健康生活TOP 慢性疲労症候群 「疲れがとれない…。」慢性疲労症候群の原因は活性酸素にあった

「疲れがとれない…。」慢性疲労症候群の原因は活性酸素にあった

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ちょっとした用事や作業を行っただけで「あ~疲れたぁ」とつい声に出してしまいました。このような経験は誰にでもあると思います。

日本人は全体的に疲れている国民だと聞いたことがあります。毎日満員電車や交通渋滞の中、会社に出勤したり、学校へ通ったりしていると疲れてしまうのも仕方がありませんよね。

しかし、疲れが慢性的であり、なかなか回復されないとなると、ある病気が疑われてしまいます。

疲労感は身体にとって大事だけど・・・疲労と若者にも増加している慢性疲労症候群の違い

人間は筋肉や脳を休ませるために脳が「疲労感」を感じるようにできています。つまり、疲労感を感じることで、身体の弱った部分を休めて修復などのメンテナンスを促すのです。

反対に疲労感を脳が感じとらないと、いつまでも休まずに活動できるようになり身体には無制限の負荷がかかることにもなります。

そうなると筋肉や脳の細胞はその負荷に耐え切れなくなり、大きな障害を生んでしまうのです。実は疲労を感じることは人間の身体を維持するためには重要な作用だったのです。

若者に原因不明の疲労が

ある程度の中高年になると身体が疲れやすくなるのは仕方がないことだと思います。筋力や代謝の低下が原因ですが、大抵は休息を取ることで回復することでしょう。

しかし、最近問題となっているのが若者の慢性疲労であり、休息を取ってもなかなか回復しないと言うのです。

20代までの若者のイメージとは「疲れてもご飯を食べてよく寝ることで、翌日には元気が回復している」ですよね。しかし、このサイクルが当てはまらない若い世代が増加していたのです。

「一時的な疲労」や普通の「慢性的な疲労」であれば、休息や栄養補給で回復するはずですが、どうも違う問題が発生しているようです。原因は一体、何なのでしょうか?

疲労と慢性疲労症候群の違い

一般的に疲れを感じたら「早く寝る」「美味しいものを食べる」「栄養ドリンクを飲む」などの対策を取りますが、通常の疲労であればこのような対策で身体は回復するはずです。

しかし、いくら休息をとってもなかなか回復しない疲労があります。それが「慢性疲労症候群」なのです。

慢性疲労症候群とは「半年以上にわたり、はっきりした原因がないまま疲労感が続く状態であり、十分な休息をとっても回復しない」症状を言います。

疲労とは筋肉や脳が疲れた状態の蓄積ですが、慢性疲労症候群は原因がそれらとは違うようなのです。

慢性疲労症候群の症状

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慢性疲労症候群の代表的な症状を紹介します。各項目に心当たりがないか、自分の生活を思い出してよく考えてみましょう。

(1) 半年以上、疲労感を感じており、日常生活においても以下のような症状が出てしまいます。

  • 朝なかなか起きられない
  • 食事の準備ができない
  • 歩くとすぐに疲れてしまう
  • 仕事や学校に行きたくない
  • 一日中寝ている
(2) 疲労を感じると睡眠を取りたくなりますが、なかなか眠れなかったり、寝ても浅い睡眠だったりします。その結果、睡眠障害の症状が発症してしまい、ますます疲労が蓄積されてしまいます。
(3) 慢性的な疲労感は脳にも悪い影響を与えてしまいます。その結果、脳神経の働きが低下してしまい、気分が低下する「ウツ病」に近い症状を発症させてしまいます。
(4) 慢性的な疲労感は頭痛、吐き気や動悸などの直接的な痛みの症状を発症させる場合があります。また代表的な症状の一つとして発熱や喉の痛みなど風邪の初期に似た症状も特徴です。
(5) 筋肉の痛みを部分的~全身に感じ、筋肉を動かすことが困難になってしまいます。歩くことも辛くなり、寝たきりになる場合もあります。

このような症状に心当たりがある人は慢性疲労症候群かも知れません。貴方は大丈夫ですか?

疲労と活性酸素の関係とは?慢性疲労症候群の原因を探る

このように慢性疲労症候群は日常生活に大きな影響を与える病気ですが、その原因や治療法は確定できてはいません。慢性疲労とは一体どの様にして起こるのでしょうか?

慢性疲労症候群の原因は免疫か

慢性疲労症候群の原因は未だ解明されていませんが、ウイルスによる感染と免疫異常に関係があると言われています。人間はある一定のウイルスに感染すると、症状は治まっても全てのウイルスを死滅させることはできません。

つまり、治ったと思ってもウイルスは何処かで眠っているのです。そして何かのきっかけで免疫力が低下すると、眠りから覚めて再度悪さを開始してしまいます。

この時、この活性化したウイルスを封じ込めるために、免疫が活性化して免疫細胞が増産される作用が脳にストレスを与え疲労となっていると考えられているのです。

疲労の原因は活性酸素

近年の研究で疲労の常識が覆ることがありました。今までの疲労の原因と言いますと、筋肉への乳酸の蓄積とされており、乳酸こそが脳にシグナルを送る物質とされていたのです。

昔は激しい運動をしていて筋肉が疲れると「乳酸が溜まった」と表現したり、疲れた筋肉のマッサージを「乳酸マッサージ」と言っていたりしたものです。

しかし、現在では乳酸は筋肉を疲労させる物質ではなく、反対に筋肉の疲労を軽減して保護する働きがあったのです。疲れた筋肉から乳酸を取り除く乳酸マッサージなんて全く反対の効果しかなかったのです。

それでは何が疲労を感じさせるのかと言いますと「活性酸素」がその原因と疑われているのです。

活性酸素対策で疲労軽減

人間は生きていく上で細胞エネルギーを作り出す必要があります。エネルギーを生成するには栄養と酸素が必要であり、栄養は食べ物から摂取し酸素は呼吸によって摂取します。

しかし、摂取した酸素の全てを使い切ることはできないので、残った酸素が活性酸素として体内に残留することになります。この活性酸素には毒性があり体外から入り込んだウイルスや細菌を攻撃する働きがあります。

しかし、使用しきれない活性酸素は正常な細胞を傷つけ酸化させてしまう原因にもなっているのです。

正常な状態では活性酸素は体内の抗酸化物質により中和されて大きな問題を起こすことはありませんが、ストレスや免疫低下などの要因が重なることで、活性酸素が増加してしまうのです。

そして、増えた活性酸素は酸化蛋白や過酸化脂質を増産し、脳が疲労を感知するのです。

この現象は一般的な疲労についてのメカニズムですが、慢性疲労症候群を発症している人についても活性酸素の量が増加していることから、慢性疲労症候群の疲労にも活性酸素が関係していることが疑われているのです。

活性酸素を除去することで慢性疲労症候群の症状緩和が可能と考えられており、日常生活での活性酸素対策が慢性疲労症候群の予防にも効果があると言われています。

ちょっとの意識で活性酸素を遠ざけられる!簡単にできる活性酸素への対策4つ

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このように増えすぎると身体に害を与える活性酸素ですが、普段から少しのコツを実践することで軽減させることが可能です。特に食事は大切であり、抗酸化作用のある食品を選ぶようにして下さい。

1. 抗酸化作用の強い食品

身体の中で生成できる抗酸化物質には限界がありますので、足りない部分は食品で摂取するようにします。特にビタミンやミネラル成分には強い抗酸化力があるので、積極的に摂取しましょう。

  • 果実や野菜に多く含まれるビタミンC
  • ナッツ類に多いビタミンE
  • 魚類や肉類に多い亜鉛
  • イワシやシラスに多いセレン
  • トマトや緑黄色野菜に多いカロテノイド
  • お茶に含まれるカテキン

これらの食品を日常的に摂取することで、体内の活性酸素を中和する能力が向上し疲労軽減につながります。

2. ストレスフリーな生活

ストレスは活性酸素を生み出す原因になります。現代社会においてストレスフリーな生活を行う事は難しいと思いますが、ストレスを感じたら休息を取るようにしてストレスを溜め込まないように心掛けましょう。

適度な運動はストレスを解消するのにも効果的ですが、過負荷の運動は活性酸素を生む要因になりますので注意が必要です。

3. 運動後のビタミン補給

スポーツなどの運動後にマッサージや入浴などで筋肉を休めることは多いようですが、ビタミン補給を行っている人は少ないようです。スポーツは活性酸素を作リ出す要因なので、運動後にはビタミンを摂取して活性酸素を減らしましょう。

特にレモンジュースやアセロラドリンクでのビタミンCの補給はオススメです。

4. 太陽に気をつけろ!

紫外線は身体にとって負担であり、浴びることで活性酸素を作り出します。しかし、紫外線はビタミンDの生成など有用な部分もあり、全てをシャットアウトすると別の健康被害が出てくる可能性もあります。

完全にシャットアウトするのではなく、浴びすぎないように注意して行動しましょう。運動をしていなくても日光浴だけで疲れてしまうのは活性酸素が増加している証拠です。

「太陽を浴びすぎたな」と感じた場合は多めに抗酸化食品を摂取して対策を取るようにして下さい。

5. 今話題の水素水で対策

活性酸素対策で今注目なのが「水素水」です。水素水を飲む事で水素を体内に取り込み、活性酸素と結合させることで水として体外へ排出を促します。

この働きにより活性酸素を除去するのです。水素水は様々なメーカーから販売されていますが、水素濃度の低い粗悪品も多く出回っています。購入する際は水素濃度が高いことが立証されている商品を選ぶようにしましょう。

嫌な疲れとはオサラバ!活性酸素対策で疲れにくい毎日を手に入れよう

慢性疲労症候群の発症メカニズムは解明されていませんが、その疲労の直接原因が活性酸素であれば、それを除去することで疲労を軽減させることが可能となります。

また日常的に活性酸素対策を行うことは免疫力の低下を防止し、慢性疲労症候群を発症させない予防効果もあると期待されています。

もし貴方が「最近疲れやすいなぁ」と感じているのなら、もしかして体内で活性酸素が増加しているのかも知れません。活性酸素対策を行って疲れにくい身体を手に入れてみませんか?

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