健康生活TOP アトピー性皮膚炎 子供のアトピー性皮膚炎の発症リスクが上がる妊婦の特徴とは?

子供のアトピー性皮膚炎の発症リスクが上がる妊婦の特徴とは?

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あなた、またはご家族にアトピー性皮膚炎と医師に診断された方はいらっしゃいますか?特にお子さんに多いアトピー性皮膚炎ですが、お腹の中にいる時点でそのリスクを高めてしまう妊婦さんの生活環境というものがあるのです。

あなたのお子さんをアトピーっ子にしてしまうかもしれないその生活とは?

そしてアトピー性皮膚炎の症状やこれを引き金に起こってしまう他の症状、そして症状の改善のために普段から心掛けたいことをご紹介します。

妊婦ママの生活が子供のアトピー性皮膚炎の発症原因になっていた

アトピー性皮膚炎になるリスクが増大する原因を調査する、2万4000組の母子を対象におこなわれた大規模な研究が台湾でおこなわれました。

この研究結果で、産まれてくる子供のアトピー性皮膚炎になるリスクが増える、母親の生活環境が明らかになりました。

アトピー性皮膚炎を発症した子供の母親1万9,381例のうち約62%近くが、妊娠中も就労していたとのことです。最近では妊娠しても働き続ける女性が増えていることは確かですよね。

また、業種にも差が出ています。母親が妊娠中に専門職や技術職で働いていた場合、よりリスクが増大していたのだとか。

次に妊娠中の仕事でのストレスが大きければ大きいほど、子供のアトピー性皮膚炎の発症リスクが増大しています。

先程の職種にも関係あるかもしれませんが、お仕事にはストレスが付き物ですね。その感じ方はその母親それぞれでしょうが、やはり大きくストレスを感じれば感じるほどリスクの増大に繋がるのです。

またアトピー性皮膚炎を発症した子供の母親は、発症しなかった子供の母親よりも仕事の時間、いわゆる勤務時間が長かったのです。同じように仕事をもっていても、働く時間量でも差が出てきたということですね。

つまり妊娠中に働いていた妊婦さんが、

  • 専門職、技術職に就いていた
  • 仕事でストレスを感じていた
  • 勤務時間が長かった

ということがあると、より産まれてくる子供がアトピー性皮膚炎のリスクが高いということなのです。

いかがですか?あなたはドキッとしましたか?あくまでも統計的なことですが確率が高いのは事実です。

あなたがもし今妊娠中で働いているなら、お仕事のことも少し考えてみてみませんか?もちろん事情があって働かなければならない方が多いと思います。

かかりつけの医師や旦那さん、ご両親や勤め先の上司など、誰でもいいので一度相談してみてほしいです。アトピー性皮膚炎はとてもつらいものです。まだ見ぬ可愛いわが子のためにも、少し考えてみてくださいね。

アトピー性皮膚炎の症状とそれが引き金になる他の病気

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アトピー性皮膚炎はかゆみを伴う湿疹が体中に発症します。

  • 乾燥 皮膚の水分が少ない状態になる
  • 鱗屑(りんせつ) フケのようなものが落ちる
  • 丘疹 小さなぶつぶつができる
  • 痒疹 痒みを伴う大きなしこりができる
  • びらん 皮膚が剥がれてただれた状態になる

といった症状も発症します。また苔癬化(たいせんか)という、掻きむしることを繰り返したことで、皮膚が硬く厚くなってしまう状態も起こります。

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出典:アトピー性皮膚炎 病気の基礎知識|アステラス製薬|なるほど病気ガイド

年齢は乳幼児から大人まで様々で、原因は遺伝子的なものや環境的なも、またそれらの重なりで発症します。乳幼児などは特に重症化しやすく、我慢できずについ掻きむしってしまい肌に傷を負うことが多いです。

症状は良くなったり悪くなったりを繰り返し、完治が難しい病気です。大変気の長い治療となります。

アレルギー性皮膚炎から起こる他の病気に注意!

皮膚がどうしても弱くなるため感染症にかかり易くなり、

  • とびひ(伝染性膿痂疹)
  • 水の入った白いいぼ(伝染性軟属腫)
  • ヘルペスウイルス感染症
  • 白内障
  • 網膜剥離
  • 円形脱毛症

といった別の皮膚疾患や目の病気などを起こしてしまう可能性があります。

物の見え方がおかしいな?目が強くかすむなぁ…と思ったら、アレルギー性皮膚炎からの合併症で目に異常が出ている可能性が高いです。すぐに眼科を受診し、アレルギー性皮膚炎を持っていることを伝えて診断を受けてくださいね。

治療薬と悪化させないために普段から気をつけること

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塗り薬

  • ステロイド外用薬
  • 免疫抑制外用薬

飲み薬

  • 抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬
  • ステロイド内服薬
  • 免疫抑制内服薬

を基本的には処方されます。また保湿剤を使うこともあり、クリーム、ローション、軟膏などの種類があります。医師と相談し、もっとも生活や使用感に合った薬剤を選びましょう。

治療しながら気をつけたいこと

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  • できるだけ清潔な環境で過ごすこと
  • 肌に直接触れる肌着も清潔で肌触りのよいものでなければならない
  • 毎日入浴をする
  • 爪は常に短く切っておく
  • 汗はこまめに拭く

じゅうたんや畳はアレルゲンであるダニなどの住み家になりやすいです。床はフローリングが良いでしょう。またほこりをためないためにも掃除、換気はこまめに行ってください。

肌着は化学繊維や羊毛を避けてください。刺激の強いものは皮膚炎を悪化させてしまいます。

皮膚を清潔にするため、毎日入浴しましょう。その際、石鹸やシャンプーなどは体に残らないようによくすすぎ落とし、入浴後は保湿をして水分が逃げないようにしましょう。

乳幼児や小さい子供は爪を短く切って、掻きむしって皮膚を傷つけないようにしてあげましょう。

汗をかいたら、こまめに拭いてください。シャワーをするのも効果的です。

また、以下は皮膚にとって刺激になり、炎症を悪化させてしまう可能性がありますので、対策をしっかりと行いましょう。

  • 夏の汗、紫外線、プール(塩素・塩分)
  • 冬の乾燥
  • シャンプー、リンス、石鹸など
  • 入浴剤
  • ダニ、ゴキブリなど
  • ホコリ

また精神的なストレスが大きく関連しますので、できるだけストレスをためないように気分転換などを行うことが効果的です。

患者さんの心のケアも大変重要です。女性の場合お化粧ができないなどのリスクもあり、外見も関与するだけに周囲のデリケートなケアが必要不可欠なのです。

私の知り合いは漢方で綺麗に完治しました。また最近、某社が発見した乳酸菌でアトピー性皮膚炎の症状が軽くなったということも言われています。

一番大事なことはやはり諦めずに治療を続けることです。そしてまず早めに病院へ行くことですね。

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