健康生活TOP 貧血 爪の色で貧血をチェック!健康か病気かを知るチェック項目8つ

爪の色で貧血をチェック!健康か病気かを知るチェック項目8つ

shutterstock_452556792

女性は特にですが、ネイルケアに余念がないという方は少ないでしょう。逆にまったく無関心な方もたくさんですよね。

今回の話題は「爪と健康」です。あなたが気づかないだけで、爪の様子は日々変化しているのです。その変化はあなたの健康状態を如実に表しているんですよ。

健康で理想的な爪の条件とは?また縦線が入ったり横に波打ったり、色が黄色だったり…そんな特徴はどんな身体からのサインなのか?詳しく解説します。

爪のコンディションと健康との関係は?爪の特徴から身体の状態を知る

昔から爪は健康のバロメーターと考えられており、爪を見るだけでその人の病気や健康状態を判断することができると言われてきました。

特に東洋医学の世界では爪は大切な診断材料であり、特に肝機能との関係を重要視されてきたのです。爪と健康の関係とはどのようなものなのでしょうか?

理想的な爪をしていますか?

爪と健康を考える前に健康にとって理想的な爪を知る必要がありますよね。近年では「ネイルアート」が一般化しており、沢山の女性がネイルを行っています。

中には付け爪を年中していて、自分の爪を数年間も見たことがない人もいるそうです。顔なら洗顔をすることでスッピンを見ることができますけど、爪はそうもいかないようですね。

たまにはネイルを綺麗に除去して自分の爪が以下のような状況になるのかをセルフチェックしてみるのもよいのではないでしょうか?

【健康で理想的な爪】

爪の表面は滑らかでツヤツヤしており、薄いピンク色をしています。筋もなく凸凹もありません。爪の根元も乾燥やささくれだっていません。

このように健康な爪は艶があり毛細血管により薄いピンク色になっています。もしこのような爪が別のコンディションになっていたらそれは病気のサインかもしれません。

爪のコンディションにはいくつかの特徴がある

誰もが綺麗で美しい爪をしていればよいのですが、なかなかそうはいきませんよね。また自分の爪をまじまじと眺めることも少ないことから、爪の変化は見逃しやすいこともあります。

さらに近年ではネイルの普及により、爪の表面が隠されてしまっており、「自分の爪は健康!」と思い込んでしまっていることもあります。

しかし爪は身体の変化や体調によりコンディションに違いがあり、異常があると爪にもいくつかの変化が現れます。代表的なものをピックアップしてみましょう。

【爪の色が白濁したり黄色くなったりする】

基本的に爪は透明に近くその色は、指先にある毛細血管の影響を受けることになります。これが健康な爪が薄いピンクである理由で、それが変化することは何らかの原因が隠されています。

爪の色が変化する理由で最も大きいのが爪の白濁であり、まるで爪がボロボロになったように見えます。また状態によっては黄色く見えることも珍しくありません。

また爪の下にある爪床(そうしょう)が何らかの原因で、白くなることで爪が白く見えることもあります。

【爪に縦筋が入る】

爪の表面はツルツルしてツヤツヤしているのが理想ですが、よく見てみると爪の表面に縦線が入っていることがあります。

説明した通り爪は角質組織であり、言って見れば皮膚と同じものです。皮膚にシワがよるのと同じく、爪にもシワ状の筋が入ることがあります。

一般的には加齢によって見られる現象ですが、中には病気が原因で発生することもあります。

【爪に横筋が入る】

縦筋と同じく爪に横筋が入ることがあります。横筋が入るのは爪の成長と何らかの関係があると想定でき、特に大きな病気をした後に横筋が見られることがあります。

しかし慢性的に何本もの横筋が入る場合には病気を疑ってもよいかもしれません。

【爪が割れた二枚爪】

二枚爪は爪の表面が割れることで、めくれ上がったような爪になってしまう状態です。実は爪は以下のように3つの層で作られています。

  1. トッププレート(背爪)
  2. ミドルプレート(中爪)
  3. アンダープレート(腹爪)

二枚爪はこの中の一番表面にあるトッププレートが剥がれた状態になります。二枚爪が作られる要因の多くは、「爪切り」やひっかかったりした際の衝撃によるものと考えられています。

また爪が乾燥しすぎることで、トッププレートが剥がれやすくなることも要因としてあります。

【爪の表面に凹凸がある】

爪の表面が滑らかではなく、凹凸があったり、ヒビが入っていたりしたら、それは身体に何らかの障害が発生している可能性があります。

特に爪が弱く割れやすい状態や、以前と比較して薄くなったと感じる場合でも同様に何らかの問題が発生していると考えられます。

爪の変化を知る上で健康な爪の状態を理解しなくてはいけません。自分の普段の爪をスマホで撮るのもオススメです。

爪の色や状態で病気をチェックしてみよう

爪は健康のバロメーターなので上記したようなコンディションは、もしかしたら身体の何処かに病気が発症している可能性があります。

爪からの病気のサインを見逃さないように、日々爪の状態を観察してみてはいかがでしょうか?

【爪のチェックポイント1.】白っぽい場合は貧血のサイン

健康なピンク色の爪と比較して「何となく爪が白っぽいなぁ!」と感じたら、それは貧血が原因かもしれません。貧血を起こすと血液中のヘモグロビンが減少し、赤血球の大きさも小さくなってしまいます。

そうなると血液の色が鮮やかな赤ではなくなるために、爪が白っぽく見えてしまうのです。また血行不良により毛細血管に血液が回りにくくなることも原因です。

貧血は主に鉄分などのミネラル不足であることが多いため、サプリメントで補給するのも解消法と言えます。

【爪のチェックポイント2.】白濁や黄色がかる場合は肝臓に注意して

爪が白く濁る白濁や、少し黄色を帯びて見える場合には、肝臓の病気を疑うことが必要かもしれません。

肝臓は身体の血液を浄化したり、毒素を分解したりする大切な臓器です。肝硬変は肝臓の組織が繊維化してしまい、肝機能が低下してしまう病気ですが、この病気が発症すると爪に白濁が見られることが多いようです。

医師の話では肝臓病患者全体の8割程度に白濁が見られることから、以下の状態では肝臓の病気を疑う必要があります。

  • 爪が白濁している
  • 身体がだるく元気がでない
  • 食欲がない
  • 筋肉が硬直する(足が攣るなど)
  • その他

白濁には黄色がかった白濁もありますので、爪が濁って黄色く見えるさいにも注意が必要です。

【爪のチェックポイント3.】白濁&ボロボロは白癬菌が原因かも

「あ~痒い痒い…」このような症状が特徴の水虫は、足指の間や踵にできることが多い病気で、原因は「白癬菌」が角質に感染することで起きる病気です。

白癬菌は角質に含まれるケラチンが大好物で、それを食べることで増殖し、どんどんと角質奥へ侵入したり、広がったりするのです。

水虫と一般的に言いますが実は白癬菌に感染する場所により呼び名に違いがあり、足の指や踵であれば「足白癬」、爪にまで及べば「爪白癬」、さらに身体に及ぶことで「股部白癬」「体部白癬」さらには「顔面白癬」まであります。

足指に感染した白癬菌をそのまま放置すると、環境よさから少しずつ感染を広げてしまいます。それが足指にまで広がると、爪の下に白癬菌が住み着いてしまうのです。

爪は硬く白癬菌など通さないように思ってしまいますが、考えてみて下さい…爪の原料は角質の成分でもあるケラチンです。そして白癬菌はケラチンが大好物です。

まぁつまりは「堅焼きせんべい」ですよ。人間で言いますと。

爪は白癬菌にとって大好きなケラチンが、まとまって固まっているに過ぎず、それを食べてボロボロに崩してしまう結果になるのですね。

爪が白濁してボロボロの状態であったなら、それは爪ではなく白癬菌のせんべいになっている状態なのかもしれません。至急皮膚科で検査を受けるようにしましょうね。

【爪のチェックポイント4.】縦筋が入っているようなら栄養をチェック

爪を見てみると縦筋のような溝が入っている場合があります。これは前述した通り加齢によっても起きる症状なのですが、若い人の場合は「栄養状態」に何らかの問題がある可能性があります。

実は私も爪に深い縦筋が入ったことがありました。原因が解らずに考えていたのですが、この時はミネラルの一種である「亜鉛」が不足していたようです。

考えて見れば海藻やレバーなどが苦手なので、亜鉛を食事で摂取しておらず、それが亜鉛不足を招いたようです。亜鉛不足は免疫の低下や、口内炎などの原因にもなるので、特に口腔内に異常がある場合は、爪のチェックを行うことも大切です。

また爪に縦筋が入る原因として「疲労」「ストレス」「睡眠不足」なども考えられることから、このような症状が出た場合には生活習慣を見直すことも行う必要があります。

【爪のチェックポイント5.】爪の横筋は思いがけない病気もある

爪に白い横筋が入る場合も「疲労」や「ストレス」が原因である場合が多いのですが、特に全ての指ではなく特定の指に出ているケースでは、一定の病気のサインである可能性があります。

親指 疲労やストレス、肉体的な慢性的な疲れ
人差し指 皮膚炎などの慢性的な病気
中指 排泄器官の病気
薬指 呼吸器や目の病気
小指 神経系の病気

また横筋の線が深い場合では「糖尿病」などの生活習慣病が進行していることも考えられます。気になる人は病院で検査を受けるようにしましょう。

爪のチェックで早期発見ができるかもしれませんね。

【爪のチェックポイント6.】爪の細い黒筋やホクロには注意せよ

爪に細い黒筋や以前なかったホクロのような物ができていたら、それは危険な病気である可能性が否定できません。

「悪性黒色腫」はがんの一種であり、「メラノーマ」と呼ばれる皮膚がんです。メラノーマは転移が早く、命の危険性も高いがんなので早期に治療することが大切です。

中には「爪の中に血豆ができたよ」と勘違いすることもありますが、特にぶつけたり挟まったりしていない状態で、爪に黒いものができた場合には皮膚科で診察を受けるようにしましょう。

【爪のチェックポイント7.】爪が紫色になるのは酸素不足か

病気で入院すると指先にクリップみたいなもので挟んで何かを測定することがありますが、これは指先の血流を測定して「酸素量」を測っています。

つまり身体の末端にまで酸素が十分に届いているかを検査していたのです。身体に必要な酸素が不足すると、真っ先に影響が出るのが身体の末端部分であり、特に爪にはその影響が現れやすいと言われています。

血液はヘモグロビンが正常で十分な酸素を含んでいる場合は赤く、爪も薄いピンク色になりますが、酸素が不足すると薄暗い紫色の爪になってしまいます。

特にこのような状況を引き起こす原因として、呼吸器の障害が考えられます。「喫煙者」「慢性喘息」「呼吸器不全」などでは、酸素不足により爪が紫色に変化することがあります。

爪が紫色をしていると確認したら、呼吸器内科で「血液中の酸素量が足りているか?」を検査するようにしましょう。

【爪のチェックポイント8.】爪が丸みを帯びたら肺に注意

指先が丸みを帯びて爪もそれを覆うように丸くなったら、それは呼吸器に重い疾患がある可能性があります。呼吸器障害が慢性化すると、酸素不足も長期化して酸素が指先にまで十分に届かなくなります。

そうなると指先が丸くなったり、爪が丸みを帯びてしまったりするのです。これを「ばち状指」と言い、肺疾患を見つける判断材料の一つです。

ばち状指は肺の重症疾患である、「肺線維症」や「肺がん」などで多く見られることから、特に早期発見・治療が重要です。このような指の状態を見つけたら、呼吸器内科や循環器内科で検査を受けるようにしましょう。

爪は病気を知るサインにも利用できます。特に縦筋や横筋が気になる場合や、黒い筋が見られたら皮膚科で相談することを強くオススメします。

爪は現在の健康状態だけでなく過去の状態も

私は海外ドラマが好きで特にアメリカの「CSI科学捜査班」は、初期の頃から見ています。

様々な科学技術を使用した捜査で、CSIチーム(鑑識課)が犯人を追い詰めるストーリーは、普段から健康記事を書いている私にとっても興味深いものです。

ここでは鑑識課と共に重要な役割を持っているのが、司法解剖を行う「監察医」で、被害者の小さな特徴から事件性を追いかけるのです。

爪の変化で解る事件がある

CSI科学捜査班をあるストーリーでこのような話がありました。

【爪に関係のあるストーリー】

ある日死亡した女性を監察医が調べると爪に白い横筋が入っていることが確認される。血液を調べてみると彼女は「ヒ素重毒」に侵されていたのでした…(つづく)

このストーリーでは死亡した女性の原因を調べる中で、始めは解らなかったのですが、爪のネイルを剥がしたところ白い横筋が何本か入っていました。そこで監察医が重金属の血液検査を行ったところ彼女は「ヒ素重毒」だったのです。

このストーリーでは犯人が彼女の私物にヒ素を塗って、それを触ることで手から口にヒ素が入り込んだと断定されていました。

この「ヒ素」と呼ばれる物質は自然界にある物質ですが、一定の量が体内に入り込むことで中毒を起こし、多臓器不全を発症して死亡することもある危険な毒物です。

日本では「森永ヒ素ミルク中毒事件」や「和歌山ヒ素(毒物)カレー事件」などの事件を、記憶として残っている人も少なくないと思います。しかし金属中毒の特徴として少ない量では、急性の中毒は発症しないことがあります。

そして身体に入り込んだ金属は排泄されずに体内に蓄積されやすいとの特徴も見逃していけません。つまりヒ素を代表する物質が大量に身体に入ると、急性の中毒を発症し、少ないものであれば身体に少しずつ蓄積された後に中毒が起こるのです。

CSI科学捜査班のストーリーでは少しずつ少量のヒ素を犯人に飲まされていたことで、それがリミットを超えて中毒となったようです。しかしこれも予め爪を見ていれば未然に防げていたかもしれません。

爪にミーズ線がでたら重金属中毒の前ぶれか

CSI科学捜査班で監察医が見つけた爪の横筋は、「ミーズ線(Mees Line)」と呼ばれる爪に白い横線ができるもので、これは重金属が身体に蓄積されることで現れると考えられています。

ミーズ線は重金属が身体に蓄積されることで現れる線で、「ヒ素」「タリウム」などの重金属が疑われます。

また金属以外では「腎臓疾患」が発症しているケースで現れることもあり、病院での血液検査において確定診断を受ける必要があります。

ミーズ線は爪の根元から現れ、爪が伸びるにつれて先の方に移動します。爪の成長と共に移動して最終的には爪の先端で消えてしまうことが多いようです。

しかし何らかの原因で重金属が慢性的に入り込むことがあれば、ミーズ線も何本もできてしまい「白いしま模様」になってしまうこともあるのです。

こうなると一時的な重金属中毒ではなく、仕事や作業など日常的な部分に重金属との接触があると考えなくてはいけません。また治療だけでなくその原因を突き止めなくては命の危険もでてくるでしょう。

ミーズ線はネイルをしていると見つかりにくい病変なので、定期的にチェックしてヒ素やタリウムなどの重金属中毒が出ていないかをチェックすることも大切ですね。

仕事で知らず知らずに重金属を触ることもあります。爪の変化は危険を教えてくれるので注意してチェックしましょう。

爪の役割とその構造ってけっこうすごい

「たかし~ちゃんと爪きった?」今日もお母さんがたかし君に声をかけます。子供の頃は爪にドロが入りやすいので、爪を清潔に保つことは大切な健康管理法です。

小学校の中には定期的に爪のチェックを行うこともあるようで、たかし君のお母さんも学校で注意されないように気をつけているようですね。

そのままにするとドンドン伸びてしまう爪。爪とは一体何でできているのでしょうか?爪と健康を考える前に、爪の役割と組織構造について紹介します。

爪の成分はカルシウムではなくタンパク質

健康な人間には両手に10本、両足にも10本の指がついており、それぞれの指先に爪がついています。

硬く作られている爪は、骨と同じく「カルシウム組織」だと勘違いする人も多いのですが、爪の主成分はカルシウムではなく「タンパク質」になります。

「ケラチン」は爪を構成するタンパク質の一種ですが、爪だけではなく「髪の毛」「皮膚の角質」もこのケラチンで作られているのです。

ちょっと考えてみると髪の毛は放おっていても自然に伸びますし、皮膚の角質もドンドンと新しい角質が作られます。つまり人間が定期的に伸ばす「爪」「髪」「ヒゲ」「角質」は全てタンパク質のケラチンが原料だったのです。

爪の役割とは一体何なのか?

人間には全ての指に爪がついていますが、その役割は一体何なのでしょうか?人間は手で物を触ったり、手先で細かい作業を行なったりすることができます。

いわゆる「摘んだり」、「ひねったり」、「ねじったり」する作業は、指先にまで神経が通っていなければできないことです。

しかし人間の指先には骨がなく、支えがない状態ではこれらの作業ができなくなるのですね。そのために爪は指先を支えるのと共に、そこを保護するのです。

もし指に爪がないと仮定すると、指先が「フニャフニャ」して力が入らずに、小さな物を上手く掴むことが困難になるでしょう。またちょっとしたことで指先を怪我することも考えられます。

私達が普段、気が付かないところで、爪は重要な働きを行っていたことを理解しましょう。

また足の爪の役割も重要です。足の指で物を掴むことは普通ならありませんが、足の爪は足先に力を入れて身体を支えるために重要な働きを行っています。

もし足先に爪がなかったら、私たちはちょっとした踏ん張りがきかずに、ちょっとバランスを崩しただけで転んでしまうことでしょう。

歩く時や走る時にも爪は身体を支え、力を地面に伝えるのに大きな働きを担っていたのです。手足に関わらず爪は大切な器官だと言えるのです。

私の場合は脱いだ靴下などを手で拾わずに、足指で掴んでバスケットに入れますが、この時の足の爪は大活躍しています。

ケラチンは角質の一部で柔らかかったり硬かったりする物質です。何となく未来的な素材だと考えてしまうのは私だけでしょうか?

ちょっと豆知識!サイの角って何でできているか知っていますか?

サファリで最強の動物と言えば「ライオン」や「タイガー」だと思われますが、サファリ通の人(いるのかなぁ?)に言わせると、「ゾウ」が最強で「サイ」がそれに匹敵すると言います。

サイの武器と言えば強靭な角であり、あの巨体で角を振り上げて突進されれば、ゾウでさえ「参った!」と言うかもしれません。(あくまで”かもしれません”…ですからね)

この角は何でできているか皆さんはご存知でしょうか?「そりゃ角だから骨でしょう…」と答える人が多そうですが、実はこれは不正解です。

実はあの強靭なリーサルウェポンであるサイの角は、「ヒゲ」でできていたのです。さあご一緒に「えっ~」…

まあヒゲと言っても紳士のしている「髭」ではなく、サイの場合はケラチンが主原料です。つまり人間の髪の毛と同じくタンパク質の繊維状の組織で作られているのですね。

サイの角はヒゲが集まって固まったものと考えれば面白いのですが、骨ではないために骨格標本を作ると角はなく、何となく大きな牛のような感じになるそうです。

またヒゲなので折れても生やすことが可能で、伸びた角は木や石に擦り付けて鋭角な角へと整えるようです。

このようにケラチンは柔らかい髪の毛からやや硬い爪、さらにサイの角まで構築する物質です。ある意味で何にでも応用可能な万能物質なのかもしれませんね。でもサイが床屋で「髭をあたって(整えて)くれ~」と言われても…無理な話しですよね。

爪はすべてを語る?健康を知るのに重要な爪を見返そう

人間が生きて行く上で大切なのは栄養や酸素を得ることです。水や食料、酸素がなければ、命を維持することは困難になりますよね。

しかし「何かを得る」だけでは健康な生活を送ることはできないのも真理であり、不要な老廃物を排泄することも大切な生命活動だと思います。

「尿」「便」はもちろんのこと、「二酸化炭素」も溜め込むことのできない物質で、体外へと呼吸で排出されています。

それでは上記した以外に人間が作るもので、廃棄されているものはないのでしょうか?「もう無いと思いますよ…」そうですかぁ…ちょっと考えてみましょう。

「爪」や「髪の毛」を貴方は廃棄していませんか?爪は人間がつくる組織の中で、定期的に廃棄されているもののひとつなのです。

爪は現在、過去、未来を表しているかも

最近のニュースではナポレオンの死因について、「毒殺ではないか?」との調査が行われているそうです。そこで注目なのが爪や髪の毛に含まれた毒素の研究です。

爪や髪の毛のケラチンには多くの重金属の足跡が残されており、死後何十年、何百年経過しても残っていれば測定することで、ある程度は解明可能だそうです。しかし私たちは死後ではなく、現在の健康を守りたいですよね。

ここまでの説明で爪の状態で「様々な体調の変化を知ることができる」とご理解頂いたかと思います。そして大切なのは「現在」だけでなく「過去」や「未来」まで知ることができるところです。

例えば爪の横筋は爪の成長と共に消えてしまいますが、これは過去にどのような健康状態にあったかを知ることができます。

栄養状態が悪くバランスが取れていない生活でも横筋は入りますので、今までの生活を反省するきっかけになります。そうなると未来を変えることも不可能な話しではなくなります。

また爪の病変は比較的早い時点で現れますので、将来的に病気になるリスクを早期発見において排除することも可能です。

「つけ爪」「ネイルアート」に夢中なのは理解できますが、爪には沢山の健康情報が含まれており、それを排除するのはちょっともったいないと思いませんか?

ぜひ1週間に1回程度はネイルを全てはずして、自分の爪が健康であるかをチェックしてみましょうね。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る