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発達障害とは?混同されやすいものを分類し正しく理解しよう

発達障害という言葉があります。身近に発達障害の人がいない場合、知的障害のことかなと思う人も少なくないでしょう。

知的障害もその中に含まれないわけではありませんが、発達障害の中において知的障害は比較的マイナーな存在なのです。

また、いわゆる身体障害とも異なるものです。

往々にして誤解されやすかったり、内容がよくわからないために敬遠されがちな発達障害について、正しく知ってもらうことが大切だと考えます。

  • 自閉症
  • 発達障害
  • ADHD
  • アスペルガー

‥などなど、混同されがちなものについてお話していきましょう。

発達障害の定義は?実は行政と医学界では微妙に異なる

我が国では、発達障害のことを「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定義しています。

しかし、これは行政が法に基づいて支援するときの定義ですので、別の法律で支援される知的障害者はこの中に明記されないことになってしまっています。

発達障害にもいろいろなものがありますが、まず大まかな概念図を見ていただいて、それに沿ってお話を進めましょう。

発達障害の分類

見ていただいておわかりのように、発達障害の中で中心的な位置にいるのは広汎性発達障害です。このグループに含まれる障害は、ほかの障害と同時に発生することがよく見られます。

一方で、例えば高機能自閉症やアスペルガー症候群では知的障害を伴いません。

分類や診断にはDSM-5と言うマニュアルが利用される

アメリカ精神医学会が作っている、精神障害の診断のための基準があります。精神障害の診断と統計マニュアルという物で、DSMと略され、最新版は2013年にリリースされたDSM-5になっています。

上の概念図は、それを元に簡略化して作ったものです。もちろん、それは英語で書かれていますから、日本の精神医学の専門家の先生たちが日本語に翻訳されています。その際に、障害の名前の翻訳に苦慮されたようです。

日本精神神経学会精神科用語検討委員会によると、○○障害という名前は、固定してしまっていて治る見込みが無いものだと思われたり、機能不全の障害と同一視されたりという誤解をもたらすから良くないという意見が多かったようです。

そこで、○○障害をすべて○○症と言い換える案が出されたそうですが、そうなると、過剰医療に繋がるという懸念もあったため、両名称併記の形が多くなったようです。

(参照:DSM-5病名・用語翻訳ガイドライン(初版)|日本精神神経学会 精神科病名検討連絡会)

例えば、いわゆる学習障害については「限局性学習障害/限局性学習症」といった形で書かれています。

自分に関係がなければ「どっちでもいいじゃん」って言う人も、自分に関係していると、その微妙なニュアンスが心に大きな負担になるので、やはりネーミングは大切ですね。

自閉症スペクトラム障害は広い範囲を含んでいる

スペクトラムというのは連続性を示す言葉です。

スペクトルも同じで、光学的なスペクトルといえば虹ですが、「赤橙黄緑青藍紫」の虹の色は、例えば緑と青の境目がどこにあるのかを見極めるのは難しく、連続的に色が変化していってますね。一方で、虹全体を見れば、先に書いた色が全部見えます。

これと同じで、健常状態から様々な障害状態まで、切れ目なく連続的に変化してゆくと考えるのが適当なので、このような名前で呼ばれています。

自閉症は社会的関係が作りにくい症状

自閉症は、他人との間で社会的な関係を作るのが困難な症状です。だいたい3歳くらいまでに、その傾向が見られます。そして、言葉の発達の遅れが見られることも多いようです。

そして、興味を持つ対象の範囲が狭く、何か特定のものに強くこだわるということが特徴です。

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原因はまだ明らかではありませんが、中枢神経系に何らかの異常があって、機能不全が起こっているのではないかと推定されています。

この自閉症のうち、知的発達の遅れがないものを高機能自閉症と言います。

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アスペルガー症候群も広い意味の自閉症

おそらく名前だけはかなり有名になったのではないかと思われるアスペルガー症候群ですが、この発達障害も自閉症の一種なのです。

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アスペルガー症候群も高機能自閉症と同じで、知的障害を伴いません。そして、さらに「言葉の遅れ」も見られないため、コミュニケーションの能力は持っているということになります。

もちろん対人関係を築くのが苦手なので、コミュニケーションが取りにくいということはあるでしょう。

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アスペルガー症候群は言葉の遅れがないため、以前は成人してから見つかることも多かったようです。しかし、近年では幼児期のアスペルガー症候群の特徴がわかってきたため、早期に見つかることもあるようです。

  • ごっこ遊びが苦手・下手
  • 一人遊びが多い
  • 同じことを繰り返しやすい
  • 行動がパターン化して頑固
  • 集団生活の中で友達に興味がない
  • 集団での遊びに参加しない

などの傾向は、幼児期にアスペルガー症候群を見つけるのに役立ちます。もしそうした傾向が見られたら、小児科を受診して、役場などの支援・相談窓口を紹介してもらって下さい。

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自閉症スペクトラムの意味

こうしてみてみると、自閉症から知的障害の部分を取り除くと、高機能自閉症になり、そこから言葉の遅れを取り除くとアスペルガー症候群になります。

そしてもし、対人関係を築くのが苦手という部分を取り除くと「おたく」になり、興味の対象が絞られてしまうという部分を取り除くと「人間嫌い」になるかもしれませんね。

さらに。両方を取り除くと「平凡な人」になるでしょう。こうして見てみると、発達障害の人、個性の強い人、平凡な人の間には「程度の差」というキーワードで連続性(スペクトラム)が見られると解釈してもいいと思います。

小児期崩壊性症候群はそれほど多い障害ではない

小児期崩壊性症候群は2歳から5歳ぐらいまでは順調に発育していたのに、その後覚えていた言葉が出なくなるなど、退行性の症状が見られる障害です。10万人に1人という程度の割合に見られるといいますから、決して多くはありません。

しかし、発達障害としての症状は重いので、専門医による治療や、家族などによる介助が生涯必要になります。

また、こうした特徴的なものではない自閉症傾向の障害を「特定不能」として分類し、自閉症スペクトラム障害の中に含めています。

なかなか複雑ですが、発達障害というのは、支援がないと生活に不便が出るかどうかというところで切り分けられるものかもしれませんね。

レット症候群と自閉症を合わせて広汎性発達障害と呼ぶ

レット症候群も自閉傾向が見られる発達障害の一つですが、症状が重く、特徴的なので自閉症スペクトラム障害には含まれていません。

しかし、自閉症スペクトラム障害と、このレット症候群を合わせて広汎性発達障害というグループを形成しているのです。先にお話した小児期崩壊性症候群は男児に多いのですが、この障害は女児に多く見られるものです。

月齢・年齢ごとに異なる症状が現れる

レット症候群では生後6ヶ月くらいから、筋肉の緊張が低下したり、おもちゃに興味を示さないとか、視線が合わないとかの自閉傾向が見られます。

そして乳児期後期に入るとハイハイができないとか、立つ・歩くと言ったことができないなどの障害や、重い知的障害が現れます。

さらに、早期小児期(幼児期)には、例えばものを食べるための動きのような、何かの目的を持って手を動かすと言うことがなくなり、いつも同じような動きを繰り返すようになります。立って歩けていた子でも、歩き方が不安定になります。

言葉を覚え始めていた場合でも、コミュニケーションがなくなってしまい、痙攣を起こすこともあります。

また、頭の大きさの成長が止まり、小頭症が現れます。そして、小児期になると筋肉の緊張や、小さな手足、便秘、姿勢の異常、身体のねじれ、歯ぎしり、過呼吸・無呼吸、などの様々な症状の一部または全部が現れます。

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レット症候群は責任遺伝子が特定されている

この障害を引き起こしている遺伝子の異常は突き止められていますが、根本治療に至る治療法は今のところありません。

難病指定されていますので、お医者さんに相談して補助が受けられるよう手配して下さい。

対症療法になりますが、継続的な治療によってある程度は生活の品質を維持できます。

レット症候群は、25歳までの生存率が77%程度と低くなっています。やはり誤嚥による肺炎などが寿命を縮めているようですね。介助は必須になるでしょう。

注意欠陥・多動性障害は悪循環に陥りやすい

極端な不注意や、じっとしていられないということが症状の特徴である注意欠陥・多動性障害(ADHD)は、往々にして学校生活でトラブルを引き起こしがちです。

こうした際に、やはり先生からは叱られ、友達からは疎まれると言った負のフィードバックがかかりますので、自己評価も下がってしまって学習意欲などが削がれることにもつながりかねません。

ADHDも中枢神経系に原因があると考えられている

難しいのは「単なるいたずら小僧」とADHDの見分け方です。そこで一つの目安となるのは、「じっとしていられない」だけではなく「衝動的な行動」をしてしまうかどうかです。

ADHDの多動性には衝動性も含まれていますので、衝動的な行動とじっとしていられない状況が重なるときは、一度診察してもらったほうが良いかもしれません。

ただ、ADHDについては大人の都合によって「この子は異常だ」という評価をしてしまわないよう、冷静かつ客観的な目が必要です。

さらに、環境が不適切ではないかということも重要ですね。言い方は悪いかもしれませんが、学級崩壊した状態では、どの子供でも多動性を発揮してしまう可能性はあります。

学校カウンセラーさんや、養護教諭の先生、校医さんなど、専門知識のある人と先生や親御さんチームを組んで、ADHDの子供を発見・応援できる体制を作ることが重要です。

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HDは改善するがADは厳しいかも

大人になるに従って、多動性はだんだん影を潜めてきます。これは社会性が身についてくることによるのでしょう。一方で注意欠陥性はなかなか改善しません。

大人になっても、注意力の極端な不足に悩まされることは充分ありえます。

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ただ、注意しておかないといけないのは、衝動性です。これは個人によって改善する場合もあれば、亢進してしまう場合もあります。お医者さんで適切な治療を受けましょう。

ADHDについては向精神薬の投与が有効なケースがありますので、学校の現場で指導しきれないケースでは、お医者さんに診てもらうのも悪くありません。

先にお話したように、養護教諭の先生や校医さんの意見が重要なポイントになるでしょう。

ADHDは教育現場での問題になることが多いので、問題が複雑になりがちです。慎重に対応していただきたいです。

学習障害はほかに原因がないのに学習ができない状態

健康的にも環境的にも問題はないのに、学習に関して1~2学年程度の遅れが生じてしまう状態が学習障害(LD)です。科目としては国語あるいは算数・数学です。

小学校2、3年生では1学年、それ以上では2学年程度の遅れがある場合がLDに該当します。

基礎的な能力に問題が出る

具体的には、次のような能力に著しい困難が出ます。

  • 聞く:他人の話を正しく聞き取り、それを正しく理解する。
  • 話す:自分が伝えたい事を、相手に正しく伝わるように話す。
  • 読む:書かれている文章を正しく読み取り、それを理解する。
  • 書く:文字を正確に書く。筋道を立てて、文章を正しく書く。
  • 計算する:数の概念を理解する。暗算や筆算などで正しく計算する。
  • 推論する:事実から結果を予測する。得られた結果からその原因を推測する。

これらのうち、1つ以上に著しい困難が見られた場合にはLDの可能性が出てきます。

LDには知的障害は伴わない

LDには知的障害が伴わないため、「なんでこれだけができないのか」という疑問も浮かびやすいでしょう。こうしたことはテストの成績だけではなく、授業の態度や提出物などによって、その方向性を先生が見極める必要があります。

また、親御さんもノートを見てあげれば、気になる点が見つかるかもしれませんね。

また、知的障害がないことを簡単に確認する方法として、主要教科4科目または5科目で、少なくとも1つ以上「普通の成績」が取れているかどうかを見ます、

1つでも普通の成績が取れているようであれば、それは知能の問題ではなく、LDという問題である可能性が出てきます。

親御さんは学校の成績だけを見て判断するのではなく、何か特定の苦手意識がないかどうかをチェックしてあげることが大事ですね。

その他の発達障害にも注意しておく

例えばこどもの吃音と言うのは、子供同士のコミュニケーションの中でもからかいの対象になることがありますので、できるだけ対策してあげたいです。

また、チック症状は見ていて気になることが多いですね。これも運動障害という発達障害の一つです。

言語障害はわかりにくい障害

私たちはコミュニケーションの多くを言葉に頼っています。動物のように尻尾で挨拶したり、耳を伏せて拒否の姿勢を示すと言ったことはできません。

ですが、そもそもコミュニケーションをあまり取ろうとしないと、「物静かな人」「おとなしい子供」で片付けられてしまって、言語障害などの障害の存在や、それによって本人が苦しんでいることと言うのが、外に伝わりにくいという側面があります。

ですので、特に成長過程においては、周囲の人によって障害が発見できるように注意するとともに、適切な対処によって改善して行けるようにしなければいけません。

比較的判りやすいのは吃音や会話音声障害です。これによって、言語能力が充分に発達しないなどの関連性が見られることもあります。子供の言葉に気になる点があったら、ゆっくり時間を掛けて子供と会話を行い、障害の疑いがないかをよく見て下さい。

もしコミュニケーション障害が気になったら、まずは小児科で診断してもらい、必要があれば専門医を紹介してもらいましょう。基本は子供がコミュニケーションを楽しめるようになることです。

言葉を作る器官のトラブルの場合もある

私たちは、肺から息を吐き出し、声帯で音を作り、口や鼻で言語に組み立てます。この何処かにトラブルがあると、言葉が音としてうまく出ないことがあります。

判りやすいのは口蓋裂です。これは見た目の問題もあって、早期に手術で治しますから治療が遅れることは少ないです。多くの場合、手術後の言葉の訓練も小学校入学前には終わるでしょう。

一方、喉の奥の方に何らかのトラブルが有る場合は、お医者さんでないと判らないでしょう。子供の言葉の「音の部分」や「極度に舌足らず」などが気になったら小児科で相談して下さい。

吃音も最初は小児科でOK

吃音(きつおん)と言うのは、昔「吃り(どもり)」と言っていた症状です。この言葉は、今では差別的であるとしてあまり使われません。

現象としては、最も有名な「言葉のはじめの音が、何回か繰り返される」と言うものですが、言葉が詰まってスムーズに出てこないとか、無意味に音が引き伸ばされるとかの現象も吃音の一つです。

この吃音では、どこか身体の一部に不具合があると言った、器質的な異常が見られないことがほとんどです。そのため、吃音の原因や、決定的な治療法というのは見つかっていません。

実際上の対応として、緊張せずに気楽に話す練習や、吃音が出るにしても、それによって自分自身が硬直せず、自分の個性と捉えて話すような指導など、様々な取り組みが行われています。

吃音も多くは小さい頃に始まりますので、受診するなら小児科で良いのですが、幼児期に始まった吃音は自然に消えることもよくあります。

一方、中学生以降でも吃音が始まることがあって、実際問題として小学校入学以降に始まった吃音は治りにくいようです。ですので、義務教育中であれば小児科を、それ以降であれば内科を訪ねて相談してみましょう。

語用論的障害は自閉症とも関係する

語用論というのは、話し手が伝えたいと考えている真意を、聞き手が理解できるのはなぜかという内容を研究する学問です。

ですので、例えば話し手が皮肉を言った場合、言葉通りには受け取らず、言葉の裏に隠された悪意を感じ取って腹を立てる、と言うのは、語用論的にコミュニケーションが成立していることになります。

ところが、それをストレートにしか受け取れない場合、この語用論的障害になる可能性もあります。しかし、「単なる鈍い人」であって、障害ではないことのほうが実際には多いでしょう。

一方、関係性が複雑になると理解できないと言うケースも、この障害では見られます。

例えば、「Aさんはバナナが食べたい」という文章や言葉は素直に理解できます。しかし「AさんはBさんが食べているバナナを自分も欲しいと思っている」となると混乱が生まれ始めることがあります。

さらに、「Aさんは、Bさんの持っているりんごより、Cさんが美味しそうに食べているバナナを食べたいと思っている」という風に、関係するものが増えてくると理解できなくなるということです。

こうしたものは、例えば学校での生活や学習において、他の子供達より理解度が極度に低いなどの問題が起こらないと見えてきにくいです。

この障害は自閉症スペクトラム障害との深い関わりが示唆されていますので、学校の先生から指摘があったら、一度養護の先生や校医さんを交えた話し合いの場を持ってみて下さい。

語用論的障害がなくても、上の語用論的障害の解説文は混乱しそうですね。その混乱が、もっと単純な文章や言葉で起こるものと考えれば判りやすいかもしれません。

運動障害は見た目で判りやすいので積極的に受診を

運動障害と言っても、身体障害とは異なります。チックについては子育て中の親御さんは気になる現象かもしれませんね。

でも、子供のことで気になることがあったら、熱や腹痛、下痢がなくても小児科の先生をたずねるのが一番確実なんですよ。

チックは単純性なら気にしないで良い

子供が激しく瞬きしたり、肩を何度も上下させたり、顔を歪めたりするのはチックであることが多いです。多くの場合、自然に治りますので、ストレスを減らすような生活を意識すればいいでしょう。

一方で、チック障害がADHDやLDと併発する場合は、そちらの治療改善に取り組むことが重要になるでしょう。

子供の年令や性別によっては、摂食障害や吃音に繋がることもあります。いずれにせよ、決定的な治療法はありませんが、ストレスの多い生活は悪化する要因になりますので、それを減らすことが大切です。

トゥレット症候群はチックに言葉や音が関わる

運動チック(単純チック)の症状があると同時に、喉から音を出すなどの音声チックが加わるような障害を、トゥレット症候群と呼びます。

このトゥレット症候群では、特に中学生ぐらいになってくると、手洗いなどの同じ行為を長時間繰り返してしまう、強迫性障害の部分が目立つことがあります。

さらに、汚い言葉を使ったり、自分でも嫌だ思っているチック行動を、やめようとすればするほど強く出ると言った傾向も見られることがあります。

小児科または心療内科を受診して、適切な対応を支持してもらうのが良いですね。

発達障害というのは非常に範囲が広いですね。でも、恥ずかしいから受診させないというのはよくありません。気になったら気軽に受診してアドバイスを貰って下さい。

発達障害は積極的に取り組めばある程度は対応可能

発達障害というのは、病気とは違って「できあがった身体が蝕まれる」ものではありません。むしろ、「でき上がる過程の一部にトラブルが出ている」という物です。

それぞれの障害については、放置しても自然に解消するものから、生涯介助を必要とする物まで、非常に範囲が広いですが、まずは障害に気づいて対応を行うことが大事です。

それによって、例えば学習の遅れや友達作りの困難さなどを避けて通れる可能性が出てきます。より良い学校生活は人生そのものに大きな影響を与えますから、ぜひ気づいて取り組んであげて下さい。

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