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顔面、まぶた、目の下がぴくぴく痙攣するのは病気?原因と対処法

目が痛い女性

急にまぶたがピクピク痙攣し始めた!そんな経験がある人も多いのではないでしょうか。

一日に何度も繰り返し痙攣が起きるという人は、何か重大な病気なのではないかと不安な日々を送っていることと思います。症状がなくなれば忘れてしまうかもしれませんが、ピクピクしている時は本当に不安ですよね。

ではなぜまぶたや目の下、顔面の痙攣は起きるのでしょうか。原因や対処法を紹介します。

顔のピクピクの原因は「眼瞼ミオキミア」

顔の痙攣。あなたはどんな場所に起こりますか?ほとんどの人が「まぶた」や「目の下」と答えます。しかも「片方だけ」という人がほとんど。目の周りのピクピクは多くの人が悩んでいる症状です。

この目の周りに現れるピクピク。多くの場合が「眼瞼(がんけん)ミオキミア」です。聞き慣れない病名にドキッとしてしまった人もいるかもしれませんが、誰にでも起こりやすい軽症の病気です。

眼瞼ミオキミアはストレスが原因で発症する

眼瞼ミオキミアの原因はずばり、ストレスや疲れです。

最近ちょっとお疲れ気味ではないですか?ストレスを溜めこんでいませんか?バランスの良い食事をしていますか?PCやスマホばかりしていませんか?よく眠れていますか?

現代社会ではストレスを感じずに生活することは難しいかもしれません。またPCやスマホなどをまったく使用しないということも困難です。しかしストレスや疲れを溜めないことが眼瞼ミオキミアの一番の改善法です!

コーヒーも眼瞼ミオキミアの原因!?

ストレスや疲れが原因の眼瞼ミオキミアですが、実はカフェインの刺激が症状を悪化させることもあります。

まぶたや目の下がピクピクするときには、コーヒーや紅茶、エナジードリンクなどは一時的にやめておいたほうがベターです。最近はカフェインレスのドリンクもいろいろなものが出ていますので代用することをおすすめします。

脳の病気が原因であることはごくわずか

目の周りや顔がピクピクと痙攣すると、「脳の病気なのではないか?」「神経の異常ではないか?」と重大な病気の想像ばかりしてしまいます。

先ほども言った通り、眼の周りのピクピクはほとんどの場合が眼瞼ミオキミアです。ただしごく稀に深刻な病気なこともありますので、痙攣が続いたり症状が広範囲に広がったりした場合は、医療機関を受診しましょう。

何度も言いますが、眼瞼ミオキミアの一番の原因は疲れやストレス。

スポーツや趣味などの時間を持ち、ストレスを発散させるように努力しましょう。ウォーキングやストレッチなどの適度な運動をすることもオススメです。カラダも心も健康になることで眼瞼ミオキミアによる顔のピクピクは解消します!

両目がピクピクする場合は「眼瞼痙攣」かも

両目に痙攣の症状がでるのが「眼瞼痙攣(がんけんけいれん)」。しかし片目しか症状が表れないこともあるので、眼瞼ミオキミアと間違えやすい病気のひとつです。

一見しただけではわからないような軽症な例を含めると、日本には30~50万人以上の患者がいるとも言われている「眼瞼痙攣」。

重症の場合はまったく目を開けていられず、視力があっても失明のような状態になることも。そこまでの重症例は稀ですが、痛みや不快感、異常にまぶしく感じたりすることもあります。

眼瞼ミオキミアは数日で症状が治まることが多いですが、眼瞼痙攣の場合はなかなか症状が治まりません。長く症状が続く場合は「眼瞼痙攣」かもしれません。

眼瞼痙攣は自然治癒しない

眼瞼痙攣の原因は実はハッキリと解明されておらずさまざまな原因が挙げられています。

  • 結膜炎などの眼の病気が刺激を与えたことで発症した
  • 大脳の一部が機能障害を起こしている
  • 抗うつ薬や睡眠導入薬など別の病気の薬が引き金となって発症した
  • ストレスや疲れ
  • 体質・・・など

眼瞼痙攣は根本的な治療がなく、自然に治ることはありません。

眼瞼痙攣で主流な治療法は「ボツリヌス療法」

眼瞼痙攣は原因がハッキリせず根本的に病気を治すことはできません。症状を抑えるために筋肉の動きを弱める筋弛緩薬や気持ちや緊張をやわらげる向精神薬や抗不安薬などを使用することもありますが、現在もっとも用いられている治療法は「ボツリヌス療法」です。

ボツリヌス菌という細菌がつくり出すボツリヌス毒素を目の周囲の皮膚に注射します。すると神経から筋肉への命令が伝わらなくなり筋肉が一時的に麻痺します。余計な動きをしない、つまり痙攣しなくなります。

ただし効果は3~4ヶ月ほどで徐々に消失していきます。注射の効果がなくなれば再び注射をします。健康な人であればごく少量なので副作用はほとんどありません。

眼瞼痙攣と間違えやすい「ドライアイ」と「眼部チック」

眼瞼痙攣のようにピクピクと痙攣するだけではなく痛みや不快感を伴うことがあるため、眼瞼痙攣と間違えやすい病気が「ドライアイ」と「眼部チック」です。

悩んでいる人がとても多い「ドライアイ」

眼が乾いたり眼が疲れやすくなるドライアイ。ひどい人は頭痛を伴うことも。

コンタクトレンズを使用している人や、エアコンによる乾燥、またPCやスマホの使用もドライアイの原因です。ドライアイに悩む人は2,200万人ともいわれています。

ドライアイはできるだけ眼に潤いを与えることが大切なので、眼が乾きやすいという人は目薬を使用しましょう。ドライアイは涙点プラグによる治療も効果的です。

涙点プラグとは
アッカンベーをしたときに見える穴を涙点といいます。実は上下にあるこの涙点は涙の逃げ道。涙点をとても小さなプラグ(栓)で塞ぐことで涙をためドライアイを緩和する治療法。

点眼麻酔をしてから涙点の大きさを測りプラグを挿入するので傷みもなく、測定から挿入まで数分で終了。その後普通に生活でき、取り外したり再挿入することもできます。費用も保険が適用されるので片目あたり3,000~5,000円ほど。

涙点と涙点閉鎖プラグを挿入した涙点の写真

目の周りにだけ症状が現れるチック症「眼部チック」

自分の意志に反して体の一部が勝手に動いてしまう症状「チック症」。まばたきが多くなったり首を振ったり、顔をしかめたりする症状が多いですが、目の周りにだけ症状が現れる人もいます。これが眼部チックです。

子どもが発症しやすい「チック症」。しかし大人になってから発症する人もいます。自分の意志で動くわけではないので不快感があり、眼瞼痙攣と間違うこともあります。

原因は正式にはわかっていませんが、脳の一部の異常と心の問題が絡み合っていると考えられています。精神的な不安を取り除くこと、それがチック症の改善法といえます。チック症は自然治癒することもありますので、あまり神経質にならないほうが良いでしょう。

眼瞼ミオキミアでも眼瞼痙攣でもなさそうなら「顔面痙攣」かも

上記の症状とはちょっと違うかも・・・という人は顔面痙攣かもしれません。

顔面痙攣は眼瞼ミオキミアや眼瞼痙攣のようにまずはまぶたから始まります。そこから頬や口など顔面に広がっていきます。重症になると顔が歪んでしまうことも。長時間痙攣が続くと顔面麻痺がみられることもあります。

顔面痙攣は人と話をしたり緊張したりすると強く症状がでることもありますが、主な原因は、血管が顔面神経を圧迫すること。生命にかかわるものではないですが、稀に腫瘍が圧迫していることもあるので検査が必要です。

疲れ目・眼精疲労にならないためのオススメ予防法

目が疲れた、目が痛いといった症状が出たときに、休憩すれば治るものが「疲れ目」。

休息しても症状が続く重い症状が「眼精疲労」です。眼精疲労になると、目の痛み以外にも、まぶしく感じたり充血したりすることもあり、さらに肩こりや頭痛、吐き気、めまいなどを感じるほどの人もいます。疲れ目がひどくなり、眼精疲労にならないように注意しましょう。

目の疲れや眼精疲労から眼瞼ミオキミアの症状である目の周りのピクピクが現れます。日ごろから対策をとることがとても大切です。

目の疲れを溜めないためにまずやるべき2つのこと

パソコンやスマホ、読書など集中して一点を見つめる時は、できるだけ30分ごとにほんの30秒ほど画面から目をそらして休息を取りましょう。その際はできるだけ遠くの方を見るようにするといいですよ。

そしてPCモニターを適切な明るさにすることも大事です。モニターの横にコピー用紙などの白い紙を並べ、できるだけ色の差がないようにPCの明るさを調整します。部屋が暗すぎたり明るすぎるのも疲れ目の原因に!

パソコンやスマホをよく使う人におすすすめ!ブルーライト対策グッズ

最近は使用している人も多い「PC眼鏡」。パソコンやスマホなどのLEDディスプレイから発せられるブルーライトをカットして眼精疲労を軽減してくれるメガネです。各社から販売されていて、ブルーライトカット率もさまざま。自分の使い方に合わせたものを選びましょう。

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鼻に眼鏡の跡がつくのがイヤ!という人にはこんな「ブルーライトカット液晶保護フィルム」もあります。ブルーライトカットだけでなく照明などの画面への反射も防止してくれるので、目への負担が軽減されます。

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目が疲れたらやってみて!疲れ目が解消する運動とツボ押し

できるだけ目を酷使しないことが目へのストレス軽減です。でも仕事や学業の関係でそうはいかないという人も多いですよね。目がストレスを感じてピクピク痙攣する前に、ぜひいろいろなケアをしてあげましょう。

とっても気持ちいい!目の体操をしてみよう

眼球を動かしたりまぶたを動かすと、目がスッキリしてリフレッシュできます。コンタクトをしている人はできるだけ外してから行ってください!

  • 左右交互にウインクをする。リズミカルに10~20回ぐらいを目安にやってみよう!
  • 目をギュッとつぶってパッと開く。これを5回くらい。
  • 上→右→下→左と眼球をゆっくり2~3周回したら、今度は反対回し。
  • 目を閉じた状態でも、上と同じように眼球を動かす。

これらの方法をいろいろと組み合わせてやってみてください。

疲れ目改善のツボを押してみよう

目が疲れたとき、目頭の部分をつまむような仕草をする人がいますよね。あれは知らず知らずのうちに気持ちのいいツボを押しているのです。目の疲れを解消するツボを知って、目が疲れたなと感じたら押してみてください。

その際は気持ち良いと感じるくらいの強さで。絶対に強すぎる刺激を与えないように気を付けてください。

そして基本はツボに対して垂直に押します。爪が当たらないように指の腹でゆっくり2~3秒、5回程度押してくださいね。

疲れ目を改善する目のツボ4つ清明太陽承泣攅竹

【清明】せいめい
一番よく知られる目の疲れを癒してくれるツボ。目頭の少し上のくぼんだ部分が「清明」です。
【太陽】たいよう
眉尻と目じりの間の少し外側、俗にいう「こめかみ」の部分です。中指で優しく押しましょう。
【承泣】しょうきゅう
目の下の骨の端にあるツボです。人差し指・中指・薬指の3本で優しく押してみてください。
【攅竹】さんちく
眉頭にあるツボ。目の疲れの他、頭痛の緩和のツボでもあります。

ストレスフリーな生活こそが目の周りのピクピク解消につながる

現代を生きる私たちにとって、ストレスを感じずに生活することやPCやスマホを使わないことはなかなか難しいですよね。

そんな時代だからこそ、いかにストレスを感じないようにするか、ストレスを発散するかがとても重要なことです。スポーツをしたり好きなことを楽しむ時間を持つことで、まぶたや目の下のピクピクは改善されるでしょう。

そしてグッズを使用したり、目の体操やツボ押しをして目への負担をできるだけ軽減してあげることで痙攣の解消だけでなく、リフレッシュにつながり仕事の効率もアップするのでは!?ぜひ試してみてくださいね。

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