健康生活TOP 体調不良 頭痛や肌荒れ…季節の変わり目の体調不良の原因と具体的な改善法

頭痛や肌荒れ…季節の変わり目の体調不良の原因と具体的な改善法

shutterstock_2254041012

あなたは季節の変わり目に、頭痛、怠惰感、肌荒れなど、なんとなく調子が悪いな…と感じることはありませんか?中には辛い頭痛に悩んでいるという方も少なくないと思います。

頭痛や肌荒れなどのいや~な不調が起こるのはなぜなのでしょうか?それは気温の変化が大きくなることが関係してるのです。

今回は気温の変化によって体に起こる様々な不調の原因と、その予防法や対策をみていきましょう。

季節の変わり目とはいつ?体調を崩しやすい時期

「季節の変わり目」と言われても、ぼんやりと体感する程度かもしれません。

気象庁による季節の区分は

  • 春・・・3~5月
  • 夏・・・6~8月
  • 秋・・・9~11月
  • 冬・・・12~2月

とされていますが、かといって5月から6月に入るころが季節の変わり目だというわけではありません。

季節の変わり目とは、1ヶ月の間に4~5度以上の気温の変化がある時期を示します。また、1日の間に5度以上の気温の変化が有る場合にも注意が必要です。

気温5,15

このように、2015年の9月5日は一番高いものと一番低いものとでは6度の差があり、15日では6.6度もの差がみられたのです。朝と夜の気温差が激しく、差が大きい時には10度以上も温度差がある場合もあります。

人の体はこういった激しい気温の変化についていけず、様々な不調を起こしてしまうのです。

朝に見る天気予報でも、「気温の変化が大きいので、体調管理にご注意くださいね」というフレーズを聞いたことがあると思います。

では、具体的に”気温の変化についていけない”とはどういうことなのでしょうか?実は気温の変化によって血管が拡張したり、自律神経が乱れることでさまざまな不調が起こっていたのです。

気温の変化で引き起こされる主な不調について見ていきましょう。

なぜか多くの人が体感している季節の変わり目に起こる体調不良

とくに季節の変わり目に起こる不調としては、以下のものが多くあるでしょう。

  • 頭痛・めまい
  • 肌荒れ
  • だるい・疲れやすい
  • 不眠気味

こういった症状はなぜ出てきてしまうのか?ひとつひとつ原因と対策を見てみましょう。

頭痛やめまいの原因は気温の変化やストレス!あなたの頭痛はどれ?

6442

一般的に頭痛と呼ばれる症状には、主に以下の3種類があります。

  • 片頭痛・・・脳の血管が拡張し起こる。片側だけがズキンズキンと痛む。
  • 緊張型頭痛・・・ストレスなどで自律神経が乱れ起こる。キーンという痛み。
  • 群発頭痛・・・原因は解明されていない。目の奥に激痛が起こる。

温かいところから寒いところへ、逆に寒いところから温かいところへ移動すると、私たちの血管は順応しようとして拡張します。この拡張が神経に影響してしまい、頭痛やめまいが起こるのが片頭痛です。

また季節の変わり目には卒業や入学、引っ越し、人事異動などが多い時期ですので、緊張を強いられて緊張型頭痛を起こしてしまう人が多いのです。

偏頭痛は動くと悪化する!楽にして休もう

  • 頭の片側だけが痛む
  • ズキンズキンと脈打つように痛む
  • 吐き気やめまい、耳鳴りを伴う場合もある
  • 運動したときに痛みが出る
  • 入浴したときに痛みが出る

という場合は片頭痛の可能性が高いですので、痛みが起きたら、できるだけ暗所で安静にしましょう。

楽な姿勢になるだけでかなり改善されますので、できる限り体を動かさず、ゆったりと休んでください。

また季節に関係なく、目に強い刺激を受けた時も頭痛を起こす場合があります。これは目に入った光に刺激され血管が拡張するからです。

夏は特に紫外線が強いので、日差しが強いと感じる日などはサングラスや帽子で対策をしましょう。

同様にお酒などのアルコール類は血管を拡張させる効果がありますので、これも頭痛の原因になります。季節の変わり目に頭痛を感じる方は、この時期はお酒を控えるか量を少なくすることも頭痛予防の手段のひとつです。

緊張性頭痛は体を温めて治そう

  • 頭全体あるいは後頭部が締め付けられるように痛む
  • 吐き気があるが吐けない
  • ふわふわとしためまいを伴う場合もある

という場合は片頭痛の可能性が高いです。

緊張性頭痛の対策は頭、体を温めることです。とくに有効なのはぬるま湯(38~40度ほど)にゆっくりとつかること。ゆっくりと体と頭を温めることで血流を促しましょう。

温めることには、脳を包む筋肉のこわばりをゆるめてくれる、自律神経を整えてくれる、という効果もありますので、ストレスを多く抱えている方にはより効果的ですよ。シャワーで済まさず、一日の終わりには是非ぬるま湯のお風呂につかってください。

群発頭痛かな?と思ったら病院へ

季節の変わり目にももちろん起こる群発性頭痛ですが、残念ながらこの頭痛の原因はいまだハッキリと解明されていません。

  • 片目の奥の方がギリギリとえぐられるように痛む
  • 目の充血や鼻水、発汗を伴う場合もある
  • 睡眠中にも痛みが起こる

といった症状がある場合は群発頭痛の可能性が高いです。

1日のうちに数回起こり、10分から長くて3時間も痛みが続く場合もあります。このような症状が1ヶ月以上続く場合は、急いで病院へ行きましょう。(とても痛いので我慢も難しいと思いますが・・・)

  • 頭痛外来
  • 脳神経外科
  • 神経内科

などで酸素吸入法や薬物療法を中心とした治療を受けられます。

働きざかりの男性に多い症状とされていましたが、最近では生活習慣の乱れや、男性と同じように働く女性が増えたことから、女性の患者も増加傾向にあるようです。

どうにかしたい肌荒れ!逆に集中ケアすべき季節がある

shutterstock_698560332

季節の変わり目に肌荒れを起こしてしまう原因は、自律神経の乱れにあります。

自律神経には交感神経と副交感神経というものがあり、お互いにバランス良く作用しながら体をささえています。

交感神経は体を行動させる、アクセルのような神経です。逆に副交感神経は体を休ませる、いわばブレーキのような働きをします。

よく寝る前にパソコンやスマホをさわっていはいけない!と言われますが、それはそれらのディスプレイから発するブルーライトが交感神経に影響して、睡眠のために必要な副交感神経を抑え込んでしまうことによって、上質な睡眠がとれないためなのです。

このように生活するうえでとても重要な自律神経は、気温の変化に対応して体温や代謝を調節する働きもしてくれています。

季節の変わり目では気温の変化の幅が大きいので、それに合わそうとして自律神経が乱れてしまうのです。

自律神経が乱れると、汗の分泌量と、肌の内外の油分の量がうまくコントロールされないという障害がうまれます。

上手く発汗できなかったり、必要以上に発汗してしまったり。油ぎってテカってしまったり、反対に油分が足りず皮がめくれてしまったり・・・。ニキビや乾燥肌といった肌のトラブルを起こしてしまうのです。

女性はとくに、自律神経の乱れはそのままホルモンバランスの乱れにつながり、生理不順を起こしてしまうこともあります。

肌荒れを治すには適度な油分と正しいケアが必要

ダイエットで油分を制限している人は注意が必要です。油分が十分でないと、体内のコレステロール値が低くなりホルモンの分泌が抑えられてしまいます。これは肌荒れや生理不順の原因になるので、適量の油分は必要です。

最近では良質のオリーブオイルもたくさんの種類を手にできますので、エクストラバージンオイルなどを1日20mlほど毎日摂取することをおすすめします。

春から夏に変わるころは、肌がべたついているように感じるかもしれません。しかし、表面はべたついていても肌の内側は乾燥していることが多いのです。通常よりも多めに乳液をつけたり、コットンパックで保湿してあげましょう。

自律神経が乱れると、普段の化粧品でも刺激を感じて肌荒れを起こしてしまうことがあります。気候の変化を感じるころから、敏感肌用の基礎化粧品にかえてみましょう。

基礎化粧品とは、洗顔料や化粧水、乳液などのことです。ここで簡単にできる、低刺激化粧水の作り方をご紹介します。

手作り低刺激化粧水の作り方

用意するもの

  • 精製水
  • グリセリン(角質をやわらかくする効果があります)
  • ボールや瓶(混ぜるときに使う)
  • 計量スプーン(小さじ)
  • 化粧水を入れるボトル

使用する前に必要な道具を煮沸消毒しておきます。すべてがしっかり浸かる量の水を入れ、90℃以上の温度で5分間以上熱してください。

DSC_96362

  • グリセリンを小さじ1(5ml)、ボールや瓶に入れる
  • 精製水を100mlしずかに加え、しっかりとかき混ぜれば完成です

精製水には防腐剤などが一切入っていないため、必ず冷蔵庫で保存して1~2週間のうちに必ず使い切ってください。顔だけでなく首、腕や脚にもバシャバシャと使ってあげてくださいね。

他にも+してみてほしい成分

  • 尿素(100mlに小さじ2/3)・・・保湿効果が高まる
  • クエン酸(100mlに耳かき1杯ほど)・・・毛穴を引き締める、ターンオーバーの促進 ※弱酸性になります
  • ヒアルロン酸(100mlに1g)・・・乾燥やたるみを抑える

またオーガニックや低刺激の化粧水も安価で手に入りますよ。自分に合う化粧水をさがして、肌荒れを起こしやすい季節の変わり目を乗り切りましょう!

夏から秋に変わるころは肌細胞の活動が活発な時期であり、肌の環境が整ってくる時期です。つまり、肌の手入れをする時期としてはもってこいなのです!

夏に受けた紫外線ダメージなどをケアするために、また乾燥が厳しい冬にむけて、このころにはより気合いを入れて、集中してお肌のケアをしてあげましょう。

疲労を回復してくれる栄養を摂ろう!元気は健康的な食事から

572

自律神経が肌に深く関係してくることはお分かりいただけたと思いますが、自律神経の働きはそれだけにとどまりません。

なんと自律神経は私たちが生きるのに必要不可欠な、呼吸、血液の循環、消化吸収器官の働きまでもコントロールしてしまうのです。

人は緊張し体がこわばった状態になると、自律神経のアクセル役である交感神経が優位になります。このとき呼吸が浅くなり、顕著な人では胃が痛くなるという場合も。このように自律神経は体に大きく影響しています。

季節の変わり目には自律神経が乱れ、交感神経と副交感神経のスイッチがうまくできなくなってしまいます。そうすると人が休まるための副交感神経がうまく働かず、常にアクセルがきいた状態になってしまいます。

疲れやすい、疲れがなかなかとれないという症状は、こうした自律神経の暴走が原因なのです。

疲れ対策には、まずはしっかりと栄養のあるものを食べましょう。言わずもがな、食事は健康への第一歩ですよ。

  • タンパク質・・・ヒレ肉(牛、豚)、魚(サバ、サケ、マグロ赤身)、卵
  • ビタミンC・・・柿、ブロッコリー、赤ピーマン、柑橘系の果物
  • ビタミンB群・・・豚肉(ヒレ、もも、レバー)、サバなどの魚
  • 鉄分・・・レバー(豚、鶏)、あさり、ひじき

などを意識して食事に取り入れましょう。そこで、誰でも簡単にできる栄養満点レシピをご紹介します。

栄養たっぶり豚肉とオクラの和風パスタ

DSC_9635のコピー2

<材料(2人分)>

  • 豚肉(ももやロースがおすすめ) 100g
  • オクラ 5本ほど
  • トマト 1個
  • パスタ 2束(200g)
  • ポン酢 大さじ4
  • 塩コショウ 少々
  • 醤油 少々
  • オリーブオイル 適量
  • にんにく(チューブでOK) 少々

<作り方>

  1. にんにくを熱したオリーブオイルでかるく炒め、大き目のボールにすべての調味料と一緒に入れて混ぜる。
  2. トマトを適当な大きさに切り、オクラと豚肉は茹でて、すべて①のボールに入れておく。
  3. 茹でたパスタの湯をよく切り、ボールに入れてよく和えます。

ポン酢自体に塩気があるので、塩は少ないかな?と感じる程度でOKです。最後に青ジソや白ゴマをふりかけてもグッドですよ。

活動するのに必要なエネルギーをしっかり摂っておけば、人はそれらを利用するために体を正常な状態へ戻そうとします。疲れているからと食事をおろそかにしてしまっては、ずっと疲れはとれません。食事にはできるだけ力を入れるように意識してくださいね。

不眠も自律神経の乱れのせい!副交感神経をうまく働かせるには?

shutterstock_1094073142

季節の変わり目で自律神経が乱れ交感神経と副交感神経のスイッチがうまく行われないと、体の活動する、休まるのメリハリが曖昧になってしまいます。

こういった時期に不眠気味になってしまうのは、寝るべき時間にまだ交感神経が強く働いていて、体を休めるための副交感神経が優位になれない状態から起こるのです。

ぐっすり眠るためにも、どうすればうまく副交感神経を働かせてあげられるのでしょうか。

ぐっすり眠るために知っておきたいこと、やっておきたいこと

寝る前にはテレビ、パソコン、携帯電話の液晶は見ないようにしましょう。ブルーライトの影響で自律神経が乱れ、良質な睡眠が得られません。

食事は寝る3時間前、入浴は2時間前までに済ませておきましょう。

胃が食べ物を消化する際は交感神経が活発になります。時間にして2~3時間が必要なので、胃に負担をかけないために、そして交感神経を落ち着かせるために寝る直前に食事をするのは避けましょう。

私たちの体は、深部の体温が下がると眠くなるようにできています。雪山で遭難し「寝るな!寝たら死ぬぞ!」というシチュエーションでは、この深部体温が下がることで眠くなっている状態です。

入浴後でポカポカしているのはこの深部体温も高い状態で、体は覚醒状態にあり交感神経が優位になっています。これでは睡眠をとる態勢へうまくシフトチェンジできません。入浴は寝る2時間前までに済ませ、ゆっくりと深部体温を下げて体を休ませる状態へもっていきましょう。

1時間前ほどから部屋の照明を少し暗くして過ごしましょう。真っ暗にする必要はありませんが、はじめは暗いなぁと感じるくらいに落としてください。交感神経が抑えられ、副交感神経が優位になり、体が寝る準備をしてくれます。

自律神経の関係とは少し離れてしまいますが、良質な睡眠をとるために、寝る部屋の温度というのは非常に重要なポイントです。

寝る部屋の温度が高すぎると、ノンレム睡眠がうまくとれません。これにより寝付けない、覚醒回数が多い、といった”よく眠れない”状態になってしまいます。

逆に温度が低いと、レム睡眠がうまくとれずうまく目覚めれらないようになってしまい、2度寝をしたり、起きるときに異常にだるく感じたりという障害がおこります。

部屋の温度は冬なら15~21、夏なら25~28℃、湿度はともに50~60%がベストです。できればエアコンで温度と湿度を管理してくださいね。

外出時は脱ぎ着できるスタイルで!気温の変化に負けない体をつくろう

shutterstock_187284362 (2)

気温の変化が激しい時期には、体温調節しやすい服装が鉄則です。あたりまえのことですが、外出時は重ね着スタイルででかけましょう。暑くなったら脱ぐ、寒くなったら着る、というふうにできるような、上着やストールなどで調節できる格好です。

日中は適温でも、夜になると急に冷え込んでくるということがありますので、夜用に厚手の上着を持ち歩くといいですね。

夏から秋にかわるころには、カフェやレストランではまだ冷房がきいていることもありますので、脱ぎ着できるものがあるとここでも便利です。オフィスの温度管理が好きにできない場合にも同様です。

なんとなく続く体の不調というのははっきりと「病気だ!」と判断できませんし、ゆううつなものですよね。我慢すれば気温が落ち着いてきて体も慣れ安定するかもしれませんが、不快な不調は起こさない、感じないに限ります。

食事、お風呂、睡眠のような毎日おこなう行為で、少し意識するだけで改善、予防することが可能ですので、是非実践してくださいね。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る