健康生活TOP うつ病 うつ病の薬は副作用に要注意!勇気ある減薬で本当の改善を

うつ病の薬は副作用に要注意!勇気ある減薬で本当の改善を

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「ちょっとした心の不安定さがきっかけだった…」

うつ病で病院に通い始めた頃はそんな気持ちでいたのに、なぜか病院に通いだしてから回復するどころかさらに悪化している。そう感じている方はいませんか?

薬だけではうつ病は決して治りません。

本当の完治を目指すならば、勇気ある決断をして薬から離れていくことです。薬は身体の一点にしか効果がありません。とくにうつ病の薬は効果よりも副作用の方が心配があるため注意しなければいけません。

病院では完治しない理由…うつ病は特殊な症状

いま多くの人がうつ病に悩んでいます。そしてそれに応えるように精神科の病院も増え、以前より特殊なイメージはなく身近になり通いやすくなりました。

しかし病院に行ってもなぜか改善するどころか、逆に通い始めた頃よりも悪化してしまった…。

いまそんな方がとても増えてきているのが実情です。なぜうつ病は病院にいっても改善しないのでしょうか?

それはうつ病という病気が複数の原因がからんでおこる症状だからです。

「具合が悪ければとりあえず病院へ」この意識は身体が不調を起こせば誰でもまず思うことです。どうしてでしょうか?

それはもちろん一番は、まず自分の健康を考えてのことですが、次に思うのは今の家庭生活や会社勤めの環境に支障を出さないよう、早めに対処しておきたいという気持ちがあるからですよね。

風邪などの肉体的な不調ならば、そこで病院に行き点滴や薬をもらうことできちんと完治させることができます。

しかしうつ病は違います。症状の原因が肉体の不調だけではないために薬だけでは改善できません。ではその複数の原因とは何でしょうか?

  • 肉体的な不調
  • 家庭や職場などの人間関係
  • 経済的な不安
  • 個人それぞれが持つ心の悩み

風邪で病院に行く人が「肉体的な不調」のみに対して、うつ病を抱える患者さんの多くはこのように他にも複数の原因を抱えています。病院ではこのうちの肉体的な不調しかケアをしてくれません。

これが病院ではうつ病が完治しない理由です。そして治らないどころか症状がますます悪化する最大の理由は、処方される薬の副作用にあります。

多剤大量タイプの医師

すべての医師が決して同じタイプではありませんが、ほとんどの精神科医のうつ病に対する治療方法は薬の処方のみです。病院とはもちろん病気を改善してくれる機関ですが、その利益は病気を抱える患者によって得ています。

病院が多くのお金を得るためには薬を買ってもらうのが一番です。そして治ってもらってはもう通院してもらえませんから、副作用が出ることがわかっていてもあえて薬を処方する医師がいることも覚えておく必要があります。

うつ病で病院に通っている人でこのような会話を診察室でやり取りしていませんか?

【患者】先生、最近なかなか眠れないんですけど…

【医師】わかりました。では睡眠薬を出しましょうね。

【患者】先生、最近なんだか、すごく気持ちが不安定で…

【医師】わかりました。では気持ちが落ち着く薬を出しましょう。

【患者】先生、この前の薬を飲み始めてから下痢になるんですが…

【医師】わかりました。では下痢止めを出しておきましょう。

このように患者側の訴えに対して薬をドンドン増やしていくだけの医師を多剤大量タイプといいます。

もちろん繰り返して言いますが、決してこのような医師だけではなく、患者側の訴えを聞き、薬を変更または減薬してくれる医師もいます。しかしなかにはこのような医師も多く存在するということです。

運悪くこのような医師を受診してしまい、また頼りきってしまうことになると、それはもはや信頼しているのは医師ではなく薬だということに気づかなければいけません。

効果より副作用が怖い抗うつ剤

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「毒をもって毒を制する」という言葉あるように、薬というものはそのほとんどが身体にとっては異物です。ひとつの症状を抑える効果がある薬を飲んでも、そのために他の症状を引き起こしてしまう、つまり副作用のリスクが必ずあります。

とくにうつ病の治療として出される抗うつ剤は効果よりも副作用の危険性の方が高いという事実を訴えている報告もあります。では抗うつ剤の副作用とはいったいどういうものなのでしょうか?

抗うつ剤の主な副作用は…うつ症状!?

人が幸福を感じるというセロトニンという神経物質があります。またノルアドレナリンというやる気や活力を生む神経物質があります。抗うつ剤はこのような神経物質を薬の力によって脳内の一部の機能を阻害して溜まりやすくするのです。

しかしそんな抗うつ剤の副作用の症状はなんと、うつ症状なのです。

セロトニンやノルアドレナリンという神経物質は本来ならば自分の身体の力で生み出すものです。生み出すことをせずに、無理やり薬の力でそれを脳内に溜めたとしてもそれは一時的なものであり、それどころかますます自力で生み出せなくなります。

実際、薬についている添付書の注意書きには「自殺願望が高まることがある」とされています。またそれを裏付けるかのように毎年多くの自殺者が出ますが、その多くの人たちが精神科に通い、きちんと薬を飲んでいたというデータもあります。

うつ病を治したくて抗うつ剤を飲んでいるのに、その副作用としてさらに悪化してしまっては全く意味がありません。しかしなぜ、どうして薬を飲み始めるとやめれなくなるのでしょうか?

薬によって現実がぼやける

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冒頭でご紹介したように、うつ病の原因は肉体的な不調だけではありません。むしろその他の精神的な悩みの方が多いのが普通です。うつ病の治療として出される薬の副作用として周りがぼやけていくというものがあります。

視界がぼやけるとかではなく精神的にボワッと何かに包まれたようにぼやけて感じてしまう症状です。うつ病を患っている人にとっては、このように精神的な感度がぼやけることで、心の悩みに対しても鈍感になります。

実はこれは薬の副作用なのですが、うつ病の人にとっては心が軽くなったような錯覚が起きます。これが一度、薬を試してしまうとなかなか抜けれなくなる理由です。しかしただ単にぼやけているだけで現実の心の悩みの種は何ひとつ解決していません。

例えるならば、それは嫌なことを忘れるために飲むお酒に似ています。飲んでいる時は酔いがまわり頭がボーとするため、その時は悩みや苦しみから解放された気分になりますが、酔いが覚めれば、何ひとつ悩みや苦しみの原因は変わっていません。

うつ病の薬の副作用もそれと同じことです。薬に頼り、いつまでもお酒に酔っている状態では問題は何も解決しません。ましてや、いつまでも酔っている状態が「改善した」とはいえません。本当の改善とは全く違うものです。

まずは薬によって周りをぼやけさせているカプセルから抜け出すことです。その第一歩は薬を減らすことです。クリーンで、素のままの自分で、勇気を持って、悩みの種の自分をさらけ出すまでは根本的な解決はできません。

減薬すると一時的に悪化する

飲んでいた薬の種類や量は人によって違うので一概にはいえませんが、減薬すると症状が悪化することが多々あります。薬という毒素を身体から排出するための好転反応として頭痛や吐き気、下痢などがあらわれることもあります。

しかしそのような肉体的な辛さよりも、もっと辛いのは精神的な苦しみです。今までは薬の力によって精神的に感じる部分がぼやけていたのが、減薬によってまるで酔いが覚めたようにくっきりハッキリと感じるようになるからです。

つまり全く解決できていない、さまざまな悩みの種がある現実が再び牙を向いて襲い掛かってくるようになります。あまりの辛さに、もう一度、薬を飲みたい!と願うようになるでしょう。しかしここで負けてはいけません。

薬をやめることで、再び何もやる気がおこらなくなったのならば、何もしなければよいのです。食べたい時に食べて、食べたくなければ無理に食べる必要はありません。身体がだるければずっと寝ていましょう。

そんな自分の状態から自己嫌悪に陥り、「情けない、生きてても仕方がない」などと攻め立てる心の声が聞こえてくるかもしれません。でも言わせるだけ勝手に言わせておきましょう。それは自分の本当の声ではないので無視してかまいません。

本当の自分は減薬をして薬が完全に抜けた時に待っています。

助けを借りることが重要

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減薬は辛く苦しいものです。そして減薬による不安は常についてまわります。

とにかく大切なのはひとりで戦おうとしないことです。家族はもちろんですが助けてくれる人は必ずいます。

それにはまず、「助けてほしい!どうすればいいのかわからない!!」と声を上げることです。

減薬が不安な時は薬剤師に相談しよう

心の病であるうつ病を患っている時は減薬に対して大きな不安がのしかかります。

本当に減薬をしていいのか?判断がつかない時もあります。そのような時は医師にだけではなく薬のプロである薬剤師にも相談してみましょう。

薬剤師は薬学的な疑問を感じた患者から相談を受けた場合、患者に代わって医師に処方された薬について問い合わせができる疑義照会をすることができます。それにより不要な薬を減らすことができます。

しかし人によっては服用していた薬をいきなり止めてしまうと危険が伴うこともあります。減薬は医師や薬剤師に相談した上で、一度ではなく少しずつ行うようにしてください。

心理カウンセリングを受ける

日本ではまだまだ心理カウンセリングというものは身近ではありませんが、海外ではかなり進んでいます。海外のドラマなどで良く見かけるシーンですが、登場人物が日常的に何かに悩んだ時などすぐカウンセリングを受けます。

人間関係で悩めば、その当事者とふたり一緒にカウンセリングを受けたりもします。このように日本でももっと心理カウンセリングを活用すべきではないでしょうか?

先に述べたようにうつ病で病院にいってもその原因のすべてを改善してくれるわけではありません。それどころか薬漬けになって悪化するケースが多発しているのが現状です。

減薬には自分の強い意志が必要ですが、心の弱っているうつ病の人にとってはその意志を強くもつことはなかなかできません。そんな時は我慢せず、心理カウンセリングなど外部の力を積極的に借りましょう。

大切なのはとにかく気持ちを吐き出すことです。それによって自分自身が本当に考えていることが客観的に見られるようになります。

やはり一番は家族!

薬剤師に薬のことを相談したり、また心理的な面では専門家のカウンセリングを受けたりするのも有効的ですが、一番はやはり家族に助けを求めることです。たとえ家族といえども自分とは違う人間にはかわりありません。

違う人間だからこそ言葉で伝える必要があるのです。まずは素直な気持ちを伝えてみましょう。どんな情けない内容でも恥ずかしい内容でもかまいません。大切なのはまず話すことです。もしも話すことができないのならば文字にしてみませんか?

筆者もそうなのですが、他の人に気持ちを言葉で伝えるのは大の苦手です。これは性格なのでどうしようもありません。でも不思議と文章でなら自分の伝えたいことを書き表すことができます。

うつ病の人にとって自分の心をどのような形でも表に出すのは並大抵のことではありません。しかしひとりで頑張るのでは限界があります。自分の家族、もしくは友人に勇気を出して頼って下さい。人は誰でも完全に「ひとりぼっち」ではありません。

家族にできることは見守ること

ではうつ病をもった家族側からも考えてみましょう。うつ病の減薬をはじめるとそれにより、まるでうつの症状が悪化したようになるため、本人がさらにやる気がなくなったように見えるかもしれません。また寝たきりになってしまうかもしれません。

まずはそんな本人の気持ちを理解しようと思わないことです。本人の気持ちを何とか理解しようと思うからこそ「なぜ何もしてないのに寝てばかりなんだ」とイライラしたり、逆にオロオロと心配ばかりすることになります。

「理解しよう」と思ってもできません。実の子供のことであってもできません。理解しようと思うからストレスが生まれるのです。理解ではなく、ただ単に「支える」「見守る」ということだけに重点をおいてみてください。

減薬によって症状が回復するには、何年もかかることもあります。どんな言葉をかけるよりも、「ひとりではない」「いつも側にいる」という絶対的な安心感をもたせてあげることが大切です。

自力でできることからする

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薬に頼らないでうつ病を克服するのは、今まで薬に頼ってきた人にとっては至難の業でしょう。うつ病を引き起こしている肉体の不調以外の精神的な悩みの内容は人それぞれです。そしてそれを引き起こしている原因もそれぞれ違います。

でもたったひとつ言えることは、たとえ環境を変えることができなくても心だけはいつも自由だということです。それに気づき、感じることがうつ病を克服する第一歩に繋がるのではないでしょうか?

太陽の光を浴びる

できるだけ一日に一回は太陽の光を浴びるようにしましょう。朝日が一番ですが、無理ならば昼間や夕暮れ時でもかまいません。カーテンを開けて窓をすこし開けてみてください。

晴れておだやかな柔らかい日差しの日もあれば、雨や雪が降って寒く、太陽が見えない曇り空の日もありますよね。それを毎日毎日、五感でしっかり感じてみましょう。

雲ひとつのない晴れた日は気持ちが良いものです。普通は誰でもそう思いますよね。でも雨や雪が降っている日も何となく心が落ち着きませんか?そして雨がずっと降っていてもいつの日か晴れる日が必ずやってきます。

雨や雪の日は無理をしないで心を落ち着かせる日としてジッとしておきましょう。だってまたいずれ晴れるのですから。そしてようやく晴れる日がきた時にはその日差しが以前にも増して心地良く感じることでしょう。

天気は毎日毎日移り変わります。それが当たり前です。その毎日の天気を変えることなんて誰にもできません。でもその変えることのできない天気の中でどう考え、どう過ごすかは誰でも自由にできるのです。

ひたすら歩く

とりあえず歩いてみて下さい。どんな服装をして歩こうか、どこへ歩こうか、そんなことはどうでも良いのでとりあえず歩きましょう。ただ単順にあてもなく歩くだけ。それだけでいいのです。

筆者もウォーキングをしていますが歩くという行動は心をとても落ち着かせてくれます。そしてひたすら足を前に出すことだけに集中していると心がそれだけに専念してきて、じょじょに空っぽになっていくような気分になります。

歩いていると他の人達とすれ違うでしょう。足の速い人に追いつかれて、追い越される時もあるでしょう。また逆に足の遅い人を追い越す時もあるでしょう。また他の人は自分が行こうとしている道とは違う方向へ歩いていくのも目にするでしょう。

それでもかまわずただひたすら歩いてみましょう。ちょっとした歩道のくぼみに転びそうになる時もあるでしょう。それを誰かが見ていても気にすることはありません。ひたすら自分の行きたい方角へ、自分の一番ラクな速度で歩いてみましょう。

予定を立てる

減薬中には過去に受けた心の痛みがフラッシュバックしてきたり、今現在抱えている悩みが異常に大きく膨らんで感じるものです。しかし人間というのは一度に考えられる容量というのは決まっているものです。

苦しいことで頭がいっぱいになり楽しいことが考えれない状態にできるのならば、その逆もできるはずです。

つまり無理やりでも良いので楽しいことを考えて心をできるだけ満たしてみましょう。

筆者はうつ病ではありませんが、長年ある病気に悩んできました。その時にしていたのは元気になったらしたいことを紙に書き出すことでした。何でも良いので、今はできなくても、自分がこれからやりたいことをノートに書いてみましょう。

筆者がよくしてたのは旅行の日程を書き出すことでした。「どこそこにいきたいなぁ~」などと曖昧なことではなく、ネットで調べて、きっちりと決めていきます。例えば一日目はこのホテルに泊まって、夕飯にはこのお店で食べて。などなど。

それは思いのほか楽しい作業となり、本当に旅行に行く気分となりました。そして元気になった現在、その予定をすこしづつですが叶えていっています。

車の運転をしていると当たり前ですが、見ている方向に進んでいくものです。自分がどこへ進みたいのかは自分だけが知っています。その方向を見つめて、自分だけの予定を立ててみませんか?

心を診てくれる医師に出会おう

うつ病の薬では根本的な完治はできません。しかしだからと言って完全に病院の医師から遠ざかることが第一とは言い切れません。それは多くの精神科医の中でも少なからず肉体的な不調と同時に心の不調も診てくれる医師もいるということです。

そういった医師はうつ病の人の具合を診ながら、すぐに全ての薬を止めるとかではなく、身体の症状に合わせて少しずつ漢方薬に代えてもらえます。またむやみに薬をたくさん出したり、種類を増やしたりはしません。

どうしても薬を処方する時は副作用のことなど、きちんと説明をしてくれます。そして症状を見ながら減薬していく方向で予定をきちんと立ててくれます。ですからそういった医師の場合は継続して診てもらうことをおすすめします。

大切なのは「精神科医」=「すべてが悪」と思い込まないことです。患者のことを本当に考えて肉体的な不調だけでなく心も治してくれようとする医師がいるということは覚えておいてください。

うつ病は必ず完治できる

薬に頼らなくても、うつ病は必ず完治することができます。減薬するには勇気が要りますが、あなたを支え、見守ってくれている大切な人の為に、また何よりも自分自身のために薬と決別してみませんか?

減薬はうつ病を完治するための第一歩にしかすぎません。しかし必ず成果は出ます。そのためには今の自分にもっと優しくなりましょう。治ってからの自分ではなく、今の自分をまずそのまま受け止めてあげてみてください。

弱い自分、情けない自分…それで良いではありませんか?強くなる必要なんて全然ありません。大切なのは「自分が一番なにを大切にしているのか」ただそれに気づくだけでいいと思うのです。

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