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静電気は不健康だと起きる!?意外な健康被害と静電気防止方法

ドアノブに触れてバチッ!手すりに触れてバチッ!寒い時期の風物詩とも言える静電気。誰にでも起こりうる事ですが、中には頻繁にこの静電気に悩まされている方もいる様です。

そういった方は自然放電が出来ない帯電体質になっていて、身体に様々な悪影響を与えてしまう事が懸念されています。

具体的には、なんとビタミンCやカルシウムの流出が早まったり、肩こりや腰痛、冷え性を起こす原因になっていたり!・・・結構、深刻ですよね?

静電気が起こるメカニズム、身体と健康との関係、静電気を溜め込まない身体のつくり方をご紹介します。静電気はもういや!という思いをしたくない人、必見です。

乾燥すると静電気は起きやすい!静電気が起きる仕組み

静電気は冬の乾燥した時期に多く発生します。そもそもなぜ静電気は発生するのでしょうか?

下敷きをこすって髪の毛を逆立てる遊びは、誰でも一度は経験したことがあるのではないでしょうか?この遊びはご存じの通り静電気の力を使った遊びです。

物と物が擦れると電子というマイナスの電気を帯びたものが移動します。マイナスの電子が移動すると残されたのはプラスの陽子が多い状態になります。

そこで、物はマイナスとプラスの両方のバランスを取りたいので、下敷きと髪の毛が引き付けあい、溜まったマイナスの電子を足りなくなった部分に供給しているのです。

静電気とは、発生したマイナスの電気が物質の中に留まるなどして自然放電できない状態にある時に、プラスの電気を帯びた身体で触れると電気が引きつけ合い、感電する事を言います。プラスとマイナスが逆の場合も、同様の事が起こります。

静電気は気温20℃以下、湿度20%以下の環境で起こりやすく、まさに日本の冬がそれにあたります。一般的に人間は自然放電をするため体内に電気を溜め込む事は少ないのですが、生活環境などが原因でうっかり溜め込んでしまうのです。

なぜ乾燥すると静電気が起きやすくなるの?

乾燥すると静電気が起きやすくなる理由は、湿度の水分にあります。

この湿度に含まれる水分はマイナスの電子を帯びやすいことが特徴です。そのため、湿度の水分は、服などで擦れて人体に溜まったプラスの陽子にマイナスの電子を供給し、静電気を防いでくれるのです。

空気が乾燥していると水分からのマイナスの電子の供給が無いため、金属などに触ると急激に電子が移動し、バチッとなるのです。

冬は空気中の水分が少ないうえに暖房などでさらに空気が乾燥するため、より静電気が起こりやすくなっているのです。

肌の乾燥やストレス、肥満まで!?健康と静電気は関係がある

ここまで説明してきた静電気ですが、溜めやすい人とそうでない人では健康にどのような差があるのでしょうか?

血液のドロドロが静電気を呼ぶ?

血液がドロドロの状態の人の身体にはマイナスイオンが不足している事がわかっています。人間の身体はイオンと呼ばれる電気を有する事で酸性とアルカリ性とのバランスを保っているのですが、ストレス等によってイオンのマイナスは失われやすく、酸性に傾いてしまいがちになります。

マイナスイオンが失われた身体はプラスの電気を纏うため、マイナスの電気を引きつけやすくなります。ドアノブなどの金属の電気はマイナスである事が多く、これに触れる事で電気が金属から身体に流れ、バチッという軽い痛みを覚える事になります。

肌が乾燥していると不健康?

静電気は、水分や乾燥が影響していると説明しましたね。このことを考えてみると「より乾燥している人は、静電気を帯びやすい」ということになります。

そういえば、お肌がぷるぷるな赤ちゃんは、静電気でバチッとなっているところをあまり見ませんよね?

肌が乾燥しているということは、体内の水分が不足していたり、肌に出てくるはずの油分が十分でなかったりすることが影響しています。

また、肌はもともと弱酸性でマイナスの電子を吸収しやすいようにできています。

しかし、疲れていたりストレスが溜まっていたりすると、肌はアルカリ性に傾いてくるので、うまくマイナス電子を吸収することが出来なくなります。

そのため静電気をためやすい方は、体内の水分や油分のコンディションが悪かったり、肌がアルカリ性に傾いているため健康でない状態と言えるでしょう。

体内でたくさん静電気が溜まる人はストレスも溜まっている?

また、乾燥だけでなく体内でも静電気は発生します。

静電気は物と物が擦れると発生すると説明しました。体内でも心臓が動いたり、筋肉を動かしたりすると微弱ながら静電気を発生させます。

ストレスが溜まっていると血圧が上がります。血圧が上がるということは心臓がたくさん動くということなので、自ずと静電気は普段の状態より溜まります。

また、緊張も筋肉が収縮するので、そこで多くの静電気が発生します。

ストレスや緊張する場面が多い人は、体内の静電気も多くなるのです。

肥満の人も体内に静電気を溜めやすい

脂肪は、電気を通さない絶縁体です。体内で発生した静電気は、脂肪が多い人だと外に逃げることができないため体内に溜まりがちになります。

体内に静電気が溜まりやすい人は、肥満とも関係があるのです。

静電気が原因で起こる健康被害もある

静電気はストレスや肥満、肌の乾燥で溜まりやすいというだけでなく、静電気が原因で起こる健康被害というものもあります。

静電気とは言っても、ちょっとバチッとするだけで気にする程の事では無いと考えていませんか?中には自分が静電気体質だと自慢する方もいるそうですが、実は考えているよりも深刻な問題が静電気によってあなたの身体にもたらされている可能性があります。

静電気でビタミンCやカルシウムなどの栄養素が減る!?

静電気を体内にたくさん溜めていると、ビタミンCの流出が早められてしまいます。それは体内に静電気が溜まると交感神経が刺激され、ビタミンCを多く消費してしまうためです。また、体内の静電気を放電する際に、カルシウムが流出します。

その量はなんと約20%とも言われています。

ビタミンCは体内に溜め込む事が出来ない栄養素のひとつ。ただでさえ毎日摂らなければならない所を、肌が荒れやすい冬に減らされてしまうのは女性ならずとも男性にとっても嫌なものですよね。

また病気に対する抵抗力が減少してしまうので、良い顔は出来ません。こららの栄養素が減りストレスや肌の状態の回復に影響し、また体内の静電気を溜めてしまうという悪循環になってしまわないようにしたいですね。

静電気でホコリを吸い寄せる!?

ふわふわした毛先に発生する静電気を利用して、ホコリを取るお掃除道具をよくCMで見ませんか?

静電気はホコリな小さなゴミを吸い寄せる性質があります。これは、体内に静電気が発生している人でも同じことが言え、たくさんのホコリやゴミを吸い寄せてしまうのです。

このホコリやゴミはハウスダストと呼ばれアレルギーの原因になり、鼻炎や皮膚炎、喘息を起こしてしまう可能性もあります。

また、これらの症状が無くとも、小さなゴミやホコリは肌に悪影響を与えるので、美容を気にする方には大敵ですね。

静電気は血流を悪くする!?

体内に溜まった静電気は、血液中の赤血球に影響します。

この赤血球はもともと少量の静電気を帯びているので、体内に静電気を溜めていると、赤血球の静電気を引き付けあい流れを悪くしてしまうのです。

血流は悪くなると、肩こりや冷え性の原因になる他、女性の方だと生理痛が酷くなったりします。

また、血流が悪いことで肌がくすんで見えたりもするので、できるだけ血流は良い方がいいですね。

静電気を溜めない具体的な方法は?湿度や服の素材に注意しよう

静電気を体内に溜めると良いことはあまりありません。そこで、どうすれば静電気を予防できるのか、その方法をご紹介します。

静電気を溜めない方法:加湿する

静電気は湿度が高いと発生を予防できます。加湿器などで部屋の湿度を上げるのも良いですが、加湿器が無い場合は洗濯物を室内で干すだけで湿度は上がります。

特に起きた時に喉がカラカラしていたり痛かったりする場合は、就寝前に洗濯し室内に干すことで解消されますよ。

静電気を溜めない方法:着るものを工夫する

洋服には様々な素材が使われています。素材の組み合わせで静電気が発生しやすかったりするので、考慮してみると静電気の発生を抑えられます。

プラスの電気を帯びやすい素材とマイナスの電気を帯びやすい素材を組み合わせると、静電気が発生しやすくなります。

静電気が起こりやすい繊維の種類

洋服の素材は、上の表であまり離れていない素材を選ぶと静電気が起きにくいのです。例えば、レーヨンのブラウスを着たらアクリルのセーターを着るより、ウールのセーターを着た方が静電気は起きにくいですよ。

静電気を溜めない方法:ストレスと肥満を避ける生活習慣に

ストレスや緊張により体内の静電気は溜まるので、ストレスを溜めないような生活を送ることも静電気を溜めないためには重要です。

脂肪も絶縁体です。あまり脂肪をため込むと体内の静電気を逃がすことができないので、脂肪を減らすことも大切です。

また静電気を溜めやすくなってしまう原因として紹介したドロドロ血液の要因、マイナスイオンは、食事によって補給する事が出来ます。ミネラルウォーターが手軽でお勧めですが、緑黄色野菜や海草類などの食材を意識してとる事を心がけましょう。

精神面で疲れた時には、マイナスイオンが発生しやすい噴水や滝を見に行くなどしてリフレッシュしてみるのも良いかもしれませんね。

これらのことは、他の病気の予防にもなるので、心掛けていきたいものです。

静電気は昔は話題に上がらなかった?大地と離れた生活の代償

静電気は、金属に触ったりするとバチッとなるというイメージがありますよね。

私の記憶を遡ってみると、静電気対策グッズはここ数十年で沢山出てきたように思います。

もともと静電気は土や植物に触ることで放電されバチッとなりません。それは土や植物が人に溜まった静電気を穏やかに放電してくれるためです。

また土や植物だけでなく、木造の物が少なくなったことも影響しています。家も木造よりも鉄筋の物が増えたことで、静電気を放電する機会が減ってしまったのです。

土や植物と触れる機会が少なく、マイナスの電子を溜めやすい金属に触れることでバチッとなる現在は、自分で対策するしかないのです。

しかし、今回紹介したように、工夫次第で静電気は体内に溜めることなく生活できます。静電気を溜めずに生活することで、ストレスレスに、健康に過ごしましょう。

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