健康生活TOP こども・赤ちゃんの病気や症状 子どもの夏風邪ヘルパンギーナと手足口病を見分ける方法

子どもの夏風邪ヘルパンギーナと手足口病を見分ける方法

三大夏風邪と言われる

  • プール熱
  • 手足口病
  • ヘルパンギーナ

夏場、子どもたちの間で流行するウイルス性の感染症です。

なかでも「手足口病」と「ヘルパンギーナ」は、口の中に白っぽい口内炎が見えるという点が共通しています。

また、このふたつは病原となるウイルスが同じです。エンテロウイルス、コクサッキーウイルスに感染して起こる病気で、なんと

  • 感染経路
  • 潜伏期間
  • 発症症状

も共通しているのです!

手足口病は大体37℃程度の発熱で済むことが多く、高めでも38℃前後です。

それに比べてヘルパンギーナは、38℃から39℃の発熱が平均的で、高い時は40℃にも上ります。発熱の様子に違いがありますが、熱の出かたには幅があり、初期段階ではかえって見分けづらいでしょう。

では、このふたつを見分ける方法とは?

見分けるポイントは発疹の出かた!

それはズバリ「発疹の出かた」です。手足口病はその病名のとおり、発疹が

  • 口の中
  • 口の周り
  • 手足

に広がります。ヘルパンギーナは喉の奥に痛みのある水泡ができるのが特徴で、この発疹は他の部分に広がることはありません。

発疹が体に出るか出ないかが、分かりやすい見分けポイントになります。同じウイルスから発症する病気だけあって、大きな違いは発疹の出かただけです。

しかし、手足口病にかかっていても、あまり発疹が現れずに高めの熱が出るとヘルパンギーナと間違えやすくなります。また、ヘルパンギーナであっても発熱が低めだと、発疹があまり現れないタイプの手足口病と診断される場合もあります。

ふたつを間違えても大丈夫!慌てず病院へ行こう

夏風邪はどの種類でもこれと言った治療法がなく、対症療法で回復に向かうしかありません。ですので、たとえ手足口病とヘルパンギーナを見誤ったとしても、慌てることはありません。

救急で受診せず、子どもの様子を見て診療時間内での受診をしましょう。

注意点!夏風邪にはまれに合併症があらわれる場合があります。

  • 嘔吐
  • 頭痛
  • 意識障害
  • けいれん

の症状がある場合は、時間外でも直ちに受診しましょう。

ごくまれに起こる合併症に無菌性髄膜炎、急性心筋炎などがあります。激しい頭痛を伴う嘔吐がある場合は直ちに受診しましょう。

ぐったりして反応が鈍く、心拍数が遅い場合も直ちに受診します。熱性痙攣の既往歴があったり、てんかんの症状がある子供も心配がありますので救急で受診し、その旨医師に伝えると安心ですね。

手洗いの習慣を徹底しよう!

手足口病、ヘルパンギーナの病原ウイルスは、回復後2週間にもわたり体外へ排出されていきます。

便のなかにウイルスが混じっているので、乳幼児のおむつを変える時は大人の方も注意が必要です。

大人が罹患した場合の方が重症化すると言われています。おむつ替えの前後はしっかり消毒しましょう。自分で排便ができる月齢の幼児には、トイレの後の手洗いを徹底しましょう。

手足口病、ヘルパンギーナは学校感染症に指定されていませんが、近年、大流行した際には“出席停止が必要ではないか”と各機関で議論されました。

このように幼稚園、保育園などの集団生活の中で感染が広がってしまう可能性が多いにありますので、普段からトイレの後、食事の前の手洗いを習慣づけておくと良いですね。

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