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顔がかゆいのは花粉が原因?花粉症皮膚炎の特徴と予防対策

women with skin problems

普段は肌の調子が良い人でも、季節の変わり目になると肌荒れを起こすことも少なくありません。

春や秋は肌の調子が変わりやすい時期ですが「季節の変わり目が原因かと思ったら、実は花粉アレルギーが原因だった」という人も増えてきています。

今回は、鼻や目以外にも起こる皮膚の花粉症「花粉症皮膚炎」について説明していきます。

春はスギ、秋は雑草の花粉が原因で皮膚も花粉症に

花粉症といえば、スギやヒノキ、雑草などの花粉が原因となって、鼻炎や目のかゆみなどの症状を引き起こすことで知られていますね。

最も多いのは2月~5月に飛散するスギ花粉のアレルギーで、日本人の4人に1人がスギ花粉症だといわれています。

この時期に一時的な肌荒れが起こるようなら、スギ花粉アレルギーによる花粉症皮膚炎を引き起こしている可能性があります。

また、花粉症が起こるのは春だけではありません。秋には、雑草のブタクサ・ヨモギ・イラクサによる花粉症も起こりやすくなります。

よくある肌荒れとはここが違う!女性に多い花粉症皮膚炎

ではどのような症状があれば、花粉症皮膚炎が疑われるのでしょう。

花粉症皮膚炎の特徴的な症状

  • かゆみ・赤みが主な症状
  • 顔・首など皮膚の露出している部分に症状が起こる
  • 目の周りが赤くなって、かゆくなる
  • 目の周りがカサカサする
  • まぶたが腫れぼったくなる
  • 20~50代の女性に多い
  • 目や鼻の花粉症は伴わない場合も多い

よくある肌荒れとの違いは、女性に多く、目の周りに炎症が起きやすい点です。

目の周りの皮膚は薄くてデリケートです。女性がアイメイクをしたりメイク落としをしたりすることで角質層がはがれてバリア機能が低下してしまい、目の周りの皮膚は花粉の刺激を受けやすくなってしまうのです。

もしも春や秋に花粉症皮膚炎と思われる肌荒れが起こったら、皮膚科の受診をしましょう。炎症を抑えるステロイド入り軟膏やかゆみを抑える抗ヒスタミン剤を処方してもらうことで、症状が改善していきます。

花粉症皮膚炎かどうかは、アレルギー検査を受けてアレルギーの有無やアレルギーの原因を確認することで分かります。

花粉症の季節到来!予防対策はぬかりなく

花粉アレルギーの原因が確認できている人は、花粉が飛来する時期が来たら、しっかり花粉症対策を行ないましょう。

花粉が皮膚に直に付着することで起こるので、皮膚に花粉が付着しないように気をつければ症状を抑えることが十分に可能です。

化粧品やメイクで肌を保護して花粉をブロック

花粉症の時期に、素顔で過ごすのは良くありません。顔に保護材となる物を塗って花粉が付着するのを防ぎましょう。

女性のメイクは、肌に花粉が付着するのを防ぐ保護材となり、花粉症皮膚炎の予防効果があります。

メイクをしない人は、肌荒れしている人にも使える「ワセリン」を塗ると良いですよ。ワセリンはドラッグストアに売っています。

外出する時の花粉症対策

花粉症皮膚炎は肌の露出している部分に起こります。外出する時は、次のようなアイテムでなるべく顔や首の露出部分を少なくするのがおすすめです。

  • 帽子
  • マスク
  • メガネ・サングラス
  • 花粉用のゴーグル

花粉症のゴーグルはフレームと肌のすき間がなく、目の周りの皮膚を保護する効果が高いので、花粉症皮膚炎の人におすすめ。手頃な価格でドラッグストアなどで購入できます。

首はマフラーやストールを巻いたり、タートルネックを着たりして花粉の付着を防ぎます。花粉症皮膚炎の人は皮膚が過敏になっているので、首をチクチク刺激する素材は避け、肌触りの良い素材を選んでください。

室内に花粉を持ち込まないことも忘れてはいけません。帰宅したら、玄関先で衣服に付着した花粉を払い落としてから入り、すぐに洗顔して花粉を洗い流しましょう。

皮膚をこすらない

花粉症皮膚炎の主な症状は、かゆみです。かいたりこすったりすると炎症が悪化したりバリア機能が低下したりして、治りにくくなります。

かゆみのある時は、冷やしたりかゆみ止めを塗ったりして、なるべくかくのを我慢しましょう。

また、洗顔やメイク落としをする時に手でごしごしこするのも良くありません。肌をこすらないよう、やさしく洗い流すことを心がけてください。

クレンジング剤は、メイクと一緒に肌の潤いを奪いやすいので、肌が乾燥している人は洗浄力のマイルドなクレンジング剤を選びましょう。オイルタイプのクレンジング剤は洗浄力が強いのでおすすめしません。

肌のバリア機能を高めよう

肌のバリア機能が低下すると、肌に付着した花粉や雑菌で炎症を起こしやすくなります。花粉症皮膚炎の予防と改善のために、バリア機能を正常に導きましょう。

バリア機能は皮膚の乾燥で低下するので、保湿力の高い基礎化粧品で肌を十分に保湿します。角質層に含まれる「セラミド」という成分が配合された化粧品を選ぶのがおすすめです。

すでに肌の炎症が起きている人は、「敏感肌用」「無添加」の化粧品を選びます。肌に付けても炎症が悪化しないことを確認した上で、使い始めるようにしてください。

憂うつな季節を快適に過ごすために

季節の変わり目は、自律神経やホルモンのバランスが乱れやすく、誰でも肌の調子が不安定になりやすい時期です。十分な睡眠と規則正しい生活を心がけ、体の内側から肌のバリア機能を高めましょう。

顔に肌荒れが起きてしまうと、メイクをするのが嫌になったり人に会うのが億劫になってしまい、花粉症の季節は気分が沈みがちになってしまいます。

花粉症皮膚炎は、花粉に接触さえしなければ症状の起こらない病気なので、しっかり花粉症対策をすると共に、「一年中続くわけではないのだから」と前向きにとらえて、花粉症の季節を乗り切るようにしていきたいですね。

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