健康生活TOP 喘息 大人の喘息に要注意!原因と症状を知り風邪との違いを見極めろ

大人の喘息に要注意!原因と症状を知り風邪との違いを見極めろ

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「喘息=子どもの頃に発症する病気」というイメージをお持ちかもしれません。ところが実は大人になってから喘息を発症するケースも多いのです。今回は意外と知られていない大人喘息の真実です。

大人喘息は子どもの喘息よりも怖い?

喘息は放置すると死に至るケースもある非常に怖い病です。特に大人喘息は注意が必要です。その理由は何なのでしょうか? 子どもの喘息と比較しながら説明していきます。

そもそも喘息とはどのような病気なのか

喘息とは、気管支の炎症により気道が狭くなり空気が通りにくくなる病のことをいいます。 正式名称は「気管支喘息」と言います。

空気が通りにくくなると呼吸がスムーズにできなくなるので、呼吸の際に息苦しさを感じたり呼吸音が出たりします。息苦しさや咳のせいでなかなか寝付けなかったり、夜中何度も起きてしまうなど非常につらい症状が現れます。

大人喘息はものすごい勢いで急増していた

喘息は子どもの病気というイメージをお持ちの方が多いと思います。実際の患者数を見ると子ども全体の7%ほどが喘息を患っているというデータがあります。これに対して大人は全体の3~4%ほどなので確かに子どもに多い病と言えるでしょう。

ところが大人喘息はこの30年の間で急増しています。その数は約3倍とも言われています。 その原因は経済の発展や環境など様々ですが、これについては次項でもう少し詳しく解説していきます。

大人喘息が怖いと言われる理由

大人喘息が恐ろしいと言われる一番の要因は、治療しても治りにくい点にあります。 子どもの喘息は適切な治療を受ければその7割ほどが改善に向かいます。しかし大人の場合は治療をしても思うように効果が上がらないケースが多いです。

それどころか大人喘息は原因を特定できないことも多く、それが余計に治療を困難にしてしまいます。子どもの喘息は比較的原因を特定しやすく治療の効果も出やすいのですが、大人はその真逆と言っても良いでしょう。

また大人喘息は一度発症してしまうと重症化しやすいのも怖れられる理由の1つです。たかが喘息と油断していると命の危機に陥る可能性もあるのです。

原因が特定されにくい? 大人喘息の原因として考えられるもの

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喘息の原因はハウスダストやダニなどのアレルギー物質によるものがほとんどです。また風邪をきっかけに発症することもあります。大人の場合はそこにストレス等の要素も加わるのでその原因を特定するのが困難となります。

原因1.ハウスダストやダニなどのアレルゲン

ハウスダスト・ダニ・花粉・カビなどのアレルゲンによって喘息を発症するケースです。 子どもの喘息のほとんどがこれに当てはまります。もちろん大人の喘息もこのようなアレルゲンにより発症するケースがあります。

非常に多いのが、引越しなどの住環境の変化によりハウスダストやダニなどが多い環境にさらされることで発症するケースです。今までは大丈夫だったのにある日突然、喘息の症状が現れることもあるので油断できません。

原因2.タバコの煙や外気などの刺激

喘息の原因の2つ目として考えられるのは非アレルゲンによる刺激です。例えばタバコや花火の煙、寒い空気などがそれに当たります。 特に注意してほしいのは刺激の強いタバコの煙です。

仕事によっては煙・湯気・刺激臭などから避けられない場合があると思います。恐らくそのような職場では適切な対策が行われていると思いますが、行われていない場合は自分でマスクを着用したり休憩をとるなどの工夫が必要です。

原因3.強いストレスや疲労

ストレスと喘息、一見全く関係なさそうですが実は密接な関係があるのです。人間は大きなストレスを感じると体の抵抗力が著しく低下することがあります。これをきっかけに喘息を発症するケースが少なくありません。

子どもの場合、喘息の原因はアレルゲンや風邪によるものがほとんどを占めています。ストレスによる喘息はほとんど見られないので、大人ならではの喘息の原因と言っても過言ではないと思います。

ストレスは喘息以外にも様々な病気の原因となりえます。無理をしすぎない、適度なストレス発散法を見つけるなどの工夫が必要です。

原因4.風邪がきっかけになる

なかなか風邪が治らない、咳が続いているという場合には注意が必要です。風邪をきっかけにして喘息を発症するケースがある為です。 風邪だと思って放置していると重症化してしまう可能性もあるので注意が必要です。

知識や経験がないと風邪か喘息かを判断するのは難しいかもしれません。風邪による咳は長くても3週間以内には収まるので、それ以上咳が長引く場合は要注意です。おかしいと思ったら病院を受診しましょう。

こんな症状が出たら要注意! 大人喘息の症状

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喘息の症状は基本的に大人も子どもも同じです。では具体的に喘息になるとどのような症状が出るのか? 代表的なものを以下にまとめました。

  • 咳・痰
  • 息苦しさ
  • 喘鳴
  • 動悸・息切れ
  • 呼吸困難

喘鳴(ぜんめい)とは息をする際にヒューヒュー・ゼーゼーというような音がすることを指します。喘息の症状の中でもっとも特徴的な症状と言っても良いと思います。

喘息かどうかを見極めるポイント

喘息は風邪の症状に似ているので、風邪だと思い込み治療が遅れ重症化する危険性があります。喘息かどうかを見極めるには以下のようなポイントがあります。覚えておくともしもという時に安心です。

  • 3週間以上経っても咳がおさまらない
  • 夜間に咳や息苦しさが悪化する
  • 風邪薬を飲んでも症状が改善しない
  • 熱が出ない

喘息は夜間に症状が悪化するというのが大きな特徴です。 昼間も夜も咳が出る場合は風邪や他の病気の可能性が考えられますが、夜や明け方のみ咳や息切れを感じる場合は喘息の可能性が高いです。

また風邪やインフルエンザ等は高熱が出ますが、喘息の場合は高熱が出ることはありません。人によっては微熱程度の熱が出る方もいるようです。体調不良を感じたら1日に何度か体温を測っていくことをお勧めします。

大人喘息についてまとめてみました。今までは子どもの病気というイメージをお持ちの方も多かったのではないでしょうか。誰にでも発症する可能性があることを頭に入れておいてくださいね。

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