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その症状は風邪のひきはじめ?似た症状がでる病気を見極めるには

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風邪はまさに寒い時であれ暑い時であれ、誰もがかかる可能性がある病気です。

単なる風邪である限りは回復する事がある程度見込まれていて、病気の範囲に入るのかと思える程多くの場合大した症状ではありません。

しかし、そんな風邪の初期症状だと思っていたのに思わぬ大きな病気だった…!なんてこともあり得ます。中には命に関わることも!

そんな病気と風のひきはじめの症状を見極めるためにはどうすればいいのでしょうか?

「風邪は万病の元」は間違い!風邪のひきはじめの症状と病気の症状

女性不調イラスト

日常生活の中で「心配いらないわ。ただの風邪よ」「いや。風邪を軽く考えてはいけないよ。もっと大事にしないと…暖かくして早めに寝るんだよ」という類の会話をよく経験されていませんか?

そして大抵の場合この会話の次に来るのが、「風邪は万病の元だからね」ということわざになるものです。

「風邪という病気にかかるとあらゆる病気に発展する危険性がある」というものですが、かなり多くの方々が「風邪を悪化させると、他の様々な病気に移行してしまう」と、本気で信じ込んでいらっしゃるのではないでしょうか?

それは言い換えれば、「あのクシャミや咳が始まった時にはまだ単なる風邪だったのだから、その時すぐに内科を受診しておけば風邪のうちに完治させられたのに…」という、後悔をする際に表れる認識に他ならないのです。

しかしそれは間違いです!何故なら、その風邪と思い込んでいた症状こそが、意外にも他の病気の初期症状だったのかも知れないからです。

つまり、風邪のひきはじめの症状は様々な病気の初期症状に似ている、こんな簡単なことだったのです。

それでは、風邪の症状に酷似しているとされるあらゆる病気の初期症状とは、具体的にはどんな症状なのでしょうか?代表的な病を例に挙げて、実際の症状を調べてみましょう。

風邪と似た症状がでる病気1:癌

筆頭と言えるのが癌です。体内に癌が発生している時、人間の身体には以下の症状が出現します。

癌の初期症状

  • 微熱
  • 疲労感
  • 声枯れ
  • 体調不良

いかがでしょう?どう見ても「何、こんなの、単なる風邪だよ」と放置を決め込みたくなる程、どこから見てもお馴染みの風邪ではありませんか!

勿論、癌の症状は以上の4つだけではありません。

  • 体重の減少
  • 皮膚疾患
  • 口腔内の白斑
  • 血便や血尿
  • 痛み

等も癌の初期症状として挙げられます。

しかしこれ等の症状は明らかに風邪とは違いますから、どんな人でもこれは普通ではないと直感する筈で、まさか風邪とは勘違いしないでしょう。

風邪と似た症状がでる病気2:エイズ

次にエイズです。この病気の初期症状は以下の通り、やはり風邪の症状とソックリです。

  • 発熱
  • 喉の痛み
  • 頭痛
  • 疲労感
  • リンパ節や筋肉の痛み
  • 夜間の発汗

勿論エイズも癌と同様に、どう考えても風邪との混同は有り得ない

  • 体重の減少
  • 皮膚発疹
  • 口中ヘルペス

といった症状があります。

それにしても発汗だなんて、医師でも何でもない我々一般人の経験からすると、風邪からの快復を象徴する喜ばしい現象以外の何物でもありませんよね。

「風邪をひいたら暖かい寝具で早目に就寝しましょう。思い切り汗をかいたら風邪なんて簡単に治りますよ」という声かけ、誰だって日常的に励行している筈です。

他にもある風邪に酷似する症状が出る病気

言うまでもなく風邪と酷似した症状を現す病気は、何も癌やエイズ等の深刻な病だけではありません。

  • エイズ
  • 急性肝炎
  • 溶連菌感染症
  • 肺炎
  • 肺結核
  • 肺癌
  • 麻疹
  • 風疹
  • 中耳炎
  • 膠原病
  • 花粉症
  • 腰痛
  • 咽頭の病気
  • 腎臓の病気
  • 肝臓の病気
  • 心臓の病気
  • ヒステリー球
  • 妊娠

勿論、最後の妊娠だけは厳密には病気でありませんが、身体が正常な状態にはない意味では、妊娠とて油断は禁物と自戒すべきです。

それにしても、思いつくまま書き始めた段階で早くもこんなにも多くの病名が挙がってしまうのですね。

この様に、風邪に酷似した症状を現す病気がいかに多いか、その事実を知れば知る程、「風邪が万病の元」等と誤解して語られるのも、まさに納得出来るではありませんか。

他の病気か風邪かの判断は?ズバリ一週間以上の風邪は他病を疑え!

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でもだからと言って、風邪をひく都度いちいち医療機関で本格的な検査を受けていては、身体が幾つあっても足りませんよね?

何しろ、一年間の冬にひく風邪が一回だけだったなんて、そんな例はあまりないのではありませんか?特に寒い時期になると、公共の乗り物に乗るだけであちこちからゴホゴホという咳が聞こえて来る位で、治ってはうつされ治ってはうつされ…を繰り返してしまいがちです。

他病を疑う時は、「風邪の症状が長引く場合」これに限ります。では、通常の風邪の期間とはどの程度になるのでしょうか?

一般的な傾向としては、医師の診察を受けた日が風邪の期間の中の折り返し点にあたり、医師にかからない場合には、市販の風邪薬を飲み始めた日がその折り返し地点になるというものがあります。

そして、寒気や咳、鼻水の風邪の症状が出はじめた日を起算日と考えます。

起算日から折り返し日迄の日数が分かりますから、結局のところそれと同じだけの日数が経過した後に風邪が完治する、という事がこれで分かるのです。

従って、一般的にみると風邪の症状を現してから三日目位で市販薬か受診か何らかの処置をしますから、風邪が完全に治る迄にはもう三日程度が必要になる、ということになります。

その結果、風邪の場合は発病してから完治する迄に六日間程度を要する、という事が分かりますが、六日では少ない感もありますので、折り返し点に一日足しキリの良い一週間としましょう。

と言う事は、風邪の症状が一週間前後で、自然に終息する様子もなく果てしなく続く場合には、思い切って風邪以外の病気を疑い、早目に検査を受ける必要がある、というのが結論になります。つまりこういうことです。

  • 一週間以内に症状がおさまった→風邪だった
  • 一週間以上たっても症状が続く、あるいは悪化している→風邪以外の病気→要検査

ただインフルエンザの場合には、一週間では済まずそれ以上の期間を要するので注意が必要です。

空振りでも検査は受けるべき!早い検査が身を守る

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仮にクシャミや咳の症状が出たのであれば、その時点で既に風邪ではなく他の病気にかかっているのではないかと疑って検査を受ける必要がある現実を何よりも先ず知らなくてはなりません。

然しながら、中にはかかった病気が正真正銘の風邪で、風邪を悪化させたが為に他の病気を招いてしまった、という場合も多分にあるでしょうから、正確にはケースバイケースと言わざるを得ないとは思います。

でも、「他の病気を疑って検査したけれどやっぱり単なる風邪だった。今回も騒ぎ過ぎてお医者さんから笑われて恥をかいたわ」で済む方がどう考えても幸運ではないでしょうか。

「どうせ風邪だろう」と侮って放置したばかりに、他の深刻な病気を初期症状のうちに発見出来ずに、余命何ヶ月、などの宣告を受けてしまった…なんて事態を迎えてはそれこそ最悪ですからね。

今回、一見当たり前のこの風邪に対する認識を新たにされた経験は、今後の健康生活を実現する上で必ず大きな力となって来るに違いないと思います。

その認識が早目に検査を受ける行動につながり、厄介な病気の早期発見への道が拓かれ、命拾いする確率が格段に上がるからです。

それでは締めくくりに、ズブの素人の駄作も良いところですが、以下に五七五の形式の標語を発表させていただきます。

風邪症状 七日過ぎたら 他の病気 早い検査が 身を守る
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