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爪の色で貧血をチェック!正しく判断するためのチェック項目4つ

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私たちの手足には爪があります。

普段何気なく目にしている爪ですが、そんな爪一つにも、きちんとした役割があるのをご存知でしょうか?無意味に爪があるのではなく、その爪一つから病気を知らせるサインにもなっています。

とくに貧血が疑われるときには、真っ先に爪を観察していきます。そう爪のトラブルから貧血を予測することができるのです。爪にトラブルが発生したとき、あなたの身体の中では何かしらの病気が隠されていることもあるのです。

正常で健康な爪って、いったいどのような爪のことをいうのでしょうか?たかが爪、されど爪、そんな爪について貧血との関係から探っていきましょう。

爪の役割・成分・どのくらいで伸びるのか?爪の構造からみてみましょう

はじめに、爪の構造についてご説明していきたいと思います。

爪の役割から、爪の成分について、そして爪はどれくらいのスピードで伸びるのか?などご紹介していきます。これを機会に、ご自身の爪について興味を持っていきましょう。

爪の役割

パッと見て無意味に付いているようなそんな爪ですが、きちんとした役割があるのを、あなたはご存知ですか?爪なんか必要ないのに・・・。と思われる方も、読者の中にはもしかしたらいらっしゃるかもしれません。

いいえ、間違いなく爪は必要なのです。爪は爪圧としての役割があります。

手先や足先にそれぞれ爪が付いていますが、その爪のおかげで物体をつかんだり、握ったりすることができるのです。

人間の身体は骨がありますが、手先や足先までは骨が達しておらず、骨の変わりに爪が付いていたのです。もし、爪がなかったら、手先や足先の末端はグニャグニャしていて、物体をつかむどころではありませんね。

爪が付いているおかげで、物体をつかんだり、握ったりすることができるのです。

また足先の爪は、立ったり走ったりすることができるように、身体全体のバランスをとるために、地面をつかんでいる役目があるのです。

そう、足先の爪がなかったら、私たち人間は立ったり走ったりすることができず、身体全体のバランスがグニャグニャと崩れ、姿勢を保持することもできないのです。

そう手先や足先の爪は、爪圧としての役割があったのです。爪は神経を保護する役割があります。

手先や足先の末端には、小さな神経が密集しています。これらの密集した神経を保護するために、手先や足先には爪が付いています。神経を保護する役割から、爪そのものが固くなっているともいわれています。

このように、爪の役割には爪圧と保護という二つの役割を説明いたしました。爪は手先と足先の機能には絶対に欠かすことのできない、とても大切なものであることが分かりますね。

爪の成分

爪の役割が理解できたところで、次は爪の成分についてみていきましょう。

ここで誤解をされる方が意外に多いのですが、爪の成分をカルシウムだと認識されている方がいらっしゃいます。これは大きな間違いであることを、ここでお伝えしておきます。

爪の主成分はカルシウムではありませんので、カルシウム不足として牛乳や乳製品を意識して摂取しても、爪には全く関係がないのです。覚えておきましょう。

さて爪の主成ですが、爪はタンパク質の一種であるケラチンという成分から構成されています。

爪はもともと皮膚が角質化したものであります。このケラチンには、軟らかいケラチンと硬いケラチンの二種類があり、皮膚は軟らかいケラチンからできておりますが、爪はアミノ酸を含む硬いケラチンの方からできていたのです。

タンパク質はアミノ酸からできておりますので、アミノ酸を摂取することで、爪の栄養素にもつながり、健康な爪へと構成されていくのです。

爪の伸びる速度

爪をみれば隠れている病気が予測できる?なんてこともいわれておりますが、あながち嘘ではありません。そこには、爪の伸びる速度も大きく関係しています。爪先までしっかり栄養がいき届いていれば、爪の伸びる速度も速くなります。

爪が健康な場合は、新陳代謝が良くなる夏の時期は、冬の時期に比べて、若干早くなるともいわれています。

季節も関係していますが、実は男女の違いでも、爪の伸びる速度は多少違っているともいわれています。女性よりも男性の方が、若干ではありますが爪の伸びる速度が速いともいわれています。

また手先の場合は、利き手の方が爪の伸びる速度が少し速いともいわれておりますが、個人差も非常に大きいことから、いちがいに断言することはできません。

さて、爪の伸びる速度ですが、成人の爪の場合をみていくと、手先の爪は1日平均0.1ミリの速度で爪が伸びていきます。足先の爪は手先の爪に比べると速度は遅くなり、1日平均0.07ミリ程度といわれています。

爪が伸びる速度と栄養の関係は非常に大きく、しっかりと爪先まで栄養がいき届いていれば、爪の伸びる速度も当然ながら速くなっていきます。

そう爪が伸びる速度は、健康のバロメーターでもあるのです。

「ピンク色でツヤがある」爪は正常で健康な爪

爪の構造が一通り理解できたところで、正常で健康な爪って、いったいどのような爪のことをいうのでしょうか?正常で健康な爪であるということは、イコール身体も健康である、といわれています。

見た目もさることながら、健康でイキイキしているそんな爪について、ここで少し触れておきたいと思います。

爪から判断できる健康状態として、まず上げられるのは、爪の色やツヤがあります。ピンク色でツヤがかかっていれば、その爪は健康であると判断できます。

正常で健康な爪の表面はとても滑らかで、斑点やデコボコなど一切ありません。もちろん、ささくれなども一切ありません。

健康な爪の場合、軽く圧迫し押してみると、うっすらと白くなりますが、すぐにもとのビンク色に戻ります。

健康バロメーターの爪をチェックする4つの項目

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正常で健康な爪が理解できたところで、爪をチェックする4つの項目についてご紹介していきたいと思います。ぜひ、参考にしてくださいね。

爪のシワはどうですか?

爪のシワは、縦シワと横シワに分けて観察していきます。

爪の縦シワは、残念ながら老化現象を現しています。平均的に30歳前後で、爪に縦シワが出現してくるといわれています。30歳過ぎても、爪に縦シワが見られない人は、ある意味若々しいともいえるのではないでしょうか?

爪の横シワは大きな病気が原因であったり、栄養失調などで爪の成長が遮断されてしまったことを現しています。

爪の色はどうですか?

爪の色については、上記でも少し触れましたが、正常で健康な爪の色は、ピンク色でしたね。ピンク色でツヤがかかった爪は、健康そのものであり、爪と同じく身体の健康状態も良好と判断できます。

白っぽい爪の場合は

  • 肝硬変
  • 腎障害
  • 貧血
  • 爪の真菌症

などを疑いましょう。

黄色っぽい爪の場合は、新陳代謝が低下していることから老化現象を示しています。まれに、薬剤などが原因で、黄色っぽい爪になってしまう場合もあります。

緑色の爪の場合は、緑膿菌感染症を疑いましょう。

黒い色の爪の場合は、代表的なものに副腎皮質の機能低下であるアジソン病があります。爪の色がピンク色でも、黒い筋が縦一直線に入るものは、皮膚ガンの一種であるメラノーマ(爪下悪性黒色腫)を強く疑われます。

爪の形はどうですか?

爪の形は人それぞれですが、中には性格が関係している場合もあります。少し触れておきますね。

短い爪を好む方は、やや頑固な性格で生真面目なタイプに多いともいわれています。生真面目さから、自律神経失調症やノイローゼにかかりやすく、自身を犠牲にしてまで、社会のために働き続けます。

もしかしたら、心臓に直接ダメージを受けてしまう、そんな人たちなのかもしれません。

逆に長い爪の場合は、肺と肝臓の病気が強く疑われます。縦に長すぎる爪の場合は、肝機能が上昇し、そして肺機能が低下している場合に多く見られてきます。

肥大した爪の場合は、脾臓の機能が高まっていることを示しています。知覚マヒを起こしやすいともいわれています。

扇形の爪の場合は、肝臓病や黄疸などにかかりやすい爪ともいわれています。体質的に皮膚が敏感であることも、扇形の爪の大きな特徴でもあります。

三角形の形をした爪を持つ人の特徴として、芸術家に多いといわれています。芸術家は神経が極めて敏感であることから、三角形の形をした爪を持つともいわれていますが、本当のところは分かりません。

ラグビーポールの形をした爪の場合は、動脈硬化になりやすく、生活習慣病が大きく関係してきます。これは、爪を見れば健康状態が分かることを、まさに示していますね。

爪の三日月はどうですか?

爪の三日月(爪半月)についてですが、誤解も多く正しい知識を理解している方って、案外少ないのではないでしょうか?爪の三日月が大きいほど、健康であるともいわれたりしますが、全くの誤解であることをここで注意していきましょう。

爪の三日月の大きさは、やはり遺伝によるもので、生まれつき形が決まっており、自然に備わっているものであります。三日月があまり見られない人でも、健康な方はたくさんいらっしゃいます。

爪の三日月を観察するポイントとしては、三日月の大きさが変化してきた場合には、ご自身の体調に変化がないか注意してみていくと良いかと思います。

爪から分かる4つの貧血サインを見逃すな!爪のチェックで健康管理を

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爪をチェックする4つの項目が理解できたところで、ここからは爪から判断できる貧血のサインについて、ご紹介していきたいと思います。

女性は男性に比べても、貧血の方がとても多いともいわれております。ご自身の日頃の体調と合わせて、ぜひ参考になさってくださいね。

爪の色が白っぽいですか?

上記でもご紹介いたしましたが、正常で健康な爪の色はピンク色でしたね。しかし、貧血の症状が出現してくると、爪の色はピンク色から白っぽい色へと変化していきます。

少し解剖学的なお話になってしまうのですが、貧血とは、血液の中に含まれる赤血球やヘモグロビンの量が減少している状態です。

ヘモグロビンは赤い色素が付いたものであることから、貧血になると当然、血液を流れるヘモグロビンの減少により、赤い色素が薄くなってしまいます。

そのため、爪が白っぽくなってしまうのです。

爪のほかにも、貧血の症状が出現してくると、顔色が真っ青になってしまったり、目の結膜も同時に真っ青になってしまいます。「あっかんべー」としてみると、結膜が真っ白な状態は、貧血の症状があるといえるのです。

爪が割れやすいですか?

爪の色が白っぽくなり、そこに爪が割れやすくなっていれば、貧血の疑いがより濃厚になっていきます。貧血は鉄分不足でもありますので、栄養状態が悪くなれば、当然ながら爪ももろくなり、割れやすくもなっていきます。

爪の成分はタンパク質でもあり、タンパク質が不足すると当然ながら、爪は割れやすくもろくもなります。貧血は鉄不足をはじめ、栄養状態が低下していることですので、タンパク質も意識していくと良いかと思います。

スプーン状の爪になっていませんか?

スプーン状の爪と呼ばれるものは、鉄欠乏性貧血を現します。鉄欠乏性貧血は、男性よりも女性に多く見られています。

スプーン状の爪は、爪甲の先端に近い部分が陥凹していたり、爪甲全体がスプーン状にへこんでいたりするものです。先天的なものもありますが、スプーン状の爪になってきたりする場合には、真っ先に鉄欠乏性貧血を疑います。

男性に比べて、女性はなぜ貧血になりやすいのでしょうか?

それは毎月おとずれる月経が大きく影響しています。月経は健康のバロメーターでもあります。毎月おとずれる月経は、身体から多量の出血があることで貧血になりやすく、鉄不足に陥ってしまいます。

鉄不足をそのままにしておくと、爪にも次第に変化が現れ、やがてスプーン状の爪になってしまうのです。

爪の表面が青紫色になっていませんか?

貧血の症状が進行してくると、爪の表面が白っぽいものから青紫色に変化していきます。これは貧血がかなり進行した状態で、悪性貧血と呼ばれています。

貧血が進行した状態は、唇が紫色になっていき、やがてチアノーゼと呼ばれるものが出現してきます。チアノーゼが出現してくれば、呼吸や意識状態にも異変がではじめてきます。

このような状態は、生命を大きく左右しますので、早急に病院受診をしてください。

このように、人間の手足には無意味に爪が付いているのではありません。トラブルを起こした爪は、身体にも何かしらの異変がではじめています。

爪の構造や役割を知ることは、あなた自身の健康を守ることにもつながります。貧血を疑うときにはまずは爪をチェックする、ぜひこの機会に身につけていきましょう。

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