思います。しかし、リスク比率については、全く誤った方向に進んでいる可能性が捨てきれません。

なぜなら、私たちが普段甘みを得る時に使うのは、砂糖であってブドウ糖ではないからです。

砂糖は小腸の壁に存在するサッカラーゼと言う酵素によって、ブドウ糖と果糖に1対1の割合で分解されて吸収されるのです。

つまり、異性化糖の果糖分が55%であったとした場合、異性化糖を食べた時の果糖によるリスクは、同じ量の砂糖を食べた場合より5%だけ多いと言うことになるわけですね。

よく、糖化についての危険性は果糖がブドウ糖の10倍と言うデータが示されています。それに従って計算してみると、果糖分55%の異性化糖は砂糖より8.2%ほど糖化の危険性が高いだけと言うことになるわけです。

果糖は甘さが強い

果糖は普通の砂糖と比べた場合1.2倍から1.7倍くらい甘さが強い糖です。ですので、果糖分を多くすると、それだけ甘味料を使う量が減らせるわけです。

現在、一般的に使われている高果糖型の異性化糖は、果糖分55%の果糖ブドウ糖液糖と95%の高果糖液糖が多いようです。仮に、1.5倍の甘さだったとして、高果糖液糖を使うと砂糖より33%ほど使用量を減らせることになります。

この場合、果糖によるリスクは約3.4倍くらいになります。ですので、中性脂肪について考える時はもうちょっとシンプルな数字で、果糖ブドウ糖液糖は砂糖の1割増、高果糖液糖は3.5倍の害があると覚えておきましょう。

果糖は温かさに弱い

砂糖やブドウ糖は温度を変えてもそれほど甘さに変化はありませんが、果糖は40℃くらいで砂糖と同レベル、60℃くらいで砂糖の75%くらいの甘さに減ってしまいます。

このため、異性化糖は清涼飲料水や冷たいデザート類に良く使われています。果物は冷やした方が甘く感じられるのも、この果糖の性質によるものなのです。

冷たくて甘いデザートの危険性!知らずに異性化糖を多く摂っている

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タイトルにある通り、食後に冷たくて甘いデザートを食べると、この異性化糖を食べている可能性が高くなると言うことなんです。

そして、食後には食べ物から得られた糖質が充分に身体にあるため、果糖はエネルギーになることなく、そのまま中性脂肪へ一直線と言うことになるんですね。

このことは、単に異性化糖だけの問題ではなく、果糖を多く含む果物についても同じことが言えるので注意が必要です。

一方で、空腹時に果糖を食べると、2/3くらいは肝臓でブドウ糖に作り替えられます。そのあとで余った分は貯蔵糖であるグリコーゲンに変化しますから、中性脂肪になる率はましになります。

ただ、果糖は血糖値をあまり上げないため、なかなか満腹感がやってきません。そのため、ついつい余計に食べ過ぎてしまうかもしれません。それもまた中性脂肪に繋がってしまうのです。

デザートは控えめに

異性化糖を使っていない、甘い焼き菓子などであっても、砂糖自体の半分が果糖でできているわけですから、中性脂肪へのリスクはしっかり存在します。

食後の甘いものは魅力的ですが、血液検査で中性脂肪が多すぎると言われたら、砂糖を入れていない飲み物にするか、どうしても甘いものが欲しい時は人工甘味料への切り替えを考えた方が良いでしょう。

健康志向の方なら、ここでハチミツと言う選択肢も考えられるかも知れませんが、こと中性脂肪の点では、食後のハチミツはあまりお勧めできません。

ハチミツの成分の80%は糖分です。そして、その糖分のうちおよそ54%が果糖。比率だけ見た場合、果糖ぶどう糖液糖に近いものがありますね。

もちろん、糖分の比率だけで論じられるほどハチミツの魅力は単純なものじゃありません。まだ解明されていない部分を含めて、ミネラルや有機酸の効能も期待できます。

でも、ハチミツを摂るなら、お腹が減った時に、しっかり量を量って適切な量を食べる方が中性脂肪になるリスクを減らして摂れるのでお得ですよ。

あなたの健康のために!中性脂肪の見直しを

ここまで書いてきて、いまさらと言う感じもありますが、最近では、150mg/dLと言うのは厳しすぎる基準ではないかと言う考え方も出てきて、中性脂肪が多すぎると言われても、平気で生活習慣を改めない方も増えているようです。

しかし、それらの学説は飽くまで「投薬治療の必要性」についてのお話であって、生活習慣についてまでは、はっきり踏み込んだわけではないのです。

また、さらに高い値になると、脳卒中の2倍以上の死亡率を持つ急性膵炎のリスクが跳ね上がることは何ら変わっていません。

ですので、脂質の摂り方は多少緩めても、アルコールと果糖を避ける方向性は変わっていないと意識しておいて下さいね。

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