健康生活TOP アレルギー 香辛料アレルギー、スパイスアレルギーの症状と注意すべき日常品とは

香辛料アレルギー、スパイスアレルギーの症状と注意すべき日常品とは

言葉は不思議な力を秘めていますが、中にはその言葉を口にするだけで魅惑や誘惑を感じることがありますよね。

「Spices:スパイス」…どうですか?…魅惑を感じるこの単語。スパイスと聞かされても、何だか実態のイメージもなく、何を想像してよいのか解らなくなります。

この魅惑の物質であるスパイスは、人類の歴史の中で様々な物語を生んできました。そして現在では当たり前のように私達の生活に関与しています。

しかしスパイスにもアレルギーがあることが確認されています。

身近な香辛料はもちろん、シャンプーリンスや石鹸、化粧品にも注意が必要になるスパイスアレルギーとは?

かつては黄金の価値があったスパイス!現在日本でよく使用されているのは?

日本人は世界の中でもスパイスを使用するのが下手な民族と言われていました。その理由として考えられるのが、素材を大切に処理して食べることで、あえてスパイスの必要性を感じなかったことかもしれません。

しかし世界を見るとスパイスには深い歴史がありました。

スパイスとは一体どのような物質なのか?

スパイスのことを日本語では「香辛料」と言いますよね。字を見てみると「香る」「辛い」物質であることが解ります。

日本的な定義としては「料理に使用する調味料の一種で、香りや辛味を出し、更に色味をつける物質」と考えてもよいでしょう。

スパイスは単に料理の味に変化を付けるだけではなく、食欲を増進させて健康を維持させる働きもあります。特に肉や魚には独特の臭みがあることから、西洋料理では積極的にスパイスを利用しており、なくてはならない存在になっています。

現在はスパイスの定義も広がっており、ハーブの一種をスパイスと呼ぶことも多くなっています。また食用ではなく香りだけを楽しむものもスパイスと呼ぶこともあり、その定義はまだまだ広がりそうですね。

人類の歴史はスパイスにより発展していた

スパイスの歴史は古く紀元前3000年にはインドで使用されていたとの説があります。また中世ヨーロッパではスパイスが富の象徴であり、黄金と同等の価値を有していた時代もあったそうです。

そのためスパイスをめぐる争いは絶えなかったそうで、それがヨーロッパの大航海時代を生んだと言っても過言ではありません。

つまり中世ヨーロッパではスパイスを得るために、新しい大陸を目指して勢力を拡大して、またそれにより「戦争」「略奪」「植民地政策」などの負の遺産を生んでいたのです。

中世のヨーロッパ人はスパイスの虜になっており、またそれにより航路や新大陸の発見に繋がったと言えるのです。

日本人にとってのスパイスとは

日本人の中にはスパイスと言われても「コショー」と「七味」くらいしか思い浮かばない人が大勢います。コショー(胡椒)と言っても、ラーメン店に置いているパウダーコショーのことで、七味はあくまでお蕎麦の友としてです。

このような感覚こそ日本人がスパイスを上手に利用できない理由なのですが、実は気が付かないところで沢山のスパイスを使用しています。

まずは「カレー」。日本の国民食となっているカレーは、元々はインド料理の一品ですが、現在では形を変えて日本食として私達の食卓へ上がっています。

家庭の味とも言えるカレーを作るにはカレールゥ(カレールー)を使用することが多いのですが、このルゥの原材料には沢山のスパイスが使用されています。

【カレー粉やカレールゥに含まれる代表的なスパイス】

  • ターメリック
  • コリアンダー
  • クミン
  • フェネグリーク
  • 赤唐辛子
  • ちんぴ
  • その他

商品ごとにこれら以外に沢山のスパイスを使用されていることもあり、知らない間に沢山のスパイスを利用していることになります。

また「うなぎの蒲焼き」でお馴染みの「山椒」や、日本料理に使用される幾つかの「香りもの」もスパイスと考えてよいでしょう。

【日本料理で使用されるスパイス】

  • 山椒
  • ゆず
  • 大葉(シソ)
  • 胡麻
  • 和からし
  • ワサビ
  • 生姜
  • その他

このように私達日本人の周りにも沢山のスパイスがあります。つまり日本人はスパイスを利用するのが下手なのではなく、独自のスパイス文化を育んでいたのですね。(偉いぞニッポン!)

最近問題となっている「違法ドラッグ」問題もスパイスとして販売されることが多いようです。スパイスの定義がどんどんと広がっているかもしれないですね。

スパイスアレルギーが問題になっている!その症状は?

近代社会の中で最も発症が増えている病気と言えば「アレルギー症」を忘れてはいけませんよね。身体に入り込んだアレルゲンに対して、過剰な反応を示すアレルギー症状で、苦しんでいる人は少なくありません。

このアレルギー症、スパイスが原因で発症することもあるようなのです。

人類の3%程度がスパイスアレルギーかもしれない

アメリカのある研究報告で「人口の約3%にスパイスアレルギーがある」との報告があったそうです。日本の人口が1億2800人として考えると「304万人」がスパイスアレルギーと思われる訳で、流石にこれは多すぎるような印象を受けます。

この報告の信憑性はさておいて、スパイスによるアレルギーがあるのは真実と考えてもよいでしょう。

またスパイスアレルギーは男性よりも女性に多く見られるようですが、その理由が何だかお解かりでしょうか?

「女の人の方が辛いものが好きだから!」…うーん残念!確かに最近の若い女性の中には、バッグに「マイ七味」を持ち歩いて何にでも振りかける人がいますが、それがアレルギーを増加させる原因にはならないようです。

答えは「女性は化粧をするから」です。つまり化粧品には香りを付けるために様々なスパイスを使用しています。これがアレルギー反応を引き起こす原因になることがあったのです。

普段からスパイスを多く使用する女性特有の問題と考えてよさそうですね。

スパイスアレルギーの症状を探ってみよう

アレルギー症状はアレルゲンである物質が体内に入り込んだり、皮膚に触れたりすることで、免疫が過剰に作用することで発症します。

スパイスアレルギーも作用は何ら変わりません。アレルゲンであるスパイスを食べることで、口腔内、喉、気管にアレルギー反応が起こり、場合によっては炎症を引き起こしてしまいます。

症状は身体の一部の場合もあれば、全身症状となることもあります。また重篤な症状においては「アナフィラキシーショック」を引き起こして、死亡してしまうことも考えられます。

【スパイスアレルギーによる主な症状】

  • 皮膚の赤み湿疹
  • 皮膚の痒み
  • 蕁麻疹
  • 吐き気
  • 頭痛
  • 嘔吐
  • 発熱
  • 胃痛
  • 下痢
  • 痙攣
  • 意識混濁
  • 呼吸困難
  • ショック症状
  • その他

皮膚の赤みや咳程度では心配はありませんが、吐き気や発熱、呼吸に支障が出た場合では、ショック症状を引き起こしている可能性が否定できません。

「大丈夫」だと思わないで、スパイスを食べて症状が現れた時には必ず病院で治療を受けるようにしましょう。

スパイスアレルギーでも、アナフィラキシーショックは起こります。アレルギー症状が出た場合は病院で治療を受けることが大切です。

普段の生活でスパイスが使用されている物を探そう!

スパイスは料理に使用されていることが多いのですが、それ意外にも沢山の製品に使われています。スパイスアレルギーを予防するためには、何に使われているかを知らなくてはいけません。

料理は使用している調味料に注意して

「私はスパイスなんてあまり使いません!」「そもそもコショー以外は持ってないし…」などと、思われている人は注意です。本当にそうでしょうか?

確かに日本の食卓には沢山のスパイスをみることはありません。料理番組を見ても材料に「塩・コショー」しか書いておらず、必要性が見られないのも理由かもしれません。

しかしその認識は誤っているかもしれません。

例えば「コンソメキューブ」はどこの家庭でも使用されている調味料ですが、これには沢山のスパイスが使用されています。

また

  • ウスターソース
  • とんかつソース
  • ケチャップ

にもスパイスが含まれています。そう調味料と呼ばれているものの材料としてスパイスが使用されていたのですね。

また、「冷凍食品」「冷蔵加工食品」「レトルト食品」にも注意が必要です。スーパーに行くと様々な種類の加工品が売られていますが、その中には多くのスパイスが使用されています。

「餃子」「焼売」などの中華食品、「スープ」「シチュー」「ハンバーグ」「グラタン」などの洋食。その全てに様々なスパイスが含まれていることを忘れてはいけません。

確かに単品としてはコショーしか持っていなくても、沢山のスパイスを食べて生活していたのですね。

化粧品に使用される香料はスパイスが原料

近年では女性だけでなく男性も使用することの多い「化粧品」ですが、その魅力は「肌の手入れ」だけでなく「香り」も大切な要素ではないでしょうか?

お気に入りの化粧品を探す時に、香りを重視する人は多く、大抵は好みの香りが見つかればそれを長期間愛用するようです。

香りとは一種の「依存物質」であり、その臭いを嗅ぐことで「安心感」を感じたり、「リラックス」したりする効果が見込まれます。

この香りに使用されているのがスパイスであり、特に植物性のエッセンシャルオイルやシードオイルが使用されているようです。

化粧品の中でも香水を愛用している人には、少しずつ香りが強くなってしまうことがあります。このような人は香りに依存してしまい、少しずつ強い香りを求めてしまう傾向にあるようです。

また香りにより鼻の嗅覚が麻痺することで、香りを強くしないと満足できなくなることも理由でしょう。

しかし化粧品にはスパイスが使用されていることがあるので、使用料を増やすことはアレルギーの発症リスクを増加させる原因にもなります。

化粧品を購入する際には原材料を十分チェックすることも大切ですね。

盲点?衛生品にもスパイスが使用されている

スパイスは使い方によって、「爽やかな」香りや口当たりを演出できるので、衛生品にも多く使用されています。

特に注意したいのが「歯磨き粉」「シャンプー」「リンス」「石鹸」です。歯磨き粉には製品によって沢山のスパイスが使用されており、口にすることで一定量が体内に入り込んでしまう可能性があるのです。

【歯磨き粉でアレルギーが発症した宮城さんのお話】

宮城さんは食品アレルギーをいくつか持っており、食べ物には十分注意するように医師に言われていました。宮城さんもそれを忠実に守っており、自分のアレルゲンを理解して、それらを口にしないように注意していたそうです。

しかしある日、口の中の痒みを感じました。鏡で見てみると赤く爛れているではありませんか。

「え~何食べたのだろう?」心当たりのない宮城さんはここ暫くの食事を思い出しましたが、何も心当たりがありません。そして翌日も同じことが起きたのです。

困った宮城さんは医師に相談することにしました。そして医師は宮城さんにこう話したのです。

「最近なにか新しい商品を購入しませんでしたか?」その時、宮城さんには閃いたものがありました。

「あっ歯磨き粉変えたのだった」…そう宮城さんは今まで使用していた歯磨き粉から、別の歯磨き粉に製品を変えていたのです。そしてその歯磨き粉の成分を見ると今までにない成分が含まれていたそうです。

それが「天然ハーブ」…これこそが宮城さんのアレルギー反応の原因でした。歯磨き粉を元に戻すことで宮城さんの症状は治まりました。歯磨き粉と言っても口にすることで食品と同じ作用が出ることを理解した宮城さんでした。

【石鹸で皮膚が爛れた横田さんのお話】

アロマテラピーが大好きな横田さんは、自宅の部屋で「お香」を焚いたり、アロマポットで「エッセンシャルオイル」を拡散させたりしていました。

ある日お気に入りのアロマショップで、「ハーブ&スパイス石鹸」の実演販売を行っており、あまりの可愛さに幾つか購入して自宅へ戻ったのです。

母親には「これからは石鹸も天然素材じゃなきゃ」「香りが違うから…」「香りに包まれるぅ」などとご機嫌に話していたそうです。

しかし、その石鹸の使用を開始してから数日後、皮膚に赤みが見られ湿疹のような物ができてきました。

「なんだろう?」と思った横田さんですが、深くは考えずにそのまま数日を過ごしたそうです。しかしある日の朝、起きてみるとその身体は無残な状況になっていました。

身体のあちこちに大きな湿疹ができて、水ぶくれのようなものも見られます。慌てて皮膚科で医師に見てもらうと、「あーこれはねぇ、アレルギー性皮膚炎ですね」と言われたのです。

「何かアレルゲンになるものを食べたり、触ったりしていませんか?」と聞かれた横田さんは、「あっハーブ石鹸を使用しました」と答えたそうです。

実は横田さんの購入したハーブ石鹸は、「フェンネル」と呼ばれるハーブが使用されている製品です。そして検査の結果、横田さんは「セリ科植物アレルギー」であり、フェンネルはセリ科の植物だったことが判明したのです。

横田さんは医師から指導を受けて「低刺激石鹸」とステロイドクリームを使用することで、症状が改善しました。

天然素材の石鹸でこのような問題が起こるとは、全く思ってもみなかった横田さんですが、「天然=安全」は間違っていることに気が付いたようですね。

インドのアロマテラピーである「アーユルヴェーダ」では様々なスパイスやハーブを使用します。特に最近ではスパイス石鹸が人気で、体臭を気にする人が愛用することが多いようです。

自分の体質を考えないで「天然素材」であることだけで、過信して使用すると思わぬ落とし穴があるかもしれません。ご注意を。

様々な製品で「隠し味」的に使用されるスパイスは、解りにくいアレルゲンの一つでしょう。だからこそ注意しなくてはいけません。

スパイスアレルギーを防ぐにはどうする?

植物を分類学的にみると、代表的なスパイスは以下のようになります。こんなにある中で何に気を付けろっていうの?と不安になりますよね…。

分類学的にみた植物におけるスパイスの分類

アレルギーの症状は突然現れることも多く、始めは何が身体に起きたのかが解らなないことが多いようです。特にスパイスアレルギーでは、その特性から原因解明には時間がかかり、症状が悪化することも珍しくありません。

そこで普段から気をつけたいスパイスアレルギーの予防法について考えてみましょう。

花粉症の症状が重い人はスパイスにも注意

春になるとスギ花粉やヒノキ花粉による花粉症でお悩みの人は多いと思います。今や人口の4人に1人がスギ花粉症であり、この数はこれからも増加していくと予想されています。

またスギ以外の花粉でも同様の症状がでており、「スギは大丈夫!」と思っても、その他の花粉でアレルギー症状が出ることがあります。

例えば高原でよくみかける「シラカバ」は、自然に溶け込んで素敵な風景を演出しています。また北海道と言えば「シラカバの風景」とまで思っている人もいますよね。

しかしこのシラカバによる花粉症がシラカバ生息エリアで問題となっています。特に北海道ではスギ花粉症よりも、シラカバ花粉症が深刻な健康被害を出しているのです。

そしてシラカバ花粉症を発症することで注意したいのが、その波及的な健康被害とも言える症状で、シラカバ花粉に近い構造の植物に対してアレルギー反応が出ることがあります。

▼シラカバ花粉アレルギー患者が注意するべき植物

バラ科植物
  • リンゴ
  • さくらんぼ
  • ナシ
  • イチゴ
  • ウメ
  • プラム
  • アーモンド
  • アンズ
  • ビワ など
セリ科植物
  • ニンジン
  • セロリ
  • パセリ など

つまりシラカバ花粉アレルギーを発症している人は、バラ科に属するフルーツであるリンゴや桃においてもアレルギーが出やすくなるのですね。またセリ科のニンジンやセロリも同様と考えて下さい。

そして重要なのがこのセリ科であって、多くのスパイスがセリ科に属しており、これを知らずに食べることでスパイスアレルギーが発症してしまうのです。

【セリ科で代表的なスパイス】

  • フェンネル
  • コリアンダー
  • クミン
  • ディル
  • パセリ
  • キャラウェイ
  • その他

セリ科には沢山のスパイスがありますが、実はその中に含まれるカレー粉の材料として多くのスパイスが使用されており、カレーを食べることでスパイスアレルギーを発症する原因になります。

また花粉症の「ヨモギ」が陽性の人も、同様にセリ科を含むスパイスには注意しなくてはいけません。

スパイスは植物の種や葉を原料としているので、花粉と同じアレルゲンを持っている可能性が高いと考えて下さい。

花粉症の症状が重く、沢山の種類に反応している人は、スパイスにも注意を払い、「おかしいな!」と感じたら使用を止めるようにしましょう。

スパイスの中にも奴はいた!…カビやダニに注意

スパイスの多くが輸入に頼っていることは知ってご存知だと思いますが、スパイス原産国によってその品質にも違いが出ることは仕方がないことかもしれません。

そこで注意しなくてはいけないのが「カビ」などの品質劣化です。カビは何にでも生息する真菌の一種ですが、条件がそろうことでスパイスにも付着してしまいます。

その状態で使用するとカビが体内に入り込み、アレルギー症状を引き起こす原因になるのです。またスパイス容器にダニが入り込んで、ダニの糞や死骸を食べてしまうこともあるでしょう。

乾燥しているスパイスであっても、保存状態が悪くなることで、カビやダニの被害が発生することがあるのです。スパイスの保存は密閉した容器で、冷蔵庫に入れることがスパイスアレルギー対策になります。

思ってもみないところにもスパイスが使用されていた

食用として使用されているスパイスは、「フレンチ」「イタリアン」などの西洋料理や、中華料理に多いとのイメージがあります。

しかし先程も紹介した通り和食にも独特のスパイス文化があり、沢山の種類のスパイスを使用しています。

そして注意したいのが「お菓子」分野におけるスパイス利用です。「パウンドケーキ」「クッキー」などの焼き菓子には、スパイスが使用されることが当たり前であり、更に「チョコレート」においても普通に使用されています。

スパイスをいれることで、香りが引き立ち美味しそうなお菓子が出来上がると言う訳ですね。

「スパイスは料理だけ」と思わないで、お菓子やチョコレートにも使用されていることを覚えておきましょう。

よく解らない謎の物質が含まれているかも

スパイスの原産国は様々で「インド」「アフリカ諸国」「中国」…など多くが先進国以外となっています。

そこで皆さんに質問です。「中国産の野菜と言えば何に注意しますか?」

答えはズバリ「農薬」ですよね。一昔前にも問題になりましたが、中国産の農産品からは日本で使用できない農薬が検出されることがあります。

これらの農薬の中には「発がん物質」が含まれており、健康被害を防ぐ意味から販売を停止させることになるのですが、この農薬がスパイスにも使用されている可能性があります。

さらにスパイス原産国の中には、農薬ではなく放射線を使用することで、カビの発生を防止する方法を取っている国もあるようで、それがどのような健康被害をもたらすのかは解明されていません。

スパイスについては品質があるので、使用する場合には有名メーカーの商品を選ぶようにしましょう。目に見えない部分なのでそれしか方法はなさそうですね。

表示をよく確認してから使用する

例えばカレーに使用するカレー粉やカレールゥでも、メーカーによって使用されているスパイスには違いあります。また化粧品など皮膚に付けるものも同様です。

特に最近ではスパイスの使用方法が、食用以外に「化粧品」「ソープ類」「体臭対策品」など沢山の分野で使用されているようで、中には「スパイス入りの枕」なんて商品さえあるのです。

そうなると日々の生活の中でスパイスが身近になることから、スパイスアレルギーの危険性も増してきていると考えなくていけません。

そこで注意したいのが成分表示です。化粧品やソープ類など直接肌に使用するものは、必ず成分を確認してから使用しましょう。また商品で解りにくい場合には、メーカーのホームページで確認することも大切です。

家庭にあるスパイスで大切なのは、保存による湿気を防ぐことです。大袋で購入するのは止めて、小分けで使用するのも方法ですね。

隠れスパイスアレルギーにならないために

アレルギーの中でも重篤な症状が特徴の「蕎麦アレルギー」ですが、中には勘違いで自分が蕎麦アレルギーだと信じ込んでいる人がいるようです。

「蕎麦を食べて呼吸が辛くなるのだから蕎麦アレルギーだろう!」と怒られそうですが、中には蕎麦ではなく毎回使用している「七味唐辛子」に反応していることがあります。

このような隠れアレルギーは珍しいことではなく、特にスパイスアレルギーではよくある問題ではないでしょうか?

隠れスパイスアレルギーを発症させないためには、まずスパイスでもアレルギーは起こることを十分に理解することが大切で、「変だな?」と気づいたら使用を止めて様子を見るのです。

そうすることで自分に合わないスパイスを見つけることができるでしょう。

私達の食生活を豊かにしてくれるスパイスですが、ここにもアレルゲンが隠されていたのです。心当たりがある方は注意しましょうね。
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