健康生活TOP 動脈硬化 ふくらはぎの痛みは血管の病気!?閉塞性動脈硬化症の症状と治療法

ふくらはぎの痛みは血管の病気!?閉塞性動脈硬化症の症状と治療法

ふくらはぎが痛む女性

脚に冷えやしびれが起きることで自覚症状が始まり、放置するとどんどん悪化して、最悪脚の切断にもつながりかねない「下肢閉塞性動脈硬化症」と言う病気があります。

高齢の方に多い病気ですが、ある日突然病気になるのではなく、若いころからの生活習慣の蓄積がこの病気を招いています。この病気は男性に多い病気ですが、かかってしまうと女性の方が重症化しやすいと言う傾向もあります。

最悪壊疽に…無症状から始まる閉塞性動脈硬化症は脚に起こる

閉塞性動脈硬化症と言った場合、普通は脚に起こるものを指します。それほど脚の病気として知られている物です。名前から見てお分かりの通り、動脈硬化によって血管がふさがってしまったと言う病気ですから、全身のどこに起こっても不思議ではありません。

しかし、心臓に起これば心筋梗塞ですし、脳で起これば脳梗塞です。内臓で起こった場合は○○梗塞と呼ばれますので、下肢以外に可能性があるのは上肢、つまり腕や手です。しかし、これは非常に珍しいと言って差し支えない症例です。

閉塞性動脈硬化症は無症状で始まる!ハイリスク群の人の特徴は?

多くの病気と同じように、閉塞性動脈硬化症も最初は無症状です。たまたま他の検査で数値の異常が見つかり、精密検査してみたらこの病気であったと言うことが判った場合、無症状での発見と言うことになります。

この段階をI度と呼んでいます。この段階で生活習慣の改善を中心とした治療を開始できれば、重症化することもなく治って行くでしょう。

一方、全部の人が無症状で発見できるわけではなく、むしろ症状が出たために受診し、この病気であると言う診断がつくことのほうが圧倒的に多くなっています。

全くの無症状ではなくても、まだI度の範囲で収まっているケースもあり得ますので、異常を感じたら受診しましょう。

また、ハイリスク群の人については特に定期的な検査をお勧めします。ハイリスク群の人とは

  • 喫煙者、または禁煙後15年以内
  • 糖尿病
  • 高血圧
  • 脂質異常症
  • 慢性腎不全

のいずれかひとつまたは複数に当てはまる人です。さらに高齢になるほどリスクが高まりますし、男性は女性にくらべて数倍この病気にかかりやすいと言う傾向があります。

ですので、こうした持病がある人は定期的に検査を受けましょう。さらに、ある程度の年齢になったら、特に持病がなくても検査は受けておいた方が良いですね。

歩くと痛みが出るようであれば要注意

最初は全く症状が出なかったり、足が冷えたりしびれたりする程度の症状しか出ない閉塞性動脈硬化症ですが、少し症状が進んでII度と呼ばれる中等症の入り口に差し掛かると、歩くとふくらはぎを中心に脚に痛みが出るようになります。

進行度 症状の例
I度 (軽症) 無症状・冷え・しびれ
II度 (中等症) 間欠性跛行 (詳細は別記)
III度 (中等症) 安静にしていても痛む
IV度 (重症) 潰瘍ができる・壊疽になる

上の表でII度の所にある間欠性跛行(かんけつせいはこう)と言うのが、この症状です。跛行とは足を引きずって歩くと言うくらいの意味です。「跛」について辞書などで訓読みを探していただければ判りやすいかと思います。

この漢字の訓読みは身体の不自由な方に対して差別的であるとして、公の場ではあまり使われませんので、この記事でも控えさせていただきます。

現象としては、歩行に不自由はないのに、歩き出してしばらくするとふくらはぎなど脚が痛み出し、立ち止まったり座ったりして少し休むと、また何事もなかったかのように歩き出せると言うことを繰り返すものです。

この症状を放置してしまって、さらに症状が進むと、じっとしていても、横になっていても脚が痛むようになってきます。このII度、III度のあたりで異常を感じて受診される方が多いようですね。

それを「年齢のせいだ」と軽く片付けていると、やがて皮膚に潰瘍ができ、それが治癒せず腐って壊疽になってしまうと言う最悪の状態を招きます。

▼潰瘍や壊死に至った重度の症状画像 ※クリックで大きな画像が開きます

aso

ここまで来てしまうと、傷から感染して敗血症を起こし、生命にもかかわりかねませんので脚を切断することになります。おかしいと思ったら少しでも早く受診しましょう。

この病気は割合軽く見られがちですが、トータルでは大腸がんより死亡率が高いと言う報告もあるぐらい重い病気なのです。しっかり予防と治療に取り組みましょう。

どのレベルであっても異常を感じたら受診した方が良い

全く無症状であれば、そもそも病気があることに気付きませんから、それは仕方ないですね。しかし、例えば冷えやしびれなど、ある程度年齢を重ねたら誰にでも起こる症状であっても、気になる症状が出たら一応受診する方が良いです。

特にいわゆる高齢者と呼ばれる年齢になったら加齢自体が一つのリスクファクターになります。

冷えやしびれは見落としてはいけない初期症状

冷えやしびれは誰にでも起こり得る症状で、必ずしも閉塞性動脈硬化症が原因とは限りません。

しかし、70歳を超えた方や、50歳以上で糖尿病や高血圧、喫煙習慣のある方はこうした症状が出たら、心臓血管内科など循環器系の診療科を受診して下さい。

さらに、糖尿病があって、脂質異常症・高血圧・喫煙習慣のいずれか一つ以上が重なっている場合は、冷えやしびれが出た段階で、年齢に関わらず検査を受けるべきです。

非常に簡単な検査でこの病気の診断はつきます。具体的には上腕と足首で血圧を測って、その比率を見るだけです。それでこの病気の可能性が測れます。血を抜いたり大掛かりな機械にかかったりすることはなく、ベッドに横になるだけです。

血圧は、身体に異常がなければ足首で測ったものの方が高く出ます。しかし、動脈硬化によって血管が詰まりかけていると、足首の方が低く出るのです。

ABIと言う略語で呼ばれるこの数値は足首で測定した血圧を、上腕で測定した血圧で割ったものです。その数値が0.9以下になると異常と診断されます。

この異常であると言う数値が出たら、超音波エコーやCT、MRIなどによる詳細な検査で病変部分の特定が行われるでしょう。

痛みで歩けないことがあるようならすぐに受診を

この病気では、運動しなければいけないと思ってウォーキングに出かけても、すぐにふくらはぎが痛くなったり、重だるい感じがして歩けなくなったりすると言うことが起こります。

そして、ちょっと休憩するとまた歩けるようになるのですが、再び歩き出すとしばらくして、また痛みで歩けなくなります。これを間欠性跛行と言います。

この間欠性跛行はこの病気に独特の症状ではありません。例えば腰のトラブルとして有名な脊柱管狭窄症でも、間欠性跛行は典型的な症状の一つです。

脊柱管狭窄症は神経を圧迫される痛みです。ですので、例えば自転車に乗った時、最初に腰が痛くなければずっと乗っていても痛み出すことはありません。閉塞性動脈硬化症の場合、自転車でもしばらく乗っていると脚が痛み出します。

また、腰や脚に痛みを感じた時、多くの人は腰や背中を曲げたり伸ばしたりします。その時、姿勢によって痛みが楽になったりひどくなったりするのが脊柱管狭窄症で、閉塞性動脈硬化では、姿勢はあまり影響しないようです。

さらに、閉塞性動脈硬化は筋肉に負担がかかるため、どちらかと言うと上り坂で痛みが出やすくなります。それに対して、脊柱管狭窄症では背骨が伸ばされる下り坂で痛みが増すことが多くなりやすいです。

  • 姿勢を変えても痛みが楽にならないが、休むと楽になる
  • 歩くだけではなく自転車でも脚が痛くなる
  • どちらかと言うと下り坂より上り坂がきつい

このような場合は、整形外科より心臓血管内科や循環器内科を受診することをお勧めします。それ以外の場合は整形外科を受診しましょう。

もちろん、受診科を間違えても大丈夫です。お医者さんが適切な診療科へ回して下さるでしょう。

間欠性跛行が出る段階では自分だけで行う運動療法が難しくなる

こうした病気であると言うことを知った方の中には、お医者さんへ行くよりも自分で運動して治そうと言う、積極的な考えをお持ちの人もおられます。

ところが、閉塞性動脈硬化症で間欠性跛行が見え始めた段階では、運動するとかえって痛みや重だるさが悪化すると言う現象が見られる場合もあるのです。

こうした場合には内服薬で血行を良くする治療を行いながら、運動療法を並行して行うなどの対処が必要になります。

また、途中で脚が痛くなっても休む場所がないとか、身体が思うように動かないことによって事故にあう危険性もあります。

そうした場合は病院で療法士さんの指導の元、医療用のトレッドミルを使って、安全な環境でウォーキングを行う方が良いでしょう。お医者さんに相談してみてください。

トレッドミルは循環器の検査などでも使われる、スポーツクラブなどで良く見かけるランニングマシンの医療用と言ったイメージの装置です。

レッドミル機器

間欠性跛行までで治療を開始できたら、お薬による治療と運動習慣だけで治る可能性が高いです。できるだけ早く受診して下さいね。

重症になると手術によって治療することが中心になる

これまでのような初期から中期の症状を見逃してしまって重症化し、下肢に潰瘍ができたような場合は外科的治療の対応になります。もちろん、重症化を予防するために間欠性跛行の段階で外科的治療に踏み切ることもあります。

また、安静にしていても脚が痛むと言うIII度の状態になった場合、さらに外科的治療の確率は高まるでしょう。

外科的治療にもさまざまな種類がありますが、もちろん少しでも早く行えた方が、手技そのものも簡単で確実な方法が選べます。潰瘍から壊疽を起こしてしまった場合には、最悪下肢の切断もあり得ます。

最も一般的なのはカテーテルによって血管を広げる治療

カテーテルと言う言葉は良く使われますので皆さんもお聞きになったことがあるでしょう。カテーテルとは体内に送り込むことを目的に造られた柔らかい素材のパイプです。

その目的によってさまざまなサイズがありますが、血管を内側から治療する血管内手術に使われる物は、しっかりとしたコシを持たせるために、ワイヤーメッシュで内側を補強してある極細のパイプです。

下肢動脈が狭まってしまっているところへこのカテーテルを送り込み、それを通じてバルーンを患部に置きます。そしてバルーンを膨らませることで狭まった血管を押し広げ、血流を回復させるのです。

また、再び血管の内側が細くならないように、ステンレスの金網で作ったステントと言うパイプをそこに置くことで、内側を補強すると言う手術も行われます。

この手術は特に骨盤内の動脈のトラブルに大きな効果を上げていますが、動脈が狭くなっている場所や患者の状態によっては、この治療はかえって状態を悪くすることもありますので、万能の治療法と言うわけではありません。

バイパス手術は全身麻酔が必要な大手術

カテーテル治療ができない場所では、新しい血液の通り道を確保することで治療する「バイパス手術」が行われます。

たとえるなら、がけ崩れで通れなくなった道の土砂を道の端に寄せて金網で固定し、通れる程度の道を作るのがカテーテル治療です。それに対して、がけ崩れ部分はそのままにしておいて、横にもう一本道を作るのがバイパス手術になります。

バイパス手術は自分の血管を他から切り取ってきて利用することもありますが、人工血管で置き換えることもあります。いずれにせよ、局所麻酔で行われるカテーテル治療に比べると、全身麻酔が必要なこの治療法はかなり大がかりな手術になります。

ただ、どちらの手術が適しているかは、全身の状態によっても左右されますので、お医者さんの説明をよく理解して手術を受けて下さい。もちろん、いずれの手術を行ったにせよ、術後長期間にわたる服薬治療や生活習慣の改善などは必須です。

また、先にもお話ししたように、潰瘍などができるレベルではなくても、早いうちに血行を再建するための手術を勧められることもあります。

お医者さんは脚の切断などに繋がらないよう、たとえ間欠性跛行だけが症状の段階であっても、最善の方法を提案して下さると思いますので、良く理解して治療に臨んでください。

手術と言うことになるとかなり大がかりですが、投薬治療などだけでは治療に限界があると判断された場合には手術が提案されます。つまり、それだけ病状が重くなっていると理解して下さいね。

閉塞性動脈硬化症の人は血管自体がもろくなっているので危険!

閉塞性動脈硬化症を長期間患っている人の場合、血管の状態が悪くなりすぎていて、カテーテル治療やバイパス手術が行えない場合があります。また、手術は行った物の充分な効果が得られないと言うこともあり得ます。

そうした場合は、下肢の切断が避けられないと言うことになります。しかし、近年では関係する部位に新しい血管を作る治療法が開発され、手術不可能な患者さんに使用されている例もあります。

まだ確実ではないが手術不可能な患者への新たな光になっている

詰まった血管を拡げることも、詰まった血管の代わりに新たなルートを手術で作ることもできない患者の場合、血流が届かなくなった部位では組織が壊死してしまいます。

時間部が真っ黒に変色して損傷してしまう状態を壊疽と言いますが、この状態になるとそこから細菌感染が起こり、生命に関わる敗血症が発生します。

そうなってしまうと、生命を救うため壊疽になった部位や、その後に続く可能性をあるところを切断してしまうと言う方法を取らざるを得なくなります。

四肢の切断と言うのは、たとえ一部であっても大きくQOL(生活の品質)を損ないます。ですので可能な限り切断を回避するわけですね。

ここでヒントになるのは、閉塞性動脈硬化症を発症しても、急激には症状が進まず、徐々に悪くなってゆくと言う事実です。もちろん最初の方では、血行が悪いだけで完全に閉塞しているわけではありません。

それでも、思ったより症状の進み方に時間がかかるのは、身体が自発的にバイパス路を形成することがあるからなんですね。血流が途絶えかけた部分から新たな血管が伸びてきて、血流を確保しようとする働きがあるのです。

この働きのおかげで血流が完全に途絶えるまでに時間がかかるのです。そこで、この血管新生を積極的に推し進めると言う治療法が開発されています。

手術で縫い合わせた血管とは違い、新たな血管が発生してくるのであれば、接続に関するトラブルがないので、手術不可能な患者であってもバイパス路が形成できます。

どんな患者にでも適用できると言うわけではありませんが、手術が不可能な人に対しては一筋の光明となり得るでしょう。

血管の中にある因子を集めて患部に注射する

血液の中には、血管を作り出す幹細胞を含む単核球と言うものがわずかに含まれています。そこで、まずこの単核球をたくさん作りだすようにする薬を数日間注射します。

次に、血液中からこの単核球だけを取り出し、他の成分は血液中に戻します。こうして取り出された単核球を患部の近くの筋肉に細い針を使って注射します。おそらく結構痛いのでしょう、筋肉に注射する折には麻酔を使うようですね。

この注射によって、患部に新しい血管が発生し血流が回復します。

この最初のステップの単核球を作り出す薬の注射を行わず、血液中にある分だけを使って単核球の取り出しを行うこともできます。その場合は、数週間後にもう一度同じ治療を行います。

まだ治験の段階ですが、かなりの好成績を残しているようですね。

下肢血管再生とは、閉塞性動脈硬化症あるいはバージャー病という病気の、 従来の方法では治療できない重症の患者さんに対する新しい治療法です。

自家末梢血CD34陽性細胞という血管の幹細胞を移植する事で血管を再生させる治療法で、 2003 年から 17 例の患者さんに臨床試験を行い、全症例で治療後 1 年以上経過後も 明らかに効果が減退した方はなく、自立歩行機能を温存できています。

この結果を受けて、2008年からこの治療法が標準治療化されることをめざし、治療に必須である新しい医療機器の薬事承認を得るため医師主導治験を開始し、既に目標症例数である11例に対する移植を安全に終了し、現在経過観察を行っています。

一部の医療機関ではこうした先進医療に否定的な意見も見られるようですが、従来の手術がどうしても無理なのであれば、主治医の先生と相談して検討してみてもいいのではないでしょうか。

自分でできる閉塞性動脈硬化症の予防改善は生活習慣の見直しから

閉塞性動脈硬化症は喫煙・糖尿病・高血圧・脂質異常症・慢性腎不全などを原因とすることが多い、生活習慣病としての要素を強く持っている病気です。

ですので、まずは生活習慣病にならない、あるいは生活習慣病を改善できる生活習慣を身に付けることが最も重要になります。

禁煙と血糖コントロールが最重要課題

その中でも特に、喫煙は非常に大きなリスクファクターですので、まずタバコを止めましょう。閉塞性動脈硬化症にかかって間欠性跛行が生じるリスクは、喫煙者では非喫煙者の3倍にアップするとされています。

しかし、一旦発病してしまったら、禁煙してもこの病気が治ると言う根拠はありません。進行を遅らせ下肢切断に至るのを防ぐことが目的です。

ですので、閉塞性動脈硬化症にかかる前に禁煙すること、さらには最初からタバコに手を出さないことが最も大切なことだと言えるでしょう。

さらに糖尿病の人は血管が傷みやすいと言う傾向があるため、閉塞性動脈硬化症も重症化しやすいのです。糖尿病の方は、血糖値コントロールを常に意識して生活して下さい。

運動療法はお医者さんの指導の下で

先にも少し触れた通り、運動しようと思ってウォーキングに取り組んだら、かえって症状が重くなったと言う例も少なくありません。ですので、必ず受診して内服薬を処方してもらい、その上で運動の指導を受けましょう。

お薬としては血液を固まりにくくするアスピリン腸溶錠(商品名:バイアスピリン・ジェネリックあり)やシロスタゾール(商品名:プレタール・ジェネリックあり)、チクロピジン塩酸塩(商品名:パナルジン・ジェネリックあり)などが処方されます。

また、血管を広げて血流を改善するお薬として、ベラプロストナトリウム(商品名:プロサイリン・ジェネリックあり)、リマプロストアルファデクス(商品名:オパルモン・ジェネリックあり)なども使われます。

こうしたお薬で血管の状態を良く保ちながら運動を続けることが改善につながります。こうした方法で運動と言う刺激を与え続けると、バイパスとしての新しい血管も生成されやすくなります。

入浴は血行を良くするが重症の場合は医療用の炭酸泉を使う

入浴は血行を良くしますので、効果があると考えてよいでしょう。ポイントは2つあります。一つは深部体温を上げて全身の血管機能を向上させることです。深部体温を1.0~1.2℃くらい上げるのが効果的です。

もちろん、このレベルであればお風呂に長め(10分~15分程度)に浸かるだけでも上がりますが、体調が良くない時に長風呂するのは危険が伴います。和温療法と言う、均等加温室を使った治療法もありますので、お医者さんと相談して下さい。

自分の体調が良い場合は、ご家族の方に15分経ったら声をかけてくれるように頼んでおいて入浴するのも一つの方法ですね。

もう一つは炭酸ガスが溶け込んだお湯に下半身を漬ける炭酸泉療法です。炭酸ガスと言えば入浴剤にも炭酸ガスを発生させるものが数多く販売されていますが、医療用に用いられるものは入浴剤の10倍以上の炭酸ガスを溶け込ませています。

重症の場合以外なら入浴剤も有効かもしれませんが、痛みや潰瘍がひどい場合は、お医者さんの指導を受けて下さい。

足を清潔に保つことが重要

水虫や足のけがによる感染など、病原体が侵入するような事態になると重症化が避けられません。ですので、常に足・脚は清潔に保つよう、こまめに洗って下さい。

特に安静時の痛みが出てきたような場合では、普段見えにくい足の裏や足の趾の間などは、自分の目でチェックしながら洗う癖をつけましょう。

こうした日常生活の工夫が重症化を防ぐ大切な手段なのです。

基本は生活習慣病、それも糖尿病に準じた生活習慣の改善を意識するのが良いようですね。
キャラクター紹介
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