健康生活TOP 出産 産後クライシス離婚が急増中…?出産前・後のパパとママの心得

産後クライシス離婚が急増中…?出産前・後のパパとママの心得

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多少の個人差はありますが、些細な事でイライラしたり、特にこれといった理由もないのに自分が嫌で仕方なくなったりする…女性なら生理の度にこんな経験をした事があるはずです。

これはホルモンバランスが変化する事で自律神経にも影響が及び、自分自身では感情をコントロールできなくなるからです。

でも生理が終わりホルモンバランスが戻に戻ると、たまらなく憂鬱だった事が嘘のように消え去ります。

女性には生理以外でもホルモンバランスの変化で、自分では想像もできなかったような変化に戸惑う事があります。産後クライシスと言われる現象もこれに当てはまります。

産後クライシスは誰もがリスクを抱えている!

ホルモンバランスの変化は妊娠や出産時にも起こりますが、生理の時とは少し事情が違います。

自分自身の事なのに、ホルモンバランスだけはどうしても思うようにコントロールできないものです。

生理の時のイライラや憂鬱は生理が終われば解消されますが、出産後のホルモンバランスの変化は戻るまでに時間がかかりますので、時に想像もしない結末を迎える事もあるのです。

産後クライシスというのは、NHKの番組がきっかけで生まれた言葉です。産後に起こる女性のホルモンバランスの変化が、家庭や家族に様々な影響を与える事を指しています。

クライシスというのは崩壊や危機という意味がありますが、産後に起こるホルモンバランスの変化が時には、家庭崩壊や夫婦関係の危機に直面する事があるという意味合いも含まれています。

以前と比べて結婚に関する概念も変わっている事から、今は離婚に対しての考え方も変わっています。これにより1分に1組のペースで離婚をする夫婦がいるとも例えられる事があります。

死別や未婚を除いて、母子家庭が増えているのも産後クライシスが関係している事も否定できません。産後クライシスが原因の場合は子供が生まれてから2年以内に離婚する事が多いのも特徴です。

離婚には至らなかったものの、出産後に夫婦関係の危機を感じた事がある夫婦は意外と多いという統計もあります。

結婚や出産といえば幸せの絶頂というイメージも強いのですが、現実は少し違います。これは誰もがリスクを抱えていると言っても過言ではありません。

産後クライシスに陥りやすい人の特徴

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結婚や出産に対しては、女性なら誰もが自分の夢や希望を思い描くものです。好きな人と夫婦になりその人の子供を産むというのは幸せな事に違いありませんが、理想や憧れが強い人ほど、産後クライシスに陥りやすい傾向があります。

結婚も出産も頭で考えるほど楽で楽しい事ではありません。結婚はイベントとして捉える事もできますが、出産は女性にとってまさに命懸けであり、子供を育てていくというのは簡単ではありません。

子供を愛おしいと思う気持ちはあっても、泣いてばかりで全く意思の疎通ができないのは相手が赤ちゃんなら仕方ない事です。

誰だって初めての出産は不安がいっぱいですし、初めて母になるわけですからできなかったり、わからなかったりして当たり前です。

赤ちゃんと一緒にママも母親として失敗や挫折を繰り返しながら、お互いが成長していくのです。

しかし理想や憧れが強い人は、いい母親になろうとする傾向があるので、子育てマニュアルと違うだけでも不安になります。

特に出産後はホルモンバランスが大きく変化していますので、今までとは考え方も変わっています。

女性は妊娠や出産という自分自身に起こる変化があるので、本能的に母親モードになるのですが、男性は自分の子供でもお腹を痛めていないので父親モードになるのに時間がかかります。

子供が生まれると必然的に子供が優先になりますが、赤ちゃんとうまく意思の疎通ができないので、自分は悪い母親なのだろうか?と必要以上に思いつめてしまう人もいます。

こういう時は夫が自分を支えてくれていると実感できれば少しは気持ちも変わるのですが、男性と女性では考え方に違いがあるのでなかなかうまくいきません。

そんな時、ふと夫を見ると自分はこんなに悩み苦しんでいるのに、のんきにテレビを見て笑っている、仕事で疲れていたとしても、自分でできる事はやって欲しいのにそれもやってくれない。

子育ての相談をしても、なんだか他人事のように親身になって話を聞いてくれないとそこで夫に対しての愛情が一気に覚めてしまう、これが産後クライシスの仕組みです。

一見どこの家庭にもあるような光景ですが、元々女性と男性は考え方や物の見方が違います。更に出産によるホルモンバランスの変化も加わり、気持ちにも変化が出るのは仕方ない事です。

この時お互いを理解できないまま関係がこじれてしまうと、夫婦間の溝もどんどん深くなってしまいます。気付いた時には修復不可能となり離婚に至るケースが多いのです。

しかしこれは出産を経験した女性や夫婦なら誰もが陥る可能性がある事です。自分がそうなった時に対処法を知っておけば、離婚という危機も乗り越えられるかもしれません。

産後クライシスを乗り切るパパママの心得

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ママは家で子育てや家事を担当し、パパが外で働き収入を得て家族を養う、これが一般的なスタイルです。もちろん逆の夫婦もいますが、この場合は一般的な夫婦のスタイルとして考えていきます。

パパは1日中仕事をしているので、家にいて赤ちゃんと一緒に過ごしているママの苦労がよくわかっていない傾向があります。

1日中家にいても、赤ちゃんの面倒を見るというのはパパが思っている以上に大変だという事を少しだけ理解してあげてください。

自分で望んだ子供なんだし、女なんだから子供の面倒を見るのは当たり前という考え方があるのも事実です。

でも子供はパパとママの2人の子供です。ここを履き違えてしまうと産後クライシスが取り返しのつかない事になる可能性も高くなってしまうでしょう。

まずパパの心得として、ママの役目を楽だと思わないで欲しいのです。結婚前のママはすごく優しかったのに子供が生まれたら性格がキツくなったと感じるパパもいます。

これも全てホルモンバランスが影響しているという事を覚えておいてください。しかし頭ではわかっていても実際にはなかなかうまくいきません。

そこでパパとママが知っておくべき心得を紹介しておきますので、参考にしていてだければ幸いです。

パパの心得

出産に立ち会ったパパなら、ママがどれだけ頑張って出産したのかをわかっていると思いますが、それでも実際に子育てとなると、どうしてもママに任せっきりになってしまう傾向があります。

手伝おうとしてもママはイライラしているし、どうしていいかわからなくなってしまう事もあるでしょう。

出産は想像以上に体力を消耗しますので、ママは身も心もボロボロの状態です。しかしそれ以上に子供が生まれたという喜びや達成感があるので、強くいられるのです。

見かけは元気そうに見えても、とてもデリケートですし免疫力も下がっていますので、そんなママに少しだけいたわりの気持ちを持ってあげてください。

ママの性格にもよりますが、産後はホルモンバランスが変化しているので性格が変わるのも仕方ありません。

男性とは違いすぐに母親モードに切り替わるので、ここも理解して欲しいところです。1日中仕事で疲れていても、家に帰った時、少しだけママの時間を作ってあげましょう。

1日中子供に付きっきりなので、30分でも1時間でもママが自由になれる時間を作ると気持ちに余裕ができます。

子供をお風呂に入れるのはパパが担当するのもいいですね。ママは時に愚痴る事もあるかもしれませんが、ここは寛大な心で聞き役に徹していれば、ママのストレス解消にも役立ちます。

  • 母である前に妻なのだからどちらも完璧にして!
  • 家に居るんだから楽でしょ?
  • こんな簡単な事も出来ないの?
  • 親に甘えすぎじゃない?

これは意外と無意識に言ってしまうNGワードです。ホルモンバランスが変化していて、身も心もボロボロの時に言われると、怒りのスイッチが入るママもいるので注意してください。

ホルモンバランスが元に戻れば気持ちも落ち着いてくるので、それまで根気強く付き合ってください。

ママの心得

確かに出産は命懸けですし、赤ちゃんのお世話は苦労が多いので大変な思いもします。パパの子供でもあるんだから助けて欲しいと思う気持ちを持つのもある意味仕方ないことですね。

でも男の人は父親モードに切り替わるのに時間がかかります。子育てに積極的に参加するパパさんもいますが、大抵の場合パパは何をしていいかよくわからないのです。

付き合いが長いほど何も言わなくても察して当たり前と考えがちですが、口に出して言わないとわからない事もあります。

ママも大変ですが、パパも仕事で大変な思いもしますし疲れている日もあるでしょう。気持ちと心がバラバラになりやすい時期なので、パパの何気ない一言に傷つく事もあります。

出産をしたら女性はどういう状態になるかを、出産前にパパに話しておくのもいいと思います。

何かやって欲しい事があったらパパにお願いしてみましょう。言わないとわからないとついイラっとしてしまいがちですが、男性の多くは言われないと気づかない事が多いのも事実です。

疲れているのでついきつい口調になってしまいがちですが、パパの性格なども考えて言い方も工夫してみましょう。

いかがでしょうか?実際は言葉で言うよりも難しく、時には衝突する事もあると思います。でもどちらかが大変でどちらかが楽という事はありません。

子供中心の生活になるので、なかなか自分の時間が持てなくなりますが、これは親になったら誰もが経験する事です。

産後クライシスはある意味夫婦の絆を深めるスパイスになる場合もあります。大変な時は自分の気持ちにも余裕が持てなくなるのは人間なら仕方ない事です。

全てはホルモンバランスの仕業ですから、理解に苦しむ事もあると思います。ママはどうしてもイライラしやすいので、夫婦で話し合う時間も大切です。

パパもママも最初は初心者ですから、赤ちゃんと一緒に成長していってくださいね。

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