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あなたの家族は…?アスペルガー症候群が疑える大人・子供の特徴

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アスペルガー症候群という疾患をご存知ですか?知的障害ではないものの、生活するうえでまわりにうまく溶け込めず良好な人間関係が築きにくい症状です。

この疾患は本人や家族が気づいてないケースも多いそうです。症状を抑えるためには、通院しトレーニングが必要ですので、特徴をチェックして早めに気づくことが大切なのです。

アスペルガー症候群は幼少期に症状が出ない為気づきにくい

アスペルガー症候群とは大きく分けると自閉症に分類される疾患です。ただし知的障害を伴わないものと定義されています。幼少期に言語障害などのハッキリとした症状が出ないので、周囲が発見するのが難しいのも特徴です。

ちなみに自閉症とは言語やコミュニケーションなど、多方面に渡り発達の遅れが見られる発達障害です。ほとんどの場合は3歳くらいまでに症状が現れ始めます。

アスペルガー症候群は幼少期にハッキリとした症状が出ない為、本人はもちろん家族や周囲の人間が認知していないケースが多いのです。大人になるにつれ徐々に違和感を感じ始めて、ようやくこの疾患に気づくというわけです。

子どもの段階で気づくチャンスを見逃すな!子どものアスペルガー症候群の特徴

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言葉が発しにくい等の大きな症状が現れないアスペルガー症候群ですが、子どもの段階でこの疾患に気づくチャンスがないわけではありません。

子どものアスペルガー症候群の特徴には以下のものがあります。できるだけ早い段階で気づけるよう、自分のお子さまにいくつ当てはまるかチェックしてみましょう。

  • 人と目を合わせられない
  • 大人びた話し方や振る舞いをする
  • 想像力が乏しい
  • 同年代の子どもと比べて不器用
  • 相手の気持ちを汲み取ってあげることが苦手

代表的な特徴を挙げてみました。いずれもハッキリとした症状ではない為、「協調性がない」や「大人しい」などの言葉で済まされてしまうことが多いです。親自身も性格のせいだと思い込んでいるケースが多いのが現実です。

親に責任があるわけではない

アスペルガー症候群の原因についてはまだハッキリと解明されていません。愛情が不足していた、親の躾が悪かった等のイメージを持たれがちですが、いずれも科学的な根拠はありません。

仮説としては先天的なもの、遺伝的な要素が大きく影響しているという説が有力です。生まれてからの両親の言動が発症の原因になっているというのは考えにくいそうです。

よって自分のお子さまがアスペルガー症候群を発症したとしても、両親が自分を責める必要はありません。いち早く自分の子どもにアスペルガー症候群の疑いがあるということに気づき、適切な治療や対処法を見つけることが重要です。

子どもとどう違う?大人のアスペルガー症候群の特徴と気を付けたい二次障害

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では次に大人になってからのアスペルガー症候群について紹介していきます。大人になってからこの疾患に気づく方も多いそうです。

大人のアスペルガー症候群の特徴には以下のものがあります。あなた自身や家族に当てはまることはありませんか?

  • 人間関係をうまく築けない
  • アイコンタクトができない
  • 空気が読めずに周囲を怒らせてしまう
  • 他の人と同じように仕事がこなせない
  • 行動がワンパターンになりがち
  • こだわりが強い

症状を見るとどの方にも1つくらいは心当たりがありそうなものばかりですね。これだけでアスペルガー症候群と判断するのは難しいですが、仕事や人間関係に支障が出ている場合は注意が必要です。

アスペルガー症候群がもたらす影響にはどんなものがあるのか

大人になってから初めて自分がアスペルガー症候群であることを自覚する方が大変多いと言います。これはアスペルガー症候群は成長するにつれ、徐々に症状が如実に現れていく為です。

また学校や会社等より多くの人と接する機会が増え、自分が周囲と違うということに気づきやすいことも大きな一因です。

アスペルガー症候群の方は業務や職場の人とのコミュニケーションに問題が起こり、いつのまにか周囲から孤立してしまうケースもあります。また友情や恋愛関係を築くことが難しく様々な問題を1人で抱え込んでしまう可能性も高いです。

最も注意してほしいのが二次障害を併発してしまうことです。具体的には睡眠障害やうう病などが挙げられます。早めにアスペルガー症候群に気づき治療を受けたり、周囲の理解を得ることが大切です。

疑わしいなら病院で相談してみよう!アスペルガー症候群の治療方法

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自分もしくはご家族にアスペルガー症候群の疑いがある場合は、迷わずに病院を受診するようにしましょう。アスペルガー症候群ではない心の病、また発達障害の可能性も捨てきれません。

何科に行けばいいの?

アスペルガー症候群の疑いがある場合は精神科や心療内科を受診することをお勧めします。大きな大学病院等では自閉症やアスペルガー症候群の外来を設けている病院もあるようなので、近くにそのような病院があればそちらに行ってください。

お子さまの場合はまず始めに保健所に相談に行くのも良いでしょう。相談内容から判断し、適切な病院を紹介してくれるはずです。いきなり始めからお子さまを精神科に連れて行くのに抵抗がある方はこちらの方法をお勧めします。

実際、どんな治療法が行われるのか

アスペルガー症候群の治療法は心理分析やカウンセリング、精神面でのトレーニングが中心となります。薬物を用いた療法を行うケースもありますが、アスペルガー症候群を治すのではなくあくまでも症状を抑えることが目的となります。

現在の医学ではアスペルガー症候群を完治させることはできませんが、治療により症状を抑えることができます。またトレーニングにより社会生活に順応できるように訓練していくことは十分に可能なのです。

繰り返しになりますが、自分やご家族にアスペルガー症候群の疑いがある場合は、迷わず、勇気をもって病院へ行ってください。放置してしまい症状が悪化したり二次障害が起こってしまうことは避けたいことです。

医師は優しく相談に乗ってくれますよ。不安を抱えるよりも、まずは行動してくださいね。

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