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白内障の真犯人はコレステロール!?食事で白内障を予防する方法

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白内障は歳を重ねるほど発症しやすくなる病気ですが、年齢に関わらず白内障を起こす危険因子と考えられのがコレステロールです。

コレステロール値が高いと白内障の発症リスクが高くなるのです!食事から白内障を予防する方法についてご紹介します。

ポピュラーな白内障のイメージがかわる!

白内障は比較的ポピュラーな病気なのでご存知の方も多いと思いますが、簡単にいえば、目の中でレンズの働きをする水晶体が濁って、目がかすんだりものが見えにくくなったりする症状のことです。

これまで白内障は加齢によって誰にでも起こる老化現象なので、ある程度の年齢になれば仕方がなくやってくる防ぎようがない病気の1つと考えられてきました。

しかし最近の研究で注目されているのは、白内障とコレステロールの関係です。コレステロール値が高いと白内障が起こりやすいという相関関係があるというのです。

もし白内障を引き起こす大きな要因がコレステロールであるとすれば、コレステロール値を改善することで白内障の発生リスクを少なくすることができることになり、高齢になっても白内障を予防する1つの大きな対策につながる可能性が出てきたということです。

白内障とコレステロールの関係

白内障は水晶体が濁ることで起こるわけですが、なぜ濁るのかという原因はよく分かっていませんでした。そのため老化によって自然発生的に起こる、としかいいようがなかったわけです。

ところが最近の研究によって、水晶体が濁る原因は体内でできるコレステロール、特に悪玉コレステロールと水晶体の中にあるたんぱく質が結合して特殊な脂質ができることによるのではないか、という説が有力になっています。

もともと水晶体は、ほとんどが水とたんぱく質で構成されていますが、ごくわずかに脂質も含まれています。

この水晶体に含まれている脂質の成分が、悪玉コレステロールとの結合によってできた質の悪い脂質によって変性を起こし、白内障の元になる物質が作られるのではないかと考えられるようになっています。

要するに、悪玉コレステロールとの反応によって作られた質の悪い脂質こそが白内障を引き起こす真犯人だということです。

そうであるならば、血中の悪玉コレステロールが増加すればするほど、水晶体の中にできる白内障を引き起こすコレステロールも増加するので、水晶体の混濁がさらに加速し白内障の症状が起こりやすくなります。

白内障予防には体内にできるコレステロールを減らすべし!

白内障を引き起こす原因が老化という漠然とした理由ではなく、コレステロールの増加によると考えれば、体内にできる余分なコレステロールをいかに少なくするかによって、白内障の予防にもつなげることができます。

そこで白内障を予防するために、どのようにコレステロールを減らせばよいか、その方法をご紹介したいと思います。

コレステロールは食事で減らそう!

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コレステロールは体内で合成されるものもありますが、ほとんどは食べ物に含まれるコレステロールをそのまま利用しています。コレステロールを減らすには、まずは不要なコレステロールを食べ物から摂取しないようにすることが肝心です。

現在考えられている白内障につながるコレステロールは、主に飽和脂肪酸によって作られるため、飽和脂肪酸を含む次のような食べものを控えることで白内障の予防につながると考えられます。

【飽和脂肪酸の多い食べ物(原料)】

  • バター
  • ラード(豚の脂肪)
  • ヘット(牛の脂肪)
  • 卵黄
  • ウナギ
  • イクラ

バターやラードはそのものを食べるわけではありませんが、これらを使って作る加工食品や洋菓子のような食べものは控えるようにしなければいけません。原料に何が使われているかチェックすることが大切です。

白内障予防にはレバーがお奨め

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コレステロールを少なくする食材としてでお奨めしたいのはレバーです。レバーにはグルタチオンという成分が含まれていて、グルタチオンには脂肪が酸化するのを防ぎ、体内の悪玉コレステロールを減らす働きがあります。

またグルタチオンの働きをサポートするビタミンAやB、Cなどの抗酸化ビタミンもレバーには豊富に含まれています。

ビタミンAは目のビタミンといわれるくらいで、白内障だけでなく夜盲症の予防や視力の回復にも役立つ、目にとってはとても良い働きをする栄養素です。

レバーこそコレステロールが高い食品ではないか?という人がいるかもしれませんが、レバーに含まれるグルタチオンや豊富なビタミン類の効果からすれば、レバーのコレステロールを気にするよりもレバーの効果の方がはるかに高いので心配はいりません。

むしろレバーに含まれる栄養素が選択的にコレステロールに作用して、体全体としてのコレステロールのバランスを保つ働きをすると考えると、単純にコレステロールが多いか少ないかだけで、その食材が良いか悪いかを判断することはできないのです。

レバーはコレステロールを多く含みますが、全体のコレステロールのバランスを調整しながら、必要ならコレステロールとして、過剰ならグルタチオンの働きが活性化するという選択的な働き方をすると考えられるのです。

こうした食べ物に含まれる栄養素の選択的な働き方については、現在、最先端の栄養学でも研究が進められていて、従来の食べ物であっても新しい作用や働き方が見つかることが期待されています。

もしレバーを食べるのがどうしても気になるのであれば、鳥より牛、牛より豚のほうがコレステロールが少なくなります。肉や脂を使った料理を食べるなら、レバーを使った料理に替えるといった工夫をしてみましょう。

医学や栄養学は日進月歩で進化しており、そこには常に新しい発見があります。従来では当たり前と思われていた考え方も、新しい医学書では別の解釈がされていたり、全くの間違いで削除されているということも珍しいことではありません。

大事なことは常に最新の情報に更新する柔軟性を持つことです。白内障の予防におけるレバーの考え方もその1つだといえるでしょう。

コレステロールの過多は様々な健康被害を及ぼします。白内障の予防という意味だけでなく、自分の健康のために是非コレステロールを意識した食事にしてみてくださいね。

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