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遺伝子組み換え食品の健康被害!TPPで食の安全はどうなる

genetically modified foods

私たちが普段口にする食べ物の中には、遺伝仕組み換え食品が数多く含まれています。

いまのところ、日本では約120品種の遺伝子組み換え作物の栽培や輸入が認められていますが、その安全性については多くの疑問があると指摘されています。

なぜ遺伝子組み換え食品を作る必要があるのか、そして遺伝子組み換え食品が私たちの健康にどのよう悪影響もたらすのか、遺伝子組み換え食品の危険性を明らかにします。

厚生労働省も認めている?遺伝子組み換え食品の定義とその安全性

私たち人間も親から受け継いだ遺伝子を持っていますが、これは食材にも言える事です。野菜、豆類、肉類、魚介類、穀物、など食材にも遺伝子があります。

特に人の手を加えなくとも突然変異で遺伝子が変化する事がありますが、中には遺伝子組み換え食品という自然な形では存在せず、人の手を加えて強制的に遺伝子を組み替える操作をされたものもあります。

「遺伝子組み換え」という言葉だけを見ていると、何やらよからぬ人体実験でもしていそうな雰囲気がありますが、現在認められている遺伝子組み換え食品は主に植物で行います。

これは厚生労働省でも認めている事で安全性も確認されており、遺伝子組み換え食品を毎日食べても健康上は何の問題もないとしています。

市場に出ている遺伝子組換え食品は安全性が確認されたものです。(食べても大丈夫なものです)

安全性は最新の科学的な根拠を基に判断しています。

厚生労働省も認めていて、太鼓判を押しているなら大丈夫じゃないの?と思いたいところですが、その一方で遺伝子組み換え食品の実験ではマウスの発ガン率が高くなった事も確認されています。

食品表示に「遺伝子組み換えではない食品」と書かれていると安心できそうですが、実際には遺伝子組み換え食品が5%以下の場合は表示されない事も多いといいます。

また直接遺伝子組み換え食品を選ばないとしても、家畜の餌に遺伝子組み換えトウモロコシを使用していたら、スーパーで買ったお肉を食べた時に間接的に口にしている事になってしまいます。

TPPへの参加によって危険な遺伝子組み換え作物の輸入が急増する!

日本がTPP(環太平洋パートナーシップ協定)へ参加することが大筋で決まり、今後海外から輸入される農作物が、今まで以上に安く手に入るようになるでしょう。

私たち生活者としては歓迎すべきかもしれませんが、ここには大きな問題が潜んでいます。

その問題とは、現在海外で作られている遺伝子を意図的に組み換えた「遺伝子組み換え作物」の輸入が実質的に解禁されるということです。

これまで日本では遺伝子組み換え作物は安全性に疑問があるとして輸入を制限していました。しかし、TPPへの参加によってこの輸入規制が大きく緩和されるため、私たちは、より多くの遺伝子組み換え食品を日常の食事から摂ることになります。

アメリカが是が非でもTPPを推進しようとするのは、この遺伝子組み換え作物をアジア太平洋地域へ普及させることが大きな理由の1つです。

海外からの安い農産物を購入できるメリットだけに注目していると、遺伝子組み換え農作物がもたらす健康への危険性を見逃してしまうことになりかねないのです。

なぜ遺伝子を組み換える必要があるのか?効率化の先にある危険

私たちが普段食べる野菜や穀物などの農作物は、元々自然の中で生育していたものから種を取り、育苗や栽培をして食物として食べています。

当たり前のことですが、これが本来の自然な農産物です。

ところが、現在ではバイオテクノロジーが進歩し、遺伝子の仕組みが解明されたことで、野菜や穀物の遺伝情報を意図的に作り変え、特殊な性質を持った農産物を作ることができるようになっています。

これは本来、自然界では決して生まれることがない特殊な性質を持った農作物を人間が意図的に作るということです。

では、なぜ遺伝子組み換え作物を作る必要があるのかといえば、農作物の味を良くしたり収穫できる数量を増やしたりする目的もありますが、何よりも農作物をより効率的に作るためといえます。

一般的に、農作物を作る場合の多くは除草剤や殺虫剤、殺菌剤などの薬剤を使い雑草の除去や害虫の駆除、病気の予防などを行います。こうした作業をしなければ作物が十分に育たないからです。

しかし、除草剤や殺虫剤などの散布など作物の手入れをするには大変な時間と手間がかかり、農作地が広くなるほど費用的にも大きな負担がかかります。

ましてアメリカのように日本とは比較にならない広大な規模で行われる農業においては、除草剤や殺虫剤など薬剤の散布作業にも、膨大な手間と時間、そして多くの費用がかかることになります。

そこで考え出されたのが、作物の遺伝子を人工的に組み換え、栽培する農作物に特定の薬剤に対する耐性を持たせたり、殺虫剤を使わなくても害虫を駆除できるような性質を持たせたりした遺伝子組み換え作物です。

例えば、除草剤の場合、通常は散布した植物が何であれ薬剤が付着すれば雑草でも作物でも全てが枯れるようになっています。そのため、枯らせたい雑草だけに薬剤を散布する必要があります。

しかし、広大な農作地で作物以外の雑草だけに除草剤をかけることは非常に手間のかかる効率の悪い作業となり、その分栽培コストもかかることになります。

そこで栽培する作物の遺伝子を組み換え特定の除草剤への耐性を持たせることによって、農地全体に除草剤を散布しても、栽培する作物を枯らすことなく雑草だけを枯らすことができるようにするのです。

除草剤の効果

こうすることで、広大な農地の除草作業にかかる負担や費用を大幅に軽減させることが可能になり、低コストで効率的に農作物を収穫することができるようになります。

除草剤と同様に、ある作物に特定の害虫を駆除する性質を持たせることができれば、その害虫を駆除する殺虫剤の散布を行わずに済みますし、特定の細菌に対する抵抗性を持たせれば、殺菌剤を使わなくても済むようになります。

作物の遺伝子を組み換えることによって、作物の栽培に欠かせない除草や害虫の駆除、病気の予防など作物の育成にかかる手間や時間が省け、その分コストも大きく軽減されるのです。

つまり、遺伝子組み換え作物を作る理由は、作物を栽培するために必要な除草剤や殺虫剤などを散布する手間や時間、コストを軽減し、より効率的かつ低コストに作物を収穫するためといえます。

遺伝子組み換え作物の代表格・ラウンドアップ耐性作物は安全か?

特定の薬剤に対する耐性を持つ遺伝子組み換え作物の代表格は、アメリカの大手化学メーカー、モンサント社が作った「ラウンドアップ耐性作物」です。

ラウンドアップは世界で最も使われている除草剤で、世界だけでなく日本においてもそのシェアはNo.1です。農業に携わる人でラウンドアップを知らない人はいないほど名の知れた農薬です。

モンサントは小麦やトウモロコシなどの種苗の遺伝子を組み換え、自社の除草剤「ラウンドアップ」に対する耐性を持たせたラウンドアップ耐性小麦やラウンドアップ耐性トウモロコシを作るよう種苗メーカーに働きかけています。

こうした作物は見た目や味に違いはないように見えますが、どっこい!

遺伝子の構造は本来自然界には存在しない特性が組み込まれているため、人の健康に対して本当に安全といえるのかという大きな疑問が生じているのです。

こんなにある!海外で作られている遺伝子組み換え作物

現在、アメリカをはじめ海外の国々では、次のような遺伝子を組み換え作物を生産しています。

穀物
  • トウモロコシ
  • 大豆
  • 小麦
  • ジャガイモ
野菜・果物
  • トマト
  • ナタネ
  • アルファルファ
  • てんさい(砂糖の原料)
  • ピーマン
  • レタス
  • りんご
  • パパイヤ
その他
  • 綿花
  • タバコ

このように、穀物、野菜、果物など幅広い農産物が遺伝子組み換えによって作られ、その収穫量は年々増加しているのが現状です。

また、現在のところ日本でも次の8つの遺伝子組み換え作物の生産と栽培が認められており、これらの作物は品種の数でいえば120品種以上にものぼります。

  • トウモロコシ
  • 大豆
  • ジャガイモ
  • ナタネ
  • アルファルファ
  • てんさい(砂糖の原料)
  • パパイヤ
  • 綿花

私たちの身近にある遺伝子組み換え食品についてはこの記事の中でも詳しくお話します。

今後規制が緩和されれば、さらに遺伝子を組み換え作物の種類や品種は増えると考えられます。

遺伝子組み換え食品がもたらす3つの影響1.人の健康への影響

遺伝子組み換え作物は農業を効率化し生産性を高めるためのメリットだけが評価される傾向にあります。

しかし一方で、遺伝子組み換え作物を原料として作られた遺伝子組み換え食品の安全性には、次の3つの深刻な影響が懸念されています。

順に詳しく見ていきましょう。

遺伝子組み換え作物は、自然界では決して起こりえない遺伝子(DNA)の変換を人為的に行うことで作られます。

例えば除草剤ラウンドアップの場合その主成分はグリホサートですが、グリホサートを分解するバクテリアの遺伝子を穀物や野菜の遺伝子に組み込むことで、グリホサートを分解する性質を持つ農作物が作られます。

本来、植物とバクテリアのDNAが交配することは、自然界では決してありません。決してあり得ない交配を行うことで、農作物の遺伝子にどのように変化が起こるのかを完全に把握することはできません。

全ての生物の遺伝情報は、生物が誕生してからの長い歴史を経てその安定性を確保しています。

本来、備わるはずがない他の生物の遺伝子が突然入り込んできたとき、その植物にどのような異変が起こるのかは誰も予測できないのです。

実際に、遺伝子組み換え作物のDNAはそれ自体が不安定になるため、遺伝子の突然変異が起こりやすいことが明らかになっています。

突如として毒性を持つかもしれませんし、人がその作物を食べたときどんな作用が起こるか完全には分かりません。

遺伝子組み換え作物は、仮に見た目や味が同じように思えても、遺伝子レベルでみれば決して同じ作物ではありません。遺伝子の性質からすれば今まで地球上に存在しえなかった全く新しい作物だと認識すべきなのです。

当然、その作物の安全性に関しても以前の作物と同じように評価できなくなります。人体にどのような影響を与えるかという点についても未知の状態といえます。

遺伝子組み換え作物がもたらす具体的な影響

遺伝子組み換え作物や遺伝仕組み換え食品が及ぼす人体への悪影響は、アメリカを始め世界中の研究機関で行われる動物実験などによって、すでに客観的に指摘されています。

例えば、アメリカ環境医学会が公表した動物実験の検証結果によると、次の5つの影響が特に深刻だと指摘しています。

  • 妊娠や出産、胎児への影響
  • 生殖機能への影響
  • 免疫機能への障害
  • 発がん性
  • 肝臓や腎臓など解毒・代謝機能の低下

遺伝子組み換え食品による悪影響は、とくに体の機能が未発達で成長途中にある胎児や乳幼児、子供への影響が最も深刻だと懸念されています。

とくに遺伝子組み換え食品の影響を受けやすい人は次のとおりです。

  • 胎児(妊婦)
  • 乳幼児
  • 子供を望む夫婦
  • 遺伝的にがんの発症が起こりやすい人
  • 糖尿病やアレルギーなど持病がある人
  • 病気の治療中などで抵抗力が低下している人

ベトナム戦争で使用された枯葉剤の被害と同じことが起こる

ベトナム戦争でアメリカが使用した枯葉剤によって、先天的な奇形胎児や奇形児が生まれたのは紛れも無い事実です。

この枯葉剤を作ったのもモンサント社ですが、この悲惨な出来事が再び起こるかもしれない状況にあります。

枯葉剤はダイオキシンを含む毒物が植物や土壌に残留し、それを食べた妊婦に重篤な副作用が起こることで、奇形胎児や奇形児が産まれる悲劇が起こりました。

二人の子供の頭がつながったまま生まれた二人の赤ちゃんもダイオキシンが人の遺伝子に影響を与えたことが原因です。

こうした事例ように、ヒトの遺伝子が受ける影響が最も著しいのが、遺伝子や細胞の分裂がさかんで体の機能が未熟な胎児や乳幼児だということです。

枯葉剤の影響と同じようなことが、遺伝子組み換え作物を摂取することで起こらないという保証はどこにもないのです。

遺伝子組み換え食品がもたらす3つの影響2.家畜や動物への影響

遺伝子組み換え作物の影響は人間だけに及ぶわけではありません。遺伝子を組み換えたトウモロコシなどの穀物は、飼料用として牛や鶏など家畜のエサとしても使われています。

家畜のエサとして遺伝子組み換え作物が使用されれば、人体への影響と同じように、家畜の体や遺伝子に与える悪影響も考えられます。

遺伝子組み換え作物を与えられた家畜から作られた食肉をはじめ、乳や卵などの乳製品は最終的に加工され私たちの食卓にあがることになります。

そうなれば、私たちは遺伝子を組み換えた飼料で育った食肉(精肉)や乳製品を間接的であれ、長期間、摂取することになります。

これにもまた、どのような悪影響が起こるのか計り知れません。野菜や穀物だけでなく精肉や乳製品から受ける影響も心配です。

牛の成長を促進する遺伝子組み換え成長ホルモンの問題

アメリカでは肉牛や乳牛を飼育する際、発育を促進するために遺伝子を組み換えた成長ホルモンが投与されることが許可されています。

牛の成長ホルモンを遺伝子組み換え技術によって、大量に複製し牛に投与することで、牛の体内の成長ホルモンの量が増加し、肉牛の発育のスピードを速めたり、搾乳できる牛乳の量を増やしたりすることができるのです。

牛成長ホルモンを使用することによって、食肉や牛乳の生産量をおよそ3割も増やすことができます。

しかし、こうした遺伝子組み換え成長ホルモンの使用が、牛の体に様々な異変を引き起こしています。

例えば、乳牛の卵巣腫瘍や尿管障害、仔牛の流産や早産、体重減少などが頻発していることや、乳牛の乳腺炎が急激に増加しているのです。母牛の乳腺炎が起こると、乳牛の中に膿が混じるため牛乳としては出荷できなくなります。

これは酪農家にとっては死活問題ともなるので、乳腺炎が起こらないように乳牛には大量の抗生物質が投与されています。

牛に投与された抗生物質は牛乳にも残留するため、飲み続けると前立腺がんなどがんの発症率が増加するという研究結果もあります。

遺伝子組み換え成長ホルモンを使用した牛乳自体にある発がん性の危険だけでなく、抗生物質の大量投与による人体への影響という2つの危険性を含んだ牛乳や乳製品を、最終的に私たちが摂取することになるのです。

こうした遺伝子組み換え成長ホルモンの危険性は、世界的にも問題になっており、EUやカナダではその使用が禁止されていますが、アメリカをはじめその他の新興国ではいまだに使用が認められています。

アメリカから牛肉や乳製品を大量に輸入している日本にも大きな影響があることは容易に推測でき、TPPへの参加によってこうした危険性がさらに拡大すると危惧されています。

遺伝子組み換え食品がもたらす3つの影響3.環境への影響

遺伝子組み換え作物は、人や動物だけでなく環境へも影響を与えます。とくに深刻なのは、遺伝子組み換え作物による耐性雑草と耐性害虫の出現です。

遺伝子組み換え作物は特定の除草剤への耐性を持たせたり、殺虫剤を使用しなくても害虫を駆除できたりするように遺伝子が組み換えられています。

ところが長年に渡り同じ除草剤や殺虫剤を使用することで、これらの農薬に対する耐性を持った雑草や害虫が次々と現れるようになります。

こうした耐性を持った雑草や害虫はスーパー雑草・スーパー害虫と呼ばれ、これら新種の雑草や害虫は、従来の薬剤では駆除できないため、さらに別の除草剤や農薬を使用しなければならない事態が起こります。

また、スーパー害虫が出現することで、特定の害虫だけが環境に適合し繁殖するため、スーパー害虫のエサとなる植物が不足し、そこに卵を産み付ける他の昆虫などが減少するため、こうした連鎖が繰り返されることによって生態系への影響が深刻化しています。

遺伝子組み換え作物の拡大は、人間や動物だけでなく環境全体へも大きな悪影響を及ぼしかねない状況です。

私たちの身近にある遺伝子組み換え食品・遺伝子組み換え添加物

私たち人間をはじめ、動物や自然環境へ影響を及ぼす遺伝子組み換え作物から作られる遺伝子組み換え食品は私たちの身近にもたくさんあります。

現在、明らかに流通している遺伝子組み換え食品には、次のようなものがあります。

  • 食用油
  • マーガリン
  • マヨネーズ
  • 醤油
  • 味噌
  • カップラーメン
  • スナック菓子
  • チョコレート、クッキー
  • ケーキ(ショートニング)
  • ビール
  • コーンスターチを含む食品・医薬品の全て

これはそのうちの一部ですが、毎日のように食卓に登場するメニューの中にももしかしたら遺伝子組み換え食品が含まれているかもしれません。

例えばカップラーメンやスナック菓子など直接食べるものもありますが、食用油、味噌、醤油といった調理や味付けに使う食品にも遺伝子組み換え原料が使われています。

大豆やトウモロコシは飼料や製油用の材料として使われる事が多いのですが、これはわた、なたねも同じです。

パパイヤのような果物はそのままスーパーの店頭に並びますが、必ずしも遺伝子組み換え食品という表示があるとは限らないのです。

もしも表示があれば一度手に取っても棚に戻してしまうかもしれませんが、表示がなければ知らずに食べてしまうでしょう。

農林水産省では、パパイヤやアルファルファが遺伝子組み換え食品であったとしても、加工食品の場合は食品の主原料ではない時、表示をしない事があるとしています。

遺伝子組み換え技術を使った食品添加物の危険性

加工食品だけでなく食品の加工や保存のために使われる食品添加物も遺伝子組み換え技術によって作られるものが多くなっています。

例えば、牛丼や焼肉のタレなどに使われるグアニン酸も食品添加物の1つです。

グアニン酸は本来椎茸などに含まれるうまみ成分ですが、椎茸そのものからグアニン酸を抽出していては、時間やコストがかかりすぎます。

そこで、特定のアミノ酸をグアシン酸にかえる酵母などの微生物を使い、効率的にグアシン酸を生産しています。その際、微生物が大量に必要となるため、遺伝子を組み換えた微生物を作りグアシン酸の生産を効率化しています。

グアシン酸自体は遺伝子組み換えではありませんが、製造過程で遺伝子を組み換えた微生物を使っているため、グアシン酸の中にも微量の微生物が混入してしまいます。

そのため、遺伝子組み換え添加物にも危険性があるのではないかと考えられます。

しかしながら、現在の法律では遺伝子組み換え添加物については、その表示義務がないため、その危険性が深刻化すると危惧されているのです。

グアシン酸をはじめ、遺伝子組み換え添加物には次のようなものがあげられます。

  • グアシン酸
  • ソルビトール
  • アスパルテームなど人口甘味料
  • でんぷん
  • リパーゼ
  • アルファアミラーゼ
  • グルコアミラーゼ
  • リボフラビン

私たちが守るべき3つの権利1.知る権利

「知る」権利
遺伝子を組み換えた原料が使用されているかどうかを知る権利

いま、世界では遺伝子組み換え原料を使用していないことを商品のパッケージに大きく表示することが拡大しています。

海外では遺伝子組み換えのことを「GM」(Genetically Modified)と表記し、遺伝子組み換え食品は「GMO」(Genetically Modified Organism)などと表記します。

遺伝子組み換え原料を使っていない場合は、パンやスナック菓子などには「GMO FREE」や「NO GOM」などと表記されてが販売され商品の安全性を訴求することによって、生活者に安全な商品を選んでもらおうとしています。

しかし、日本ではまだ遺伝子組み換え食品の危険性への認識が低いため、こうした商品があまり見かけられませんが、今後普及が拡大していくと考えられます。

いまのところ、遺伝子組み換え食品であるかどうかは、商品パッケージの裏面などに記載されている使用原料表示によって確認するしかありません。使用原料表示欄の記載例は次のようになります。

遺伝子組み換え原料を使用していない場合

「遺伝子組み換えでない」
「遺伝子組み換え不使用」

遺伝子組み換え原料を使用している可能性がある場合

「遺伝子組み換え不分別」
 …遺伝子組み換え原料が含まれる可能性がある

「遺伝子組み換えを含む」
 …遺伝子組み換え原料を確実に含む

これらの原材料表示をしっかりと確認し、遺伝子組み換え原料を使っているかどうかチェックをする習慣をつけることが何より大切です。

表示があいまいな場合は、メーカーや販売店に問い合わせて確認する

海外の例のように使用原料に遺伝子組み換え食品が含まれているかどうかを一目でわかるようにするために、食品メーカーに働きかけを行う必要もあります。

表示が曖昧な商品があれば、メーカーに問い合わせをして確認するようにしましょう。そして、適切に表示するようにメーカーに要求していくことが、将来の食の安全を守ることにつながります。

手間もかかりますが、皆が行動を起こせば、世の中を動かす大きな力となり、それが結果的に私たちのメリットとなって返ってくるのです。

どこで誰が作ったのか?産地・生産者情報などトレーサビリティを活用する

精肉の場合は、どこでどのように生産されたのか、生産者や生産履歴などに関心を持つことが重要です。

これをトレーサビリティといい、精肉などの購入者が、産地や生産者の履歴を知ることができるようにしたシステムが普及しつつあります。

販売される商品のパッケージなどに付けられているQRコードなどで検索すると、生産地や生産履歴などを確認することができるのです。

トレーサビリティのシステムを利用することで、遺伝子組み換え飼料の使用や成長ホルモン剤の投与などを行っているかなどを確認することができます。

できるだけ、生産者や生産履歴などを明確にされたものを購入することが重要になります。

私たちが守るべき3つの権利2.選ぶ権利

選ぶ権利
遺伝子組み換え食品でないものを選ぶ権利

食品添加物に含まれる遺伝子組み換え原料の影響を減らすには、できるだけ加工度や輸送度の少ない食品を選ぶことが大切です。

それは食品の加工度が高いほど使用される添加物の量も増加するからです。同様に、輸送の時間や距離が長いほど添加物の量も多くなります。

そのため、できるだけ加工度が低く、自然の状態に近いままで食べられる食品ほど遺伝子組み換え添加物の使用も少なくて済むので安全といえ、野菜や穀物は輸送距離が少ない「地産地消」のものを優先して選ぶようにすると良いのです。

私たちが守るべき3つの権利3.守る権利

守る権利
遺伝子組み換え食品の危険から自分や家族の健康を守る権利

遺伝子組み換え食品は、人の遺伝子にダメージを与え病気や障害を引き起こす可能性が高いのですが、いまのところ、ダメージを受けた遺伝子を直接修復する方法はありません。

しかし、遺伝子が受けたダメージを修復する方法の1つとして、亜鉛と葉酸の摂取が有効ではないかと考えられています。

亜鉛はDNAの合成や修復を促進する栄養素ですから、遺伝子組み換え食品の影響を最小限にくい止めることにつながります。

また、葉酸もDNAの合成に必要となる栄養素なので、十分に摂ることで遺伝子のダメージを減らすことができると考えられます。

DNAを守る亜鉛と葉酸の上手な摂りかた

亜鉛を摂るために最適な食材は、何といっても牡蠣です。

新鮮な生牡蠣の状態で食べるのが最も良いのですが、牡蠣フライや牡蠣鍋など献立を工夫してできるだけ多く摂るようにすることです。冬は真牡蠣、夏は岩牡蠣と旬の牡蠣ほど亜鉛が豊富です。

また、亜鉛は納豆にも多く含まれていますので、できるだけ納豆を食べるようにすると亜鉛の摂取量を増やすことができます。

とくに妊婦や乳幼児は積極的に納豆を食べましょう。ただし、遺伝子組み換えでない大豆を原料するものを選んで下さい。
 
葉酸は、菜の花、春菊、ホウレン草など緑の葉野菜に多く含まれていますので、毎日の献立に加えるようにしましょう。

野菜の葉酸は日にちが経つと成分が変質するので新鮮なうちにサラダなどできるだけ生に近い状態で食べるようにしましょう。

決まり文句にだまされるな!安全について考えよう

遺伝子組み換え食品の安全性については今後さらに議論が行われるはずですが、「直ちに健康被害をもたらすことはない」という言葉にだまされてはいけません。

遺伝子組み換え食品はすぐに影響が起こる場合もありますが、どちらかといえば長期的に摂取することで徐々に病気や障害につながる場合が多いといえます。長期的に摂取することの安全性はいまだに誰も証明できていません。

私たちが日常で食べる食品には、今までになかった遺伝子組み換えという脅威がひしひしと忍び寄っています。

遺伝子組み換え食品の危険性を認識し、あらゆる防御策をこうじることが必要な時代になっているのです。

自分の口に含むものはすべて自分の身体に影響します。きちんと考えて取捨選択しましょう。
キャラクター紹介
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