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【貧血対策】鉄鍋を使うだけでカンタンに鉄の摂取量がアップ

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健康的な身体を作るのは食べ物です。

貧血は鉄が不足しているために全身が酸欠になっている状態です。鉄を多く含む食材を摂ることも大切ですが、さらに鉄鍋を使ってみましょう!

鉄は体内にいかに多く吸収できるかがポイントなのです。

鉄鍋は貧血対策に最適!

「鉄の鍋やフライパンなんて重くてイヤ!」と思っている人は多いですよね。でもちょっと待ってください!たったそれだけの理由で鉄製の調理器を使わずにいるのは、じつはとってももったいないことなんです。

鉄製の調理器を使うだけで、何と鉄分が1.5倍もアップ!食材から鉄分を毎日摂るのは大変ですが、調理器具を鉄製に変えればそれだけで簡単に鉄分が摂取できます。

「たかが貧血」と油断してはいけません。悪化すれば生活に支障が出てしまうこともあります。なんと日本女性の40%が隠れ貧血といわれています。あなたは大丈夫ですか?

ほとんどが鉄欠乏性貧血

貧血のほとんどが鉄欠乏性貧血とよばれるものです。貧血は血が足りなくておこるのではありません。血液は遠心分離機にかけると赤い赤血球と透明な血清に分かれます。大切なのはこの赤血球と血清の割合です。

貧血の人は健康な人と比べてみると赤血球の割合が少ないのです。つまり「血が足りない」から貧血がおこるのではなく「血が薄い」ためにおこることがわかります。血が薄いということは体全体の健康に大きく影響を与えてしまうことになります。

赤血球の重要な役割は酸素を運ぶこと。しかしこの赤血球が少ないと体は酸素不足になってしまうのです。このような状態が鉄欠乏性貧血といわれています。

知らず知らずに進む貧血の怖さ

健康な人の赤血球は中央が凹んだ綺麗な丸い形をしていますが、鉄不足になると形が崩れ、数も減り、小さくなります。貧血はゆっくりと進行するために体はその状態に順応していきます。そのため明らかな貧血症状が出ない場合も多くあるのです。

このような状態が「隠れ貧血」であり、とくに女性に多くみられます。さらに貧血が悪化していくと体中の組織に運ぶ酸素量を補うために心拍数があがり、動悸や息切れ、めまい、頭痛、などの症状が出始めます。

さらに状態がひどくなると倒れて昏睡状態になることもあり、最悪の場合、命を落とすこともあります。ですから貧血は隠れ貧血の状態であるうちに日頃から鉄分の補給に気を配り、早めに改善していくことが大切なのです。

では、貧血の症状を整理しておきましょう。貧血はいわば体が酸素不足になっている状態です。よってその症状は体全体にあらわれます。もしも以下のような症状が出ている場合は要注意ですよ!

  • 立ちくらみが頻繁におこる
  • めまい
  • 動悸、息切れ、胸の痛み
  • 顔の血色が悪く青白い
  • 爪がスプーン状になっている
  • 口角炎、舌炎、嚥下障害
  • 肩、首のこり、疲労感

若い女性はとくに貧血対策を!

一般的に貧血は女性に多い病気です。理由は血液を活発に作り出す働きがあるのは男性ホルモンだからです。しかも女性は生理や出産などでもともと血液を失いやすい体のしくみをしているため、さらに貧血になりやすくなるのです。

ですから男性よりも女性はとくに日頃からしっかりと鉄分を補給して貧血対策をしておく必要があります。とくに思春期の女性と妊娠中の女性はしっかりと鉄分を補給しましょう。

しかし注意点として女性でも鉄分の過剰な補給を控えた方がよい年代もあります。それは生理が終わった閉経後の女性です。閉経後の貧血は自律神経が原因の場合が多いため、対策については医師に相談してみてください。

鉄の貯蓄を増やそう!

1人あたりの鉄分の必要量は12mgです。しかしたとえ食べ物で12mgの鉄分を補給したとしても実際に体内に吸収されるのはたったの1.5mgです。実はこの1.5mgというのは1日あたりの新陳代謝で使われてしまう量と同じです。

新陳代謝とは、生命を維持していくために、古い細胞が新しい細胞に入れ替わることです。つまり鉄を外部から補給しようがしまいが、生きている以上、毎日必ず1.5mgは新陳代謝で失われていくのです。

もしも外部からの補給が足りなければ肝臓や全身の細胞に貯蓄された鉄分が新陳代謝に使われることになります。この間はまだ深刻な貧血症状はでません。そしてこの状態が隠れ貧血です。

しかし貯蓄が底をついてしまうと今度は血液中の鉄分まで使われることになります。このような状態にまでなると身体中のあちこちに先に述べたような症状があらわれ悪化していくことになるのです。

ですから貯蓄が底をついてしまう前に、鉄分の補給方法を見直す必要があります。なおかつ補給は毎日続けなければいけません。それにはいかに効率よく鉄を吸収させるかがポイントなのです。

鉄鍋の鉄分は吸収率がバツグン

鉄分を多く含む食材を摂取するのも効果的ですが、毎日となると難しいですよね。そんな欠点をカバーしてくれるのが鉄鍋などの鉄でできた調理器具です。なんと鉄鍋で料理をするだけで1.5倍も鉄分がプラスされるのです。

それだけではありません。鉄分を含んだ食材は体内に入ってから消化などの工程を経て、鉄分を取り出さなければいけません。しかし、鉄鍋の鉄分は体内に入る前からすでに純粋な鉄分なので消化という工程は必要ありません。

だからこそ食材よりも効率的にすんなりと鉄分が体内に吸収されるわけなのです。しかし鉄製の調理器具はテフロン加工などしてありませんから、こげつきやすいというイメージがありますよね。

重さは慣れるしかありませんが、鉄製の調理器具は上手に使うコツさえ覚えれば、熱伝導率も優れており、高温で一気に調理することもでき、とても美味しい料理が作れます。

【コツ1】油ならし
1.鉄鍋を加熱する
2.油を入れて全体にしみこませる
3.約3分間火を止めて待つ(鉄の表面に油の膜ができる)
4.再び火を付けて調理を開始する

このように鉄の表面に油の膜を作り上げてしまえば、こげつきもなくなります。また使い込むほどに油が鉄に馴染んでいきます。

【コツ2】洗剤を使わない

1.調理後はすぐに洗う
2.洗剤は使わず、水かぬるま湯でスポンジやたわしで洗う
3.軽く水をきって強火で加熱する
4.水分が蒸発したら火を止めて冷まして片付ける

洗剤を使わないことで鉄についた油の膜を持続させることができます。汚れがひどい場合は水を入れて沸騰させるとこげつきが取れやすくなります。注意点としては水分がついたままの放置はサビる原因となるので気をつけましょう。

食材も効率よく!

鉄分を含む食材はたくさんありますが吸収されやすいものとされにくいものがあります。吸収されやすいのは、肉、魚、卵です。さらにこれにビタミンCを加えることでグッと鉄分の吸収率がアップします。

肉や魚、卵のバランス良いメニューにレモンなどのビタミンCをちょこっと添える工夫をしてください。

鉄瓶を使って目覚めの白湯

最近よく聞くのが白湯を飲む健康法です。もっとも効果的なのは朝、目が覚めた時に一杯の白湯を飲む方法です。睡眠中に失った水分を優しく補給してくれます。また体に溜まった毒素を排出する効果もあります。

お金がかからないこの白湯健康法をやるならば鉄瓶がおすすめです。鉄瓶で沸騰させたあと数分まち、適温にしてからゆっくりと飲みましょう。

毎朝の習慣にすれば白湯の健康効果に加え、お湯に流れ出た鉄分も摂取することができます。

美味しく食べて貧血対策

ご紹介したように鉄鍋はとても優れた調理器具です。今ではすっかりテフロン製の調理器の影に隠れてしまっていますが、この機会にもう一度見直してみてはいかがでしょうか?

美味しい料理を食べることは人生の大きな楽しみにひとつですし、それが健康に繋がるとなればもっと楽しくなります。

鉄鍋を賢く使いこなして貧血知らずの体質を作りましょう!

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