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放射線から子供を守れ!放射線による小児がんのリスクと予防法

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放射能は300年経っても完全には消えないと言われています。福島第一原発がメルトダウンした当時に比べ、年月が経つほど放射能に対する私たちの意識は薄れているのではないでしょうか?

放射能の影響は大人だけでなく子供や孫、その先々まで及びます。むしろ復興が進み、原発事故の記憶が薄れるほど、本当の意味での放射能の影響が現れるのかもしれません。

子供や孫を放射能の影響から守るために、大人は何をすれば良いのか?放射能が人体に与える影響を最小限にくい止める方法を考えます。

分かりにくい専門用語を理解しよう!正しい知識を持つことが重要

原発事故の直後には毎日のように飛び交っていた「ベクレル」や「シーベルト」などの専門用語。最近では、ほとんど聞かなくなりました。「暫定基準値」と聞いても、正しく説明できる人はほとんどいないでしょう。

多くの人は、こうした専門用語の正確な意味が分からないというのが現実なのではないでしょうか?

「汚染水が流出して、海水から○○ベクレル測定された」というニュースが流れても、私たちにどのような影響があるのか正しく認識できなければ、流言蜚語に惑わされて右往左往するばかりです。

原発事故から身を守るためには、何よりも正しい知識を持つことが重要なのです。

放射能に関する基礎知識を整理する

まず、放射能と放射線の違いなど、放射能に関する基礎的な知識が混乱していることが多いので、これらを整理し正しく理解することから始めましょう。まず、放射能、放射線、放射性物質の違いを確認します。

放射能・・・物質が放射線を出す能力

放射線・・・電磁波や粒子線など放射性物質から放出されるエネルギー

放射性物質・・・放射線を出す物質

これらの違いは懐中電灯に例えると分かりやすいと思います。「懐中電灯」が放射性物質とすると、懐中電灯から出る「光」が放射線、懐中電灯が「光を出す能力」が放射能ということになります。

放射線をイメージしやすくいえば、紫外線のようなものと考えると分かりやすいかもしれません。目には見えませんが、紫外線を多く浴びれば肌が日焼けをし、さらに浴びれば、やけどや炎症が起こります。体にとっては有害な光ということです。

また、放射線は懐中電灯から遠ざかるほど光が弱くなるように、放射性物質から遠ざかるほど放射線の量も弱くなる性質があります。

同様にベクレルとシーベルトの違いは次のようになります。

ベクレル・・・物質が放射線を出す量

シーベルト・・・人が放射線を浴びた量や影響の度合い
(※1シーベルトは1000ミリシーベルトですから、混同しないように)

これらを地震に例えると、ベクレルは地震の強さを表わす「マグニチュード」、シーベルトは人が感じる揺れの強さを表わす「震度」ということになります。

そして重要なことは、人が一年間で浴びても良い人口的な放射線の量は1ミリシーベルトということです。これは、国際的にも遵守することが義務付けられている、誰も変えることができない基準です。

放射性物質の種類と特徴

放射性物質には次のような種類があり、それぞれに特徴があります。どの放射性物質でも人体に影響を及ぼすことに変わりはありません。

また、放射性物質は一定のスピードで分子を壊しながら放射線を放出しているため、放射線を出す能力「放射能」は一定の速度で低下していきます。放射能が半分になるまでの期間を「半減期」といい放射線の影響度を表わしています。

放射性物質にはどのような種類があるのか、そして、その影響はどのくらいなのか、についてみていきます。

放射性ヨウ素・・・福島第一原発の事故で漏洩した放射性物質の大半は放射性ヨウ素。甲状腺がんの原因となる物質。

セシウム・・・半減期が30年と長く、長期間に渡り影響が起こりやすい。筋肉や生殖器に蓄積される。

ストロンチウム・・・半減期29年。吸収のされかたがカルシウムに性質が似ているため、骨に蓄積されやすい。

プルトニウム・・・原子炉の燃料として使われている物質。半減期は24,000年。人の体に深刻な影響が起こる。肺や肝臓、骨に蓄積し少なくとも20年~50年間、継続して人体に甚大な影響を及ぼす。

ウラン・・・原発の燃料として使われる。半減期は45億年。プルトニウムの同位体でプルトニウムと同じ性質を持つ。人体に対する影響も同じと考えられる。

放射線を浴びるとどうなるのか?過去の被ばく経験で起こったこと

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人が放射線を浴びた時の影響は、実際に調べることができないので詳しくは分からないことが多いのですが、過去の悲惨な経験から推測することはできます。

太平洋戦争で広島・長崎に落とされた原爆による犠牲者は、公式見解では広島で14万人、長崎では7万人とされています。つまり、大量の放射線を急激に浴びてしまえば、人は死に至ることは間違いない事実です。

それだけでなく、放射性物質に触れたり、体内に取り込まれたりすると遺伝子が影響を受け、細胞分裂が正常に行なわれなくなります。

そのため、爆心地がら遠いところで被ばくした方々には、後になってから、がん、白血病、失明、生殖器の異常など様々な病気が引き起こされています。

戦後70年以上経った現在まで後遺症を抱えている被爆者の方もおられるのです。そして厳密に言えば、広島や長崎の地中深くには今でも残留する放射線物質があり、他の地域に比べれば放射線濃度は高いと言えます。

こうした広島・長崎での被ばく経験から、一生涯で累積100ミリシーベルトを超えると、がんになるリスクが極めて高くなると推測されています。

放射線は目には見えませんが、ひとたび浴びてしまえば、人体に有害な働きをする物質であり、場合によっては命にも関わる病気や状態を引き起こす危険なものだということを決して忘れてはいけないのです。

原発事故での影響は?過去の原発事故から得る教訓

戦争のような特殊な事態以外でも、過去に起こった原子力発電所の事故の経験から放射線が人体に与える悪影響を知ることができます。それは、アメリカのスリーマイル島原発や旧ソ連のチェルノブイリ原発事故からの教訓です。

特にチェルノブイリ原発事故は、IAEA(国際原子力機関)から福島第一原発と同じ、最も深刻な影響がある事故の規模とされる「レベル7」に位置づけられています。

また、原発で使用される放射性物質の漏洩が、人体だけでなく食物や環境などに与える影響を考える上では、福島第一原発にも同じような影響があると推測することもできます。

つまりチェルノブイリ原発事故は、事故の規模や状況が似ていることが多く、福島第一原発の事故にもあてはまる教訓を得ることができるのです。

チェルノブイリ事故で明かに!放射線の影響を最も受けるのは子供

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チェルノブイリ原発事故では被爆した放射線量によって、人体に様々な影響が起こることが如実に示されました。

その中でも、最も被害が大きかった病気は「小児がん」(小児甲状腺がん)です。原発事故による放射能の拡散によって最も被害を受けたのは子供だったということです。

放射性物質は人間を含めて生物が細胞分裂するときに、取り込まれやすいという性質があることが明らかになったのです。

生後まもない乳児や小さな子供ほど成長が盛んで、あらゆる臓器や器官の細胞分裂も活発に行なわれます。そのため、細胞が分裂するスピードが大人よりもはるかに早いので、放射性物質が体内に取り込まれやすくなるということになります。

ですから、乳児、幼児、10代半ばくらいまでの成長期の子供ほど、放射性物質の影響を受けやすいと言えるのです。

妊婦さんも要注意!放射線の胎児への影響

忘れてはいけないのが「胎児」への影響です。妊娠している女性は、放射性物質が胎盤を通して胎児のほうへ向かいます。

チェルノブイリ事故の被災地では、出産した乳児に早産による低出生体重児や、奇形児、妊婦の貧血や体力の低下、流産が多くなることが確認されました。これらは、統計的にみても妊婦や胎児に内部被ばくの影響が現れたものと考えられます。

そして胎児への影響がどの程度起こり得るかは、事故から数年たって始めて現れる影響も多いことから正確な危険を把握することはできません。成長過程の子供と同様、妊婦さんは退治への影響も警戒する必要があります。

原発事故の影響は内部被ばくによる!その8割は食品から起こる

福島第一原発事故以来、テレビや新聞などで「内部被ばく」という言葉をよく耳にすると思います。

体が放射線を受けるには2つの経路があります。一つは、放射性物質のごく近くにいる場合など直接体に放射線を受ける「外部被ばく」です。

もう一つは、放射能によって汚染された食品を食べたり、空気中に漂う放射性物質を吸い込むことによって、放射性物質を体内に取り込む「内部被ばく」です。

事故から数年たっている現在では、直接被害は原発を廃炉にする作業員など特定の人にしか起こりません。しかし、内部被ばくによる影響は放射能が完全になくならない限り起こり続けます。

発生源の福島からはるか遠い九州や北海道の先まで影響は及びます。その理由は汚染された土壌や海水などを通し、植物や飼料、魚、食肉など様々な食べ物に付着、残留した放射性物質が食品の流通や食物連鎖などによって残り続けるからです。

そのため、内部被ばくの8割は食品から起こります。そして冒頭でも記したように放射能は最大で300年消えることがありません。子供や孫の代まで影響を残し続けるのです。

では、放射線の影響から子供や孫を守るにはどのようにすれば良いのでしょうか?

誰もが気になる・・・食品は本当に安全か?という疑問

放射線に汚染された土壌や海で育った穀物、野菜、魚類、それらを飼料として育った鶏・豚・牛など食肉には放射性物質が取り込まれることになります。

そこで、東日本大震災後に厚労省が水や食品の安全性に関する暫定的な基準を策定しました。それが「暫定基準値」です。まずは、暫定基準値とは何か理解しておきましょう。

信用しきっていいものか?暫定基準値の正しい見方

暫定基準値とは「放射性物質による汚染の度合いを示す数値で、主に汚染された食品などの出荷制限をするための暫定的な数値」のことです。

この暫定基準値は、福島第一原発事故を受けて、急遽作ったあくまで暫定的な指標で、安全性に関する科学的な根拠や、放射性物質が長期間体内に留まった場合の影響、また、子供に対する影響などが考慮されていないという問題点もあります。

そして、福島産の農産物や海産物への危険性や風評被害を助長しないようにという配慮から、暫定基準値が「甘め」に作られているのではないか、という指摘もあるのです。

危険性を煽るわけではありませんが、福島第一原発事故のような大規模な放射性物質の漏洩によって、実際にどのような健康被害が起こるのか、予測ができないことのほうが多いのです。

ですから、特に内部被ばくの影響を受けやすい妊婦や乳児、14歳以下の子供ほど、念には念をいれた予防意識を持って対処することが大切です。

念には念を!食品の放射能を落として安全に食べるためにできること

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食品に付着した放射性物質を取り除くことさえできれば、土壌や海水など、どのような経路を通った食品でも、体に対する放射線の影響は少なくなり、安心して食べることができます。

原子力環境整備センターが行なった実験では、水洗い、煮沸処理、塩や酢で〆ることによって、野菜に付着した放射性ヨウ素、セシウム、ストロンチウムなどの50%~90%の割合で除去することができる、としています。

野菜はしっかり水洗い

野菜を調理するときには、表面をしっかりと水洗いすることで放射線物質の大部分を除去することができます。特にホウレン草やレタスなど葉物野菜は、表面積が大きいので、一枚一枚、流水で丁寧に洗うようにしましょう。

また、キュウリやトマトなど生のままで食べる野菜の場合は、野菜の表面をスポンジで「こすり洗い」すると除去率が高くなります。洗剤を使う必要はありませんが野菜洗い専用のスポンジを用意すると便利です。

魚は下ごしらえを丁寧に

魚も海水が汚染されていれば、食物連鎖を繰り返し徐々に放射性物質が残留します。特に、回遊魚の場合はどこで汚染水に接触しているか分からないことも多いので最も注意が必要です。

魚に残留する放射性物質は特に、頭、エラ、ウロコ、内臓の4ヶ所に残留しやすい性質があります。頭やエラはしっかりと取り除き、内臓、血合いも丁寧に洗い流します。ウロコもできるだけ残らないように下ごしらえをすることが大切です。

また、下ごしらえをした後、さらに酢か塩水で魚の表面を洗い流すようにすると、放射性物質の除去効果が高まります。料理の味付けに差しさわりがなければ、5分ほど酢か塩水につけておきましょう。

最後にペーパータオルで水分をしっかり拭き取ることも忘れないようにして下さい。下ごしらえを丁寧にすることで放射性物質の残留濃度を、少なくとも半分以下に減らすことができます。

牛・豚・鳥肉は生産地を確認して選ぶ

牛・豚・鳥など肉類は、エサとして与える配合飼料についていると、放射性物質が肉の中にも残留することになります。

産地表示がしっかりとされていて、安全性が確かな肉を購入するようにしましょう。信頼できる生肉店などで購入したほうが、安心かもしれません。

どの肉でも放射性物質は内臓に残留しやすいので、ホルモン料理などは子供に食べさせないようにし、食べる場合はしっかりと洗い、湯引きをしてから料理します。

肉は焼いたり炒めたりするよりも、煮たり茹でたりして湯を使って調理したほうが、残留濃度が少なくなります。アクをこまめに取り、煮汁は飲まないようにしましょう。

米は精米したもののほうが安全

米は精米の度合いが高いほど安全です。玄米や胚芽米より白米のほうが、放射性物質の残留が少なく、残留濃度は60%程度に低下します。さらに白米をしっかりと洗うことで、残留濃度は10%程度まで低下します。

あらかじめ白米の表面が研いである「無洗米」を利用するのも良いといえます。

卵・牛乳・乳製品の安全性は?

鶏卵はエサのほとんどを輸入に頼っているため、安全性は高いと考えられます。

牛乳は、生産工場の表示しかないため、どこで搾られたものなのか正確には分かりません。メーカーに問い合わせたり、地元のブランドなど信頼できる業者が作った牛乳を選んで飲むようにしましょう。

尚、牛乳は煮沸しても放射線が消えることはなく、むしろ濃縮されてしまいますので注意が必要です。

ヨーグルトやチーズは、製造工程で放射性物質のほとんどがなくなりますのでそれほど神経質にならなくて良いようです。ただし、ヨーグルトの上澄みの「ホエイ」の部分やホエイを原料に多く使ったチーズなどは控えるようにしましょう。

飲料水はできるだけペットボトルの水から

飲料水の安全性も気になるところです。経済的な事情もあるでしょうが、飲料水は外国産のペットボトルの水を飲むのが最も安全です。

日本産のペットボトルの場合なら、取水地を限定し放射能測定をしっかり行なっている信頼できるメーカーのものを選ぶようにしましょう。

大人はともかく、せめて幼児のミルクの水や小さな子供だけでも、こうしたペットボトルの水を飲ませるようにしたいものです。また、洗面やお風呂、炊事で使う水は水道水で問題ありません。

放射線による活性酸素の発生を抑えるスカベンジャー

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人の体が放射線を受けると、体内で活性酸素が大量に発生することが分かっています。がんや病気が起こるのは、体内で発生する活性酸素も大きな原因の1つです。

内部被ばくにより発生した活性酸素を減らすには、「スカベンジャー」という活性酸素を除去する酵素や栄養素を摂ることが有効です。

スカベンジャーには、いくつかの種類があり、次のような食べ物に多く含まれています。

  • キサントフィル・・・カボチャ、鮭
  • クルクミン・・・カレー(カレー粉)
  • グルタチオン・・・ブロッコリー、ホウレン草

また、スカベンジャーの働きを高める「スカベンジャー酵素」を摂ることで、スカベンジャーの働きがさらに高まります。

スカベンジャー酵素を含む食べ物には次のようなものがあります。

  • 野菜・・・青海苔、明日葉、アスパラガス
  • 魚介類・・・牡蠣、イワシ、アサリ
  • 乳製品・・・チーズ
  • その他・・・高野豆腐、黒ゴマ

子供を被ばくから守るために!あなたが日常生活で注意すべきこと

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放射線が人体に与える影響を考えるとき、食品や飲料水による内部被ばくだけでなく、呼吸や皮膚から受ける放射線の影響にも注意しなければいけません。

チェルノブイリ原発事故後、現地の人について、生活に気をつけた人と気をつけなかった人では、生活に気をつけなかった人の汚染度が2倍だったという検証結果も出されています。

放射線の影響は、場合によっては数十年後に現れるため、日常生活において少しでも被ばくを予防しようとする意識を持つ人ほど、後々の放射線による影響も少なくなるのです。

子供を守るためにも、日常生活では次のようなことに注意する必要があります。

ホコリが溜まる場所に注意!掃除で被ばくを防ぐ

放射性物質はとても小さな分子で、花粉やPM2.5、タバコの煙などよりもさらに小さいため、目に見えないほこりなどに吸着して、呼吸することで体内に入り込んできます。

そのため、目に見えないほど小さなホコリや塵のようなものでも、呼吸で吸い込んでしまえば、肺など体内に沈着し内部被ばくを起こす可能性があります。

普段の生活を送る中心となるのは「家」ですから、家の隅々までしっかり掃除してホコリや塵を取り除くことが大切です。ホコリが溜まりやすい場所ほど、放射性物質が多く存在していると考え、入念に掃除しましょう。

また、床や壁、家具、子供のおもちゃなど子供が触れるところは水拭きをしましょう。セシウムは水に溶けやすい性質があるので、水拭きをするとセシウムをしっかり取り除くことができます。

掃除をするときは手袋をはめ、雑巾は使い捨てのものを使い1回ごとに廃棄したほうが安心です。掃除機はホコリが舞ってしまうので、やはり水拭きしたほうが良いでしょう。

遊び場は子供の目線で危険を察知する

子供の遊び場にも注意が必要です。公園の砂場や遊具など屋外の遊び場には、放射性物質が溜まりやすい要因がたくさんあります。

砂や砂ぼこりには放射性物質が溜まりやすいですし、子供が好きな水たまりや泥んこあそびなど土と水が合わさるところは、さらに放射線の影響を受けやすいといえます。雪遊びにも気をつけなければいけません。

しかし、外で遊ばせないということもできませんから、外で遊んだ後は、ホコリや砂など体についたものをしっかり落としてから、家の中に入れるようにしましょう。

また、砂ぼこりを吸わせないために、せめて風邪の強い日だけでも子供用のマスクをつけさせるようにすると良いでしょう。

外に干した洗濯物は表面を叩いてから取り込む

洗濯物を外に干しても問題ありませんが、取り込むときには衣服の表面をパタパタと叩いて、表面の塵などを落としてから取り込んだほうが安心です。子供が着る衣服だけでも軽くブラシをかけるようにしましょう。

また、衣類をドライクリーニングに出しても放射線の影響はそれほど変わらず、むしろ水洗いをしたほうが防御効果が高くなります。

「ただちに健康被害につながらない」に惑わされない

政府などの見解でよく耳にするのが「ただちに健康被害につながらない」というコメントです。放射能の影響は、すぐに出るわけではないのですから当たり前のことです。

むしろ20年、30年経ったときの健康被害を心配するべきなのです。老い先短い大人のことよりも、これから数十年先まで放射能の影響を受ける子供たちのことを真っ先に心配すべきなのです。

放射線の影響は大人と子供では全く異なります。子供は放射線に対する感受性が高く、大人よりも被ばくの影響を何倍も受けやすいのです。むやみに不安を煽るわけではありませんが、子供が受ける影響は最小限にしなければいけません。

放射線に対する根拠のない安全論は、所詮、大人の事情に過ぎません。少なくとも何の罪のない子供への影響は最小限にとどめるように働きかけるのが、大人の役割ではないでしょうか?

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