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うつ病の症状に当てはまる?自己診断のためのチェック方法とは

「うつ病」はすっかりメジャーになった病名ですが、だからと言って世間に正しく認識されているかというと、ほとんど正しく認識されていない可能性すらある、かなり厄介な病気です。

病気の重さや深刻さが厄介なのではなく、「うつ病とは何なのか」がほとんど正しく認識されていないため、患者本人ですら自分がうつ病かどうかが判らずに、受診率すら低いという状態になっていることが厄介なのです。

うつ病とは言葉で定義可能な憂うつ気分の連続

うつ病と言っても、どんなものかわからない。憂うつな気分なんて、どんな人にでもあるではないかと考えるのが普通ですし、その通りでもあります。

しかし、それが毎日続き生活に悪影響がある場合、病的な憂うつと言えるでしょう。それがうつ病で、そうした気分障害が一定期間以上続くことと定義されています。

自分自身あるいは他人から見た症状で決まる

うつ病の定義は、お医者さんたちの診断マニュアルに詳しく示されていますが、専門用語も多いので、簡単にまとめてみましょう。

まず、同一の2週間の間に、次のどちらか、あるいは両方が当てはまったかどうかを見ます。

  • ほぼ1日中かつ、ほぼ毎日の憂うつな気分(若年層ではイライラを含む)
  • ほぼ1日中かつ、ほぼ毎日、物事への興味や喜びをほとんど感じない

もし、上の項目の1つまたは2つが当てはまったら、次の7項目のメジャーなうつ病のエピソードの内、上の2項目のうち当てはまった数を含めて、全部で5項目以上が当てはまったかどうかを見ます。

  1. 食事に変化がないのに1ヶ月で5%を超える体重の増減
    (小児の場合、期待される体重増加がないことを含む)
  2. ほとんど毎日の不眠・過眠
  3. ほとんど毎日、ソワソワしたり、動きが鈍くなったりしている
  4. ほとんど毎日、疲れやすかったり、気力が萎えたりしている
  5. ほとんど毎日、物事に値打ちを感じなかったり、必要のない罪悪感を感じたりしている
  6. ほとんど毎日、集中力や決断力がなくなっていると感じる
  7. 死についていつも考えたり、自殺について計画したりする

これらの傾向は、自覚的なものだけでなく、他の人から見て指摘されたものも含みます。ただし、身体的な病気や、気分と一致しない妄想などは含みません。

もし、上の条件に当てはまったら、うつ病の可能性があります。そして、その中から「身体的な病気の影響」「近しい人の死」などによる影響を考慮した上で、お医者さんが診断することになります。

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うつ病の相談は病院ばかりではない

うつ病について、相談できる窓口は色々あります。もちろん心療内科・精神科などの医療機関へ直接出向くのもOKですが、うつ病は治療に時間がかかることもありますので、色々なことが相談できる窓口を利用するのもいいでしょう。

保健所 電話相談・面談・希望に応じて家庭訪問
市町村の保健センター 相談方法はセンターごとに異なる
精神保健福祉センター(こころの健康センター) 電話相談・面談・センターによってデイケアなどのサービスがある場合も
いのちの電話 自殺したくなったら電話して下さい。登録後ネット相談も可能です。
(電話番号一覧・登録 http://www.inochinodenwa.org/lifeline.php)
夜間休日精神科救急医療機関案内窓口 緊急の場合です。普段からかかりつけ医を持っておくようにして下さい。
(http://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/ercenter.html)
あかるい職場応援団 パワハラに対応するための相談窓口です
(http://www.no-pawahara.mhlw.go.jp/)
こころの耳 職場環境でうつにりそうな人の窓口
(http://kokoro.mhlw.go.jp/)

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うつ病は「もしかして自分はうつ病?」と気づくことが大事です。ですので、気になったらまず、相談しやすそうなところへ相談してみて下さい。

うつ病と躁うつ病は異なる病気だが同じカテゴリ

うつ病とよく似た病名に「躁うつ病」と言う物があります。これはうつ病とは違って「うつ状態」とは反対の、病的にハイな状態である「躁状態」が存在し、うつ状態と交互に現れる病気です。

うつ状態の場合はうつ病と区別がつきにくいです。現在混乱を避けるためもあって、躁うつ病は「双極性障害」の名前で呼ばれています。ただ、分類上は「うつ病」も「双極性障害」も、気分障害という分類になる精神病です。

うつ病とは脳の病気である

うつ病はまだ、その成因が完全にわかったものではありませんが、多くの病態に合理的な説明ができる仮設はたくさん発表されています。

また、うつ病は身体の故障に原因があるものや、環境要因からのストレスに原因があるもの、お薬などの副作用、さらには特に原因となるものが見当たらないものまで、さまざまな要因があります。

それでも、おそらく脳にダメージを受けたのだと考えて良さそうです。ですので、それに対応する治療法が選択されるでしょう。

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神経伝達物質セロトニンとうつ病

うつ病では、セロトニンという神経伝達物質が関係していることが判っています。このセロトニンの分泌量が減っていることがうつ病ではよく見られます。

セロトニンについては、脳で働くものは脳で分泌されなければなりません。ですので、まずはセロトニンが再吸収されてしまうのを阻止して、脳内のセロトニン濃度をキープしたりするお薬による治療法が取られます。

個人レベルではセロトニンの原料になるアミノ酸のトリプトファンを摂ることで、分泌の助けになるようにします。

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関係する体内の物質や、それに関する栄養素がわかっているのは期待が持てますね。

うつ病の治療はカウンセリングや薬物治療

うつ病はお薬で対応できる部分が多いのですが、一方で行動療法と呼ばれる「何かをすることで心が向いている方向を変える」治療も行われます。これにはカウンセリングは必須です。

さらに、体を動かすことで状態を改善する運動療法も、カウンセリングを受けた上で行うと、より効果的でしょう。もちろん、自分にとって気分が良くなる生活習慣を持つことも大切です。

うつ病の診断には自分の気分を上手く説明することが大事

うつ病の診断については、さまざまな検査器具で客観的な脳の状態をチェックしたりすることも行われますが、最も大切なのは問診になります。

そのため、患者が自分の状態をきちんとお医者さんに説明できることが重要です。しかし、うつ病のような状態に陥っている人に、それを求めるのは難しいことも少なくありません。

記憶に頼って、数日前のことを説明しようとしても上手く行きません。ですので、日記を上手く利用しましょう。単に行動や気分を記録するだけでなく、自分流でもいいので点数化して記録するのもいいです。

例えば、月曜日の朝の気分は「最悪:1点」、昼食時の気分は「まあまあ:3点」、就寝前の気分は「ベスト:5点」のように、そのタイミングで感じた点数をつけておけば、受診の日になっても簡単に確認できますね。

また、そうした点数化のチェックシートは病院にもあると思いますので、尋ねてみて下さい。

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他の病気との誤解・誤診

うつ病で現れる症状の多くは、例えば自律神経失調症ともオーバーラップします。うつ病に当てはまらないうつ病エピソードが、自律神経失調症によるものと考えられるケースもありえます。

また、認知症や若年性アルツハイマー病、慢性疲労症候群なども、うつ病と間違われやすい病気です。一部の病気では治療法も共通しますから、確定診断がつかないまま。どちらの病気にも有効なお薬が処方されることもあるでしょう。

自殺という危険性があるうつ病の場合、確定診断より、症状を軽くすることのほうが優先されるべきものですから、出されたお薬はしっかり飲んでくださいね。

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うつ病の薬物療法

うつ病の薬物治療といえば抗うつ薬ですが、抗うつ薬にはたくさんの種類があります。抗うつ薬は、脳の中で働いている、神経伝達物質の動態に影響を及ぼすことで効果を発揮するものが多く見られます。

セロトニンの他、ノルアドレナリン、ドーパミン、アセチルコリンなどの働きを強めたり、弱めたり、その受容体の働きに影響を及ぼしたりします。その結果、うつ症状が緩和されるのですが、同時に狙っていない作用が起こることもあります。

これは、神経伝達物質の作用に働きかけることで、うつ症状を抑制するというメカニズムは、実験によって得られた経験則に基づくことが多いためで、医療の現場でも様々な議論が行われています。

大切なのは「出されたお薬はしっかり飲み、副作用が出たら直ちにお医者さんに連絡する」という服薬習慣です。

患者間の噂話などで「あの薬は身体に悪い」などの情報を得て、勝手に飲むのをやめたり、量を減らしたりするとひどい副作用に見舞われます。

飲みたくないのであれば、最初から拒否して下さい。もちろんうつ病は改善しませんが、勝手な断薬・減薬によって症状が増悪するよりはましです。

抗うつ薬には多くの種類がありますので、飲んで副作用が出たら、お医者さんに相談して薬を変えてもらい、指示された通りの服薬を行うのが、治癒への最短距離と言えるでしょう。

お医者さんも身体に合うかどうかを見るため、最初の処方は3日分とか1週間分とかの、短い期間分しか出されないと思います。健康保険適用の処方箋薬は、身体に合わなくても、返品が効かないのが日本の医療制度です。

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カウンセリング治療

うつ病はお薬だけで治療するものではありません。そういう意味では糖尿病や高血圧などの生活習慣病と一緒ですね。糖尿病や高血圧では、お医者さんからの指示で運動を行い、栄養士さんとの面談で栄養指導を受けて食事に気をつけます。

それと同じように、うつ病でもカウンセラーさんとの面談で、うつ病を改善する生活習慣のうち、実際に行えそうなものを見つけて実践するということが大事です。

行動療法や運動療法によってお薬の量を減らすこともできますから、カウンセリングは大切にしましょう。

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うつ病の行動療法

行動療法とは、自分の生活の中で行う活動の一部を改善することで、気分が晴れるようにするというものです。

大切なのは「自分の主体的な行動によって気分が良くなった」ということを心で実感することです。ですから、最初は自分にとって抵抗なく開始できるもので、短期間で成果が得られやすいものを選ぶのが良いと思います。

これはカウンセリングでアドバイスを貰うのがおすすめですね。

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うつ病と運動療法

行動療法と似ていますが、こちらは身体を動かすことそのものによる効果を期待するものです。言ってみれば、糖尿病の運動と同じと言えるかもしれません。

ただ、うつ病は糖尿病のように、血糖値やHbA1cと言う改善すべき数値がありませんから、効果が見えにくく継続が難しいと感じる人もいるかもしれません。

しかし逆に言えば、数値が改善しなかったという結果が見えることもある糖尿病などに比べれば、挫折する要素も少ないと言えるでしょう。この逆の視点を持つこと自体も、うつ病改善に役立つかもしれませんね。

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うつ病と漢方薬

漢方薬の中にもうつ病に有効なお薬がいくつもあります。ただし、漢方薬の特色として病気に効果があるという使い方ではなく、患者に効果があるという使い方をするので、最初から患者ごとに処方されるお薬は変わります。

時間はかかるケースが多いですが、抗うつ薬がどれも身体に合わない時などは、お医者さんの相談してみましょう。健康保険が効く処方箋薬もたくさん存在しています。

今の漢方薬はエキス製剤で顆粒になっているものが多いので、飲みやすくて便利です。◯◯散と言うお薬はそのまま飲んで下さい。

◯◯湯というタイプのお薬は、少量の白湯に溶かして飲むと吸収が早いですし、甘草が配合されたものは甘くて飲みやすいですよ。

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すべての病気治療に当てはまることなのですが、特に心の病気であるうつ病では、医師との信頼関係の醸成が治療効果に大きな影響を及ぼします。相性が悪いと思ったら違う先生に診てもらうのも一つの方法です。

家族や友人がうつ病にかかる可能性もある

うつ病は自分だけの問題ではなく、自分の周囲にいる人がかかってしまうことも珍しくありません。日本人は海外に比べるとうつ病は少ない方ですが、一方で中高年でのうつ病の有病率は高めで推移しているのです。

日本人では、過去12ヶ月間にうつ病を経験した人の割合は1%~2%といいますので、うつ病が若者に多いことを考えれば、大学に進学したとして、その4年間では1人ぐらい、身近にうつ病の人と出会う可能性は高いですね。

うつ病の人への接し方

うつ病の人への接し方というのは気を遣います。しかし、接し方がわからないからと言って、腫れ物にさわるように扱うのも考えものです。

こればかりはケースバイケースになる部分もあるので、接し方をマニュアル化する事はできません。

基本は相手を思いやることで間違いないのですが、それにも相性がありますから、関連記事を参考にしてみて下さい。

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うつ病による外観上の変化

うつ病になると、容貌まで変わってしまうことも少なくありません。それを鏡で見てさらにうつになることもあるでしょう。

しかし、容貌の変化は、身体的変調によることが多いので、例えばむくみを取ることなどが対策になることもあります。

もしかするとメークで容貌を良くして、その姿を自分の目に入れることで気分が良くなるかもしれませんね。

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多くの場合、うつ病というのは悪循環にはまりやすいです。それをいかに良い方向に向けるかというのも対策の一つと言えるでしょう。

うつ病の発症にはさまざまな要因がからむ

うつ病は複雑な病気であると言う印象が強いですね。でも、よく考えるとそうでもないのです。例えば花冷えの夜に、花見の宴で酔っ払って屋外で寝込んでしまっても、風邪をひく人とひかない人がいます。

病気というのは、単純に原因があっての結果ではなく、全てそれ以前の「背景」とでも呼ぶべき身体の状態をもとに、発症するかどうかが決まると言っても過言ではないでしょう。

仕事・ストレスとうつ病

仕事のストレスでうつ病を発症する人は少なくありません。これはやはり、「同じ内容のストレスを繰り返し受ける」という部分に原因があるのでしょうね。

職場で発生するうつ病は、個人の問題だけではなく、発症した人の置かれている部署や会社全体にとっても、大きな社会的・経済的損失になります。

ですので、「無用な」ストレスを発生させない職場環境を作ると言うことが非常に重要になるのです。

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季節とうつ病

春愁秋思と言う言葉があるように、気候の良い時期なのに、何となくメランコリックになるという現象は、特に女性に多いようです。一方、玄冬という言葉は陰鬱なイメージが醸し出されます。

今では真冬でも空調と照明によって、陰鬱とは程遠い生活が保証されているのですが、それでも季節によって身体や心に変調をきたすことはよくあります。

季節性のうつ病は特に冬に多いようですが、これは日照時間との関係が取り沙汰されています。それを解消するために、目から明るい光を取り込む高照度光療法と言うものも存在しますので、寒くなると調子が悪くなる人は、病院で相談してみましょう。

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環境変化とうつ病

進学・就職や転勤、結婚などで環境が変わったことが引き金になってうつ病を発症する人もいます。動物として考えれば、テリトリーが変わったわけですから、緊張が発生するのは自然なことですね。

動物の場合、テリトリーが変わったら、その場所を把握するために歩き回るといいます。

人間に当てはまるかどうかは判りませんが、引っ越したり上の学校に上がったりしたら、しばらくの間は、できるだけ積極的に新しい環境の中を歩き回ってみると良いかもしれませんね。

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睡眠とうつ病

うつ病になると不眠を訴える人が少なくありません。一方、眠れないことが原因でストレスが溜まり、うつ病につながることもあります。

一方、鬱病の人では過眠になって起きられない人もいます。このように、睡眠とうつ病は切っても切り離せない関係にあります。

よりよい睡眠を目指して、うつ病に予防改善に利用しましょう。

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パワハラなどはもってのほかですが、若者の打たれ弱さも気になります。子供の時に、どうやったら強さを身に付けさせられるかも、教育の検討課題にしてほしいですね。

個人の属性とうつ病リスク

うつ病というのは先にもお話した通り、「個人の背景」という要因が絡んできます。その個人の要因とは、性別のように変えることができないものもあります。

逆に、年齢のように勝手に変わっていって、それに抗うことができないものもあります。そうした要因について見てみましょう。

性別とうつ病

うつ病は女性の方が罹患率の高い病気です。それが生理的なものなのか、社会的な立場によるものなのかは判りません。

しかし、男性と女性では置かれている立場の違いから、うつ病の原因になるストレスの種類も異なるかも知れません。また、周産期に起こるうつ病エピソードは、女性にしか起こり得ないものですね。

最近では男性の更年期障害である「LOH症候群」も取り沙汰されていますが、ホルモン分泌の変化は女性において大きいので、やはり女性の方が不利な立場なのかも知れません。

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高齢者のうつ病

高齢者ではうつ病を発症していても、認知症によるふさぎ込みのように思われてしまうことが少なくないようです。

しかし、うつ病は高齢者でも起こりえますし、むしろ社会的な活動範囲が狭まることでうつになる可能性もあるでしょう。

身体を動かすことや、趣味に没頭することは認知症予防にもなりますので、「やりたいことをやる」生活パターンを見つけて下さい。

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子供のうつ病

思春期前の子供でも、うつ病は発生します。しかし、発達障害との混同がよく起こると言われています。多くの症状は成人のものと同じですが、子供の場合攻撃性が前に出ることが多いです。

例えば、憂鬱な気分になる代わりに、ひどくイライラした気分になるという傾向があります。これによってADHDと見られてしまうこともあります。

また自殺を企てることも成人より多いので注意が必要です。さらに、幻聴があったり、過食・過眠が現れたりもします。気になる傾向があったら、できるだけ早く小児科経由で精神科を受診して下さい。

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うつ病とスポーツ

アスリートとうつ病というのは、イメージ的に対局にあるように感じられますが、意外にうつ病に悩むアスリートがいるようです。

脳震盪は思ったより様々なダメージを脳に残すようですので、注意が必要ですね。

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生きているだけで持っている自分の属性が、うつ病リスクにつながるというのも辛いものがありますが、これは持って生まれたものですから、うまく折り合いをつけてゆかなければ仕方ありませんね。

自分でもできるうつ病克服へのチャレンジ

うつ病には病院での治療や、自宅での服薬治療、カウンセリングを基に行う行動療法や運動療法があります。もちろんそれを実践することは大切ですが、普段の生活を改善することで予防治療に役立つこともあるのです。

うつ病の治療は長期戦になりますので、自分でできる生活習慣の改善で、うつ病を克服するチャレンジを進めてみて下さい。

うつ病と食習慣

食事はすべての病気の改善と、切っても切れない関係にあります。このことはうつ病においても同じで、完治を目指せるものではなくても、改善に資することは充分考えられます。

但しうつ病の場合、「自分で快と感じること」を行うことが行動療法の一つでもありますから、ストイックな食事制限は逆効果になりかねません。

強いて言えば、「同じものの摂りすぎに注意する」という程度のベースラインで行うのが良いでしょう。

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うつ病と栄養素

サプリや「うつ病にいい食べ物」と言うものが噂されてはいますが、基本的にサプリは避けておいたほうが安全でしょう。というのも、うつ病ではお薬の投与がありますし、そのお薬は様々な医薬品やサプリと相互作用を起こすからです。

思わぬ副作用に見舞われないために、健康食品やサプリなどを摂ることは避けて、たんぱく質やビタミンについて考えながら、食事で摂るという方向性を持って下さい。

そうした食品について調べることも、知識欲を刺激して、気を紛らわせることにつながると思いますよ。

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心の持ち方とうつ病

気の持ちよう・心の持ちようで病気が改善したり悪化したりということは、うつ病ではまさによく起こることなのではないかと思います。

一方で、気の持ちようをコントロールできないから、うつ病なのだというジレンマも存在します。

誰かに助けを求めながら、気を楽にする方法というものについて考えてみましょう。

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うつ病の民間療法

ハーブティーは健康食品に入りますか?と訊かれると、正直困ってしまいます。というのも、ハーブティーの薬効は、種類によってまちまちだからです。

しかし、うつ病で用いられることの多いセントジョーンズワートは、もはや民間薬というレベルですから、飲むときには必ずお医者さんに相談して下さい。

一方で、民間療法は「気の持ちよう」にいい影響をもたらす可能性がありますから、お医者さんのOKが出れば、積極的に活用することが勧められます。

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うつ病で現れる精神的なもの以外の様々な症状

精神的な病気であるはずのうつ病の中には、精神的な症状よりも肉体的な症状が強く現れるタイプのものがあります。身体症状と言う仮面をかぶっていることから、「仮面うつ病」と呼ばれ、うつ病という診断を難しくしています。

また、精神的症状が強く現れているものであっても、肉体的な症状を伴うものもあります。その他、従来のうつ病の定義に当てはまらない、非典型的なうつ病も存在しているのです。

うつ病による肉体的症状

うつ病によって肉体的な症状が現れるケースは少なくありません。肩こりや頭痛というのは比較的多く見られます。一方で、これらの症状が現れた場合、うつ病ではなく、肉体的な病気を疑ってしまうことが多いのも事実です。

そうした場合、先に紹介したうつ病の診断基準に当てはまる項目がないかどうかを見て、5つ以上という数にこだわらず、そうした事があるということをお医者さんに伝えて診断を仰いで下さい。

また、他の症状がうつ病に合併したり、他の病気とうつ病の同時発症という問題もありますので、関連記事を参考にして下さい。

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新型うつ病

新型うつ病というのは、従来のうつ病の定義に当てはまりません。特に「遊びについては積極的で、仕事に行くのだけがダメ」と言った、どこから見ても「なまけ病」にしか見えないのに、医学的に診断するとうつ病になるといった物です。

青少年に多い傾向があるようですから、こうした病気は本人もさることながら、周囲の人が対応に困ってしまいますね。

まだ、充分なアナウンスがあるとはいえませんが、できるだけ情報を収集して対応してゆかなければならないでしょう。

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新型うつ病については、初めて聞いた時は「それってアリなの?」と思ってしまいました。今後の研究に待ちたいと思います。

うつ病はさまざまな苦労を伴うのでできるだけ予防する

うつ病は、外から見ているより本人は苦しい思いをしています。そして、現在の世の中にはうつ病を引き起こす要因は、非常にたくさん存在しています。

そこで、生活習慣病などと同じように、うつ病を予防するということを考えてみましょう。予防は「再発予防」を含みますので、とても大切ですね。

うつ病の予防

うつ病は自分に降りかかるさまざまな外的ストレスに、どれだけ自分の身体が過剰反応しないようにするかという、ある意味「アレルギーの減感作療法」に近い部分があります。

もう少し言葉を変えるなら「打たれ強さの獲得」と言っても良いでしょう。それには無理な訓練は無意味です。

個人的な考え方ですが、基本としては子供の頃から「世の中にはいろんな人がいて、いろんなことが起こるのだ」ということを、心に理解させることが重要なのだと思います。

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うつ病と経済的支援

うつ病にかかってしまうと、治療にお金がかかりますし、仕事ができなくなって収入が途絶えることもあります。そうした場合には、公的な補助制度を利用して下さい。

大きく分けると、医療費の一部補助が出る精神通院医療自立支援医療制度と、生活費を含めた年金が出る障害者年金制度があります。

この障害者年金制度は、自分で申請することもできますが、認定が困難である場合も少なくありませんので、資格を持った代行業者を利用するのも一つの方法です。ただし、最初に数万円、成功報酬では十数万円を請求されます。

もちろん得られる年金額を考えれば、それも選択肢の一つですが、認定が得られやすくなるとは言え、100%ではありませんので、そのあたりをよく考えて利用して下さい。

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うつ病は経済的な困難を引き起こし、それがまたうつ病の悪化という悪循環を招きます。ですので、予防に努めることはもちろん、かかってしまった場合、公的な制度をできるだけ利用して復帰を目指しましょう。

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