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コーヒーは飲み過ぎるな!怖いカフェイン依存症とその脱却法

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カフェインはコーヒーや紅茶、様々なドリンク剤などに含まれていて、私たちは日常的に摂取している成分です。特にコーヒーは多くの人に愛されています。

しかし、カフェインには強い依存性があり、過剰摂取による副作用で体調を崩したり、死亡に至ったりした例もあります。
今回は私たちの身近で怖いカフェイン依存症とその脱却法について紹介します。

毎日コーヒーを飲んでるな…とドキッとしたあなた、少しカフェインについて考えてみましょう。

カフェインの過剰取得による死亡例

コーヒーなどに含まれるカフェインは、眠気覚ましや脳の覚醒化により受験勉強や仕事の効率を上げてくれる頼もしい存在ですが、刺激物であることには違いありません。薬事法では「劇薬」に指定されています。

カフェインの過剰摂取は、体調を崩すだけでなく極端なケースでは死亡例もあるほど危険なことなのです。

2011年12月に米メリーランド州の14歳の少女が「モンスターエナジー」というエナジードリンクによる多量のカフェイン摂取によって、心臓の不整脈で死亡しています。

この少女の場合、24時間以内に700ミリリットルのモンスターエナジーを2本摂取していて、含まれるカフェインの量は480ミリグラムでした。これは350ミリリットルの缶コーラ14缶分に相当する量だそうです。

アメリカの米食品医薬品局(FDA)では、エナジードリンクによる死亡報告がこれまでに5件ほど報告されているそうです。とくに心臓のトラブルを抱えている人は過剰摂取に十分に注意する必要があります。

カフェインの半数致死量とは?

カフェインの半数致死量(LD50)は、200mg/Kg です。ざっくりと体重別に表記すると下記のようになります。

カフェインの半数致死量/体重別

 (体重)    (半数致死量)

  • 20キロ    4グラム
  • 30キロ    6グラム
  • 40キロ    8グラム
  • 50キロ   10グラム
  • 60キロ   12グラム
  • 70キロ   14グラム
  • 80キロ   16グラム
  • 90キロ   18グラム
  • 100キロ  20グラム

平均で言うと10グラムから12グラムがカフェインの半数致死量となります。

それでは普段私たちが飲んでいる飲み物にはカフェインがどのくらい含まれているのでしょうか。代表的なものを調べてみましょう。

カフェインの含まれる飲み物の代表例

(飲み物)  (カフェインの含有量/200ml)

  • 玉露             320mg
  • コーヒー           120mg
  • 抹茶              64mg
  • 紅茶              60mg
  • 烏龍茶             40mg
  • 眠眠打破          480mg
  • bang エナジードリンク  158mg
  • モンスターエナジー     81mg
  • リポビタンD        100mg
  • オロナミンC         30mg

このように、私たちの普段飲んでいる飲み物には多くのカフェインを含んでいるものがあります。しかしながら、飲み物だけでカフェインの致死量に到達するには、コーヒーで100杯位必要です。

私の知っている人で、1日20杯コーヒーを飲むという人がいました。また、無類のコーヒー好きで知られる高倉健さんは1日50杯も飲んでいたそうです。しかし、コーヒーだけでカフェインの致死量に達することはまず、考えられません。

しかし、アメリカの死亡例でもあったように、体重の軽い人や体調不良の人がカフェイン含有量の多いエナジードリンクを短時間に大量に飲んだりした場合は死亡リスクが発生します。

また、カフェインの比較的少ない紅茶やウーロン茶でもペットボトルで、水がわりのように飲む場合は、カフェインの過剰摂取になります。

特に、心臓病などの持病を持っている人は、カフェインの量が致死量にいたらなくても、死亡リスクが高くなりますので、充分注意する必要があるでしょう。

カフェインの怖い副作用

カフェインの過剰摂取は、体と精神に様々な副作用を引き起こします。代表例を下記に紹介します。

1.自律神経が乱れる

カフェインが交感神経を刺激して、心拍数の増加や血圧の上昇を誘発します。カフェインの過剰摂取によりこの状態が日常化して体は常に興奮状態となるため、自律神経のバランスが崩れてきます。

肩こりや体のだるさ、疲労感や気分の落ち込みなどが症状として現れてきます。

2.睡眠障害

カフェインはそもそも眠気覚ましに利用されるくらいですから、過剰摂取すると体が興奮状態のままになり、不眠症や睡眠の質が低下するなどの睡眠障害がおこる事があります。

3.胃が荒れる

カフェインは胃液分泌を促進する働きがあるため、カフェインの過剰摂取で胃が荒れてしまう場合があります。放置すると胃痛や急性胃炎、胃潰瘍にも発展しますので、コーヒーなどを飲む時は、お腹が空腹にならないように注意しましょう。

4.不整脈がおきる場合がある

短時間に大量のカフェイン摂取をした場合に、カフェインの毒性により不整脈が発生する場合があり、最悪の場合は死亡する例もあります。

厄介なカフェイン依存症

カフェインには、副作用以外にも厄介な問題がります。それがカフェイン中毒による依存症です。カフェインは解熱鎮静作用や脳の覚醒作用などの働きがあり、医薬品として使用される場合もあります。

それゆえに薬物ほど深刻ではないにしろ、中毒性があるため時にはカフェイン依存症になる場合があります。とにかく日常定期に飲むコーヒーや紅茶、コーラなどのドリンクに含まれている為、知らないうちに依存症に陥ってしまう可能性があります。

カフェイン依存症はなぜ起こる

人間の脳内には、アデノシンとアデノシン受容体という2つの物質があります。この2つの物質が結合することにより人間は疲労を感じます。カフェインを摂取すると脳内に入ったカフェインはアデノシン受容体と結合してしまいます。

そのため、アデノシンと結合できなるため、疲労を感じにくくなります。私たちがカフェインを摂取すると元気が出て疲労を感じにくくなるのはそのためです。

しかし、カフェイン摂取を繰り返すと少量のカフェインでは効き目が薄くなるために、さらに脳が多くのカフェインを要求するようになります。これがカフェイン依存症です。カフェイン依存症になると、カフェインの過剰摂取に拍車がかかるのでとても危険です。

カフェイン依存症から脱却する

カフェイン依存症に陥った場合は、依存症から脱却するためにカフェインの摂取量を減らす必要があります。カフェイン中毒とはいっても、薬物中毒に比べればその依存性は低く、少しの意思力と工夫があれば依存症から脱却する事ができます。

ノンカフェイン飲料で脱却する

意志力だけで、脱カフェインすることもできないことはないと思いますが、現在、市販されているノンカフェイン飲料を利用すれば容易に脱カフェインが可能になると思います。

ノンカフェイン飲料を上手く利用して、徐々にカフェイン摂取量を減らしていき、カフェイン依存症から脱却していきましょう。

市販されているノンカフェイン飲料

  • ノンカフェインコーヒー
  • タンポポコーヒー
  • ハーブティー
  • ごぼう茶、そば茶、麦茶
  • 壮健美茶、十六茶など

カフェインの過剰摂取は体に良くないことは良く理解できましたが、カフェインはその適量を守りさえすれば、様々な効果で健康に良いとされています。コーヒーで言えば1日4杯以内です

皆さん、くれぐれもカフェインの過剰摂取には気をつけて、適量を守っていきましょう。

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