健康生活TOP がん 癌予防には自分流の睡眠!睡眠不足と癌の関係と驚きの睡眠パワー

癌予防には自分流の睡眠!睡眠不足と癌の関係と驚きの睡眠パワー

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近年、日本人の生活スタイルで”健康に大きく影響を与える問題”が指摘されています。それは人間の身体を健康に保つために必須のもので、それを行わないと最悪死亡することもあります。

もうお分かりですね?これは「睡眠」のことを言っています。

近年まで睡眠不足による健康被害は、重大な病気は含まれていないと考えられていました。
しかし、研究の進歩により発ガンと睡眠不足の関係性が報告されており、ガンが発症する原因の一つに上げられているのです。

睡眠とは一体どの様な作用があり、また不足するとどの様な悪影響を我々に与えるのでしょうか?

人間の睡眠と免疫作用、そして発ガンの関係を含めて紹介します。たかが睡眠、されど睡眠、ですよ。

睡眠不足と健康の関係

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「睡眠時間が少ないと不健康である」とよく聞きますが、実際には身体にどの様な影響を及ぼしているのでしょうか?実は科学的に睡眠の作用や効果について、全ては解明されてはいません。

しかし、脳を休めたり、筋肉を修復したりする作用によって生命を維持する働きは昔から指摘されていました。

睡眠は脳を休めるだけじゃない!

睡眠は脳を休めると言われています。しかし、脳を単に休めるだけの働きとはちょっと違いがあるようです。

普段人間が活動している時間帯、脳は活発に働いており、身体全体をコントロールしています。そのため脳には疲労物質が溜まったり、場合によっては損傷してしまったりすることもあるのです。

睡眠は脳を休めることで、疲労物質を排除したり傷ついた脳組織や神経を修復させたりする作用があり、脳の機能を維持するためには重要なものだったのです。

また脳細胞の成長と睡眠は大きく関係しており、成長期に睡眠が少ない生活を行うことで、脳の成長を阻害してしまうことがあります。

睡眠不足とストレス:イライラしてしまうのはなぜ?

睡眠不足でイライラしている人っていますよね。睡眠不足の状態では上記した通り、脳に疲労物質が溜まっているので、脳の働きが弱くなります。そのために普通に出来ることが出来なかったり、思考がまとまらなかったりしてしまいます。

そうなると、更に脳にストレスがかかり、身体に別の影響を与えます。

  • うつ病
  • 睡眠障害
  • 適応障害
  • パニック症候群

などの症例ですが、精神的な病気以外にも胃炎や腸炎など内臓系の病気が発症することもあります。

睡眠不足によるストレスは身体全体に悪影響を与えてしまうのです。

睡眠とホルモン:成長を促進し老化を予防する

身体の成長にとって重要なホルモンは、睡眠時に多く分泌されています。「寝る子は育つ」と言いますが、成長ホルモンは睡眠時に分泌され、睡眠の少ない子供は成長が遅いとの報告もあります。

このようなホルモンは大人でも重要で、細胞組織の修復や再生を行うために使用されます。

「寝不足でお肌がボロボロなの~」などは、睡眠不足によるホルモン低下で皮膚組織の再生が正常に行われていないことを意味しているのです。

アンチエイジング(老化予防)の観点から考えても、睡眠は重要な行為と言えます。

睡眠不足と免疫:病気にかかりやすく長引きやすくなる…

慢性的に睡眠不足の人は病気にかかりやすいと言われています。

これは睡眠不足による疲労の蓄積や、脳の働きが低下することも関係していますが、免疫力が大きく低下してしまうことが大きな原因となります。

免疫力が低下した状態では、身体の外からの異物(ウイルス、細菌)を効率よく排除することが出来なくなり、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなってしまいます。

また、免疫力の低下は病気の回復をも遅らせることなり、合併症を引き起こすことで病気の長期化を引き起こすことにもなるのです。

そしてこの免疫力の低下がガンの発症と大きく繋がっていることが判明しています。

免疫低下によるガン細胞の増殖

睡眠不足は免疫力の低下を引き起こしますが、そもそも免疫をご存知でしょうか?

免疫とは人間が持つ防御作用で、ウイルスや細菌などの外敵の侵入を防御し死滅させる働きがあります。

また細胞腫瘍などの異常細胞を攻撃するのも免疫になります。

免疫が弱まると身体の防衛隊が弱体化してしまい、外敵の攻撃から身体を守ることができません。

更に身体の中に発生した反乱分子(細胞腫瘍)を鎮圧することもできずに、増殖を許す結果となるのです。

このように免疫力の低下は単にウイルスや細菌から身体を守るだけではなく、細胞の変異を防いでガン化を阻害する働きもあったのです。

睡眠不足はリンパ球を弱める

実際の免疫とは「リンパ球(白血球など)」を指しており、このリンパ球が外部から入り込んだウイルスや細菌を攻撃します。リンパ球は睡眠をとっている状態で生成され活性化していると考えて下さい。

人間には自律神経と言う無意識下で臓器や呼吸、体温などをコントロールする神経があり、「交感神経」と「副交感神経」をスイッチさせながら働いています。

役割としては活動時に交感神経、リラックス時には副交感神経が優位に立っており、睡眠時は副交感神経が優位な状態です。

リンパ球はこの副交感神経が優位な状態で生成されると考えられており、交感神経が優位なままでは生成に悪影響があるのです。

つまり、睡眠不足では自律神経が交感神経のままの状態が続くため、新たなリンパ球が生成されないことから免疫力も低下してしまうと言うことです。

NK細胞がガン抑制に重要

このリンパ球の中にガン抑制の重要な鍵「NK細胞(ナチュラルキラー細胞)」があります。ちょっと物騒な名前の細胞ですが、NK細胞は私達の健康を守ってくれる頼もしい味方なのです。

通常の免疫細胞は外敵が侵入して、抗体ができてから外敵を攻撃します。しかし、NK細胞は常に身体をパトロールしており、外敵が侵入したら即時に攻撃して死滅させる作用があったのです。

また、NK細胞は細胞の変異、いわゆるガン化した細胞も攻撃して、腫瘍の増殖を防ぐ重要な働きも行います。

人間の細胞は一定のきっかけで腫瘍化すると考えられており、それをガン化しないように抑えているのもNK細胞の働きだったのです。

免疫力の低下はNK細胞の作用を弱めることに繋がり、結果的に細胞の腫瘍化を抑えることができなくなるのです。そしてガンとなり私達の命をも脅かす存在になってしまうのです。

ガン予防には自分の睡眠を理解することが重要!

良い睡眠を得るためには自分の睡眠を理解する必要があります。

普段自分が「どのような睡眠を行っているのか」を考えてみて、問題があれば見直すことが必要です。

寝る時間を考えよう

近年、多く聞かれる睡眠障害の一つとして「体内時計の乱れ」があります。本来人間は夜11時には眠り朝6時くらいに起きるのが理想と言われています。

これは個人個人の生活リズムによって違いはありますが、深夜0時前には寝て7時間程度の睡眠は必要でしょう。

しかし、生活スタイルの多様化から、毎日早朝まで起きていて、それから睡眠に入る、いわゆる「夜型」の生活が増えているようです。

早朝の6時に寝て昼の12時まで寝ている生活ですが、中には早朝4時に寝て8時に起きて会社へ行く人さえいるようです。

なぜこのような生活になるのかと言えば、「夜遊び」「深夜番組」「ゲーム」「インターネット」がその理由ですが、これではまともな睡眠を得ることはできません。

人間には体内時計があり、規則正しい睡眠は体内時計を調整するのに重要な働きをしています。体内時計に異常が出ると、自律神経が乱れ免疫力が低下してしまいます。

「夜寝て、朝起きる」は体内時計を狂わせないためにも必要な行為です。週に4日は深夜0時までに睡眠に入るようにしましょう。また睡眠時間は7時間程度を得るようにしましょう。

気持ちを落ち着かせて…

寝る前に気分が高まっていたり、心配ごとがあったりしたら脳は休まることができずに、なかなか良い睡眠を得ることはできません。これでは折角布団に入っても効果は半減してしまうでしょう。

睡眠前にはリラックスすることを心掛けて下さい。

(1)就寝30分~1時間前に入浴すると、就寝までに徐々に体温が低下して深い眠りに入りやすくなります。

(2)寝室に自分の好みの香りを漂わせるのもリラックス効果が期待できます。

(3)寝る前の軽いストレッチは筋肉を和らげるだけではなく脳をリラックスさせる働きもあります。

(4)自分に合った寝具を選びましょう。特に枕には気を付けて下さい。

(5)アルコールは浅い睡眠の原因になります。寝る前のアルコールは止めましょう。

(6)寝室のライトに気を配りましょう。光による目への刺激は睡眠を邪魔します。寝る前の1時間くらいは淡いライトで刺激を抑えましょう。

睡眠記録で自分に合った睡眠を決める

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免疫力をアップさせるのに睡眠が重要な働きを行っていることは理解できたと思います。

しかし、なかなかそれを実践するのも難しいのが現実ですよね。そこで自分の「睡眠スタイル」を確立させることをオススメします。

睡眠スタイルとは「自分の睡眠のルールを作り、そのルール通りに眠る」ことです。

睡眠スタイルを作るにはまず自分の睡眠記録を作るのが重要で、「昨日は良く眠れた。眠る前にやっていたことは…」と記録を付けるのです。そうすることで良い睡眠を得た日と悪い睡眠の日が分かってきます。

次に良く眠れた日の生活を調べることで、きっと共通の鍵が見つかるはずです。

例えば「夜の9時に30分の入浴をした日は良く眠れたけど、シャワーを10分浴びただけの日は眠れなかった。」と気が付けば、毎日夜の9時にお風呂に入れば良いのです。

このように睡眠記録は自分の生活習慣を見直す良いきっかけにもなります。自分にあった睡眠ルールを考えてみましょう。

睡眠不足解消はガン予防の一歩

睡眠不足は免疫力を低下させて健康に悪い影響を与えます。しかし、仕事が夜間業務だったり、交代制だったりする場合もあります。

それでも自分の睡眠スタイルを確立していれば、睡眠不足には陥らずに免疫力の低下も防げるのです。

免疫力の低下は細胞の腫瘍化を見逃し、ガン細胞の増殖を放置する結果になるのです。「ガン予防の第一歩は睡眠から」です。

自分の睡眠を見直して良い睡眠を得るように工夫してみましょう。

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