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脳血管障害のそれぞれの特徴を解説!脳卒中、脳梗塞、くも膜下出血など

1951年から1980年までの30年間、日本人の死因のトップであった脳血管疾患は、1981年にその座を悪性新生物(がん)に明け渡し、1997年までの間は心疾患と2位の座を争っていました。

2017年の現在、それでもワースト3の中にありますし、4位から追い上げてきている肺炎との差はまだ少しあります。そして、第5位との差は3倍以上開いていますので、5位に落ちることは考えにくい状況です。

つまり、私たちの最期に関わってくる可能性が、まだまだ高い病気だと言えるでしょう。

そして、生命をとりとめた場合でも、1位のがんや2位の心疾患に比べて後遺症による身体の自由が奪われやすい病気でので、充分な注意が必要だといえるでしょう。

脳卒中、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など…脳血管障害の分類をいまいち把握できていない方に、図を用いてわかりやすく解説します。

脳卒中とは?脳血管疾患で症状が出たもののこと

脳の血管に病変があるものを脳血管疾患と言いますが、その中には自覚症状のないものがあります。典型的なのは「もやもや病」ですね。これは脳の中にある血管にトラブルが生じて、破れやすい新生血管が生まれているものです。

この病気の多くは自覚症状がなく、あっても普通の頭痛程度なので、脳ドックなどの検査で発見されることが多いです。こうした病気は脳血管疾患ですが脳卒中という呼び方はされません。

昔は悪い風にあたった病気だと考えられていた

昔は脳血管障害による病気の後遺症のことを「中風」(ちゅうふう・ちゅうぶ)と呼んでいました。中とは「あたる」という意味です。食べ物の毒に中たると書いて食中毒であったり、ターゲットにヒットすることを的中と呼んだりするのと同じですね。

そして、卒という文字には「突然」という意味がありますので、卒中とは突然(毒の風に)中たると言う意味です。その先頭に脳を付けたのが脳卒中ということになります。

脳卒中は、脳血管障害によってさまざまな症状が発生し、場合によっては死に至ったり、回復しても後遺症が残ることが多い病態を指しています。

この脳血管障害や脳卒中には色々な病気が含まれていて、名前だけでも混乱しそうですね。

そこでまず、簡単な区分けを見て頂きましょう。この図に沿って解説してゆきます。

脳血管障害の分類

これは大まかな区分けですが、イメージとしてはつかんでもらいやすいと思います。もちろん、ここには書ききれていないさまざまなタイプもあります。

個人的な話て恐縮ですが、私の丈母は別の病気で入院中に心原性脳塞栓症で倒れ、すぐさま血栓を取り除いたところ、今度は脳内出血を起こして亡くなりました。つまり、ダブルの脳卒中という状態になってしまったんですね。

主治医の先生にお話を聞いたところ、こうしたケースはある程度以上の年齢で基礎疾患のある人には珍しくないのだそうです。

無症状のうちに発見されたらラッキーなのですぐに治療を

無症状の脳血管障害の代表としてお話ししたもやもや病は、難病指定されていますが、生活習慣の注意によって現状を維持し、必要に応じて手術を行うことで脳卒中に進む前に防ぐことができます。

ですので、いきなり脳卒中が起こるよりもずっとラッキーだとも言えるのです。

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また、脳卒中になる前の状態として「未破裂脳動脈瘤」と言う病態も存在します。大変わかりやすい名前で、「まだ破裂していない動脈瘤が脳動脈に存在している」と言うものです。

これが破裂してしまうと、くも膜下出血となって、生命の危機に直結しますし、生命が助かっても重い後遺症の危険性があります。

そこで、50歳以上になったら、一度脳ドックを受けてみることをお勧めします。最近では1時間以下の検査と2万円以下の費用という、簡略なものも存在していますので、年齢や血圧が気になったら検討してみて下さい。

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もし、そこで未破裂脳動脈瘤が見つかったら、お医者さんと相談の上、すぐに手術による動脈瘤の処置にかかります。その動脈瘤の性質によって、動脈瘤をクリップで止める方法や、カテーテルでコイルと呼ばれるものを動脈瘤に詰めてしまう方法があります。

また、どちらでも治療できない大きな動脈瘤の場合は、親血管を止めてしまう治療法もあります。もちろん事前にそれを行っても大丈夫かどうかの検査がありますので、心配はありません。

今でこそ死因1位のがん、2位の心疾患ですが、1950年頃までは5位にも入ってなかったんです。脳血管疾患は、そうした時代でも2位~4位に入っていたので、社会の発展とは関係なく、常に死因上位だったといえるでしょう。

「脳梗塞とは」脳の血管が詰まって栄養や酸素が届かなくなる病気

脳梗塞というのは、脳に酸素や栄養を供給している血管のどこかが詰まって、そこから先の組織に血流が届かなくなる病気です。これには上の図で解説したように3つのメジャーなタイプが存在しています。

脳梗塞
  1. ラクナ梗塞
  2. アテローム血栓性梗塞
  3. 心原性塞栓症

心原性脳塞栓症は心臓から流れてきた血栓が脳で詰まるもので、あとの2つは脳の血管そのものに問題が生じて詰まるものです。

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脳梗塞1.ラクナ梗塞は日本人の脳梗塞の中で最も多いタイプ

ラクナと言うのは格天井とか腺窩と言う意味のラテン語で、細かく区分された小さな穴を意味します。このラクナ梗塞は、脳の中で枝分かれした細い血管が詰まる病態です。

原因は高血圧です。高血圧によって傷ついた血管が原因で、血管が細くなり血流が途絶えます。しかし、枝分かれした血管ですので、脳梗塞によって傷む脳の組織の範囲もそれほど大きくありません。

このため、意識を失うことは少ないです。身体が思うように動かないとかろれつが回らないと言った症状で受診し、MRI検査などで梗塞部位が発見されることが多いようですね。

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生命への危険度もそれほど高くありませんが、半身麻痺など重い後遺症が残ることが割合多いです。また、小さな梗塞部位が物を考える脳の中に複数できることで、血管性痴呆性を引き起こすことも知られています。

脳梗塞2.アテローム血栓性脳梗塞は動脈硬化によって太い動脈が詰まる

脂質異常症や糖尿病、高血圧などのリスク因子によって、太い動脈の血管内壁の外側に、コレステロールの成れの果てとも言える物質が蓄積して、アテローム(粥腫)と言うものが形成されます。この現象がアテローム性の動脈硬化です。

この動脈硬化のアテロームの表面が破綻して血管内部に血栓を作り、脳の太い血管が詰まってしまったのがアテローム血栓性脳梗塞です。また、それが剥がれて流れ、先の方で血管に栓をしてしまうこともあります。

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アテローム血栓性脳梗塞は太い血管に起こるため、症状が重くなりがちです。ラクナ梗塞でも見られる片麻痺やろれつが回らないなどの症状だけでなく、高度脳機能障害と呼ばれる症状も出ます。

これは言葉が出てこないとか、他人の言っていることが理解できないとかの症状が起こるものです。生命に危険が及ぶこともあります。

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脳梗塞3.心原性脳塞栓症は最も危険な脳梗塞

他の2つの脳梗塞は、脳の中で徐々に病気が進行しているため、時としてバイバスの血流路ができ上がっていることもあります。

しかし、心臓でできた血栓が流れてきて、脳で詰まるという場合、そんなものを作っている余裕がないので、脳梗塞の範囲が広くなります。つまり、それだけ生命にも危険が及びますし、助かったとしても後遺症が広く重く出やすいといえるのです。

この心臓でできる血栓ですが、心臓に疾患がある場合に発生します。注意が必要なのは心房細動です。心房細動は不整脈の一種ですが、心室細動と違って、それ自体が生命に危険を及ぼすものではありません。

しかし、心房細動を頻繁に起こす場合、心臓で血栓ができやすく、それが脳に流れていって脳塞栓症を起こしやすくなっています。その他、心筋症や心筋梗塞、リウマチ性心臓弁膜症にも注意が必要です。

こうした病気を持っている人は、きちんと受診して、血栓ができるのを防ぐ抗血栓薬の処方を受けるようにして下さい。

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近年、食生活の変化によって、西洋人に多かったアテローム血栓性脳梗塞が日本人にも増えています。生活習慣病の対策を行って、動脈硬化の進行を抑えるようにしてくださいね。

「脳出血とは」脳の中と外で起こるが生命の危険度が高い

先の図解には描いてありませんが、例えば頭を打ったという事故の後、しばらくして脳の外側で出血が起こり、それが溜まって脳を圧迫する急性硬膜下血腫と言う病気もありますが、これは怪我が原因で症状も異なることから、脳卒中にはカウントしません。

一方、次のふたつの脳卒中は典型的なもので、しかも死亡率が高い怖い病気です。

脳出血
  1. 脳の中で起こる脳内出血
  2. 脳の表面で起こるくも膜下出血

脳出血1.脳内出血の多くは高血圧が原因で起こる

高血圧の状態が続くと、脳の中の細い血管にも常に強い圧力がかかり続け、その血管がだんだんもろくなる血管壊死という状態になります。そのもろくなった部分で血管が破れると、脳の中に出血が起こります。

どの部分で血管が破れたかによって、現れる症状は異なります。しかし、多くは出血の際に頭痛や吐き気・嘔吐を伴い、その後片麻痺や感覚障害も起こってきます。

重症になると意識障害も見られます。脳出血はもともと生命に危険が及びやすく、3/4の人が助からないと言われていますが、意識障害が現れた場合は特に危険度が高いようです。

また、先に紹介したもやもや病や脳動脈瘤が原因で起こる脳内出血は、高血圧がなくても発生する場合がありますので注意が必要です。

脳出血2.くも膜下出血は先天性の脳動脈瘤破裂によるものが多い

脳動脈瘤自体は先天性で小さなものが存在していることが多いです。それが高血圧によって大きく膨らみ破裂すると、くも膜という髄膜の中層と、脳表面の軟膜の間に溜まります。それがくも膜下出血です。

くも膜下出血はそれ自体が危険で、発症者の半数が亡くなると言われていますが、特に髄膜の内層である軟膜を超えて血液が脳の方に流れ込むと、生命への危険がうんと高まります。

また、くも膜下出血は強烈な痛みを伴うことが多いのですが、1回めの出血ではそれほど大したことなく終わっても、その日のうちに2回めの出血が起こり、帰らぬ人となることも珍しくありません。

ですので、経験したことのないような強い頭痛を感じたら、一時的に痛みが弱まっても、すぐに救急車で病院に行って下さい。

やはり出血性の脳卒中のほうが生命への危険度は高いようです。疑わしい症状があったら、救急車を呼ぶことをためらってはいけません。

脳卒中の予防は一にも二にも高血圧の改善

脳卒中には様々な要因がありますが、その全てに関係してくるのが高血圧です。もちろん他のリスク要因も減らすに越したことはありませんが、まずは高血圧を改善することが一番大事です。

そのためには、生活習慣をしっかり見直すことと、常に血圧を測る習慣を持つことがとても重要なのです。

高血圧の数値基準を知って脳卒中予防

まず高血圧の数値基準ですが、次のようになっています。

I型高血圧
  • 収縮時血圧 140mmHg以上
  • 拡張期血圧 90mmHg以上

のいずれかを満たす場合

II型高血圧
  • 収縮時血圧 160mmHg以上
  • 拡張期血圧 100mmHg以上

のいずれかを満たす場合

III型高血圧
  • 収縮時血圧 180mmHg以上
  • 拡張期血圧 110mmHg以上

のいずれかを満たす場合

次の表は正常値です。

至適血圧
  • 収縮時血圧 120mmHg未満
  • 拡張期血圧 80mmHg未満

の両方を満たす場合

正常血圧
  • 収縮時血圧 130mmHg未満
  • 拡張期血圧 90mmHg未満

の両方を満たす場合

正常高値血圧
  • 収縮時血圧 140mmHg未満
  • 拡張期血圧 90mmHg未満

の両方を満たす場合

なお、家庭で測定する場合は、I型高血圧の基準値が135mmHg/85mmHgと、少し低くなりますので注意して下さい。

他に合併症がない人の場合、この正常高値血圧以下の数値をキープしておくことが大切です。また、糖尿病や尿に蛋白が降りている人の場合は更に厳しく、病院での測定値で130mmHg/80mmHg未満になるようにしておきましょう。

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高血圧は脳卒中にさまざまな形で関係する

高血圧があると、細い血管に常に圧力がかかるため、血管がもろくなって破れ、脳内出血を起こす可能性が高くなります。

また、先天的に脳動脈瘤がある人では、高血圧によって脳動脈瘤がどんどん大きくなって破裂し、くも膜下出血を引き起こすこともあります。

一方、心臓で心房細動が起こった場合、基礎疾患として高血圧があると血栓ができやすくなり、それが脳に流れていって心原性脳塞栓症を引き起こします。

さらに、高血圧は全身の動脈硬化を進めます。脳の血管も例外ではなく、それによってアテローム血栓性脳梗塞やラクナ梗塞が発生するのです。

このように、メジャーな脳卒中のすべてに高血圧はリスク要因として働いてしまいます。ですので、脳卒中を予防するには、まず血圧を正常な値に保っておくことがもっとも重要だといえるでしょう。

古い時代にも脳卒中が死因の上位を占めていたのは、漬物や魚の塩焼き、味噌汁など、塩分によって血圧が上がりやすい食生活にも一因があったのかもしれませんね。

脳卒中のリスク要因と予兆を知って脳卒中予防

脳卒中のリスク要因は高血圧だけではありません。個別の病態で見れば、さまざまなものが脳卒中のリスク要因となっているのです。

一方、突然起こる脳卒中にも、予兆と呼べるものが存在します。早いうちに手当すれば軽症で済むこともありますので、気づいたらすぐに受診しましょう。

アテローム血栓性脳梗塞に関わる糖尿病と脂質異常症

糖尿病や脂質異常症があると、血管内壁にコレステロール由来のアテロームができてしまい、動脈硬化が進行します。これが血管を狭くしたり、血管内壁が破れて血栓ができたりします。

それによって血管が詰まってしまうのがアテローム血栓性脳梗塞ですので、糖尿病や脂質異常症が大きなリスク要因とも言えます。

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糖尿病の基準は複雑ですが、判りやすい数値としては空腹時血糖値が126mg/dL以上で、HbA1cが6.5%以上であることです。なお、空腹時血糖については正常値は110mg/dL未満が正常値になります。

ですので、目標としては空腹時血糖で110mg/dL未満、HbA1cが5.8%未満程度にキープしておくのが好ましいでしょう。

また、脂質については、中性脂肪が150mg/dL未満、LDLコレステロールが140mg/dL未満、HDLコレステロールは40mg/dL以上になるように注意しておいて下さい。

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心原性脳塞栓症でも糖尿病などがリスク要因になる

心原性脳塞栓症では、心臓の異常な動き(不整脈)によって血栓ができるのですが、不整脈だけでは血栓はできません。高血圧の他、糖尿病などの基礎疾患が絡んできます。

高血圧・糖尿病・加齢(75歳以上)・脳梗塞の既往・心臓の機能低下・僧帽弁狭窄症のうち、1つ以上が心房細動に合併すると血栓ができやすくなり、脳に流れてゆきやすくなります。

たびたび不整脈を感じる人は、循環器科を受診して、血栓を出来にくくするお薬を処方してもらって、脳梗塞を予防しましょう。

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脳卒中を予防することは生活習慣病を予防すること

このように、脳卒中のリスク要因としてメジャーなのはまず高血圧、そして糖尿病、脂質異常症、肥満です。つまり生活習慣病そのものと言っても良いでしょう。

そして、大量飲酒(日本酒を1日に女性で1.5合、男性で3合相当以上)や喫煙は脳卒中のリスクを大きく引き上げますので、やめておくことをお勧めします。

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また、塩分・糖分・脂質の摂り過ぎもよくありません。さらに、運動不足や水分不足、睡眠不足も脳卒中を引き起こします。

そして、過労や長風呂、高温入浴も危険性が高いので注意しておきましょう。

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脳梗塞の予兆は脳梗塞症状が出てすぐに回復するTIA

脳梗塞には予兆が起こる時があります。一過性脳虚血発作(TIA:Transient Ischemic Attacks)と呼ばれるもので、脳梗塞と全く同じ症状が出る病気です。脳梗塞と異なるのは、何もしなくても、ほどなく症状が消えてしまうことです。

これが数時間後に回復すると言った場合では、病院に担ぎ込まれて診察されることが多いでしょうから良いのですが、数分で回復してしまった場合、受診されないケースもありえます。

この症状は、何らかの原因で一時的に血管が詰まったものなのです。つまり、脳梗塞そのものなのですが、その後で血流が回復した場合、TIAと言うことになります。

しかし、たまたまその時は血流が回復したから良いようなものの、もし回復しなかったら脳梗塞ということになります。ですので、もしこうした症状があったら、すぐに急いで受診して下さい。

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次に詰まったときには脳梗塞になる可能性があります。この段階で適切なお薬で治療すれば、脳梗塞が起こらないようにすることも可能なのです。

くも膜下出血の予兆については関連記事をご覧ください。

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TIAが見られたということは非常にラッキーなのです。早く治療することで脳卒中を食い止めることができるのですから、すぐに受診してくださいね。

症状が出たらためらわずに病院へ

以上のように、脳卒中というのは発症部位や発症の形が色々である割に、症状自体は比較的似通ったものになることが多いです。重症の場合は倒れてしまって救急車ということになるでしょうから良いのですが、軽症の場合が問題です。

くも膜下出血では2回めの脳動脈瘤破裂が怖いですし、脳梗塞では数時間かけて症状が重症化してゆくこともよく見られます。

ですので「これまでに感じたことのない異常」を感じたら、「大したことはない」と思い込まずに、可能な限り早く受診して下さい。

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